小学6年と中学1年の女の子が「運命の出会い」!80万枚の大ヒットを飛ばした「じゅん&ネネ」誕生秘話

1968年にリリースした「愛するってこわい」が80万枚のヒットとなった「じゅん&ネネ」のJunさんが8月21日のくにまる食堂にご来店。今や相方のネネさんは岡山県・浅口市の市議会議員としても活躍。今年でデビュー55周年を迎えたJunさんにデビュー当時の思い出を伺った。

邦丸「1962年、1回目の東京オリンピックの前です。Junさんは日本テレビで放送されていたオーディション番組「ホイホイミュージックスクール」に合格してネネさんと出会われた。」

Jun「運命の出会いですね。まだネネが小学校6年生で私が中学1年で、私たちしか小さい子がいなかったんですね。あとはみんな17、8のお姉さまで。それでやっぱり「同じぐらいだな」っていうので仲良くなりますよね。ネネが先に受かって、私が受かって、ネネとお友達になったのは こういう運命だったんです。オーディションに受かると、渡辺プロダクションが勉強をさせてくださるんです。まずは「スーダラ節」を作られた萩原哲晶先生のところにレッスンに行きなさいということで、ネネと行ったら先生は「あ~、まだちっちゃいな」と。」

邦丸「そら若いよね。中1と小学校6年生だから。」

Jun「それで「1人でデビューするのはちょっとなぁ」「2人でやってみたら?」と言う感じで、2人でレッスンさせていただいたわけです。そしたらネネがハーモニーが上手で、彼女がハモってくれたら「なかなかいいんじゃないの」と。そして渡辺プロダクションが、「じゅん&ネネ」じゃなくて「クッキーズ」っていう名前でデビューをさせてくれたわけなんです。」

邦丸「Junさんとネネさんはスクールメイツの第一期生。当時 飛ぶ鳥を落とす勢いの渡辺プロダクションが売り出そうとしたけど、なかなかうまく行かなかったんですよね?」

Jun「3年間やりましたけれども、なかなか売れるまでいかなかったんですね。」

邦丸「そこで「じゅん&ネネ」結成に大きく関わってくるのが平尾昌晃さん。」

Jun「3年間やってもなかなか芽が出なくて、そのうちこれは解雇されてしまうかなって感じていました。そしたら平尾昌晃先生が「まだ若いんだから辞めることないぞ」って言って。先生のよく知ってらっしゃる大野プロダクションというところが、それまで女優さんをやってらしたんですけど、歌手第一号をやりたいって言ってるというんですね。それで先生が、曲は僕が書くから、また違うところでデビューして2人で頑張ってやれよっていうことになったんです。そうしたらやっぱり名前も…。」

邦丸「クッキーズじゃあないなと。」

Jun「先生に「私たちは一人一人が個性が違う」からって言って、「私はボーイッシュな格好したい」と相談したら「宝塚みたいでいいじゃないか」って、名前も「じゅん&ネネ」になって。私の「じゅん」はファッション界のコシノジュンコさんから頂いて、デビューした時の衣装もコシノさんに作っていただいて、ジャケットの写真もコシノさんのお店で撮らせていただいたんですね。」

邦丸「Junさんが宝塚の男役だったら、ネネさんは要するに娘役ですよね。この二人の取り合わせもあって大ヒット!でも売れすぎちゃってパトカーが呼ばれたとか。」

Jun「仙台の商店街に行った時、レコード店でサイン会をしたんですね。あの頃は、新人はレコード店で挨拶して、自分たちで売ったんです。私たちも自分で売りました。これが最後のチャンスだと思ってすごい頑張りましたけど、その商店街から出られないぐらい人が集まりすぎちゃって、それでパトカーを呼んでくださって、裏の方から帰った覚えがあります。」

このあと、「じゅん&ネネ」はなぜNHK紅白歌合戦に出場しなかったのか?当時囁かれた都市伝説とその真相に迫ります。

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アメリカの成功者は“ガレージスタート”!?

8月21日の「おとなりさん」(文化放送)は、サンフランシスコ発のチョコレート専門店 Dandelion Chocolateの物江徹さんが出演し、チョコレートの魅力について語った。 

平子祐希「サンフランシスコ発のチョコレート専門店ということですが、サンフランシスコに本店があるんですか?」

物江徹「そうですね。サンフランシスコに本店があって、そもそもサンフランシスコに住んでたトッドとキャメロンという創業者がいるんですけど、西海岸でITの仕事をしている中で起業家として成功した後、心機一転してチョコレート作りを自分の家のガレージで始めたのがきっかけです」

平子「アメリカの成功者ってガレージスタートが多いですよね(笑)。こちらのチョコレートは、世に出ているチョコレートと何が違うのですか?」

物江「大量生産で作られた商品ではなく、昔ながらの製法だったりとか、こだわりの素材で丁寧に作られたクラフトチョコレートです」

文化放送・坂口愛美アナ「どんな特徴があるんですか?」

物江「“Bean to Bar”という製法を使って、カカオ豆の選定からチョコレートバーになるまで一貫して自分たちのファクトリーで作っています」

ここで、物江さんにお持ちいただいた「マヤ・マウンテン, ベリーズ」のチョコレートバーを平子と坂口が試食した。

物江「カカオの産地によって、味もフレーバーも変わってくるのでその違いをぜひ比べてみてください」

平子「フルーティーの香りが強い。めっちゃ果実感がある!」

物江「カカオは元々フルーツなので、その果肉の名残りがあって、フルーティさが出てきます」

坂口「レーズンぽい感じがありますね。おいしい」

続いて、「ワンプゥ, ホンジュラス」のチョコレートバーを試食。

平子「さっきのと全然違う!目をつぶっても当てられる」

坂口「チョコレートってこんなに違うんだ」

物江「そうなんです」

坂口「ブラックコーヒー感がある」

平子「嫌な苦みがなくて、スーッと鼻通りがいいものなんですね。」

坂口「チョコレートって奥深いですね(笑)」

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