銀河様と紅雅様"貴族"のお戯れトーク「天花粉を塗るポーズって」懐かしんだものは?

この2人が"貴族"か否か…銀河祐(右)と紅雅みすず

「今、札幌で一番集客力のある団体」と業界関係者に言わしめた「シークレット歌劇團0931」の2トップ、銀河祐と紅雅みすずの2人が、全国のラジオ平民に送る至極のお言葉がSTVラジオ『貴族の時間』。今回も謹んで、銀河様、紅雅様、そして音羽様のお戯れの儀を紹介しますが、冒頭から紅雅様が、戯れて下さいました。オープニングのごあいさつが終わった直後…。

銀河:どうした、紅雅?

紅雅:お、ごめん。ごめんなさい。

銀河:さっきからな、音羽からは見えないと思うけど、もじもじモジモジして…どうした?

紅雅:いや、マスクしてるから判らないだろう?。

銀河:うん。どうしたん?

紅雅:先週なぁ、ラジオ平民にもらった「ライオネス・コーヒー・キャンディ」、届いただろ。あれをな、本番直前の3秒前くらいに口に入れてしまった…。

銀河:なんで入れるんだよ!

音羽:(大爆笑)

銀河:おかしいだろ、それ!。どーして入れるんだよ!今からしゃべるのに…何となく食べちゃったんだろ?、なんとなく。

紅雅:そう、始まりの曲がかかった瞬間にな…。

銀河:な~んとなく食べちゃった??

紅雅:(オープニング曲)♪We are the champion~って言ったら、(包み)紙をこうやってほどいてな、♪…タン、タタンッ…バクッ!って 口に入れた。

銀河:家じゃないんですから、家じゃ!。

紅雅:わざわざマスクをピュッと外して、ピュッと食べたのが…。

音羽:ウソでしょ~?。

紅雅:おまえがしゃべり始めた時に「お、やっべぇ。ど~しよう」って思って。口の中にあるけど。

銀河:いや、なんかさぁ。なんっか、そわそわソワソワしてんだよ。何があったのかなと思って…

音羽:ど~して、そんなことに…。

銀河:アメを喰うなぁ!

紅雅:すまない。でも、口に入れてしまったから、出すわけにもいかず、このまま、入れたままでもいいか?

銀河・音羽:(揃って、大爆笑)

紅雅:いつか無くなるだろう。

銀河:まぁ、そうだね。いつか無くなるから…。

紅雅:すまなかった。

銀河:みなさん、きょう紅雅さんね、途中まで飴玉、口ん中に入ったままやりますんで、よろしくお願いします。

と言うことで、アメを口に入れたままの紅雅様と、突っ込む気満々の銀河様のトークは、今夜も全開です。

そして、オープニング・トークが終わり、最初のジングルが明けた直後、いきなり衝撃の結末が…。

紅雅:よし。

銀河:よし、じゃないよ!おまえ、今のジングルの間に「ボ~リボリボリボリッ」ってすっごい音が聞こえてきて、何かなと思ったら、紅雅が口の中で思いっきり、アメを噛み砕いてる…

紅雅:それで一気に飲み込んだから、もう口の中にアメ玉はないぞ!

銀河:(笑うしかない)

紅雅:ある程度、舐めてからじゃないと噛めないだろう。真新しいアメは噛めないだろ、歯が割れちゃうから…。

銀河:わかった、わかった。それは、ごもっともです。ごもっともだけれども、ラジオでしゃべる時にな、アメを喰うって……

紅雅:これはな、何かの、間違いだ。

銀河:(大爆笑)

紅雅:何か、勝手に手がな、動いてしまってな…

銀河:うるさいよ…!

紅雅:なんか、リラックスして、口に入れてしまったんだ…

銀河:何やってんだよぉ~

紅雅:ホントに、すまなかった、みんな。

銀河:ホントに…

紅雅:でも、気づかなかっただろ?

銀河・音羽:(大爆笑)

紅雅:様子おかしいから、バレたんですよね?

銀河:様子がおかしいことは判る、けど…

紅雅:マスクは最高だな。

本番3秒前にアメを口に入れ、それをネタに5分半も引っ張るなんて、貴族様の施策には恐れ入るばかりです。平民にはマネの出来ないことです。

<懐かし貴族>
音羽:(ラジオ平民の献上文)昭和47年入学の小学校での最強の思い出は「ギョウ虫検査」のセロハンです。

銀河:(爆笑)

紅雅:青くなかった?

銀河:青いやつだろう?青いやつだよね。みんな、青だった?

音羽:そうです、青かった…。緑じゃなく?

紅雅:赤いセロハンをピッと剥がすとシールバージョンになってて、「朝、これを当ててくるんだよ」って言われて、「なに言ってるんだ、この大人たちは」って思ったけど。…ピタッと当てて。

銀河:子どものころはさ、「はい、四つん這いになりなさい」って言ってアレをピッと、親がちゃんとやってくれて。

紅雅:幼稚園でも、ギョウ虫検査しますよって言われて…

音羽:あんな辱めのポーズを…。え、お二人は四つん這いでした? うちは、ママんにてっくり返されて、仰向けに…。お尻に天花粉塗るときみたいに、おむつ替える時みたく…

銀河:天花粉ね!(編注:天花粉=ベビーパウダー、シッカロールとも呼ばれる、おむつをしている子どものお尻に塗るムレや汗疹防止のパウダー)

紅雅:天花粉、懐かしい!

銀河:あれみたいなポーズにさせられて、ピッピピッ!ってね。

紅雅:じゃあ、2人はアレかぁ、親にやってもらったのか?

音羽;そうです。自分でやって…?

紅雅:私は、自分で行ったぞ、ちゃんとピッって。

銀河:エライね!

銀河:懐かしい~、セロハンねぇ。

紅雅:いまは、やらないのかぁ?

音羽:どうなんでしょうね、今の小学生事情は。

銀河:でね、こういうことを言ってると、「今もやっていますよ」とか「セロハンの色は緑もありますよ」とか、絶対にラジオ平民は、返してくれます!。

さあ、銀河様からのお言葉が下されました。全道、全国のラジオ平民のみなさん!『貴族の時間』に「今どきのギョウ虫検査事情」をお寄せ下さい。
 

ところで、今回は本当に特別に、銀河様と紅雅様のSTVラジオの入館証を、お2人のお許しを得て、お見せしましょう。…作り物でも、グッズでもありません。本物の「IDカード」です。貴族階級の方には、貴族なりの待遇でお迎えするのがSTVラジオでございます。(実際、最初に見た時は、目がテンになりましたけど…)。

さあ、貴族の世界を堪能せよ!

STVラジオ『貴族の時間』(毎週土曜 21:00~21:30)
 

貴族の時間
放送局:STVラジオ
放送日時:毎週土曜 21時00分~21時30分
出演者:銀河祐(ぎんがゆう)、紅雅みすず(こうがみすず)、音羽美雨(おとはみう)
番組ホームページ

出演する銀河祐様と紅雅みすず様は、札幌を拠点に北海道各地で活動する「シークレット歌劇團0931(ゼロキュウサンイチ・オークサイ)」の夢組の2トップ。音羽美雨様は娘役です。「シークレット歌劇團0931」は17年前に結成され、クセとアクが強烈ながらも、うなじを綿毛でくすぐるような唯一無二の高貴な世界観でじわじわと人気が広まり、いまでは公演チケットはプラチナチケット!(マジです)。「公演を東京で」との甘い誘いにも流されることなく、ひたすらに北海道の「平民」「ラジオ平民」のためにエンターテイメントを届け続ける、平和を愛する心優しき"中小貴族"です。

※該当回の聴取期間は終了しました。

よく履いてよく洗うほど、色鮮やかになるスニーカー。「藍染」の魅力やこだわりを聞く

「藍師・染師」の渡邉健太さんが、藍染師になったきっかけや藍染の魅力、制作過程などについて語った。

渡邉さんが登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』(ナビゲーター:別所哲也)のワンコーナー「Allbirds MORNING INSIGHT」。ここでは、9月9日(木)のオンエア内容をテキストで紹介する。

藍染体験での衝撃から、藍染師に

古くから日本の暮らしを彩ってきた藍染。渡邉さんは日本有数の藍染山地である徳島県板野郡上板町に、藍染工房「Watanabe’s」を構えている。上板町はどういった特徴のある地域なのだろうか。

渡邉:上板町には横に大きく吉野川が流れているんです。北と南には山脈がありまして、きれいな水が豊富にあることが特徴の場所です。
別所:やっぱり染め物には水は欠かせないですね。
渡邉:そうですね、畑をするにも染め物をするにも、いちばん大事な部分です。
別所:ご自身は山形県のご出身ということですが、どういったきっかけで藍染の世界に進まれたんですか?
渡邉:就職してサラリーマンをしていたときに東京にいたんですけど、そこで初めて藍染体験に行きました。そこで衝撃的な出会いをしたっていうのが、きっかけになります。 別所:どんな衝撃ですか?
渡邉:液に素手を浸けた感触とか、色が酸化して変わっていく様子とか、発酵している匂いとか、すべてがズバっときたっていう体験をしました。
別所:もうそこで虜になってしまったと。
渡邉:「これをしなきゃいけないんだ」と思いました。
別所:何歳のときですか?
渡邉:25歳です。

aizomejtmr0913.jpg

「藍師・染師」の渡邉健太さん

染料作りから制作までを一貫して

我々の生活になじみの深いジーンズをはじめ、「インディゴ」と呼ばれる色は多く使われているが、日本の藍色との違いはどこにあるのだろうか。

渡邉:皆さんに馴染みの深いジーンズは、おおよそ石炭からできている化学染料のインディゴをメインに使っています。対して日本に昔からある藍染は「すくも」という天然染料を使っていまして、まずそこが大きな違いです。あとは色にしても、藍染はすごく彩度が高くて鮮やかで深みのある色っていうのが特徴なんじゃないかなと思います。
別所:古い歴史を持っている藍色ですけど、日本で藍色が親しまれてきたのはいつ頃からなんでしょうか?
渡邉:いま私たちに馴染みの深い「ジャパンブルー」という色がしっかり確立されたのは、江戸時代だと言われています。辿るともっと古くからあるんですけど、まさに庶民の生活に馴染んで、みんなが藍色の衣服を着て生活をしていた、いちばん親しまれた時代は江戸時代かなと。

古い歴史を持つ藍色を現代へと受け継ぎ、進化されている1人である渡邉さんは、藍染はもちろん、染料となる「すくも」(藍の葉を発酵させて製したもの)も自身で手掛けている。染料作りから染色、制作までを一貫して行う渡邉さんに、別所は「原料となる藍はどういった植物か」と質問した。

渡邉:蓼藍(たであい)っていう一年草の植物で、見た目はバジルの葉っぱを分厚くしたような植物です。昔、お刺身とかを食べるときに蓼って小さいのがついていたと思うんですけど、それと同じ植物の種類です。
別所:葉自体はそんなに大きくないんですか?
渡邉:手のひらに乗るくらい大きく育ちますね。

7月から9月の夏ごろが収穫時期だが、よい染色をするには土が重要だという。

渡邉:いい植物を作らないといい色も出ないっていうことで、たどり着いたのが土づくり。そこを今いちばん大事にしてやっています。
別所:どんな風に土づくりをされるんですか?
渡邉:うちの工房の隣に金時豚の養豚場がありまして、そこの社長と提携して出た糞尿を堆肥化させ、それを土づくりに生かすっていうトライを続けています。今4年目なんですけど、年々土が育っていって収穫量も増えてきて、いい調子で育てられるようになりました。
別所:やっぱり手ごたえを感じるわけですね、時間はかかるけど。

さまざまなコラボレーションで藍染の伝統を守る

渡邉さんによると、10年ほど前は藍の栽培から一貫して手掛ける染師はほとんど聞いたことがなかったというが、最近になって徳島県内でも同じような染師が増えてきた印象があると語った。

渡邉:正確に把握できていなんですけどここ2~3年で徳島県内でも増えてきたって話も聞きますし、日本全国でも栽培から始めるって方はちらほら増えてきたっていうお話を聞きます。
別所:自ら(栽培から)作るところから始めることに意味があるんでしょうか。
渡邉:そうですね。あとは「すくも」を作る藍師さんの生産量が減っているので、藍染をしたいってなったときに「すくも」が手に入らないという現状もあります。

伝統を受け継ぎながら、今の時代に藍染の魅力を伝えるために、渡邉さんはさまざまなコラボレーションも展開している。

渡邉:たとえば徳島県産の杉で作った糸を使ったハンドタオルを一緒に作ったり、日本に古くからある縮織(ちぢみおり)の生地を使って、それで製品を作ってみたり、他の産地とのマッチアップっていうのも積極的にしています。
別所:藍染と相性のいい素材ってどんなものなんですか?
渡邉:基本的には綿とか麻とかウールとかの天然素材になります。
別所:いまリモートで画面越しにお話していますけど、爪が真っ青ですね。手を洗っても爪のところには藍色が残るんですね。
渡邉:爪がいちばん染まるんじゃないかってくらい染まりますね。
別所:渡邉さんの藍染は、長く使えば使うほど鮮やかな色が生まれるという魅力があると伺っています。渡邉さんだけの藍色があるんですか?
渡邉:いっぱい藍色があるんですけど、特徴が出ますね。鮮やかだなとか色がきれいだなとか、深いなとか特徴はあります。
別所:それは原材料、水、工程、時間、どこの影響ですか?
渡邉:けっこう出るのは葉っぱが育ったときの良し悪しです。染料を作るときには「すくも」を発酵させるんですけど、発酵日数や水の加減っていうところでも違いが出てくるのかなとは思います。
別所:ちなみに渡邉さんは何日ぐらい発酵させるんですか?
渡邉:だいたい120日間ぐらいかけて、4か月間。
別所:そんなに!? 120日?
渡邉:はい、夏に刈り取った葉っぱを発酵させます。
別所:何か加えるんですか、そこに?
渡邉:いいえ、もともと葉っぱのなかに藍色があって、酸化することで青に発色するっていう特殊な植物なんですよ。
別所:じゃあそこに酢を入れたり塩を入れたりってことではないんですね。発酵することでその色が導き出されるわけですか。

Allbirdsとのコラボスニーカーを発売

そんな渡邉さんの天然藍と「Allbirds」がコラボレーションした作品が、この度発表された。渡邉さんが一足ずつ丁寧に染めた「Wool Runner Watanabe’s Japanese Indigo」は、9月17日より数量限定で発売する。

aizome-jtmr0913.jpg

渡邉健太さんとAllbirdsがコラボレーションしたスニーカー

別所:(スニーカーは)ウール素材ですけど、ウールとの相性はいかがでした?
渡邉:すごくよかったですね、発色もきれいですし。生地がよかったです。
別所:僕、画像を見ましたけどすごくきれいな色ですね。びっくりした。
渡邉:アッパーの上に見えているところと、インナーのかかとの部分っていうのも素材が若干違っていて、同じ回数染めているんですけど、色合いがちょっと違うんですよ。それもまた細かく見ると面白いところです。
別所:長く使えば使うほど味が出るというか、色も深まるんですかね。
渡邉:だんだん彩度が上がっていく、鮮やかになっていきます。(スニーカーは)色落ちするんじゃないかっていうことで洗わない方も多いんですけど、これに関してはよく履いて、よく洗ってっていうことを繰り返すことで、逆に色が長持ちして使えるっていう染料なので、育てていく、メンテナンスしていくってことをしながらどんどん履いてほしいです。極論、最後に色があせたら染め直しもできますので。長く使っていただきたいというところで、今回の開発、制作に至りました。

伝統ある藍染と履き心地抜群なAllbirdsのスニーカーのコラボレーションを、ぜひ楽しんでみては。商品の詳細や購入方法は、Allbirdsの公式サイトまで。

・Allbirdsの公式サイト
https://allbirds.jp/

『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』のワンコーナー「Allbirds MORNING INSIGHT」では、あらゆる世界の本質にインサイトしていく。放送は月曜~木曜の6時30分頃から。お楽しみに!

Facebook

ページトップへ