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来る5月31日（日）、日本競馬の最高峰といわれるクラシックレース、東京優駿（第87回 日本ダービー・GI 芝2400m）が東京競馬場で開催される。1956年以来、中央競馬の実況中継を行うラジオNIKKEIでは、2011年から9年連続で“ダービーアナ”を務めてきた中野雷太アナに代わり、小塚歩アナが初の大役を任されることになった。2009年以来、数々のGIレースを担当し「次期エース」の呼び声も高い同アナがいよいよ今週末、ダービーデビューを果たす。小塚アナに今の心境、ダービーへの想いを聞いた。

いよいよ初のダービー実況ですが、今の心境は？

小塚：当然緊張もしますが、同じくらい楽しみな気持ちも高まっています。ファンの皆さんがそうであるように、私も今年の日本ダービーをどの馬が勝つのか、どんなレースになるのか、今からワクワクしています。

メディアをはじめ、周囲の注目度も高まっているようですが

小塚：注目していただけるのはありがたいですが、主役はあくまでレースであり馬であり、馬に携わる皆さんですので…。

日本ダービーについて、小塚アナのイメージ、想いを聞かせてください

小塚：日本で一番伝統があり、一番格式の高いレース。美浦や栗東のトレーニングセンターで共同記者会見のインタビュアーを担当することがあるのですが、ダービーの前は普段と雰囲気が変わり、空気が張り詰めます。出走馬関係者が並々ならぬ思いで臨んでいるのを感じますね。

今年のダービーの見どころ、注目馬について教えてください

小塚：一連のダービートライアルの結果を見ると、やはり皐月賞組が上位なのだと思います。その中で3着以下を引き離したコントレイルとサリオスの2頭、特にコントレイルは父ディープインパクト以来となる無敗での二冠制覇となるのか、サリオスが逆転に向けてどんなプランを練っているか。もちろん他の馬たちも打倒コントレイルで来るでしょうし、熱いレースを期待しています。

最後に全国の競馬ファン、リスナーの皆さんに向けてメッセージをお願いします

小塚：ファンの皆さんに競馬場にお越しいただけないのがとても残念です。ステイホームで競馬中継を楽しむリスナーの皆さんに、現場の空気や臨場感をお伝えしたいですね。ご一緒にダービーデーを楽しみましょう！

小塚 歩（こづか あゆむ）
ラジオNIKKEIスポーツ情報部アナウンサー。2005年入社。GI初実況は2009年、ドバイで行われたドバイゴールデンシャヒーン。国内初GIは同年の朝日杯フューチュリティステークス。『鈴木淑子の地球は競馬でまわってる』『私を競馬につれてって』（ラジオNIKKEI）のほか、『BSイレブン競馬中継』（BS11）にも出演中。

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