イモト、立川談春さんの独演会で落語初体験!「色気がエグい!」

イモトが、初の落語体験に感動! 以前、ドラマで共演した立川談春さんからお誘いを受けていたというイモト。今回ようやく実現したものの、初の落語の独演会を前に「話が2つで2時間半? あと何するんだろう??」と戸惑ったという。生で初めての落語を観て「談春さん、すごい!」と感動したとか。会場に立川談志さんの姿を発見!? 

イモト:けっこう前になるんですけど、初めて生で落語を見てきました! それが、すごい豪華ですよ! 以前、ドラマの「下町ロケット」で共演させてもらった立川談春さんの独演会に行ってまいりました。共演してから何度かお誘いを頂いていたんですが行けなかったんですけど、今回はまんをじして、めちゃくちゃ楽しみにしておりました! お友達の立木早絵ちゃんと一緒に行きました。

イモト:いや~、すごいですね! 談春さんは、ドラマの現場でしかお会いしてなかったので、その時の空気と全然違いますね。聞くところによると、談春さんの独演会はめちゃくちゃ大人気で、チケットが取れないと。それをあんな良いお席で見ることができてありがとうございました。

初落語のイモト、「明烏とねずみ穴だけで2時間半も?」

イモト:私、落語のちゃんとした独演会は初めてで、今回の談春さんの独演会はお噺が2つと、お楽しみという何をやるのかわからないのが1つの、計3本。「明烏」と「ねずみ穴」というお話だったので、私は落語初心者だからあらすじをネットで調べて無かったんですよ。あらすじを見ると短いお噺なんですけど、独演会の時間で言うと休憩を入れて2時間半くらい。だから、早絵ちゃんと行きのクルマの中で、<今日って明烏とねずみ穴だけなんだよね?><これで2時間半なんですかね?><他にも何かやるのかな? そんなに長いお噺ではないよね?>みたいな話をしていて。

イモト、初落語の談春さんの「明烏」にびっくり!

イモト:で、会場に行って、まずお楽しみの短いお噺があって、そして本題の「明烏」だったんですけど、もうね、びっくりよ! あらすじを知ってるんだけど、あれをこう脚色するのか!!という。登場人物もそうだし、会話も、談春さんはここを面白がって伸ばすんだ!というのも、実際に聴いてわかったし! 

イモトが「明烏」のあらすじを説明すると・・・

イモト:じゃあ私が「明烏」のあらすじを説明すると・・・お店の2代目の若旦那が生真面目で女遊びが苦手で。逆にそんな息子を心配したお父さんが、町で一番の遊び人2人に、女遊びといえば吉原ですよね、吉原に連れてって遊ばせてくれって。実際に、若旦那が吉原に行って、なんやかんやあるんだけど、結局、女遊びが苦手な若旦那が・・・あ、えっと、、、全然ダメだな(笑)。素人があらすじを話すとこうなるのよ! わかる(笑)!? 

イモト:だけど、みなさん違うの! 談春さんの「明烏」を聴いて! 私、急にあらすじを話し始めて、あれ?と思って(笑)。落語を説明するのって、めちゃくちゃムズイじゃん! あらすじすら説明できねーわ(笑)。私が話そうとすると、こういうことになるのよ。私が話すと1分で終わっちゃうし、ああだこうだ言ってて、今ラジオを聴いている方で「明烏」を知らない人は、意味がわかんないでしょ(笑)!? 

イモト、談春さんの落語を見て「想像力を使った映画を見ているようだった!」

イモト:でもね、談春さんの落語を聴いてみて! 座布団一枚で、談春さんが喋ってるだけなんだけど、もうね、絵が見えるのよ! 登場人物が2代目の若旦那でしょ、遊び人2人、お父さんお母さん、吉原の花魁もいるから7人くらいいるんだけど、それを談春さんが一人で7役くらいを声色を変えて。談春さんというおじさまが喋っているんだけど、もう花魁は花魁にしか見えないんだよね! 声色や仕草も含めてね。想像力を使った1本の映画を見ているような感覚で。実際に30分くらいあって。私なんて喋ったとしても1分よ。1分のものを談春さんが喋ると、30分になり、それがまあおもしろいの!! ヤバいね! それでびっくりしちゃって。

イモト:「明烏」はお笑い要素があるお話だったんですけど、談春さんが上手いんだよねえ! いや、真似はできないよ! 真似はできないけど、びっくりしちゃって! 釘付けですよ! あっという間の30分でした! オチもわかっていて、単純明快な話なんですけど、なんだろうな、ずっと聴けるというか。ほんと、びっくりしました!

休憩中、次回公演のチケットに走る談春さんファン!

イモト:で、休憩を挟むんですけど、その休憩時間に次の落語会のチケットが買えると、談春さんがアナウンスするんですよ。そしたらみんながすごい勢いでロビーに走って、次のチケットを買いに行くの! もうさ、ファンの方のあの熱いもすごいよ! たぶんですけど談春さんの落語を聴きに何回も来てると思うの。

イモト、「ねずみ穴」のあらすじを説明すると・・・

イモト:休憩が終わって、今度は「ねずみ穴」というシリアスな話なんですけど、これもあらすじを言うと、、、(笑)。これも難しいなあ(笑)。私の記憶も定かじゃないんですけど・・・

イモト:ある兄弟のお話なのかな。お兄さんの方が大きなお屋敷の人なんだよね、、、

スタッフ:商売をやっていて。

イモト:ああ、商売をやってらっしゃる大きなお屋敷の方で(笑)。弟の方が財産が無い中で、お兄さんにお金を借りに行こうとして、なんかあのう、、、いろいろ、、、最初、ちょっと待ってくださいね(笑)。

スタッフ:弟は遊び人で浪費家でお金があると使っちゃう。

イモト:そうかそうか、そういうベースがあって(笑)。お兄さんにお金を借りに行ったら、今だったらいくらくらいになるんだろう、、、

スタッフ:3文を貸したというから何百円単位くらい。

イモト:そうね。お金を貸してください!って頼みに来た弟に対して、お兄さんは何百円単位のお金しか貸さなかったんですね。これで、腹が立った弟がわらじを作るところからはじめてね。なんとかなんとか、のし上がって、自分でお店を持てるようになって蔵も作れるようになって。その悔しい気持ちでここまで来たから、それをお兄さんに報告しに行くみたいな。

スタッフ:お金を返しに行く。

イモト:あ、そうだそうだ(笑)。ちょっと待って、これダメだな(笑)。で、そこでお兄さんがなぜ、あの時に3文しか貸さなかったのかを熱弁するんですけど、そこの談春さんよ! 「明烏」とは全然違う! 実際に涙を流されて! もう空気が一気に変わるんですよ! 怒った時など迫力が凄かったです! なぜ3文だったのかを弟も理解して。兄弟が和解して、兄が弟に今日泊まっていくかというところから、オチまでもう一展開あるんです。こんなあらすじで、すみませんね(笑)。これを談春さんが30分で落語にすると凄いのよ! いやマジで見て欲しいね! 私は後半の「ねずみ穴」の談春さんにぐっときちゃってね。

イモトが感じた談春さんの色気!

イモト:あと、なんて言うんですか、談春さんの色気がエグいですね! 出てきた瞬間から、ここの空間はオレが支配をしている!という立ち姿というか。所作の一つ一つが、美しくて。着物の羽織り方、脱ぎ方。これだけお喋りしている中で飲むお茶のすすり方。いやあ、色気が爆発してましたね! ドラマ「下町ロケット」の役とは違う、これが談春さんの本業=落語家・立川談春なんだというのを、まじまじと生で見させてもらって感動しましたね。

イモト:冷静に見て、落語ってすごいなと思ったのが、明るい照明と、座布団一枚と、マイク。扇子などのちょっとした小道具はあれど、舞台のようなセットも無ければ、衣装も着物だけじゃないですか。音も出囃子くらいで。落語家さんの話1本で2時間半、あれだけのお客さんを楽しませるって、すごいコスパですよね! とんでもないですよね! 舞台の制作費でいうと、ほぼかかってないようなもんじゃないですか。すごい!かっこいい!と思いました。

イモト:ぜひ、違う落語も見てみたいです。で、スタッフさんから聞くと、同じ噺でも別の落語家さんがやると別のお噺になるらしくて。なので、いろいろ落語を見たいなと思って。あと、落語ファンの静かな熱意みたいなものを感じましたね。笑うところも皆さん、わかってらっしゃって。何百回も聴いている噺だからね。ここだよみたいな。だから、初めてでも笑いやすかったですね。本当に感動しましたね。

イモト、困惑! 談春さんの独演会の会場に“談志師匠の姿”が!?

イモト:で、談春さんの独演会が始まる前、どういうお客さんが来ているんだろうと会場を見ていて。そしたら、私の3列前だったんですけど・・・マジでびっくりしました! 私ね、<あれ、談志師匠かな!?>と思って(笑)。あれ、談志師匠って、、、あれ?あれ?って(笑)。でも談志師匠ってアレだようなあと思うくらいクリソツな方が客席にいて! 

イモト:頭にバンダナを巻いてサングラスをかけて、肘を高めに腕組みをされて(笑)。その横に、お弟子さんみたいな坊主の人も付いていて。もう師匠感が漂っていて。何度も何度も目を擦って、あれ?あれ?談志師匠?って。でも、どう考えてもお客さんですよね。談志師匠の本当のファンなのかな!? コスプレするくらいのファンの方がいらっしゃって。本当に落語家さんの可能性もあるんですけど(スタッフ:無いです笑)さすがに無いか(笑)。

イモト:私、その日、本当に思ったことがあって。朝、今日は何を着て行こうと思った時に「すっぴんしゃん」でも話した、例の紫色の太いターバン(笑)。あれも候補に入っていたの! 遅刻ターバン(笑)。あれでもし行ったら、ヤバかったよ! 談志さんが前後にいてさ(笑)。さすがの談春さんも気が散るよ(笑)。2列続いて、<あれ、師匠?>って(笑)。

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天神様のファンサは落雷!? 鎮守の森に佇む小金井神社でランパンプスが合格祈願!

受験生を“みんな“で応援!『おうえんしナイト』

全国の受験生を応援するために、受験や教育と縁が深い、お笑い芸人・ランパンプスと一緒に様々な情報をWebコンテンツとして発信していく企画です。

全国の受験生を応援する『おうえんしナイト』。

今回は東京都小金井市にある小金井神社にやってきました。菅原道真公をお祀りする小金井神社にてランパンプスが合格祈願してまいります。

――それでは、境内に入って、権禰宜の中村仰生さんにお話しを伺いましょう。

小林:ランパンプスと申します。よろしくお願いいたします。

中村:権禰宜の中村です。よろしくお願いします

小林:下のお名前はなんて読むんですか?

寺内:ギョウセイ? オウキ?

中村:学校の先生にも初見で名前をちゃんと読み上げられたことはなくて、これで「タカオ」と読みます。絶対読めないですよね(笑)。

小林:無理です!

中村:偉い先生に付けてもらった名前らしいんですけども、生まれは神主の家系ではなくて一般ピなんです。

寺内:一般ピって(笑)。

中村:(笑)。一般の会社員の息子だったんですけれど、名付け人が「この子は信仰に生きるような子になる」と言われまして、それで「仰生(タカオ)」という名前が付いたんです。

寺内:信仰に生きるのが由来で、今、実際に権禰宜さんをやっているんだ!

小林:藤川球児と一緒ですね(笑)。

中村:確かに(笑)。

小林:さて、改めまして、小金井神社さんのご由緒、創建の歴史を教えていただけますか?

中村:小金井神社は、小金井の村を作るにあたっての鎮守様として創建したと云われております。いろいろな資料がある中で「神社縁起」というものには「勧請遷座した」とは書いてあるのですが、「どこから遷座したか」は特段、書いていないんです。こちらの大正時代に遷座祭宮司が作った資料をご覧ください。

寺内:大正時代の原本ですか?

中村:原本です。

寺内:大正時代の原本がランチョンマットみたいに(笑)!

中村:何枚かあるうちの1枚をいただいて、普段使いで使わせていただいております。小金井神社は再利用の精神が強く、別の用途で使われていたものを、もったいないのでカバーとして使っているんです。

小林:小学生が使う学習机のマットの下の世界地図みたい(笑)。

中村:所説あるのですが、西暦1205年に、御祭神である菅原道真公の徳を慕って小金井神社は創建されたと云われています。『鎌倉殿の13人』みたいな時代で、鎌倉も近かったので、反中央体制みたいな気概が強かったようで、その象徴として天神さんは挙げられやすいのもあって道真公を祀っております。

寺内:確かにそう書いてありますね。

小林:マジ? 読めるの?

寺内:もちろん。

中村:(笑)。小金井市の祖始の方に伝わる云われだと、この先に谷保天満宮という道真公の息子さんが作られたお宮があって、そこの御魂を分けてもらったというのが小金井市としての歴史の正史になります。

小林:この辺りの人たちは、そもそも道真公への信仰の土壌があったんですね。

中村:はい。なので、開拓するにあたって、どの神様をお祀りするのがいいかと村人で話し合って、道真公をお祀りしたとも云われております。

小林:面白いな!

寺内:「小金井」という名の由来はあるんですか?

中村:これも諸説あるのですが、水は昔、お金と等価値くらい非常に貴重でした。そして、この辺りの国分寺崖線の崖の下は、ちょっと掘れば井戸がすぐできるくらい湧き水が豊富なので「小金のごとく水が湧く」ということで「小金井」と付いたという説があります。

寺内:井戸の「井」なんですね!

中村:他にも、この先に貫井神社という『ホンマでっかTV』で取り上げられた最強の金運神社と呼ばれている神社がありまして、そこでは今も水がこんこんと湧いていて、そこが名前の由来になったという説もあります。

小林:こちらは初めから「小金井神社」という名前だったんですか?

中村:いえ、明治になった時に一村一社令、1つの村に1つの神社にしましょうという政令があり、神社を一か所にまとめたんです。その際に、その村の一番の鎮守を決めようということで、こちらに決まり「小金井神社」という名称になりました。それまでは天満小金井とか、天満天神さんとか、時代時代によっていろんな愛称で呼ばれていました。そして、明治以降に小金井神社で統一され、戦後に「天満宮があったほうが分かりやすいよね」ということで天満宮という名が付きました。

小林:上につけているのは珍しいですよね。

中村:ただ、登記上は「小金井神社」となっています。天満宮として、いろんなエピソードがあるんですけれど、小金井に住んでいる学生さんは、神社の前を通る際に、挨拶をすると必ず元気よく「こんにちは」と挨拶を返してくれるくらい品行方正な学生が多いんですよ。

寺内:挨拶は本当に大事ですからね。こんにちは!

中村:こんにちは(笑)。小金井神社は、もともと御神木が――。

寺内:こんにちは!

中村:挨拶、ありがとうございます(笑)。

寺内:僕、挨拶好きなんですよ!

中村:素晴らしいことです(笑)。

小林:人の話を遮るのは失礼です。挨拶をしないより失礼です。

寺内:過度の挨拶はダメですよね(笑)。

中村:いえいえ、吉本興業さんの空気感が感じられて、すごく憧れます(笑)。さて、御神木なんですけれど、もともと小金井神社の裏手にあった杉の木は、中央線からも見ることができるくらいものすごく大きい木だったんです。

小林:後で見せていただけますか?

中村:実は、落雷で消失してしまい、もうないんです。

小林:マジ天神じゃん!

中村:おっしゃる通りです。さすがですね。私がまさにそれを言おうとしていました。

寺内:先言うなよ。お前!

小林:こちとら何個神社回っていると思ってんだよ!

寺内:だからってお前エピソード取んなよ!

中村:(笑)。村人たちは、落雷で御神木がなくなったことで、「天神さんが降りてきたこの地は、天神さんにしっかり守られるから安心だ」と話していました。近所のおじいちゃんたちが言うことなので、本当かどうかわからないですが、そこから子供たちの学力がどんどん上がったという話が残っています。実際、品行方正な学生さんが多いのは事実ですね。

寺内:素晴らしい!

小林:天神様が見てくれているのが落雷でわかったんですね。つまり、アイドルが、こっち見て指さして認知してくれたみたいなことですよね!

中村:そういうことですね。

寺内:え? 今、分かりました? 無理しないでいいですよ(笑)。

小林:天神さんが見てくれたから雷が落ちたんでしょ? 天神さんがこの神社を認知してくれたんですよ。

寺内:ファンサってこと?

中村:700年間推し活していたらようやく実ったと(笑)。

小林:そうそう。天神様のファンサは落雷なんです。

寺内:認知のある古参の神社ってこと?

中村:そういうことですね。

寺内:そういうこと(笑)?

中村:そういう解釈は私は好きです(笑)。こちらが御神木の写真になります。

※右上が落雷前の御神木。

小林:古っ! いつ頃なんですか?

中村:これも大正ですね。昔の社殿も映っていますが、右上が御神木です。今は根っこだけが残っています。

寺内:やっぱり当時はものすごい木々に囲まれていますね!

中村:小金井神社は、今も、武蔵野の原木を残している地域なので、イヌシデなどこの地域を代表する木々が多くありまして、当時から、鬱蒼としている神社の森を守り伝えているお宮になります。

小林:道真公の木像が御神体なんですね。

中村:実は、その座像は私も見たことがないんですよ。

小林:え?

中村:今の宮司も見たことがないんです。

寺内:えー!

中村:平成の御代に「覆殿」という建物を覆う建物を作りました。本殿は西暦1700年、江戸中期に造られた建物で、雨風に晒されるとどんどん壊れてしまうので、その覆殿の中にあります。周りが奈落のようになっており、その中に遷座する時に、先代宮司が白い布で覆って遷座祭を行ないました。なので、その時の宮司しか直接は見ていないんです。

寺内:そこに「ある」という事実だけが残っているんですね。

中村:覆殿の中にある本殿は江戸中期の造りをそのまま残しているということもあって、小金井市の指定文化財にされています。

小林:僕らも見ることができますか?

中村:御扉という扉がその先にあり、開くのは年に2回だけなんです。

※年に2度だけ開かれる本殿の扉。

小林:それが、今日ということでお願いします!

中村:(笑)。あと1ヶ月早かったら見られたかもしれないですね。

小林:例大祭と……今日?

中村:いや、例大祭とお正月です(笑)。煤払い、お掃除ですね。

小林:その時期に参拝された方は見られるんですか?

中村:いや、選ばれた数十名、拝殿に上がれる方しか、その御扉の中を伺うことはできません。

小林:どうやって選ばれるんですか?

中村:市の有力者の方だったりですね。

寺内:来賓の方(笑)!?

中村:そういう人になれると見られます。

寺内:お前、移り住んで偉くなれ。本殿見たかったら。ムサコに住んで偉くなるしかない!

小林:そんな室井管理官みたいな(笑)。

寺内:現場じゃなくて偉くなれ! 掃除したけりゃ偉くなれ!

中村:(笑)。

寺内:本殿は江戸中期から残っていて、落雷は大正に起きた。つまり、稲妻から守ってくれたみたいな言い方もできるってことですよね?

中村:そういう考え方もできますね。

小林:境内の大鷲(おおとり)神社は、かつての中島飛行機三鷹研究所にあった社を移したとのことですが、その経緯を教えてくださいますか?

中村:どの資料でそのお話見つけました?

小林:うちの優秀な部下が調べました(笑)。

中村:いや、すごいです。それを知っている方はあまりいないんですよ。大鷲神社では、天児屋根命(あめのこやねのみこと)という神様をお祀りしています。天の岩戸開きの時に出てきてくださいと祝詞を読み上げた神様で、出世開運の神様ですね。この先に今、ICU国際基督教大学があるんですけど、そこに中島飛行機三鷹研究所があったんです。

小林:滑走路だったって言っていたね。

寺内:実は『おうえんしナイト』でICUに行ったんですよ。

中村:そうなんですね。中島飛行機の滑走路は零戦の実験場だったんです。そこにあった御社殿を小金井神社に持ってきたのですが、GHQにバレたら怒られるということで、内緒で持ってきたので、記録がほとんど残っていないんです。

小林:当時の人たちが工夫して、神様を移動させたんですね。

中村:当時のトラックで運んだという燃料の領収書だけが残っていて、その領収書でしか事実で伺えることがないんです。

寺内:国税局みたいな調べ方しているんですね(笑)。

小林:おもしろいなあ!

中村:なので、この話は知る人ぞ知る話なんです。

小林:石臼塚はどういうものなんですか?

中村:この先まっすぐ行ったところに文字通り、石臼で作った塚があります。小金井はそんなにお米が取れる地域ではなかったので、挽き臼でうどん粉や小麦を作ったり、蕎麦を作ることが多くて、一家に1個、挽き臼があったんです。

※実際に家庭で使用された石臼が積まれた石臼塚。

寺内:それが塚になったんだ。

中村:時代を経るごとに石臼を使わなくなりましたが、先祖伝来で大切に使っていたものですし、さっきも言ったように、小金井神社は「もったいない精神」の塊なので、あえて固めて、お祀りして「今までありがとうございました」と感謝の気持ちを込めて塚を作ったんです。

小林:弓道場もあると聞いたんですが?

中村:戦後から弓道場がありまして小金井市弓道連盟の方々が日々、切磋琢磨してらっしゃいます。無償で場所をお貸ししている代わりに、これだけ鎮守の木が広まっていますから、掃除が非常に大変なので、弓道連盟の方が朝に掃除してくださっているんです。

※緑に囲まれて落ち着いた雰囲気の漂う弓道場。

寺内:掃除するにしても、先っちょが小さいから掃きにくいんじゃないですか?

小林:弓でンねえよ! ンねえよ!

寺内:お前ってもしかして「や」って言えない人?

中村:お互いに助け合いとなっております。

小林:小金井市の学生の弓道部も利用できるんですか?

中村:基本的には小金井市弓道連盟に所属しているのが条件になりますが、学生さんで練習に来ている方もたくさんいらっしゃいます。今、定員がすごく増えていて、募集が毎年10人くらいしか出せていないんですよ。

寺内:ドラフト会議みたいになるんじゃないですか? もしかしたら「私、アーチェリーやりたい」って言っても、強行指名で弓道になったりして、で、「やりませんよ、弓道は」みたいな人もいるんじゃないですか(笑)?

中村:もしかしたらいるかもしれませんね。

小林:いないよ!

寺内:もうやめてよ。優しすぎるって! いるわけねえって! なんで小金井神社が強制指名するんですか!

一同:(笑)。

小林:でも、神社の中でする弓道は心も洗われそうですね。

寺内:神事みたいな感じがしますもんね。そりゃ人気でるな。

中村:静かな空間でできるのは魅力だと思います。

寺内:この拝殿は新しいですけど、いつ完成されたんですか?

中村:拝殿は令和2年です。天皇の御代がわりに合わせて、奉祝記念事業で、そのたびに建て替え事業を行っています。平成の御代の際には、幣殿と呼ばれる、覆殿と拝殿をつなぐ建物を作りました。

小林:そして、令和になって拝殿を!

中村:前は明治の建物だったんです。令和に御代がわりすることで、奉祝記念事業として拝殿を建て替えて、今、令和と平成の建物を明治の建物でつなげるような形になっています。御代を変えることにパワーアップして、新しくなっています。

※手前から奥に令和、平成、明治と続く社殿。

小林:受験生が参拝しに訪れる際の、参拝方法や心構えはありますか?

中村:天満宮なので、合格、受験祈願に重きを置いて祈願を奉仕させていただいています。小金井は非常に学校が多く、学生さんも多い地域なので、学生さんが悩んだ時に気軽にお参りに来られるような空気作りは可能な限りしております。学生さんに悩み相談を受けることもありますよ。

寺内:そうなんですか!

中村:こうしたらいいんじゃないとか、ちょっとアドバイスすることもあります。

小林:なんかある?

寺内:飼い犬に嫌われているんです。

中村:何犬ですか?

寺内:ミニチュアピンシャーという小型犬なんですけど、なかなか「おいで」を聞いてくれなくて。

中村:奥様の方を向いちゃうんですかね?

寺内:そうなんです。妻の方にいっちゃうんです。

中村:それは厳しいですね。

一同:(笑)。

寺内:アドバイスくれると思って相談したのに!

小林:聞いてくれてはいた(笑)。

寺内:聞いてくれるって聞いてくれるだけのことあるの?

小林:いや、共感も大事だから!

中村:(笑)。奥様を普段、大切にされているのが犬にも伝わっていて、序列を理解しているんですよ。奥様が一番大切な存在だから奥様を守る。その次に食い込むために必死に攻防を繰り広げているんじゃないかと。普段、寺内さんが奥様を立てているのが犬にも伝わっていて素敵だなって思いますよ。

寺内:普段、僕が妻を立てているからなんですね。そうかそうか。じゃあ僕が妻に指図すればいいんだ。

小林:よくないよくない。時代的によくない。

中村:そういった形で学生さんにいらっしゃっていただいて、いつでも気兼ねなく、参拝方法も喜んで教えております。ほかの、見どころとしては、見ての通り、鎮守の森のお宮さんですので、木々が非常に多くて、都会の喧騒を忘れられるので、リラックスできることですね。

寺内:僕、近くの大学通っていたんですよ! 武蔵野とか、広い通りとかもあるけど、油断するとすぐ森に迷い込むんです(笑)。住宅地があって、学校あって、こういうのどかなオアシスがあるって、東京都でも武蔵野のめっちゃいいところだなって久しぶりに思いました。

中村:そう言っていただけると嬉しいですね。梟も夜になると飛んでいますし、蛍がたくさんいるようなエリアもありますからね。

小林:マジで?

寺内:のどかなのよ。

中村:勉強したり、創作するのにはうってつけの土地柄なので、アニメーターさんや漫画家さんとか設計する人などもよくいらっしゃいますね。

小林:根を詰めて何かに取り組んでいても、ここに来たらリラックスできるなら、受験生にも来てほしいですね。

中村:ぜひ、来てほしいです。

小林:最後に、今、頑張っている受験生にメッセージをお願いします。

中村:やれることに全力を尽くしていただいて、99%の努力、そして最後の1%は神頼みにしていただけると、大体どんなことも叶うと思います。なので、自分を信じて頑張って努めていただくのが一番大切だと思います。

寺内:素敵なお言葉!

小林:本日はありがとうございました。

中村:こちらこそありがとうございました。

 

――歴史もエピソードも盛りだくさんな小金井神社はいかがでしたか?

小林:寺内さんの大学時代のご近所なんですよね。来たことなかったの?

寺内:ないない。まさか、たかおちゃんがいるとは思わなくて。

小林:たかおちゃん?

寺内:中村のたかおちゃん(笑)。

小林:(笑)。石臼塚は迫力あったよね。 現代アートみたいだった。

寺内:確かに! 江戸中期の本殿を囲う平成の覆殿に、 明治の梁が残っている令和の拝殿! 歴史を感じるよね。

小林:どんどん変わっていく神社だけど、変わらないものもあって素敵な神社でした。

寺内:近所に学芸大、東京経済大学、多摩美、武蔵美、一橋、 ICU、など大学もいっぱいあって、そこの天満宮だからさ、ご利益ありまくりよ!

小林:小金井を鎮守しているということですし、ぜひ皆さんもね、来ていただければ!

寺内:僕も今度、犬と妻を引き連れてきます。

小林:序列だけじゃなくて時代も気にしてもらえるかな(笑)?

※菅原道真公の絵馬とともに御朱印を自慢する小林氏。

 

学問の神様・菅原道真公をお祀りし、武蔵野の豊かな自然に囲まれた小金井神社は、合格祈願はもちろん、受験勉強で疲れた心をリフレッシュするのにもぴったりな神社ですので、お近くに立ち寄られた際は、是非、ご参拝してみてください。

さて、次回の『おうえんしナイト』は東京経済大学にて取材をしてまいります。ご期待ください!

 

<小金井神社>
住所:〒184-0012 東京都小金井市中町4-7-2

 

『おうえんしナイト』では頑張る受験生を応援すべく、リスナーの皆様からのご意見や情報を募集しております。ランパンプスの二人に取材してほしい“あなたの街のおすすめスポット”や“合格祈願にまつわるスポット”など受験生に役立つ情報を特設サイトまでお寄せください。

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