森永卓郎 ウクライナのために節電を呼びかける

3月7日放送の「大竹まこと ゴールデンラジオ」(文化放送)。大竹紳士交友録のコーナーでは経済アナリストの森永卓郎がロシア、ウクライナ情勢を踏まえ日本が節電をするべき理由を語った。

 

森永はヨーロッパ諸国も日本も未だにロシアからの原油輸入を継続している中、実はその輸入を完全に絶った場合でも1割程度の不足で済むということを説明した。

加えて原油価格の仕組みについて、ニューヨークのマーカンタイル取引所で行われている先物取引の値段によって決まること。投機資金により決められているため、少し供給に不安が出ると暴騰、少し余ると暴落するということを解説した上で、現在問題なく供給されているものの、戦争で供給に不安が出ると予想されているため価格は暴騰していることを伝えた。

 

それらを踏まえて、「我々が高値で原油とか天然ガスを買うということはロシアの戦争を支援してしまうことになる。1割くらい需要を抑えてやれば原油や天然ガスの値段が暴落するんです。暴落するっていうのが、我々の暮らしを楽にするだけではなく、ロシアに対する厳しい制裁になる。」と原油や天然ガスの利用を控えることがロシアへの制裁に繋がることを語った。

東日本大震災時に震災前と比べてエネルギー総供給量が大幅に減ったことや、1970年代のオイルショック時に、東京中のネオンが消えたことなども例に挙げ「都庁をウクライナの国旗色にライトアップするのなら都庁の電気を消せ!」「本気を出せばできるはずなんです」と語気を強めて訴えた。

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ゴールデンウィークに急増する“車のトラブル”…出発前にチェックしたい「車の点検ポイント」を紹介

TOKYO FMのラジオ番組「ONE MORNING」内でお送りしている「JA共済 presents なるほど!交通安全」。4月26日(金)の放送のテーマは、「ゴールデンウィーク中の車のトラブルに注意」について。JAF(日本自動車連盟)東京支部 JAF認定セーフティアドバイザーの山根喬文さんから、運転前に確認したいポイントや点検方法について聞きました。


※写真はイメージです


◆タイヤのトラブルが起きたときの対応は?

ゴールデンウィークの時期は、普段あまり運転しない方もハンドルを握るため、トラブルが頻発してロードサービスによる救援が急増します。車のトラブルが起きれば楽しい予定も台無しです。事前の準備をしておきましょう。

出動理由の1位は“高速道路”と“一般道路”で異なります。高速道路で車が動かなくなる一番の理由は「タイヤ」です。空気圧不足の状態で走行するとバーストが発生する可能性が高まり、タイヤがバーストしてしまうと応急処置ができないため、レッカー車での牽引やタイヤの交換が必要となります。

この対処法として「まずは速やかに安全な場所で停車してください。ガードレールの外など、安全な場所に避難したうえで道路緊急ダイヤル(#9910)やJAF(#8139)にご連絡ください」と山根さん。

タイヤのトラブルを防ぐためには“空気圧の点検”が重要です。空気圧不足は外からでは判別しにくいので、出かける前に必ずタイヤの空気圧をチェックしましょう。また、タイヤに大きな亀裂や損傷がないかも目視で確認しましょう。

◆バッテリーの過放電を未然に防ごう

一般道路で車が動かなくなる一番の理由は「バッテリーの過放電」です。車のバッテリーは、エンジンを始動したり、ライトなどの電装品へ電力を供給する役割がありますが、いわゆる“バッテリーがあがっている状況”というのは、バッテリーに蓄えられた電力が不足するためにエンジンが始動できないことを指します。

バッテリーがあがってしまう原因として、山根さんは「長期間エンジンをかけなかったり、ライトや室内灯の消し忘れによる過放電。それから、バッテリーそのものの破損や劣化などが考えられます」と説明。バッテリーの過放電を防ぐためには、電気系統の消し忘れをしないことが大切です。降車時は必ず車内の様子を確認する習慣を身につけましょう。

また、月に一度はボンネットを開けて、バッテリーが破損していないか、規定量のバッテリー液が入っているかを確認しましょう。バッテリーの点検は、ガソリンスタンド、カー用品店、カーディーラーなどでおこなえます。

◆出発前に15個のチェック項目を点検!

普段あまり運転していないドライバーは、思いがけないミスをしてしまうケースも少なくありません。その1つが“ガス欠”です。ガソリンの残量は燃料計でこまめに確認しましょう。

また、カーライフには車の日常点検が必要不可欠ですが、どこから点検すればいいか困ってしまう人もいるでしょう。JAFのWEBサイトには、推奨する日常点検15項目を掲載しています。

<エンジンルーム内>

1.ウインド・ウォッシャー液の量
2.ブレーキ液の量
3.バッテリー液の量
4.冷却水の量
5.エンジンオイルの量

<クルマを外から見てチェック>

6.タイヤの空気圧
7.タイヤの亀裂、損傷および異状な摩耗
8.タイヤの溝の深さ
9.ランプ類の点灯、点滅およびレンズの汚れ、損傷

<運転席に座って点検>

10.ブレーキ・ペダルの踏みしろ、およびブレーキの利き
11.パーキング・ブレーキ・レバーの引きしろ
12.ウインド・ウォッシャーの噴射状態
13.ワイパーの拭き取りの状態
14.エンジンのかかり具合および異音
15.エンジンの低速および加速の状態

運転頻度に関わらず、上記の項目のチェックを必ずおこない、楽しいゴールデンウィークを過ごしましょう。

<番組概要>
番組名:JA共済 presents なるほど!交通安全
放送日時:毎週金曜 7:20~7:27
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/koutsu/

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