「子供はお金の話は知らなくていい」は、もう古い!『The News Masters TOKYO』

楽天ブックスの書籍チーム、大友渓さん

 文化放送「The News Masters TOKYO」では、陽気なおしゃべりマスター!アメリカ帰りのプロゴルファー&ゴルフ解説者の「タケ小山」さんと経済・ビジネスなどの「ニュースマスター」達がトークのマッチプレー!

毎週火曜日の午前8時25分ごろから本の紹介コーナー。
12月4日の放送では、楽天ブックスの書籍チームから大友渓(おおとも・けい)さんにお越しいただき、楽天ブックスの今年の年間ランキングTOP10を紹介してもらいつつ、おススメの一冊も紹介していただきました!

まずは年間ランキングTOP10から!

年間ランキングTOP10は、こちら!
1位 『頭に来てもアホとは戦うな!』(田村耕太郎/朝日新聞出版)
2位 『お金2.0(佐藤航陽/幻冬舎)』
3位 『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版』(トム・ラス/日本経済新聞出版社)
4位 『未来の年表 人口減少日本でこれから起こること』(河合雅司/講談社新書)
5位 『1分で話せ』(伊藤羊一/SBクリエイティブ)
6位 『お金は寝かせて増やしなさい』(水瀬ケンイチ/フォレスト出版)
7位 『会社四季報の達人が教える10倍株・100倍株の探し方』(渡部清二/東洋経済新報社)
8位 『いま君に伝えたいお金の話』(村上世彰/幻冬舎)
9位 『はじめての人のための3000円投資生活』(横山光昭/アスコム)
10位 『行動経済学まんが ヘンテコノミクス』(佐藤雅彦・菅俊一/マガジンハウス)

「お金の本が多いんだね、今年は」と、番組パーソナリティのタケ小山氏が気付きました。
その中で、大友さんがおススメする一冊は、やはりお金の本、8位の『いま君に伝えたいお金の話』(村上世彰/幻冬舎)。

著者は、あの村上ファンドの創設者・村上世彰(むらかみ・よしあき)さん。村上さんは、今後の日本の為には、資金の循環が必要だと考え、日本における投資教育をライフワークにしていこうと、中高生向けに投資の教科書として書かれた本。
タケ氏も「子供にお金の回り方を教えるのは、いいことだと思う」と、同意。

どうしても「お金儲け」と聞くと、汚い・ずるい・いやしいなどのネガティブなワードが頭に浮かんでしまいますが、決してお金は悪しきものではなく、ただの道具だから、うまく使っていくといい、ということを教えてくれています。

大友さんが特に良かったと感じたのは、「最後のビフテキ」というエピソード。村上さんが小学三年生の時に、父親が香港への大きな投資を決断したタイミングで、「これが最後のビフテキになるかもしれない。俺は大勝負に出る」と宣言したことがあり、子供だった村上さんが大きな不安を感じる話があります。
(投資の結果は、ぜひ本を読んでいただきたい!)
日頃から、親から仕事やお金の話を聞いて育っていくのが、いかに大切かということを感じさせるエピソードです。

TOP10にランクインするだけあり、自信を持っておススメできる本。
もちろん中高生だけではなく、むしろ大人にも読んでもらいたい一冊です!

今すぐこのオンエアを聴く!

The News Masters TOKYO
放送局:文化放送
放送日時:毎週月曜~金曜 7時00分~9時00分
出演者:タケ小山、西川文野
番組ホームページ
公式Twitter

■「マスターズインタビュー」は、文化放送のPodcastでも聴けます!
http://www.joqr.co.jp/nmt_pod/

※マスターズインタビュー
タケ小山がインタビュアーとなり、社長・経営者・リーダー・マネージャー・監督など、いわゆる「リーダー」や「キーマン」を紹介するマスターズインタビュー。

※該当回の聴取期間は終了しました。