【お天気気象転結】東京レインボープライド2024

文化放送メールマガジン(毎週金曜日配信)にて連載中の「佳子・純子のお天気気象転結」。気象予報士の伊藤佳子記者・鈴木純子アナウンサーが、毎日にちょっと役立つお天気情報をお届けしている。この記事では全文をご紹介。

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▼4月26日配信号 担当
鈴木純子

今週は天気も気温も日替わりで、気温差についていけなかった方も多いのではないでしょうか。
着るものも困りますが、重ね着をしたり、首元をストールなどで温めたり、工夫して乗り切ってくださいね。
23日には5月から7月までの3ヶ月予報が出ました。関東は平年より気温が高い確率が60%です。今年も暑い夏になりそうです。
また24日には熱中症特別警戒アラートの運用が始まりました。熱中症にかかる方が一人でも減りますように。

さて4月から始まりました夕方の新番組「長野智子アップデート」もうお聴きいただけましたか?
私は月曜担当です。毎週勉強させてもらっています。リスナーの皆さまにも新たな気付きがあるといいなと思っています。


▲向かって左からフジテレビ阿部知代さん長野智子さん武内陶子さんWAKUWAKUサセコさん

21日日曜日渋谷で行われた「東京レインボープライド2024」に参加してきました。
このイベントはLGBTQ+当事者並びにその支援者(アライ)と共に「“性”と“生”の多様性」を祝福するイベントです。
性的指向および性自認にかかわらずすべての人が差別や偏見にさらされることなく、より自分らしく生きていくことができる社会の実現を目指しています。
今年で30年のイベントですが、長野智子さんは昨年から「メディアレインボーアライズ」というチームでパレードに参加。このチームはテレビラジオ新聞雑誌フリーランスとその家族、仲間で構成されています。長野さんは先頭のフロートに乗り、マイクで沿道の方に呼び掛けました。


▲沿道に手を振るメディアレインボーアライズチーム

私は録音機を持って、久々の再会を果たしたフジテレビの岸田花子さんと、初対面なのにすぐに仲良くなったフリーアナウンサーの大下香奈さんたちと楽しくパレードしました。
岸田さんは待機のときから人と人とをどんどん繋げていてすごいなーと思いました。パレードの高揚感も相まってどんどん知り合いが増えていき嬉しかったです。


▲向かって左から鈴木純子フリーアナウンサー大下香奈さんフジテレビ岸田花子さん

参加してみて、イベントの人の多さに驚きました。今年は参加人数が27万人パレード参加者は1万5000人といずれも過去最高でした。
こんなに当事者や支援者(アライ)がいるんだ。当事者は統計によって違いますが日本の人口の3~10%と言われています。左利きの人と同じくらいの割合で私たちの周りにいるはずなのです。誰もが生きやすい社会を実現させたいな。
この模様は4月21日月曜の「長野智子アップデート」午後4時30分すぎ「明日へアップデート」でレポートしました。Radikoタイムフリーでまだお聴きになれます。
長野智子さんは違いを認めて誰もが生きやすい社会を実現させるには政治の力が必要と仰っていました。我々メディアも伝え続けていかなければ。
そうそう。この日は時折雨が降り、カッパが活躍したのですが、昨年は本当に「虹」が出たんですって。それそれが自分の色で生きられますように。

気象予報士鈴木純子


▲待機場所の代々木第二体育館で、テレビ朝日の新入社員の方々も


▲メディアレインボーアライズでパレード後に集合写真
 

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【水谷加奈の劇場型恋愛体質】大丈夫、大丈夫、大丈夫?

文化放送メールマガジン(毎週金曜日配信)にて連載中のコラム「水谷加奈の劇場型恋愛体質」。
アナウンス部長・水谷アナが、日々の生活で感じたことを心のままに綴っていく。

―4月26日(金)配信分―

夕方18時頃。駅の改札を通ろうとしたら横でおじいさんが尻もちをついて倒れるのが見えました。ごつんと音がして頭を打った様子。後ろにいたサラリーマンらしき男性がすぐに駆け寄り、
「大丈夫ですか?」
と声をかけています。
「大丈夫、大丈夫」
と笑いながら答えたので、サラリーマンも去っていきました。
転倒したときの衝撃でふっとんだ眼鏡を自分で拾い、座り込んだ状態のままスマホを触っているおじいさんを見て、やはり心配になって私も改めて声をかけました。
「頭打ってたみたいだけど痛くないですか?」
「大丈夫、大丈夫」
同じ調子で答えます。70代後半くらいでしょうか。見るとズボンの前が濡れている……。お酒臭くはなかったので酔っぱらってはいないようですが、もしかしたら徘徊の恐れもあります。
「ズボン濡れてるけど、いつ? 今?」
「大丈夫、大丈夫」
おじいさんはあいかわらずへらへらした表情でスマホの画面を見ています。これは明らかに大丈夫ではないと思い、急いで駅員さんに声をかけておじいさんを預けました。

本人が言う「大丈夫」って一番信用できないんですよね。本当にダメな場合は「大丈夫」という言葉も出てこないのですが、意識がある場合は大丈夫じゃなくても「大丈夫、大丈夫」と言ってしまうもの。「大丈夫、大丈夫」を信用しないようにしましょう。

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