市川由紀乃「サプライズ・メッセージ」に感涙

演歌歌手の市川由紀乃がパーソナリティを務める番組に「サプライズ・メッセージ」が届いた(東海ラジオ『井田・羽山の歌謡曲主義』内『市川由紀乃の歌の贈り物』6月15日18:45~)市川が父と慕う松原敬生からだ。松原は東海ラジオの名物パーソナリティで、市川のデビュー前から親交を深めて、父娘のような関係を築いてきた。

松原からのメッセージは「出会いの時から親しみのある笑顔を見せてくれた。年が離れているせいか、こちらが上から目線でモノを言っても、頼みごとなども快く引き受けてくれた。あなたに感謝、感謝、感謝の思い」そして「これからは自宅でテレビ・ラジオ三昧の毎日。年末には必ずテレビの前で応援している」とエールを送った。

メッセージを聴いて市川は「父上、ありがとうございます」と答えたときから涙声で、胸がいっぱいになった様子。「辛いときも、苦しいときも、悔しいときも、いつも笑顔でそっと見守ってくれた。うれしいことがあったときには一緒に喜んでくれた。数えきれない思い出がある」と語った。

さらに「仕事を通して出会った人は多いが、こんなにも、身内、家族というか、心開いて弱音が吐けたり話せたりする人は、たぶん、これからの歌手人生の中にも出て来ないだろう」とも。

市川と松原は約束していることがある。父と娘として、バージンロードを一緒に歩くこと。市川は「(バージンロードを歩く)夢は捨ててはいない。夢はかなえたいが、父にはまだまだ元気でいてほしいので、遠い『いつか』かな」と話した。また「今年は、うれしい報告がたくさんできるような年にしたい。そして、令和元年をいい形でしめくくりたい」と松原はじめ多くのファンの期待に応える形で抱負を語った。

この日の放送は、市川と松原との親交の深さを改めて伝えるものであった。名物パーソナリティ松原敬生は、体調不良を理由に、6月末で、50年以上続けた現役生活に終止符を打つ。最後の出演は、東海ラジオで6月30日(日)12:00~13:55放送の『松原敬生の日曜も歌謡曲』

『市川由紀乃 歌の贈り物』
放送局:TOKAI RADIO
放送日時:毎週土曜 18時40分~19時00分

※該当回の聴取期間は終了しました。

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