加藤浩次「平安時代と変わんないよ、悩みなんて」山口一郎「日本人はSNSに向いてない」

人の心理は平安時代も今も同じ ©STVラジオ

ともに北海道・小樽市出身の加藤浩次とサカナクションの山口一郎が、素のままにお友達トークを繰り広げるSTVラジオ『加藤さんと山口くん』。加藤の友人が経営する東京のジンギスカン店で語り合う2人。今回は、ネットやSNSで大きく変わったコミュにケーションの方法、特に若い人たちの行動の変化が話題に。それぞれに持論を語り合います。

山口:日本人ってメールとかSNSに向いて無いんじゃないかなと思って。伝えるときも、受け取るときも、曖昧な「間」だったり、感情を日本語的に表現するとなると「詩」になっちゃうんですよ。

加藤:短歌とか俳句っていう考え方だよね?

山口:そうそう。余白がある状態で伝えないと、本来伝えたいものが伝わらない。音楽の歌詞の伝え方として、いかに抽象的であり具体的であるかっていう、あいまいな、その間のものを創ることが音楽要素に重要なんじゃ無いかなと思うんです。

加藤:俺がいま(読んでる)「東京リベンジャーズ」って、それが全部、入ってるんだよ、ヤンキー漫画に。信じたり、義理だったり。そこが面白いなぁって思っちゃう。

山口:確かに。

加藤:すんげえアナログ求めてるじゃんって思っちゃう。結局、変わんねえんだなあって。(中略)。ちょっと話変えるんだけど、アベマTVの番組で、インフルエンサーでバズってる子たちの悩みを加藤浩次が解決する~みたいなのがあって、質問とか現場に行ってその場で見ると…、平安時代から変わらない悩みを言ってるよ!って。

山口:源氏物語と?

加藤:一緒!。恋愛の悩みなんて。変わんないんだよ、人間なんて所詮。ツールが変わるだけで。っていう感覚が今はすごく強い。で、刺さるものなんて決まってるんだよって。正直であったり、自分の身を削って出したものであったり、かっこ悪いこともさらけ出したりとか、そんなもんしか無いでしょ、って。山口くんは、それをやってると思うけどね。サカナクションの音楽も聴かせてもらってるよ、(山口やメンバーと)知り合いになって、家でサブスクで聴いたりするわけさ。

山口:マジっすか。嬉しい、嬉しい。いいでしょう?僕の曲。

加藤:いい、いいよ。良いって言ってるよ、いつも。

山口・加藤:(なごやかな笑い)

最初は山口が「日本語には本来、文字が無かった」という歴史の話から始まり、次第にコミュにケーションの方法や人間の深層心理の話など、深みにはまっていったジンギスカン・トーク。最後は、オリンピックを話題にしながら若い人の愛国心的な考えにも話が進みます。

作詞もする山口の言葉へのこだわり、老若男女さまざまな人たちを仕事をする芸人・タレントの加藤。2人の心理学トークはけっこう、深いです!。

STVラジオ『加藤さんと山口くん』(毎週日曜 ひる12:00~12:30)

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加藤さんと山口くん
放送局:STVラジオ
放送日時:毎週日曜 12時00分~12時30分
出演者:加藤浩次(極楽とんぼ)、山口一郎(サカナクション)
番組ホームページ
公式Instagram

「極楽とんぼ」の加藤浩次 と ロックバンド「サカナクション」の山口一郎。ともに北海道・小樽市出身の2人が「とってもラジオっぽくない」ネタで本心のトークを展開する日曜・ひるの"ゆる~い"ラジオ番組。全く違うジャンルで活躍する2人が、ラジオだから出来る芸能界や音楽業界のウラ話や、北海道愛、そして小樽愛に満ちあふれたローカルネタも満載。テレビや他の番組では決して聴けない、素顔の加藤と山口に出会えます。

※該当回の聴取期間は終了しました。

百獣の王・武井壮、『井上尚弥の倒し方』を明かす「イージーですよ!」

5月8日(水)、お笑いコンビ・ナイツの塙宣之と土屋伸之がパーソナリティを務めるラジオ番組「ナイツ ザ・ラジオショー」(ニッポン放送・毎週月曜~木曜13時~15時30分)が放送。ゲストに百獣の王・武井壮が出演し、5月6日に世界スーパーバンタム級の4団体統一戦で、ルイス・ネリ(メキシコ)に勝利したプロボクサー・井上尚弥の「倒し方」を語った。

百獣の王・武井壮

この日は、様々なアスリートと“対決”をして倒したいと意気込む武井が、プロゴルフコーチ菅原大地への敵意をむき出しにするところからスタートしたが、これを聞いた塙が、2日前に防衛戦で勝利を収めたプロボクサー・井上尚弥の名前を出して、武井を煽った。

塙:井上尚弥なんか、倒せないですよね?

武井:井上尚弥、イージーですよ。

土屋:そんなわけない(笑)

安藤なつ(番組水曜パートナー):イージー?

塙:ネリだって、あんなに……

武井:ボクサー、イージーですよ、そんなもん。

塙:イージーですか?

武井壮の話に耳を傾ける一同

武井:拳(こぶし)しかないんで、武器。で、しかもグローブしちゃってるじゃないですか。試合前からグローブはめちゃってるんで、「最初はグー、じゃんけんポン」で俺、パー出したら、もう勝ちじゃないですか。で、「あっち向いてホイ!」って言って、横を向いた時にドーン!ですよ。

(一同 爆笑)

塙:「ドーン!」やるんだ(笑)

土屋:殴るの? 結局(笑)

武井:アゴ先狙っていきますよ。ガツーン!って。

塙:よけられるでしょ?(笑)

武井:「あっち向いてホイ!」ガーン! ですよ。

土屋:ジャンケンした後、殴るの? 結局。

武井:はい、すいません。

土屋:あんまりプロスポーツ選手で例えないです、そこは(笑) 「誰に勝てます?」の質問で、「百獣の王」だから、「ライオンは?」とか聞かれただろうけど……

武井:でも、いけます。だいたいのアスリート、いけます。

ナイツ・塙宣之、土屋伸之  メイプル超合金・安藤なつ  百獣の王・武井壮

このほかにも、バドミントン選手が構えてるときの中腰は「後ろから倒せる」、大人数アイドルは「だいたいサビで腕を上げるから、そこで1秒1人ずつ倒す」など、様々なジャンルの人々の「倒し方」を披露していった。

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