防衛費倍増の裏にローンと固定費が!青木氏「防衛費およそ8兆円のうち半分がローンの支払い」

3月29日の大竹まことゴールデンラジオは、東京新聞の「既に防衛費の半分を占める「兵器ローン」 ますます借金しやすくする法が成立、防衛費全体が膨れ上がる恐れ」という記事を取り上げ、青木がコメントした。

東京新聞によると、「自衛隊の武器を最大10年の長期契約でまとめ買いできる時限法を恒久化する改正法が28日、参院本会議で自民、公明両党や日本維新の会、国民民主党などの賛成多数で可決、成立した。国の財政運営を監視するために、国会で毎年度予算を議決する「単年度主義」の例外措置が固定化されることになり、分割払いによる「兵器ローン」の増大を後押しする恐れがある」

大竹「予算はその年に組んで、その年に使う。だからいろんなところで、予算が余らないように使い切っちゃいましょうみたいな話をよく聞いて、予算というのは青木さん単年度じゃないの?」

青木「原則単年度なんですけれど、この分野は専門ではないのですが、ちょっと勉強してみると単年度なんですけれど、例えば公共事業なんかで1年ではとても終わらないような公共事業なんかの場合には複数年度に跨ることはあるわけです。それを基本的には来年はこれくらいですよということでローンみたいな形で示すことはあって、これが少し難しい言葉なんですけど、国庫債務負担行為というらしいんですけれど、大竹さんがおっしゃるように国の予算は単年度で使うことを原則としているんだけれども、高額な物品購入とか施設建設などでは複数年度にわたって費用を支払うことができるような契約だということなんです。だから、国交省の公共事業なんかにも用いられる。ただし、これまでその上限が基本的に5年だったんですよね。だから5年後にはそれもチェックするというところだったんだけど、今度、防衛費の武器を買ったものに関しては10年までOKにしちゃおうということなわけです。で、これで1番問題なのは、国家権力というか公権力で1番チェックされなくちゃいけないのは我々が納めた税金をどうやって使ってるかということを国権の最高機関たる国会でチェックする。つまり予算の使い方をチェックするというのは財政民主主義で1番大事なところなんです。このチェックが以前までに比べると防衛に関しては非常に緩くなってしまうということと、これ東京新聞に書いてるんですけど、結構深刻だなと思うのはたとえば2024年度の予算の防衛費が7兆9500億円ぐらい。多いか少ないかという議論はとりあえず置いて、半分がローン契約の支払いなんですよ」

大竹「あ、そうなんだ」

青木「そうなんです。だから防衛費増やすといっていて、これから増やすんですけど、増やしているうちの半分はローンの支払い。残りの半分は、自衛隊は実を言うと前に防衛庁長官の経験者の人に話してなるほどなと思ったんだけど、実は自衛官の給料とかあと食事代とかの固定費がすごくかかって。だから、さっき言った通り、来年度予算の防衛費およそ8兆円のうち半分がローンの支払いで半分はもう人件費と旅食費に充てられていて、もうこれでかっちり決まっちゃってるというんです。しかもこのローンの支払いというのは、これからどんどんどんどん増えていく。で、このローンが何かと言えば、トランプさん、バイデンさんに言われてアメリカの高額兵器をバカ買いしている、爆買いしているローンがどんどん増えてきちゃってるということですね」

大竹「ローンだったら利子もつくよな。当然」

青木「そうです。しかも、基本的にアメリカのいい値なので」

大竹「いい値で、利子も付くの?おいおい」

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交換の目安は“半年”!「エンジンオイル」の役割とセルフでできる“点検方法”を確認

TOKYO FMのラジオ番組「ONE MORNING」内でお送りしている「JA共済 presents なるほど!交通安全」。今回のテーマは、「エンジンオイル」について。エンジンオイルの役割とメンテナンス方法を紹介しました。


※写真はイメージです


◆エンジンオイルの役割をチェック

普段から安全運転を心がけているドライバーのなかには、“自動車の整備”について苦手意識がある方もいるかもしれません。

自動車ジャーナリストの高根英幸(たかね・ひでゆき)さんは“日常的な車の点検はドライバーの義務”とし、「タイヤの空気圧やエンジンオイル、バッテリーはある意味、燃料よりも大事な箇所なんです」と声を大にします。

“燃料切れ”は車が止まるだけで済みますが、タイヤのバーストやエンジンの故障が発生すると、大きな事故を引き起こす可能性があります。

車を安全に乗りこなすためには、基本的な知識を持つことが大切です。そこで今回は“エンジンオイル”について学んでいきます。そもそも、エンジンオイルにはさまざまな役割があります。

1:潤滑作用
金属摩擦を減らしてエンジンをスムーズに動かします。

2:密封作用
ピストンとピストンリングの隙間を密閉してガス抜けを防ぎ、パワーを維持します。

3:冷却作用
エンジン内部の熱を吸収して、エンジン全体を均一な温度にし、オーバーヒートを防ぎます。

4:清浄分散作用
エンジン内部の汚れを取り込み、エンジンをきれいに保ちます。

5:防錆作用
エンジン内の水分や酸が原因で発生する錆を防ぎます。

最近は、エンジンオイルの圧力によって給気と排気の燃焼をコントロールするエンジンも増えていますが、しかるべきタイミングで変えなければ、エンジンオイルに汚れがたまり、エンジン内部も汚れてしまいます。

そして、エンジンオイルに取り込まれた細かい金属片によって、エンジンが摩耗してしまいます。さらには“エンジン音がうるさくなる”“燃費が低下する”といった症状も現れます。

◆エンジンオイルの交換は“半年に一度”

続けて高根さんから、エンジンオイルのセルフ点検方法を教えていただきました。

1:車を水平な場所に停めてボンネットを開ける

器具を用いて、ボンネットをしっかり支えましょう。

2:エンジンに刺さっているオイルレベルゲージを引き抜く

オイルレベルゲージとは、黄色やオレンジ色でプラスチックの先端がリング状になっている部品です。それをゆっくり引き抜き、先端に付いているエンジンオイルを、きれいなウエスやペーパータオルなどで拭き取ります。

3:エンジンオイルの量を確認

その後、オイルレベルゲージを深く差し込み直し、再びゆっくり引き抜いて、どの部分までオイルが付着しているかをチェックします。量の確認方法は、ゲージ部分には上限(F)と下限(L)が記されているので、その範囲内に入っていれば問題ありません。レベルゲージの先端にオイルがつかないときは、オイルが減っている証拠です。その場合は、オイルを足すだけではなく、オイルが減っている原因を調べて対策する必要がありますので、修理工場やディーラーで見てもらいましょう。

エンジンオイルの量だけではなく“汚れ”にも注意が必要です。正確にエンジンオイルの点検をするためには、一度エンジンを始動させ、オイルを循環させて温めた後にエンジンを停止させ、5分経過したらオイルレベルゲージで量と汚れを確認します。この場合、エンジンやオイルは熱くなっているため、手袋などで火傷対策をおこなってください。

乗車頻度や走行距離に関係なく、エンジンオイルは定期的に交換しましょう。推奨の交換時期を公表している自動車メーカーが多いですが、高根さんは「“走行距離が少ないから”という理由で、車検まで交換しないドライバーもいるようです」と指摘。

好調なエンジンを維持させたいのであれば、たとえ走行距離が少なくても、半年に一度は交換するのが理想的です。ちなみに、最近のエコカーは純正のエンジンオイルがかなり高品質です。そのため“安さ”だけをみて社外品を選ぶよりも、ディーラーで純正オイルを選んだほうが無難と言えます。愛車の状態をベストに保つことが、安全な車の走行につながります。エンジンオイルの役目と交換時期について、しっかり覚えておきましょう。

<番組概要>
番組名:JA共済 presents なるほど!交通安全
放送日時:毎週金曜 7:20~7:27
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/koutsu/

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