加藤浩次とサカナクション山口一郎、小樽の市場でバトル「このまま食べろって言ってんだよぉ!」

故郷に錦を飾り、自腹で小樽にお金を落とす! ©STVラジオ

加藤浩次とサカナクション・山口一郎。ともに北海道・小樽市出身の2人が出演するSTVラジオ『加藤さんと山口くん』でついに小樽ロケが実現!。今週から5種連続で、2人の小樽アポ無し道中をお届けします。

ひとり電車に乗って小樽に向かうのは加藤浩次。その車中から番組は始まります。

加藤:いやあ、この天気も懐かしいなぁ。ひさしぶり、何年ぶりだろう、こうやって電車に乗って小樽行くって。山口くんが小樽で待っててくれるので、いまから山口くんと2人で小樽の街を散策するのを楽しみにしてます。…やべぇ、朝里だ。朝里、通過です(注:JR朝里駅のこと)。いやぁ、日本海、久々に見たなぁ。

ちょっとセンチメンタルな加藤のつぶやきが、これから始まる小樽道中への興味を沸き立たせます。そうして、小樽駅に着いた加藤は、山口と"再会"します。今回の小樽ロケは、実はテレビも相乗りなのです。道中の始まりの前に、山口から加藤にさっそく、軽いジャブが打ち込まれます。

山口:きょうねぇ、"小樽の加藤浩次"じゃないですか。だから、きょうは加藤浩さんの力を思いっきり使って…。

加藤:使えないでしょ、なんも…。

山口:なんの許可取りもしてないです。だから、行くとこ行くとこ全部、加藤さんに「加藤浩次ですけどぉ、撮影ちょっといいでっすかぁ」って許可取りをしてもらいながら、いろんな所を見て回りたいなって。

さらに、ちょっと重めのブローも打ち込む山口。

山口:加藤さんは、言ったことは絶対、実現してくれるってところがボク、すごい好きなところなんです。

加藤:なんか嫌だなぁ、その言い方…。

山口:加藤さん、ボクに、今回テレビにするにあたって、打ち合わせで言ったひとことがあるんですよ。

加藤:オレが?何て言った?

山口:「小樽にお金を落とす」って言ったんです。

加藤:あぁ~、覚えてる、覚えてる!

山口:思いっきり落としてもらいます、きょうは。

加藤:2人して、だろう?

山口:いや、いや…

加藤:オレだけ?

山口:ボクは言ってないですもん。ボクは言ってないですよ。

加藤:ふたりで、って言うのがいいでしょうよ。

山口:ボクは固定資産税とか払ってるんで、小樽に。年間、小樽にちゃんと(お金を)落としてるんですよ。

山口の先制攻撃を受けながらも、余裕の態度でかわす加藤。こんな2人が、揃ってでは初めての故郷・小樽での凱旋道中。街に繰り出す前に、まずは腹ごしらえ。2人は、小樽駅のすぐ隣にある「三角市場」に入ります。お店の人にたくさん声をかけられながら、ホタテやウニなども次々と試食もさせてもらい、故郷の温かさに感動する加藤と山口。

そして、市場の中にある食堂で朝ご飯を食べることに。

加藤:暖かくしてくれるよねぇ、市場の人ね。

山口:いやあ、最高っすね。

加藤:ホラ、来たじゃん、ウニ!

山口:来ました、来ました!食べましょ、食べましょ!

加藤:山口くん、箸とって。

朝から新鮮な海水ウニ。小樽ならではの最高の朝食を食べ始めた2人、食堂のお母さんが、さらなる"誘惑"を…。

市場の母さん:あのハッカク、あるんですよ。食べて行きませんか?

山口:ハッカク!じゃぁ、一匹食べます。

加藤:ハッカク、いいねぇ。

山口:東京じゃ食べ無くないですか?

加藤:無い無い無い。東京には無い。

ハッカクとは、見た目(断面)が本当に八角形のようにゴツゴツしたやや細長い魚で、北海道でも割と高級の白身魚。脂がのって美味で、焼いて良し、刺身でも良し。もし、東京で探して食べようとしたら、居酒屋でも一匹3000円くらいすると思われます。そんな魚を、故郷・小樽で朝から食べ始めた2人。

山口:あ、ハッカク来た! うわぁ、デカ! 久々に食べる、ハッカク。

加藤:ちょっと待ってよぉ、ちょっと待って、待って、待って。ハッカク、食べてた?

山口:食べてましたよ。でも、そんなに食べる機会はなかった。ボク、札幌で居酒屋でアルバイトしてた時によく、ハッカク出してたんで。

加藤:ああ、そうかぁ。

山口:これ、めっちゃ旨いヤツじゃないですか! 脂のってますね!

加藤:すんげぇ、のってる! ホラホラホラ。西くん、撮ってる?(西くんとは、今回の2人旅を撮影している山口の"元同居人"で、今は山口の事務所のスタッフです)

山口:西くん、ハッカク撮って。

加藤:脂、見えてる?カメラで。

もう、朝から大はしゃぎの加藤と山口。そこに突如、加藤のダメ出しが炸裂!

加藤:ほら山口くん、いって!

山口:これ、しょうゆ?しょうゆですよね…。

加藤:このままだろぉ~! なにバカなこと言ってんだよぉ!

山口:うそぉ。ちょっとしょうゆ、かけていいっすか?

加藤:このまま食べろって言ってんだよ、まず!

山口:ちょっと、しょうゆ…。

加藤:このままだよぉ!

山口:うそぉ~。

加藤:(ひとくち食べて)この味だったね。…ちょっと、しょうゆ要るね。

山口:ぶはははははぁ(爆笑)。ちょっとしょうゆあった方が美味しいっす、絶対。

さすが、居酒屋でバイトしてハッカクを出し続けた経験と、何て言ったってサカナクションですから。魚の食べ方には一家言ある山口なのでした。

旅のテーマは「故郷に錦を飾り、小樽にお金を落とす」。全額、加藤のおごりになるかどうかは定かではありませんが、小樽が生んだ2人の気ままな旅は始まったばかり。このあとは、いよいよ車を使って、小樽の街に繰り出します。次週の放送もお楽しみに! 

そして、この旅の模様は、ラジオを飛び出してテレビでも放送されます。5月16日(日)16:25~STVテレビ『加藤さんと山口くん THE テレビ』として放送。これらも是非、ご覧下さい。

STVラジオ『加藤さんと山口くん』(毎週日曜 ひる12:00~12:30)


 

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加藤さんと山口くん
放送局:STVラジオ
放送日時:毎週日曜 12時00分~12時30分
出演者:加藤浩次(極楽とんぼ)、山口一郎(サカナクション)
番組ホームページ
公式Instagram

「極楽とんぼ」の加藤浩次 と ロックバンド「サカナクション」の山口一郎。ともに北海道・小樽市出身の2人が「とってもラジオっぽくない」ネタで本心のトークを展開する日曜・ひるの"ゆる~い"ラジオ番組。全く違うジャンルで活躍する2人が、ラジオだから出来る芸能界や音楽業界のウラ話や、北海道愛、そして小樽愛に満ちあふれたローカルネタも満載。テレビや他の番組では決して聴けない、素顔の加藤と山口に出会えます。

※該当回の聴取期間は終了しました。

90年代初めの"サブカル・バンド"にはプレッシャーになった「浪漫飛行」の大ヒット

「宝島」を読んで悦に入っていた青春時代 ©STVラジオ

シンガーソングライターの松崎真人が、'70~'90年代の日本の曲・日本語の曲を厳選かけ流し(イントロからアウトロまでノーカット)でお届けするSTVラジオ『MUSIC☆J』。5月8日は、10曲目~12曲目の「つながり」にフォーカスします。

☆10曲目「浪漫飛行/米米CLUB」

松崎:言わずと知れた1990年度のオリコンで年間2位。米米CLUBの中でも特大級のヒットでございます。クレジットを見ると、アレンジが中崎英也で共同クレジットになってるんですね。作曲が米米CLUBアレンジがで米米CLUBと中崎英也というクレジットなので、こういう場合は往々にして、どこからが作曲でどこからが編曲かあまりこだわらないというパターンが多いんですけど、そうでないと当時、浪漫飛行が出るまで米米CLUBは、16ビートのファンクをやって、同時にステージでは面白いことをやって、シュールな前衛芸術なのか?お笑いなのか?というギリギリを攻めるマニア受けのバンドだと思われていたわけです。でも大所帯のバンドを維持するには、どっかでブレイクというか大ヒットが欲しいとうことで、狙って大トッと言うのはなかなか生まれないんですが、ここは狙って取ったというのはスゴいですね。

松崎:で、これ(浪漫飛行)も"元歌"がある曲でして、次の曲も同じ元ネタです。

☆11曲目「トゥナイト/佐野元春」

松崎:当時、佐野元春さんが自分でやっていた雑誌やFM番組の色んな情報を加味すると、恐らく、米米CLUBの浪漫飛行と同じ元ネタにスゴく触発されてるんじゃないかと思います。きょうは"3段逆スライド"でもう3曲目で元歌に行ってしまいます。「トゥナイト」の2年前のヒット曲ですね。歌詞で描かれている情景を含めて、同じニューヨークを描いている曲です。そこら辺も共通するんじゃないかと思いますね。

☆12曲目「STEPPIN’OUT/JOE JACKSON」

松崎:もうメロディーのどこを取って、どこをパクったとか、そういう次元じゃないんですよね。この単調な割とマシン的なリズムにシンセベースを♪ドンドンドンドンって行く感じ。で、米米CLUBの浪漫飛行が技ありなのは、全然テンポが違うんです、いま聴くと。元春さんの曲もそうですし、音の各要素で少しずつJOE JACKSONの良さを取り入れてるんですけど、やはりメロディじゃないというところと、小技の効かせ方に日本的な遊び、日本語の遊びが高等戦術として使われているところが、それぞれスゴいなと思うところです。

松崎:ちょっとだけ付け足すと、「浪漫飛行」とか「君がいるだけで」で米米CLUBが売れたコトって言うのは、同系統の「劇団系」とか「アート系」「パフォーマンス系」の(いわゆるサブカルチャー系)バンドが、"あなたたちも米米CLUBのように大きく売れて欲しい"というプレシャーを与えられる大きな遠因になっていたんです。例えば、「メンズ・ファイブ」とか、浜田麻里さんがいた「モダン・チョキチョキズ」とか、放っておいてもらえたら面白く活動が続けられたのに、「浪漫飛行」的な成功を、当時、90年代後半とかCDがパカパカ売れていた時代には、そういう面白いことやってるバンドにも大きいヒットを望むみたいな風潮がございまして、その白羽の矢が立ったバンドには、それなりに苦労したということです。これは"実話"込みでございますですね。

<5月8日のプレイリスト>
M01「Get Wild/TM Network」
M02「Dear My Friend/Every Little Thing」
M03「深い森/Do As Infinity」
M04「プリティー・プリティー/石野真子」
M05「恋のバッド・チューニング/沢田研二」
M06「ごはんができたよ/矢野顕子」
M07「五月のバラ/鹿内孝」
M08「飛んでイスタンブール/庄野真代」
M09「ペガサスの朝/五十嵐浩晃」

M10「浪漫飛行/米米CLUB」
M11「トゥナイト/佐野元春」
M12「STEPPIN’OUT/JOE JACKSON」
M13「青空のある限り/ザ・ワイルドワンズ」
M14「忘れ得ぬ君/ザ・テンプターズ」
M15「愛の挽歌/つなき&みどり」
M16「HURRY GO ROUND/hide with Spread Beaver」
M17「恋のマジックポーション/すかんち」
M18「丸ノ内サディスティック/椎名林檎」
M19「君は風/佐々木幸男」
M20「雨が空を捨てる日は/中島みゆき」

M21「ダンシング・オールナイト/もんた&ブラザーズ」
M22「紳士同盟/薬師丸ひろ子」
M23「泣かないで/舘ひろし」
M24「十戒(1984)/中森明菜」
M25「シャツのほころび涙のかけら/NSP」
M26「決められたリズム/井上陽水」
M27「ジュテー厶/坪倉唯子」
M28「ハナミズキ/一青窈」
M29「ホンダラ行進曲/ハナ肇とクレイジー・キャッツ」
M30「もうひとつの土曜日/浜田省吾」

<松崎真人の編集後記>
「恋のバッド・チューニング/沢田研二」。あの「TOKIO」の次のシングルとして制作陣のプレッシャーは大きかったと思うが、それを聴き手に悟らせない遊び心溢れる楽曲。女性コーラスにあのパタパタママで有名な「のこいのこ」さんを起用していたことは今回初めて知った。男と女は「ズレてる方がいい」というコンセプトは2021年にも通用するかも。

STVラジオ『MUSIC☆J』(毎週土曜 18:00~21:00)
 

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