山浦ひさし、緊急事態宣言延長に伴う目標数値設定についての意見

新型コロナウイルス感染症に関する緊急事態宣言が5月末まで延長されることが決まったことについて、東海ラジオ『山浦ひさし!イチヂカラ!』のパーソナリティ・山浦ひさしが、5日の番組オープニングトークで触れた。

山浦は、安倍総理が会見で、緩和・解除についての具体的な目標数値を示さなかったことに関して、まず、大阪府が、数値を示し、基準に応じて大阪城をライトアップするなどの案を出したことに触れ「今、状況がどうなっているか、どこまで達成できているか、可視化してもらわないと頑張りにくいのは確か」と理解を示した。

そのうえで「(大阪府のやり方を)国に求めるという動きがあるかもしれないが、あまりそれを求めすぎて、総理に解除する基準をはっきり表してほしいと言うとどうなるか。表すとしたらどうなるか」として、緊急事態宣言の解除、自粛緩和について基準数値を示すことについての見解を次のように続けた。

「政治家にとって一番のリスクは、全国一律に解除となる基準数値を出して、それがクリアされて解除した後に、また新たな波がきて感染が広がった場合『ほら、みろ。基準が甘かったからじゃないか。あのとき引いたラインが甘かったから、また、こんなことになったんだ』と言われること。それを総理は避けたいはず」と話した。

さらに「そのリスクを避けるために、どうするかというと、より厳しい基準数値を設定することになる。より高いハードルを設けると思う。すると、逆に、緩和・解除の日が遠くなっていってしまう。だから、あまり、数値を出させようとすることにも、ひとつの怖さがあると思う」と話した。そして、最後は「今月いっぱい、もう少しギアを上げて、頑張るしかない」という言葉で締めた。

山浦ひさし!イチヂカラ!
放送局:TOKAI RADIO
放送日時:毎週月曜~金曜 13時00分~16時00分

※該当回の聴取期間は終了しました。

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『明日に向って撃て!』など名作5本を紹介!「アメリカン・ニューシネマ特集」第2弾

緊急事態宣言を受けて新作映画もほぼ公開が延期となり、しばらく新作映画をご紹介することができませんが、『シネマ銀幕の夜』では、映画コメンテーターの矢間敏彦さん・ラジオパーソナリティの斉藤洋美さんが、あらためて洋画・邦画の名作をたっぷりご紹介していきます。

今回は先週に引き続き、過去放送した「矢間敏彦のシネマエッセイ」の中から、「アメリカン・ニューシネマ特集」の第2弾をお届けします。アメリカン・ニューシネマとは、1960年代後半から1970年代にかけてアメリカで製作された反体制的な人間や、その心情を描いた作品の総称です。それらの作品には、当時のベトナム戦争に邁進する政治や社会に対して、若者たちの既成の価値観に対する反発や心情を反映しています。

さらに番組サイトでは、こんな時だからこそ笑顔になってほしいという思いから、矢間敏彦さん・斉藤洋美さんの秘蔵写真も掲載中です!今回はどんなお写真があらたに掲載されるのでしょうか?お二人のチャーミングな秘蔵写真が気になった方は番組サイトをチェック!

「矢間敏彦のシネマエッセイ」
「アメリカン・ニューシネマ特集」第2弾

2019.4.19 OA 
『明日に向って撃て!』 1969年
監督:ジョージ・ロイ・ヒル
出演:ポール・ニューマン、ロバート・レッドフォード、キャサリン・ロス
曲名:「雨にぬれても」 B・J・トーマス

2019.4.26 OA 
『ワイルドバンチ』 1969年
監督:サム・ペキンパー
出演:ウィリアム・ホールデン、アーネスト・ボーグナイン、ロバート・ライアン
曲名:「ソング・フロム・ザ・ワイルドバンチ」 ジェリー・フィールディング作曲

2019.5.31 OA 
『俺たちに明日はない』 1967年
監督:アーサー・ペン
出演:ウォーレン・ベイテイ、フェイ・ダナウェイ
曲名:「俺たちに明日はない~ボニーとクライド」 シネマ・サウンズ・オーケストラ

2019.5.17 OA 
『いちご白書』 1970年
監督:スチュアート・ハグマン
出演:ブルース・デイヴィスン、キム・ダービー
曲名:「サークル・ゲーム」 ジョニ・ミッチェル

2019.5.10 OA 
『M★A★S★H マッシュ』 1970年
監督:ロバート・アルトマン
出演:ドナルド・サザーランド、トム・スケリット、エリオット・グールド
曲名:「もしも、あの世にゆけたら」 ザ・マッシュ

※上記の曲は番組で紹介したもので、必ずしも映画のサウンドトラックではありません。

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