『TBSラジオの夏祭り in アーバンドッグ ららぽーと豊洲』開催レポート

TBSラジオは、海の日である7月18日(月・祝)に、アーバンドッグららぽーと豊洲にて1日限りの公開イベント『TBSラジオの夏祭りinアーバンドッグららぽーと豊洲』を開催しました。
当日は、TBSラジオの人気番組である「パンサー向井の#ふらっと」、「アシタノカレッジ」が初の公開イベントを実施したほか、ラジオDJが体験できる#ふらっとの人気コーナー「こども電話相談室」の特設ブースやワークショップブースなどを展開し、東京ベイエリアに集うファミリーへ夏の思い出を創出。さらに、海の日にちなみ環境問題についても発信しました。

■生放送中の「パンサー向井の#ふらっと」メンバーがオープニングを盛り上げる!

オープニングには、落語家の林家つる子さん、お笑い芸人のライス関町さん、THETIME,の反省会を早々に切り上げ駆けつけたという宇賀神メグアナウンサー、そして喜入友浩アナウンサーが登場。会場に集まった方々に「『パンサー向井の#ふらっと』聞いている方?!」と問いかけると、8割くらいの方が手を挙げ「すごい聴取率!」と登壇者も驚いた様子を見せていました。そんな番組ファンが多数集まった会場と、絶賛生放送中だった番組を中継で繋ぐということで観客からは歓喜の声が。そして、ライス関町さんによる「ふらっとフラッシュ!(※)」の掛け声に会場は大盛り上がり!メインパーソナリティのパンサー向井慧さんは「実は会場の様子が映像で見えてて、本当にたくさんのお客さんがいて嬉しい。ただ、本当に暑いので水分を摂りながら見てください」と呼びかけました。そして、中継で繋がっている月曜日のパートナーである滝沢カレンさんからは、「13時ごろに宇宙で一番面白い向井さんが向かうので宜しくお願いします!」とカレン節が炸裂する場面も。イベント会場にマイクが戻るとライス関町さんが「一人一人にギャラを払いたいくらい」と会場の盛り上がりを絶賛しました。
(※)ふらっとフラッシュ:皆さんが“今”何をしながらラジオを聴いているのか一言で紹介する、当番組の人気コーナー

▼オープニングステージに登場した左から、宇賀神アナ、喜入アナ、サツマカワRPGさん、Yes!アキトさん、林家つる子さん、ライスさん

■観覧整理券に希望者殺到!「パンサー向井の#ふらっと」初の公開イベントで人気を実感?!

メインステージに入れる整理券を求め、席数を大幅に上回る人が殺到したのは、今年の春から始まったTBSラジオの平日朝の帯番組「パンサー向井の#ふらっと」のステージ。番組のタイトルコールとともに、生放送を終えたパンサー向井さんが会場に駆けつけました。「初のイベントということで、1回目、マイクを入れずにタイトルコールを叫んでしまいました笑。肉声聞こえてしまった方はすみません!」とスタート時のハプニングを告白。さらに本日中継で繋いでいた生放送を振り返りながら、「以前、万年筆を番組内で取り上げたんです。いい万年筆は4~5万するから買えないって(滝沢)カレンちゃんが言ってて。なのでカレンちゃんに結婚祝いに万年筆をプレゼントしたんです。そしたら先程、そのお礼でカレンちゃんから、頂いた万年筆で書きましたと手紙を貰ったんでけど、みてください。」とほぼ白紙の手紙を観客へ披露。そこには、インクが出てない状態で“筆圧だけで書いた不思議な手紙”があり、『向井さんのお話が大好きです。』と書かれていると解読。手紙でもカレン節を発揮し会場には笑いが生まれ、番組メンバーの仲の良さをアピールしました。
そして、ステージには水曜日パートナー三田寛子さんと、木曜日隔週アシスタントの喜入アナウンサーも登場。三田さんは、「イベントが久々で、歌でも一曲歌いたい気分で来ちゃいました!」と真っ白で涼しげな衣装に身を包み茶目っけたっぷりにコメント。ステージでは生放送中だった人気番組「たまむすび」との中継も実施し、メインパーソナリティの赤江珠緒さんとカンニング竹山さんとの軽快な掛け合いが進み、TBSラジオならではコンテンツに会場は盛り上がりを見せました。そして、来場したリスナーからは「向井さんきっかけでラジオを聞くようになりました」とラジオ界の“顔”の異名をもつ向井さんへのコメントに「本当に嬉しい」と感激する場面もあり、番組の人気を実感する1時間となりました。

▼滝沢カレンさんからの手紙を披露する向井さん

▼三田寛子さん

▼#ふらっとポーズで写真撮影に応じる喜入アナ(左)と向井さん(右)

■三田寛子さんとライスのスペシャルぶっつけコントも!

ステージ内では、三田寛子さんの人気コーナー『いまさら、みんなでやって三田』にちなんで、『コントをやって三田!』を実施。「ライスのファンの1人としてとても楽しみ」と意気込む三田さんですが、実は、バタバタしていて一回も合わせ稽古をしていないことが発覚。「新人の時に、ドリフターズのみなさんや萩本欽一さんと共演したっきりで、コントは久しぶり」という三田さんのコメントに、「ドリフ、欽ちゃん、ライス・・・その並びは緊張するけど光栄です笑」とライスの2人は不安を滲ませながらも気合十分。そしてぶっつけコント『命乞い』を披露。『●●してくれ~』という、少しクセのある絶妙なセリフの掛け合いに会場は爆笑の渦に。ネタが終わると「台本全然関係なかった」とライス田所さんが話すと、三田さんのボケがほぼアドリブだったことを明かし「これが欽ちゃん仕込みか・・・」とライス関町さんもコメント。しかし最後は「コントの軸がちゃんとしていました」と三田さんのコントセンスを絶賛!最後は会場から拍手が巻き起こりました。ステージの様子は、7月20日(水)の同コーナーで放送予定!

▼コントをする三田寛子さんとライスのお二人

■タイトルコールと生演奏のコラボに観客歓喜!テーマソングを担当する関取花さんが歌声で魅了

番組のテーマソングを担当する、伸びやかな歌声と表現力が魅力の関取花さんが『やさしい予感』と『ラジオはTBS』の二曲を披露し、イベントに彩を添えました。「ラジオはTBS」を披露しようとすると「いつものラジオの始まりみたいに、向井さんがタイトルコールをした後に演奏を始めたらテンション上がらない?」と関取さんが提案。その即興アイデアに向井さんもノリノリになり、タイトルコールから始まるギターの生演奏とアップテンポの曲に観客の盛り上がりも最高潮に!暑い夏空に、爽やかな歌声が広がりました。

▼関取花さん

▼関取花さんのライブを客席で鑑賞する向井さん

■暑さも笑いで吹き飛ばす!三者三様のネタで会場を笑いの渦に包み込む!

番組に縁のある芸人たちによるお笑いステージも!トップバッターで登場したのは3人のピン芸人からなるお笑いユニット怪奇!YseどんぐりRPG。番組と一番関係の深いどんぐりたけしさんがまさかの体調不良で、Yes!アキトさんとサツマカワRPGさんのお二人での登場となり「関係ない2人が来てすみません!」と自虐で盛り上げると、勢いそのままにネタを披露。ロケットスタートで会場を盛り上げました。
次に登場したのは、キングオブコント2016王者ライスのお二人。パンサー向井さんから「ネタ、面白いんですか?」の振りにたじたじになる場面も見せたが、ライス関町さんが頭を叩いて曲を演奏する特技を披露するも、途中で施設のアナウンスが入りかき消されるハプニングを笑いに変え観客の心を掴むと、テンポのいいショートコントを多数披露し、キングオブコント王者の実力を発揮しました。
最後に、火曜リポーターの落語家・林家つる子さんが寄席を披露。会場には初めて落語を聞く方がいたこともあり、落語初心者にも分かりやすい入り方で噺を始めると、屋外で落語という珍しい環境に行き交う方達も足を止め、林家つる子さんの噺に視線を注ぎました。

▼Yes!アキトさん(左)、サツマカワRPGさん(右)

▼ライスさん

▼林家つる子さん

■ストローから考える今のこと。海の日にアシタノカレッジが伝える環境問題とは

「ちょっといい明日のために」をコンセプトに送っている「アシタノカレッジ」から、月曜日~木曜日のメインパーソナリティを務めるキニマンス塚本ニキさんが登場。イベントが開催された海の日は、“海の恩恵に感謝する日”とされ設定されたが、近年、その海がSDGsにもあるように環境問題にさらされていることを受け、ストローマエストロの野村優妃さんを迎え、海洋プラスチックゴミ問題についてトークしました。
海洋プラスチックゴミ問題とは、世界中の海に年間800万トンのプラスチックゴミが流れ出ることで、海洋汚染や生態系に影響を及ぼすとされている問題で、中でも近年5mm以下の目に見えにくいマイクロプラスチックゴミに注目が集まっており、プラスチックゴミを食べた魚を人間が口にすることにより、人間の体内にもプラスチックが溜まる、という悪循環が起こっている現実があります。
日本は脱プラスチックに対しての動きが海外に比べて2~3年遅れていると野村さんは語ります。海ガメの鼻にストローが刺さっている衝撃映像が記憶に新しいと思いますが、海に流れているストローはポイ捨てが8割で、この現実を知ってほしい、と続けました。
さらに、プラスチックをゼロにすることは現実的には難しいが、不必要なものを見直すことは出来るとし、その第一歩としてストローの概念を変えたいと野村さん。バリで購入したというガラスのマイストローや、結んでコンパクトにしまうことができるシリコンのマイストローを披露すると同時に、さとうきびから出来たストローと本物の茎を天日干しして作られた草ストローという2種類の土に還るディスポーザブルストローを観客へ配布。意識の改善を呼びかけました。特に草ストローは、ベトナムのレピロニアという草を使用しており、1本1本手作業で作り上げるためフェアトレードの活動にも繋がるので、SDGsの達成にも結びつくとし、ストローひとつの概念を変えることにより、世界を変える一歩になると力強く伝えました。

▼キニマンス塚本ニキさん(左)、野村優妃さん(右)

▼マイストローを披露する野村さん

▼配布したストロー

■子供に夢を与える魔法使いアキットの感動的なマジックショーに子供ら釘付け

毎週土曜日に放送中の「エンタメSaturday」にコーナーを持つ魔法使いアキットのマジックショーを実施。「子供たちに間近でマジックを見せることができて本当に嬉しい」と話す魔法使いアキットは、魔法使いになりたかったという夢を叶えるために、4歳からマジックを始めたと語りました。そして、魔法使いアキットならではのお芝居とマジックを融合させた「ストーリーマジック」を披露。引き込まれる音楽とともに、ストーリー仕立てのマジックに子供たちも釘付けになり、感動的な時間を過ごしました。

▼魔法使いアキットさん

■ラジオDJが体験できるブースのほか、「かまいたちのヘイ!タクシー!」からかまタクカーの出張も!

ブースエリアには、さまざまな体験ができるブースやフォトスポットを多数展示!中でも人気だったのが、#ふらっとの人気コーナー「こども電話相談室」の特設ブース「こどもTBSラジオ」で、実際にラジオDJが体験できるということで、ブースには長蛇の列が出来ていました。スタジオを飛び出してタクシーでお喋りするスタイルが前代未聞!と注目を集める人気番組「かまいたちのヘイ!タクシー!」から、番組でお馴染みの“かまタクカー”がららぽーと豊洲に出没!フォトスポットとして楽しめた他、ごまの真誠とコラボレーションしスペシャル福引を実施しました。ワークショップで人気を博したのが、「ジェーン・スー生活は踊る」から過去に扱った生活情報をお子様に体験してもらうべく、バスボム作りを実施。自分で一から作る工程に子供たちは目をキラキラさせていました。

▼こどもTBSラジオブース

▼展示されたかまタクカー

▼バスボム作りを体験する子供たち

■さまざまなプレゼントが貰えるブースに大行列!数時間でなくなる商品も!

オフィシャルブースの他に、さまざまなプレゼントが貰えるブースも展開しました。
安心・かんたん交換で選ばれるホーチキブースでは、住宅用火災警報器の紹介のほか、くじ引きをするとキーホルダーのプレゼントや火災報知機型の貯金箱が作れるペーパークラフトを配布しました。
ヤクルトブースでは人気商品ジョアをプレゼント!お馴染みの商品を求めて、家族で並ぶ姿が目立ちました。
インフォメーションブースでは、大ヒット公開中の映画『ミニオンズフィーバー』の公式グッズがもらえるイベントを実施。先着100名に特製バッグが貰えるとのことで、ミニオンズファンが殺到!さらに、マルハニチロの新商品で、魚のすりみともち米を一緒に炊き上げたスティック型おむすび「魚(うお)むすび」をサンプリングしたところ、約2時間で無くなるほどの大人気商品となりました。

▼出展されたブースの様子

▼サンプリングされた商品

▼ミニオンズフィーバー特製バッグ

【イベント概要】
イベント名称:TBSラジオの夏祭りinアーバンドッグららぽーと豊洲
開催場所:アーバンドックららぽーと豊洲
開催日時:2022年7月18日(月・祝)10:20~18:00
出演者:●オープニングステージ
Yes!アキト、サツマカワRPG、林家つる子、ライス、宇賀神メグ(TBSアナウンサー)、喜入友浩(TBSアナウンサー)
●パンサー向井の#ふらっと公開イベント
パンサー向井慧、三田寛子、ライス、関取花、喜入友浩(TBSアナウンサー)
●アシタノカレッジ~ストローから考える海のこと~
キニマンス塚本ニキ、野村優妃
●魔法使いアキットマジックショー
魔法使いアキット
主催:TBSラジオ
協賛:株式会社真誠、ホーチキ株式会社、株式会社ヤクルト本社、株式会社毎日新聞社、東宝東和株式会社、マルハニチロ株式会社

【番組紹介】

■パンサー向井の#ふらっと
パンサー向井がメインパーソナリティを務める「今の話題でみんなをつなぐ」をコンセプトに展開する、現在進行形のトークバラエティー。タイトルの「ふらっと」には、誰でも気軽にふらっと立ち寄ってほしい、そんな意味が込められています。毎日の番組のテーマを決めるのは、ラジオを聴いているあなたです!
放送日:毎週月曜日~木曜日 8:30~11:00
番組HP:https://www.tbsradio.jp/flat/

■アシタノカレッジ
TBSラジオに夜の学校が開校!ちょっといいアシタのためにをコンセプトに、メインパーソナリティにキニマンス塚本ニキ(月~木)、武田砂鉄(金)を迎え、楽しく深く、対話でつながるプログラムをお送りします。
放送日:毎週月曜日~金曜日 22:00~23:55
番組HP:https://www.tbsradio.jp/ashitano/

タグ

「何の努力もせんでも儲かりますよ、円安なんだから」上場企業の7割120社が増益

5月2日の「おはよう寺ちゃん」(文化放送)では、木曜コメンテーターで京都大学大学院教授の藤井聡氏と寺島尚正アナウンサーが、上場企業の増益に関するニュースについて意見を交わした。

藤井氏「可能な限り、トリクルダウンをしてもらいたい」

1日までに発表された2024年3月期決算を集計したところ、7割に当たる120社が増益となった。増益社数の比率は過去10年で2番目の水準で、好業績企業の裾野が広がっている。

純利益が増えた企業の比率は前の期比14ポイント増の69%と、22年3月期(73%)以来の高水準となった。行動制限や半導体不足といった新型コロナウイルス禍に伴う制約がなくなり、鉄道や空運、食品、機械など幅広い業種で増益企業が増えた。

寺島アナ「上場企業の業績が好調だというデータがでてきましたね」

藤井氏「上場企業って何社あるかっていったら約170社ですよ? 日本の企業どんだけあると思っとんのやと。こんな一部の話はどうでもええとは言わないが、大半の国民は無関係ですよ」

寺島アナ「そうですね、東証プライム上場する173社ですからね?」

藤井氏「そうですよぉ。何の努力もせんでも円安になっただけで。何度も言いますが、2割円安になったら2割総売りが上がるんですよ。総売りが上がる一方で、国内の物資の調達費は一定だからね? すぐには変わらないから、だから原価はほとんど一緒でしょ? で、総売りだけが伸びるでしょ? そしたら2割総売りが伸びたら、純利益は2倍とか3倍とか4倍とかになるんですよ。だからそりゃあ儲かりますよ、円安なんだから」

寺島アナ「だからここだけ見てちゃダメだっていうことなんですよね」

JR東日本、JR西日本、JR東海の3社の純利益合計は前の期比7割増えた。 JR東海はインバウンド収入が新型コロナ禍前を86%上回った。JR東海は「(今期も)この勢いは衰えない」と話す。

円安も輸出企業を中心に利益を押し上げた。日米金利差を背景に対ドルの平均レートは前の期比9円円安の145円と約34年ぶりの円安水準となった。輸出採算が改善したり、外貨建て取引の差益が膨らんだりした。値上げや訪日客需要の取り込み、為替の円安などが利益を押し上げている。

藤井氏「こうやって輸入企業だとかインバウンド企業が儲かってきてるんですから、まぁ起こらないですけど、可能な限りトリクルダウンなるものを若干だけでもしてもらいたいですね」

寺島アナ「滴り落ちるようにと?」

藤井氏「あんま落ちないんですけど、できるだけ落としてほしいですね」

寺島アナ「まぁ、だって滴り落ちなかったら価格転嫁もできやしないぞ、っていうような苦しい経営をずっと続けなくてはいけないっていう状況が続くわけですものね?」

藤井氏「これが上場企業の場合は株主資本主義なんて最近は言いますけど、株主の配当金の中にダァーッと流れていくんですよね。で、株主の配当金を出してるのは誰かといったら外国人の投資家だとか、要するに大金持ちだけですからね。この増えた分が大金持ちに回る構造があるんですよ。これをちゃんと賃金だとか取引先に対して豪気にお金を使っていくようにしてくりゃあいいんですけど、トリクルダウンさせないでトリクルアップさせている状況ですな」

Facebook

ページトップへ