池上彰さん、政府の当初のコロナ対応「危機感が薄かったという思いがします」 池上彰さんと増田ユリヤさん生出演
TBSラジオで毎週金曜日朝8時30分から11時まで放送中の「有馬隼人とらじおと山瀬まみと」
7月10日は、ジャーナリストの池上彰さんと増田ユリヤさんを迎えました。
池上彰さんは、長野県出身。大学を卒業後、NHKに記者として入局。報道記者として活躍する一方、テレビ番組「週刊こどもニュース」の司会を11年間担当し、2005年に独立。丁寧な取材から得た情報と、分かりやすいニュース解説で幅広い年齢層から支持を得ています。
増田ユリヤさんは、神奈川県出身。27年間、高校で社会科を教えながらNHKでレポーターを務めました。現在はコメンテーターとして「グッド!モーニング」などで活躍されています。
近年は、池上さんと増田さんのお2人で著書を出版、YouTubeチャンネル「池上彰と増田ユリヤのYouTube学園」も開設されています。
日本を代表するジャーナリストとしてテレビの解説番組でもおなじみの池上さん。そして、バラエティ番組での「世界史の先生」としてもおなじみの増田さん。4月に発売された共著「感染症対人類の世界史」がベストセラーとなり、大きな話題を集めました。お2人でのテレビへの出演も増えています。先日の東京都知事選挙の投開票日もテレビ番組で鋭い発言をされていた池上さん。小池百合子知事の再選と、これからの都政運営について、コロナ対応も含め、いろいろと解説していただきました。「4年間の任期」についての質問と小池知事の受け答えを巡るお話、投票率に関してのトークは聴きごたえがありますよ!
また、新型コロナウイルスを巡る政府の当初の対応について、池上さんは「とにかく危機感が非常に薄かったという思いがします。中国が海外への団体旅行を禁止したにもかかわらず、団体以外を受け入れていました。春節・インバウンドでお客さんが欲しいなという思いがあったり、習近平国家主席を国賓として招く予定があったので、中国にずいぶん遠慮・忖度していたなという気がします」と分析されました。
池上彰さん
増田さんは、都知事選挙について、新型コロナウイルスの感染拡大防止の状況下で行われたこともあり「現職有利だった」との見方を示しました。新型コロナウイルスを巡る政府の対応については、「『自分たちでこうしていこう』と決めずに、周りの状況を見ながら政策を決めてゆくことがあり、そういった点が裏目に出たのでは」と解説されました。さらにドイツなどの例も出しながら、改善すべき点についてもお話しいただきました。
増田ユリヤさん
「週刊こどもニュース」での「わかりやすい解説」が評判となった池上さん。「皆がわからないのは何でだろう?」を解消してあげたいとの思いで臨んでいたそうです。「大人はわかったフリをするが、こどもはわからないことを、すぐに言ってくれる」そうです。放送では、「名コンビ」のお2人の出会いや、お互い「新人時代」だったころの思い出、現在取り組んでいる「YouTube」の裏話なども披露していただきました。
二宮和也「嵐がすごく補っていてくれたというか…」俳優業でもバラエティでも活躍できている理由を自己分析
TOKYO FMで月曜から木曜の深夜1時に放送の“ラジオの中のBAR”「TOKYO SPEAKEASY」。今回のお客様は、秋元康さんと二宮和也さん。ここでは、バラエティや俳優などマルチな活躍を見せる二宮さんのスゴさについて、また、嵐の5人が連名で設立を発表した「株式会社嵐」についても語り合いました。
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(左から)秋元康さん、二宮和也さん
◆秋元も絶賛する“二宮のバラエティセンス”
秋元:ニノのバラエティセンスはすごいよね。
二宮:本当ですか!?
秋元:多分、日本で5本の指に入るくらいうまいと思う。
二宮:うれしい……!
秋元:だけどさ、やっぱり俳優は俳優をやらなきゃいけないのよ。だから、俳優とバラエティを兼ねるのってなかなか難しいんだよね。
二宮:そうなんですよ。実際に今(いろいろな仕事を)やっていて思うんですけど、結果的に“保険”って言ったら変だけど、嵐がすごく補っていてくれたというか。
秋元:そうだよね。しかも、嵐で新会社を作るんでしょ? まだ詳しく決まっていないだろうから今回は聞かないけど、そういう船があるといいよね。
二宮:そうなんですよね。みんなそれぞれ思うところは多分あって、個人の関わり方も違うはずなので、そこを“え、どうなったの?”って聞くよりかは、“会社”という箱を共通のものとして持って、そこで何となく(メンバーの)誰かが何かをしていることを感じられたほうがいいんじゃないか、っていうのもあったので。
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秋元:これから5人が一緒になってどういう形になるかわからないけど、これはニノにとっても、みんなにとってもいいことだよね。1つの受け皿ができたわけでしょ?
二宮:そうですね! かつ(発表したことで)応援してくださる方と共有できるところまで漕ぎつけられたというのは……。
秋元:ファンの方も一般の方でも、やっぱり一番は“5人は(絆で)結ばれていたんだな”っていうことがすごくうれしいんじゃない?
二宮:それをちゃんと(世間と)共有できて、僕らも“大野智は生きている”ということを定期的に発信していかなきゃいけないので。大野さんは発信できないから(笑)。
◆二宮「時間がないです(笑)」
秋元:我々の仕事って浮き沈みがあるからさ、それこそ、ニノはフリーランスになって“いただいたチャンスは引き受けたい”みたいなところがあるじゃない? それで、今もバラエティとか俳優業とか、いっぱい(オファーが)あるだろうけど、そうするとどんどん時間がなくなってくるんじゃない?
二宮:なくなってくる(苦笑)。でも、ありがたいことに(嵐の頃は)それプラス歌もあって、踊りを覚える時間もあって、ライブツアーもあって、グループでやっているバラエティ番組もある……っていうのがフルフルでのスケジュールだったので。
秋元:そこの隙間に俳優業があったんだもんね。
二宮:そうですね。でも、個人になっても(嵐の頃から)ずっとそんな生活をしていたから、(仕事のジャンルに合わせて)切り替えるスイッチに意外となってくれていたというか。それでいうと、変な意味じゃないんだけど(バラエティが)ちゃんと息抜きになっていた、っていうのがあったみたいです。
秋元:しっかり俳優としてやっているニノもいれば、バラエティのニノも“楽しそうにやっているな”っていうメリハリを今も感じるよ。
二宮:(バラエティ番組の制作サイドも)「楽しんでくれたら!」みたいなスタンスで呼んでいただけたりするので、すごく助かっていますね。でも確かに、おっしゃる通り時間がないです(笑)。
秋元:そうでしょ(笑)。
▶▶二宮和也「連続ドラマ」の向き合い方に変化!? 続きは「AuDee(オーディー)」で!
<番組概要>
番組名:TOKYO SPEAKEASY
放送日時:毎週月-木曜 25:00~26:00