秋山寛貴(ハナコ)の作品が『第17回ラジオCMコンテスト~ずーっと前から、オーディオアド』で準グランプリを受賞!


『文化放送 第17回ラジオCMコンテスト ~ずーっと前から、オーディオアド』の結果が3月26日に放送され、およそ2万通の作品の中から、『レコメン!』火曜日パーソナリティの秋山寛貴(ハナコ)の作品が準グランプリを受賞した。

当コンテストは、プロアマ問わず、課題企業の企業イメージ、商品、サービスのラジオCMコピーを一般募集し審査するもので、今回で17回目の開催となる。
グランプリと僅差だったという準グランプリ作品はBOAT RACE振興会の下記の作品。

M~
パパ 私のレース中の写真を見て娘は
娘 パパ、おふねでかくれんぼしてるの?
パパ と言った
空気抵抗をなくす姿勢だと説明したが
彼女にはまだ難しいようだった
そんな娘が初めてレースを見にくる
今日は負けられない
SE  (ボート)
N   BOAT RACE

■谷山雅計審査員 選評
「ボートレースならではの選手の体勢を「おふねでかくれんぼしてるの?」と表現したことがモノづくりに必要な“発見”で、そんな発見が1つあればいいものが出来てしまう、ということの代表例な気がします。
ハナコの秋山さんって、ジャンルは違いますがモノづくりの能力がある方なんだな、と思いました。
私は東京コピーライターズクラブ(TCC)の会長をやっているのですが、秋山さん、是非コピーライターもやってくださいって言いたくなっちゃいました。」

今回7作品を応募し、その内の一本が見事準グランプに輝いた秋山寛貴は下記のようにコメントしている。
●今回準グランプリを受賞した作品には自信がありましたか?
  →「初めての挑戦で自信がない中でも、一番気に入っていた作品でした。」
●ご自分のコピーが声優陣の熱演によって音になった時、どのように感じましたか?
  →「今まで感じたことのない緊張と興奮がありました。」
●受賞の喜びを一番に誰に伝えたいですか?
  →「『レコメン!』リスナーに。リスナーとのある対決企画で負けて自腹切ったことをきっかけに、ラジオCMコンテスト挑戦に踏み出せたので。賞金は何か『レコメン!』のために使います。」
●フリーで何かあれば
  →「自分の作品が残っていることに関わらず、たくさんの作品や講評が聞ける最終審査の放送が面白すぎました。まだ聴いていない皆様、よろしければぜひお聴き下さい。」

※番組の模様は、放送当日以降7日間聴取可能。 
■『文化放送 第17回ラジオCMコンテスト〜ずーっと前から、オーディオアド』
https://radiko.jp/share/?sid=QRR&t=20240326190000
■『レコメン!』受賞を喜ぶ秋山寛貴(ハナコ)
https://radiko.jp/share/?sid=QRR&t=20240326220000

【コンテスト概要】
■番組名 : 『文化放送 第17回ラジオCMコンテスト〜ずーっと前から、オーディオアド』
■公式サイト: https://www.joqr.co.jp/audioad_awards/ (その他受賞作品も掲載)
■パーソナリティ兼審査員 : ヒャダイン 
■審査員 : なかじましんや・谷山雅計・高橋みなみ・坂谷温  
■公式X: @JOQRSALES 

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村上春樹「小説家である村上さんが夢を見ないというのは当然のことなんです」と臨床心理者の河合隼雄さんに言われた理由

作家・村上春樹さんがディスクジョッキーをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「村上RADIO」(毎月最終日曜 19:00~19:55)。4月28日(日)の放送は「村上RADIO~村上の世間話4~」をオンエア。好評の「村上の世間話」シリーズ第4弾は、クスッと笑える“世間話”を、村上DJが選曲したグッドミュージックとともにお届けしました。
この記事では、寝ているときに見る「夢の話」について語ったパートを紹介します。



◆Prelude「After The Goldrush」

イギリスのボーカル・グループ、プレリュードがニール・ヤングの「After The Goldrush」を歌います。

僕は夢ってほとんど見ないんです。あるいは見ているのかもしれないけど、どんな夢だったか、目が覚めたときにはほとんど内容を覚えていません。短いバラバラな断片しか思い出せないし、それもすぐにどこかに消えてしまいます。夏の午後の打ち水みたいに……。長くまとまった鮮やかな夢を見ることって、僕の場合まずありません。

一度、心理療法家の河合隼雄さんと食事をしながら四方山話(よもやまばなし)をしているときに、たまたま夢の話になりまして、「そういえば僕はほとんど夢って見ないんです」と言ったら、河合さんはうんうんとうなずいて、「ああ、それはね、当然のことなんですわ。小説家である村上さんが夢を見ないというのは」と言われました。で、そのときは何かあって、話がそこで終わっちゃったんですが、あとになって「うーん、その理由をちゃんと聞いておけばよかったな」と思いました。なにしろ河合隼雄さんは夢の分析の世界的権威ですからね。

小説家である僕が夢を見ないのはなぜ当然のことなのか? 小説を書いていないときにもなぜ夢を見ないのか。次に会ったときにうかがっておかなくてはと思っていたのですが、残念ながらほどなく、河合さんは病を得て亡くなられてしまいました。だから僕が夢を見ない理由は、未だに(いまだに)謎のままになっています。どうしてなんでしょうね?



番組では他にも、近所をジョギングしているときにある動物に遭遇したときのエピソード、学生時代の夏休みに一人旅をしたときの思い出などについて語る場面もありました。

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4月28日(日)放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 5月6日(月・祝)AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。

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<番組概要>
番組名:村上RADIO~村上の世間話4~
放送日時:4月28日(日)19:00~19:55
パーソナリティ:村上春樹
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/murakamiradio/

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