吉村知事の玉川氏出禁発言の釈明には「メディアは公的権力から独立している」という前提が欠けているのではないか

4月2日(火)大竹まことゴールデンラジオ(文化放送)で、吉村大阪府知事が党の会合で玉川徹氏を名指しで「万博会場出禁」と発言した記事に関して、発言自体も発言に関する吉村府知事の釈明内容についても問題があると出演者が指摘をする場面があった。

番組では、吉村知事がコメンテーターの玉川徹氏を万博会場に出入り禁止にするという趣旨の発言をしたが、この発言は自分自身に『出禁』にする権限がないという前提での発言であったと吉村知事が釈明をした、という朝日新聞デジタルの記事を紹介した。
また同記事の、玉川氏や同氏が出演する番組について「非常に偏りすぎている。公共の電波でやる以上、ある程度は公平にやってもらいたい。」という吉村知事の発言についても紹介した。
フリーライターの武田砂鉄氏は「自分の発言が問題視されると『自分にそんな権限はない』と言ったりして問題をずらす。このやり方はよろしくない。」と発言。
また砂鉄氏は、吉村知事の釈明内容についても触れ「吉村氏は番組について偏りすぎていると思っているから、賛否両論の賛成の部分ももうちょっと(放送に)入れてくれと言っている。当然だが、メディアは公的権力から独立して自分たちの放送に関して規制、制限されないというのが前提にある。」と発言し、知事の釈明の言葉にも問題のある見解が含まれていると指摘をし、パーソナリティーの大竹まこともその意見に同意した。

 

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荘口彰久 福山雅治に教えられた “すべての練習を超えた感動”

4月1日(月)荘口彰久がパーソナリティを務める「ケーダッシュセカンドプレゼンツ 輝く未来のアスリート アスヤン!~若いアスリートを全力応援~」(ニッポン放送・毎週月曜21:00~21:30)が放送。

今回は放送初回ということで荘口1人で進行。荘口と言えば長年、ラジオ番組で福山雅治のパートナーを務めており、「アスリート」をキーワードに、福山とのエピソードを披露した。

荘口:大泉洋さんの日本武道館でのソロコンサートがあって、福山さんとご一緒だったんですよ。大泉さんらしくエンターテイナーとして盛り上げて、歌よりもおしゃべりが長いんですけど(笑)。それで、誰も予想しなかったのが、急にグランドピアノがステージの下からスーッて上がってきて。大泉さんが、

「今からピアノを弾きます」

観客は「えーっ!?」となって。大泉さんは「このために半年間練習してきました」と言ったら、また「えーっ!?」。ご自身の曲をピアノで弾いてくれたんですけど、みんな、キャーッ、うわーっ、て盛り上がって。それで、スッと静まった後イントロを弾いたら…間違ったんですよ、大泉さん。そうしたら、まあまあ、待て待て待て、みたいないつもの軽快トーク。また弾くんですけど、また失敗しちゃって。それから大泉さん、何度弾いても失敗しちゃうんですよ。

すると、私の横で一緒に見ていた福山さんが「これ、イップスかもしれないな」と。よくゴルファーの方がパターとかどうしても入らなくなってしまうように気持ち、精神的な問題かな、と。結局10回以上失敗しました。お客さんもだんだん、大丈夫かな?という感じになってきて。すると、大泉さんがスクリーンに大写しになったのですが、紅白歌合戦だろうがなんだろうがどんなところでも笑いを取るし、堂々と司会もやるし、演技もするし、という方の手が震えていたんですよ。その後に弾いたらうまく行きました。お客さんも盛り上がって。

帰り道、福山さんが言っていたのが「洋ちゃん、エンターテイナーだから最初から盛り上げてすばらしいんだけど、あそこでピアノを失敗したのが良かった」と。「荘ちゃんに前に、(自分たちアーティストは)アスリートに絶対勝てない、って話をしたじゃん。すべての練習を超えて、そこに感動がある。大泉さんも半年間誰にも言わずひっそり練習して、でも失敗しちゃった。手が震えている大泉さんなんて見たことがない。でも最後の最後で乗り越えて成功した。そこに筋書きのないドラマがあった。あれがあるから、武道館のコンサートは良かった。それはある意味アスリートの今まで自分が超えたことのない壁を超えた瞬間を見たのと同じような感動があったかもしれない」

さすが福山さんは見るところが違うなあ、と感じました。福山さんは五輪でアスリートの取材もされているからこそ出たお話なのかな。

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