はなわ「家族のおかげで本気になれた」 下積み時代を支えた奥さんの一言にスタジオ感動!

毎週月曜夜21時より、TBSラジオからお送りしている「やる気スイッチラジオ アストルム」。個性豊かな様々なゲストをお迎えして、幼少期のターニングポイントや、やる気スイッチの入った瞬間を深掘りしていきます。メインパーソナリティの佐藤隆太さんと佐々木舞音アナウンサーの2人でお送りします。

15日(月)の放送には、ゲストにお笑い芸人のはなわさんが登場!舞台の本番と稽古に臨んで、やる気スイッチが入っているという佐藤さんが、芸人になったきっかけや奥さんとのエピソードについて話してくれました!

佐々木:本日のゲスト、はなわさんのプロフィールをご紹介させていただきます。はなわさん、埼玉県春日部市のご出身なんですよね?

はなわ:「誕生」が、です。(笑)出身は佐賀、と言ってるんですよ。微妙なんですけど一応、佐賀の歌で売れたんで。「佐賀県じゃないの?!」って佐賀県の方がショックを受けられるので、出身は佐賀、「出生は埼玉」という言い方をしてるんですよ。あ、嫁さんも佐賀出身なので!

佐藤:あじゃあ、佐賀ですね!(笑)

佐々木:埼玉県で生まれた後は、千葉県にも行ってらっしゃるんですよね?そこからお父様の転勤で佐賀へ行ったんですね!

はなわ:小学校2年から佐賀に住んでるって言ってたんですけど、ほんとは6年生です。うちの弟(塙宣之・ナイツ)が千葉で生まれてるんですけど、全部暴露しちゃったんですよ!あんなに売れると思わなくて、2年生ってウソついてました。(笑)

佐藤:佐賀を大事にしているからこそ、ですよね?

はなわ: そうですそうです!(笑)

「田舎コンプレックス」から志したお笑いの道。一大決心のきっかけは高校の文化祭で得た“快感”

佐藤:そもそも、お笑いを志したきっかけっていうのはどういったことがあったんですか?

はなわ: 本当に目立ちたがり屋というですかね…ちょっと田舎コンプレックスみたいなのがあったんですよね。もともと埼玉、千葉に住んでて、佐賀はいいところがたくさんあって自然豊かなんですけど、ちょっと田舎なんですよね。それでより、東京への憧れが強くなっていったんです。とにかくテレビに出たくて。テレビ出て、目立って田舎の友達とかに「すごいな」って言われたいみたいな。
それで、佐賀の人はふつう都会に行くって、福岡なんですよ。東京に行くっていうのは、もうニューヨークに行くくらいの一大決心。なにか一発当てたくて。(笑)

佐々木: それでお笑いを志したんですか?

はなわ:音楽も当時からやってたんですけど、結構周りに居たんですよ。何かもうちょっと、違う方向で行けないかなと思って、高校生ながら考えてその答えが「お笑い」でしたね。でも音楽もやりたいと思ってたんで、今やってることは高校の頃の考えから変わってないですね。

佐藤:上手く、お笑いと音楽を掛け合わせたハイブリッドになってますよね。

佐々木: 「いくぞ!」ってやる気が入った瞬間はあったんですか?

はなわ: 僕の中でのその頃のやる気スイッチは、文化祭とかでステージ立って目立って、なんかたくさん拍手もらったりとか、ですかね。やっぱりそれが快感として残っちゃって、「これを仕事にできたら最高だな」っていう気持ちでしたかね。

佐藤:僕もそれ似てますね。学生の時、文化祭でバンドをやったりとか、運動会で団長やってみたり。何か自分がやることでちょっとみんなが喜んでもらったりとかすると、その感覚っていうのが残って。
映画とかももちろん好きで、「その世界に入りたいな」と思ったんですけど、なにか1個にすごく衝撃を受けて、ということではなく、もう漠然とその世界に身を置きたいっていう、その一心でしたね。

はなわ:何とも言えない快感ですよね、あれは。

心が折れた時、はなわの心を支えた奥さんの言葉「辞めちゃダメ!インスピレーションでわかる!」

佐々木:東京に来ていろいろ苦労したこと、心が折れそうな時はありましたか?

はなわ: ありましたね。お金も無くて貧乏で。佐賀で出会った嫁さんと上京してきて、子供も産まれてっていうときは、もうこれはちょっとさすがに辞めなきゃいけないのかなっていうときはあったんですけど、嫁さんに相談したら、「いや絶対、辞めちゃダメだ!」って。

佐藤、佐々木:え~!!

はなわ:「何で?」って聞いたら、「私はインスピレーションでわかるんだ」って言うんですよ。僕のネタ、大して見た事ないんですけど。(笑)だけど「絶対大丈夫だから」ってことは言ってくれました。

佐藤:素晴らしい奥様ですね。どちらかというと、本人は続けたいけど、そろそろ家族のことを考えて他のことやらなきゃいけないんじゃないか、って言われることが多そうな中で、すごく頼もしいですよね。

はなわ: お金もなかったんですけど、仕事もしてくれて。貧乏でも大丈夫な人だから、「別にお金がなくてもこうして元気(長男)と3人で暮らせるだけでも別にいいかな」っていう感じで言ってくれたのが助かりましたよね。

佐藤:そういうふうに言われるとこっちも、より幸せにしたいっていうか。ちょっと照れくさいですけどやっぱり頑張れますよね。

はなわ:本当に、僕の2回目のやる気スイッチはそこかもしれないです。やっぱ子供が生まれたってところですよね。それまでは、お笑いも“遊びに行く”みたいな感覚でやってたんですよ。同期のメンバーとかみんなで行くライブ後の飲み会が楽しくてお笑いやってたみたいなところから、「ちょっと本気でやらないと」「この子を養わなきゃいけないんだ」ってことで、ネタをめちゃくちゃ真剣に作り始めたり、歌を作り始めて。そして佐賀県の歌がヒットしていくっていう。

佐藤:すごいドラマがありますね。

佐々木:家族の存在が、はなわさんにとってすごく大きかったということなんですね。

奥様との素敵なエピソードに、とても温かい雰囲気に包まれた時間になりました。子育てや家族に関するお話は、来週もたっぷりと伺っていきます。

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