海洋ゴミについて考えよう『音を拾って~僕らの演奏海(えんそうかい)~』

名古屋を中心にライブ活動を続けているアート集団「ゴミンゾク」。彼らが奏でる楽器はすべて海洋ゴミで作られている。ボディにペットボトルキャップ160個と漂着ブイ、弦に釣り糸を使った「プラチックギター」。ゴミだけでできている三味線ならぬ「五味線」。ネーミングもなかなかユニークだ。

ライブは、行政、企業、子供たちを対象に行われることが多く、世界各国の伝統音楽などを演奏しながら、楽器の解説や海洋ゴミの収集体験を語っている。すべての楽器製作を手掛けるのはリーダーの大表史明。独学で作られた楽器から生み出される音色は、ゴミ由来とはわからないほど本格的で、海のような豊かさ、穏やかさ、スケールの大きさが感じられる。

そんな彼らの活動を通して、海洋ゴミについて考える『音を拾って~僕らの演奏海~』が、5月27日(土)19:00~20:00 TOKAI RADIO(FM92.9/AM1332)で放送される。番組では、海洋ゴミから楽器を作り出す風景、楽器が生み出す音、ゴミンゾクのメンバーなどのインタビューを放送。もちろん、ゴミンゾクが演奏する音楽も。

楽器たちのハーモニーを通して、まずは海洋ゴミの存在を知り、我々が知らず知らずのうちの海を汚していることに気づき、暮らしを見つめなおすきっかけにしてほしい。ナレーションは空木マイカが務める。

『音を拾って~僕らの演奏海(えんそうかい)~
放送局:TOKAI RADIO
放送日時:2023年5月27日 土曜日 19時00分~20時00分

※該当回の聴取期間は終了しました。

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