加藤浩次「最初から文庫本出すやついないよ」山口一郎「加藤名言いっぱい入れましょう」

書籍化を目指して出版社と打ち合わせ ©STVラジオ

ともに北海道・小樽出身の加藤浩次とサカナクション・山口一郎が、完全にオフモードで素のトークを展開して、それをほぼそのままお届けするSTVラジオ『加藤さんと山口くん』。この番組を本にしようという企画が舞い込み、角川書店の編集者が山口宅を訪れました。書籍化計画の打ち合わせですが、先発でジャブを投げ込んだのは山口でした。

加藤:じゃあ、どっから行きますか、まず。プランから聞いてもよろしいですか。

山口:まず値段からじゃないですか、本の。

編集者:(絶句して)値段…。

山口:価格からじゃ…。

加藤:値段は厚みが決まってからだろう。ページ数が。

山口:だいたい幾らくらいのバジェット(予算)で行くのかなみたいなところから話合って行った方がいいんじゃないですか。

加藤:いくら?

山口:やっぱ、あれじゃないですか。1冊?

加藤:1冊。

山口:800円くらいじゃないっすか。

編集者:ええ?(絶句)

山口:800円。1000円切って。いまコロナで大変だから。

加藤:いま無いよね。

編集者:ないです。

加藤:いま、だいたい千五(1500円)よ。

山口:単行本でいいじゃないですか、単行本で。

加藤:新書みたいなやつ?

山口:そうです…あの、文庫、文庫。文庫でいいじゃないですか。

加藤:文庫本?文庫本を最初から出すヤツなんかいないですよね。

編集者:ちょっと文庫は、想定していなかったので、はい…

加藤:そうですよね。文庫…でも文庫、面白いね。

山口:面白いでしょ。ホラ、食い付くと思った!

加藤:カバンに入れやすいもんね。

山口:そう、そうそう。寺山修司のポケットに入るやつ、あるじゃないですか。

編集者:「ポケットに名言を」ですね。

山口:はい。加藤さんの名言いっぱい入れましょうよ。

加藤・編集者:(苦笑)

加藤:まず聞こう、プランを。値段とか。

山口:はい、わかりました。聞きます。

加藤:考えてきてくれてるから。

編集者:あ、ごめんなさい。あの、きょう来て、いろいろお話しを聞いてからと思ってたので…。

山口:ホラ!

加藤:本当にゼロベースなんですね、いま。

編集者:いま、そうなんです。完全に…

加藤:じゃあ、いいんですね、文庫本の話も。

編集者:ありです。

加藤:ああ、ありなんですね。

山口:(大爆笑)

編集者:ありだけど、ちょっと余りに変化球だったんで、ちょっと相談させて欲しいなって…

たぶん半分は冗談のつもりで言った文庫本が「あり」と言われて、山口も大ウケするしかなかったようです。変化球と言うより、デッドボールに近かったような…。これまで本を出したことがないと言う山口、初めての自分の名前を冠した本を上梓できるか?!楽しみです。
 
STVラジオ『加藤さんと山口くん』(毎週日曜 ひる12:00~12:30)

RAB(月)20:30~、ABS(土)12:30~、TBC(土)16:30~、KNB(日)16:30~、ABCラジオ(月)21:15~、RNC(月)20:00~、RKC(水)12:00~、JRT(木)23:00~

再放送『加藤さんと山口くん』土曜深夜0:30~ あの”試練”の時期の加藤浩次をイジる山口一郎が…

土曜の深夜も『加藤さんと山口くん』 ©STVラジオ

『加藤さんと山口くん』は、STVラジオで土曜日の深夜0:30から再放送をしています。リアル放送のほぼ1年前、加藤さんと山口くんの”ちょっと前の素顔”を聞くことが出来ます。ちょうど1年前の今頃、加藤浩次はワイドショーの話題の渦中にいました。そう、吉本興業との契約更新のことで試練続きだった時期です。とてもセンシティブな話にもかかわらず、山口は、イジってます。

 今回(4月9日・土 24:30~25:00)は、2021年4月4日OA回の再放送。

STVラジオ『加藤さんと山口くん 再放送』(毎週土曜 24:30~25:00)

2022年4月9日(土)『加藤さんと山口くん(再放送)』分のradikonews記事

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加藤さんと山口くん
放送局:STVラジオ 他8局ネット
放送日時:毎週日曜 12時00分~12時30分
※放送局によって日時が異なる場合があります。
出演者:加藤浩次(極楽とんぼ)、山口一郎(サカナクション)
番組ホームページ
公式Instagram

「極楽とんぼ」の加藤浩次 と ロックバンド「サカナクション」の山口一郎。ともに北海道・小樽市出身の2人が「ラジオっぽくない」ことをしながら、本音のトークを繰り広げる"ゆる~い"ラジオ番組。全く違うジャンルで、それぞれ第一線で活躍する2人が、ラジオだから出来る芸能界や音楽業界のウラ話や、北海道愛・小樽愛に満ちあふれたローカルネタで話まくります。テレビや他の番組では決して聴けない、素顔の加藤と山口に出会えます。全国9局ネット(放送日時は各局のHP等でご確認ください)。

出演番組をラジコで聴く

※該当回の聴取期間は終了しました。

「野口五郎と黒部五郎どっちがいい?」野口五郎 ショックを受けた芸名の由来と誕生年の“不思議な縁”

放送作家・脚本家の小山薫堂とフリーアナウンサーの宇賀なつみがパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「日本郵便 SUNDAY’S POST」(毎週日曜15:00~15:50)。今回の放送は、デビュー56周年を迎えた歌手・野口五郎さんをゲストにお迎えして、芸名の誕生秘話から、音楽への飽くなき探究心、そして未来へ受け継ぎたい"豊かな音"への思いまで、幅広く語っていただきました。


(左から)パーソナリティの小山薫堂、野口五郎さん、宇賀なつみ



◆芸名の由来は「山の名」誕生年に隠された不思議な縁

野口五郎さんは、1956年、岐阜県美濃市生まれ。1971年に「博多みれん」で歌手デビュー。同世代の西城秀樹さん、郷ひろみさんとともに「新御三家」と呼ばれ、一躍トップアイドルとして人気を集めます。「甘い生活」「私鉄沿線」「青いリンゴ」など数々のヒット曲を発表。その活動は歌手にとどまらず、俳優、ミュージカルなどでも幅広く活躍。近年は音楽制作やデジタル技術にも積極的に取り組み、世代を超えて音楽の魅力を発信し続けています。

「昭和31年2月23日生まれなんですけど、これを足すと56なんですよ」と、不思議なご縁を明かす野口さん。しかも出身地の岐阜県美濃市を通る国道156号線を話題に挙げると、スタジオは驚きに包まれました。さらに、芸名「野口五郎」の由来についてもトークは展開。

「野口五郎岳」と「黒部五郎岳」の2つの山から名前の候補が挙がり、「『野口五郎と黒部五郎とどっちがいい?』って言われまして。当時は中学生だったので本当にショックでした」と当時を振り返ります。しかし今では「55年以上も通っている名前なので、ありがたいし嬉しい」と、長年親しまれてきた名前への愛着を噛み締めました。

デビュー曲「博多みれん」は演歌でしたが、当初は思うような結果が出ず、年齢をごまかしてキャバレーで前歌を務めたり、少女雑誌のファッションページでモデルのアルバイトをしたりと、地道な下積み時代も経験。「たまたま顔が出ることがあってファンレターが来て、それでスタッフの人が『ポップスに転向しようよ』って話になって、『いいの? やったー!』って感じでした」と、転機となったエピソードも披露しました。

また、「新御三家」と呼ばれた時代については、「僕らがデビューする頃は、まだアイドルという言葉がなくてスター歌手の時代だった」と説明。当時は歌を身ぶりで表現することすら「『お前は歌をいちいち説明するのか。言葉だけで届けろ』って怒られる時代だった」と振り返ります。

その後、芸能界がスカウト中心へと移り変わるなかで、「(森進一さんとか五木ひろしさんとか)スター歌手の末っ子だったのが、アイドル歌手の長男になっちゃったので、戸惑いはすごくありました」と、時代の転換点を生きたからこその複雑な心境も明かしました。

そして、話題は人気バラエティー番組「カックラキン大放送!!」へ。アイドルでありながら本格的なコントにも挑戦していた野口さんですが、その原点には、クレージーキャッツのハナ肇さんから受けた教えがありました。

16歳の頃、「『これからの時代は、エンターテイナーの世界なんだよ』『人が泣いていても、それを笑わせることができるんだよ』と言われた」と振り返り、「『音楽の間から人を笑わせる。絶対に失笑はダメなんだ』ということを徹底的に教わった」と明かします。番組では音響やテンポまで音楽的に計算された演出がおこなわれていたそうで、「それでやると、やっぱり面白いんですよね」と当時の制作現場の熱量を懐かしそうに語りました。


野口五郎さん



◆量子力学からAIまで 留まることのない音楽への探究心

番組後半では、現在も尽きることのない探究心について語ります。長く活動を続けられる原動力を問われると、「妄想が好きなのと、探究心が強いんですかね」と回答。さらに、量子力学や音の仕組みについて日頃から考えていることを明かし、宇賀が「すごい、高度でした(笑)」と驚く場面もありました。

また、自ら発案したQRコードを活用したデジタル配信サービス「DMVカード」も紹介。「妄想と現実から生まれた」と語り、AIについても「過去に残していかなきゃいけないものって絶対あると思う」と、音楽文化の継承に活用していることを明かします。

現在開催中の全国ツアーについては、「テーマはずっと変わっていなくて『この思い届け』なんですよ」とコメント。「どうやったら届くかということを毎回考えている」と語り、56年を経てもなお、観客へ思いを届けることを何より大切にしている姿勢が伝わってきました。

さらに、番組恒例の"手紙"のコーナーでは、作曲家・筒美京平さんから届いた直筆の手紙が「宝物」だと告白。その手紙は今も机の引き出しにしまってあり、「いつでも開けられるところに入っています」と、大切なお守りのような存在だそうです。。

そして、この日、野口さんが手紙を読み上げた相手は、なんとヨハン・セバスティアン・バッハとロベルト・シューマン。2人の音楽家へ宛てた手紙では、テクノロジーの進化と音楽の本質、音が人間にもたらす豊かさについて、自身の研究や考えを交えながら熱い思いをつづりました。

手紙を読み終えると、小山は「論文のようなお手紙でしたね」と感嘆。野口さんは「バッハ様とかシューマン様の音楽を聴いていると、彼らは一度未来に来て、それから過去に戻って音楽を作ったんじゃないかと思うくらい」と独自の音楽観を語り、その探究心の深さをのぞかせました。

最後に、リスナーへ向けたメッセージを求められた野口さんは、「小さい頃によく『道草するなよ』って言われたと思うんですけど、どうですか、ちょっと道草しませんか?」と優しく呼びかけます。

「もっと幸せとか、そういうものって目に見えなくて、聞こえなくて、匂わなくて、そんなところにあるんじゃないかなって気がします」と野口さん。56年にわたり第一線を走り続けながらも、新たな技術や音楽の可能性を探究し続ける野口さん。その根底にあるのは、時代が変わっても「豊かな音」と「人の心に届ける思い」を何よりも大切にする、変わることのない音楽への情熱でした。

<番組概要>
番組名:日本郵便 SUNDAY'S POST
放送日時:毎週日曜 15:00~15:50
パーソナリティ:小山薫堂、宇賀なつみ
番組Webサイト: https://www.tfm.co.jp/post/
番組公式X:@sundayspost1


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