radikoで聴かれた流行りの最新人気曲ランキングTOP30!【2025年11月】

2025年11月にradiko(ラジコ)で聴かれた楽曲ランキングTOP30をご紹介します。

ラジオのヒットチャート番組を中心に、radikoで最近よく流れる流行の楽曲、ヒット曲からコアなファンに人気の曲まで、他とはひと味違ったランキングをお楽しみください!

※radikoへ楽曲情報の提供がある放送局(全63局)での各番組のオンエア楽曲を対象に集計。radiko上で聴かれた延べ聴取回数にてランキング化しています。

radiko2025年11月の楽曲ランキング

11月の3位は…?

3位「ビーナスベルト」/あいみょん 139.3万回

あいみょんさんが18thシングルを10月22日(水)にリリース。タイトルの「ビーナスベルト」とは、日の出前や日没直後に、太陽と反対側の空に現れる淡いピンク色の光の帯のことで、MVもビーナスベルトタイムに一発撮りで撮影されました。

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11月の2位は…?

2位「There's Just Something About Her」/Cat Burns 146.4万回

UK出身の新星ポップ・シンガー、Cat Burnsさんのアルバム『How To Be Human』収録曲。明るく爽やかなポップ・アンセムで、FM802の11月度ヘビーローテーションに選出されました。

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11月の1位は…?

1位「MOVE ON」/山下達郎 152.8万回

山下達郎さんの2年ぶりとなるダブルA面シングル。収録曲の「MOVE ON」は、ダイハツ工業「MOVE(ムーヴ)」のTVCMソングに起用されています。 軽快かつ爽快感をあふれる、まさに山下達郎さんらしいポップ・ソングです。

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11月の4位~10位はこちら

4位「I Want You Back」/BE:FIRST 132.6万回

BE:FIRST初のベストアルバム「BE:ST」のリード曲。The Jackson 5の名曲「I Want You Back」のリメイクカバーで、SKY-HIさんとSunnyさんがプロデュースしています。

5位「会いたいと願うのなら」/the paddles 126.8万回

大阪寝屋川発のスリーピースロックバンド・the paddles(ザ パドルズ)。「会いたいと願うのなら」は、12月3日(水)リリースの3rd EP『結婚とかできないなら』に収録された楽曲で、FM802の11月度ヘビーローテーションに選出されました。

6位「いきどまり」/星野源 121.1万回

11月14日(金)に配信リリースされた新曲。映画『平場の月』の主題歌で、同映画の土井裕泰監督と那須田淳プロデューサーによる熱烈なオファーを受けて書き下ろされました。

7位「GOOD DAY」/Mrs. GREEN APPLE 116.0万回

2025年9月28日(日)にリリースされたデジタルシングル。キリンビールの新ブランド「キリングッドエール」のCMソングとして書き下ろされました。

8位「IRIS OUT」/米津玄師 112.6万回

9月15日(月)に先行配信され、9月24日(水)にダブルA面シングルとしてリリース。劇場版『チェンソーマン レゼ篇』の主題歌として書き下ろされました。

9位「Changes」/Charlie Puth 110.8万回

2026年3月6日リリース予定のCharlie Puthさんの4thアルバム『Whatever's Clever!』の収録曲。切なさと儚さ、そしてどこか懐かしさを感じさせるタイムレスな曲調が魅力的な1曲です。

10位「天までとどけ」/松任谷由実 108.6万回

ドラマ『小さい頃は、神様がいて』の主題歌。同ドラマのために書き下ろされた完全新作で、11月18日(火)に発売されたアルバム『Wormhole / Yumi AraI』に収録されています。

11月の30位~11位はこちら

11位「My Body」HANA/99.2万回
12位「ファーストキス」離婚伝説/89.0万回
13位「偉生人」Vaundy/88.4万回
14位「I」BUMP OF CHICKEN/87.5万回
15位「笑ったり転んだり」ハンバートハンバート/77.0万回 16位「1991」米津玄師/75.8万回
17位「FMP」B'z/75.1万回
18位「灯を護る」スピッツ/74.5万回
19位「Present」INI/69.9万回
20位「bandaids」Katy Perry/65.5万回
21位「劇上」YOASOBI/65.1万回
22位「KISS」IMP./64.2万回
23位「欠片」Lavt/59.8万回
24位「The Fate of Ophelia」Taylor Swift/57.6万回
25位「ファンファーレ」玉置浩二/56.1万回
26位「My Answer」緑黄色社会/55.3万回
27位「Prema」藤井風/54.6万回
28位「らしさ」Official髭男dism/54.5万回
29位「レシピ」timelesz/54.0万回
30位「wo ai ni」Balming Tiger,Yaeji/50.8万回

楽曲ランキング登場アーティストの番組

山下達郎出演 TOKYO FM『山下達郎の楽天カード サンデー・ソングブック』

山下達郎さんが所有する膨大なコレクションから珠玉の名曲をお届けする音楽番組。2025年5月には放送1700回に到達しました。オンエアされる楽曲は、山下さんがラジオ放送に適した音質に調整するなど、音に対する強いこだわりが感じられます。

山下達郎の楽天カード サンデー・ソングブック
放送局:TOKYO FM
放送日時:毎週日曜 14時00分~14時55分
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※放送情報は変更となる場合があります。

山下達郎が選曲と音質にこだわるラジオ番組『山下達郎のサンデー・ソングブック』

あいみょん出演 ニッポン放送『あいみょんのオールナイトニッポンGOLD』(※第1金曜)

あいみょんさんは2023年4月より、『オールナイトニッポンGOLD』(ニッポン放送)第1金曜日のパーソナリティを担当中。関西弁丸出しで自由気ままにトークを届けるあいみょんさんの近況報告や楽曲紹介はもちろん、ゲストとのトーク、リスナーと電話を繋いでのやりとりも楽しめます。

あいみょんのオールナイトニッポンGOLD
放送局:ニッポン放送
放送日時:2025年12月5日 金曜日 22時00分~24時00分
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※放送情報は変更となる場合があります。

BE:FIRST出演 J-WAVE『MILLION BILLION』

2022年10月から放送されているBE:FIRSTのラジオ番組。メンバーが入れ替わりでナビゲーターを担当し、BE:FIRSTが世界的アーティストになるため、さまざまな音楽と出会い、今気になる音楽やカルチャーを深掘りしていきます。

MILLION BILLION
放送局:J-WAVE
放送日時:毎週土曜 24時00分~25時00分
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※放送情報は変更となる場合があります。

the paddles・柄須賀皇司出演『LIVE DAM WAO! presents FEEL THE MUSIC』

毎回アーティスト等のゲストをお迎えし、番組を通じて音楽の持つチカラ、歌う楽しさを伝えています。

月末にはランキングコーナーで DAM 月間カラオケランキングを発表。ランキングの中から注目曲を紹介、弾き語りでカヴァー演奏など盛りだくさんでお届けしています。

LIVE DAM WAO! presents FEEL THE MUSIC
放送局:FMヨコハマ
放送日時:毎週土曜 22時00分~22時30分
番組ホームページ

※放送情報は変更となる場合があります。

星野源出演 ニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』

ミュージシャン、俳優、文筆家と幅広く活躍する星野源さんの冠ラジオ番組。音楽やゲーム、お笑いにパソコンなど、さまざまな話題で繰り広げられるトークのほか、新曲やアルバムがリリースされる際には星野さんによる解説をたっぷりとお届けします。

星野源のオールナイトニッポン
放送局:ニッポン放送
放送日時:毎週火曜 25時00分~27時00分
番組ホームページ
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※放送情報は変更となる場合があります。

深夜ラジオ『星野源のオールナイトニッポン』7年目突入! 個性的なコーナーやスタッフとの掛け合いも魅力

Mrs. GREEN APPLE出演 TOKYO FM『ミセスLOCKS!』(『SCHOOL OF LOCK!』内)

Mrs. GREEN APPLEは、毎週月曜日に『SCHOOL OF LOCK!』内のコーナー『ミセスLOCKS!』にレギュラーで出演。"超現代史の講師"として、新曲の解説やツアー公演の振り返りトークを始め、メールや逆電企画などを通して生徒(番組リスナー)と交流を図っています。

SCHOOL OF LOCK!
放送局:TOKYO FM
放送日時:毎週月曜~金曜 22時00分~23時55分
番組ホームページ
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※放送情報は変更となる場合があります。

Mrs. GREEN APPLEのラジオ番組『ミセスLOCKS!』

松任谷由実出演 TOKYO FM『Yuming Chord』

ユーミンこと松任谷由実さんが週ごとにさまざまなコード(=テーマ)を取り上げ、それにちなんだ楽曲とともに自由にトークを繰り広げる30分。ジャズやクラシック、ロック、ユーミンさんの楽曲など、さまざまなジャンルの曲をオンエアされます。

Yuming Chord
放送局:TOKYO FM
放送日時:毎週金曜 11時00分~11時30分
番組ホームページ

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※放送情報は変更となる場合があります。

ラジオに楽曲リクエストを送る方法

■番組HPや公式Xなどでリクエスト方法をチェック
まずはリクエストする方法をきちんと把握しましょう。近年は番組の公式サイトだけでなく、公式のXアカウントを開設して、コーナー告知やメールの募集を行うケースも増えてきました。

ほとんどの番組では、放送中にパーソナリティがメールアドレスを読み上げたり、各コーナーへの募集を呼びかけたりしていますが、番組の公式サイトやXアカウントで事前に調べておくと、コーナー名やスペルミスなどの失敗を確実に防げます。

■放送局or番組サイトのフォームから送信
ラジオ局及びラジオ番組の公式サイトの多くで、番組宛にお便りを送る「メールフォーム」などのバナーを設置しています。メールを送りたいときは、該当のバナーをクリックすると、名前や住所、ラジオネームなどが記載されたメールフォームが表示されます。注意点をよく読んで、必要な情報を入力しましょう。情報をすべて入力した後、「確認画面」をクリックして内容を確認し、送信すると完了です。

ラジオで好きな曲をリクエストする方法はこちら

楽曲リクエストができる番組はこちら

radikoで聴けるおすすめ音楽番組

ニッポン放送『三宅裕司 サンデーヒットパラダイス』

オリコンチャートやオンエア回数、さらに話題性などを加味して作成される「ニッポン放送 メガチャート」トップ20を放送すると共に、電話企画や中継コーナーなどの企画もお送りするラジオ界最強の爆笑音楽番組。メインパーソナリティを三宅裕司さん、パートナーを江口ともみさんが務めます。

三宅裕司 サンデーヒットパラダイス
放送局:ニッポン放送
放送日時:毎週日曜 9時00分~12時00分
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※放送情報は変更となる場合があります。

TOKYO FM『THE TRAD』

TOKYO FMで2019年9月から放送されている音楽番組。架空のレコード店『THE TRAD』を舞台に、上質な音楽をお届けします。流行に左右されない上質な音楽のほか、文学やグルメ、アートに映画などのカルチャー情報、ゲストとのトークコーナーなど内容も盛りだくさんです。

THE TRAD
放送局:TOKYO FM
放送日時:毎週月曜~木曜 15時00分~16時50分
番組ホームページ
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※放送情報は変更となる場合があります。

J-WAVE『SAISON CARD TOKIO HOT 100』

「J-WAVEが厳選した100曲」をカウントダウンしていく約4時間の生放送。初回放送からクリス・ペプラーさんが継続してナビゲーターを担当しています。毎週2組のゲストアーティストが出演し、話題の最新リリースを深堀りします。Apple Music、Spotify、YouTube Musicで、トップ10のプレイリストを公開中です。

SAISON CARD TOKIO HOT 100
放送局:J-WAVE
放送日時:毎週日曜 13時00分~17時00分
番組ホームページ
公式X

※放送情報は変更となる場合があります。

この記事を書いた人

radiko編集部

radiko編集部員が「ラジコを通じて、ラジオの良さをもっと知ってもらい、皆さんが面白い番組に出会うキッカケ」になるように、ラジオ各局の情報をまとめて発信中。radiko newsでは、新番組へのインタビュー、さまざまなテーマに沿ったまとめ記事など、独自の切り口でも番組をご紹介しています。ラジコ公式SNSの情報更新も行なっています。

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ヨーロッパ企画、新作舞台は「傑作を見せられる」 『インターネ島エクスプローラー』金丸慎太郎、金子大地、上田誠インタビュー

ヨーロッパ企画第44回公演『インターネ島エクスプローラー』が現在、東京・下北沢の本多劇場にて上演中。

上田誠、金子大地、金丸慎太郎

今作のテーマは“冒険”。未踏のジャングル、天をつく絶峰、到達不能な極地。かつては冒険家たちをたぎらせたこれらの舞台も、今はすっかりシステムの中。地表はGPSに覆われ、ネットワークがゆきわたり、地理的空白は埋められ、指先ふたつで世界のどこへでも分け入れるようになっていた。そんなある日、屋根裏から見つかった祖父の日記に「絶対に× 印のところへ行くなよ」という警告と、手描きの海図が残されており——。

このたび、システムでさえ到達できなかった未踏の地へと足を踏み入れる冒険家役を演じる金丸慎太郎、同じく冒険家役でゲスト出演する金子大地、そして脚本・演出を手掛ける上田誠にインタビュー。ヨーロッパ企画に欠かせないエチュード稽古の様子のほか、上演への意気込みなどを聞いた。

――今回の舞台となるのは、まさかのジャングル。この物語を思いついたきっかけは何だったのでしょうか?

上田:昔からずっと「いつか南太平洋あたりを舞台とした話をやってみたいな」と思っていました。そして今作は、金丸くんがヨーロッパ企画に正式に入団しての初舞台。記念舞台ということで座長をやってもらおうと思った時に、物語に彼のパーソナルな部分を加えたいと考えたんです。金丸くんは世界一周旅行をしたり、海外でヒッチハイクもできちゃう人なので、「冒険」というテーマが合うと思ったのがきっかけになっていますね。

――ヨーロッパ企画にとって「入団公演」となるのも珍しいです。入団前からの関係値があったからこその舞台になりそうですね。

上田:以前からヨーロッパ企画の舞台に出ていたからこそ、むしろ「入団公演」と謳わないと誰も気づいてくれないんじゃないかと思って。たまには大々的にアピールしてみてもいいんじゃないかと思いました(笑)。

――金丸さんは「入団公演」「座長」と聞いた時にどう思いましたか?

金丸:本当にありがたいことだと思います。とんでもないギフトをもらったような気持ちですね。以前より参加してはいますが、改めて「賑やかなやつが入ったな!」と思ってもらえるように、いろいろな表情・芝居を見せていかなければならないなと気合が入りました。

――今作のプロットを読んで、どんな感想を持ったかも聞かせていただけますか?

金丸:冒険がテーマとは聞いていましたが、まさかジャングルが舞台になるとは(笑)。

上田:28年も脚本を書いていると、そういうバカバカしいことに抵抗もなくなってきて(笑)。少し前までは「ジャングルを舞台にする」とか「ヘビと戦う」なんて、バカにされると思って書けなかったと思います。ですが、今はもう何の恥も外聞もありません。ヘビと戦うのは主に2人(金丸&金子)なのですが、めちゃめちゃ面白く演じてくれていて。書いて良かった(笑)!

金子:しかも、そのヘビに関しては“とある伏線”になっているんですよね。

上田:そうなんです。後半に回収するシーンがあるので、ぜひ楽しみにしていただけたら。

――金子さんは、ヨーロッパ企画の舞台に初出演となります。上田さんの描くスケールの大きい物語の印象はいかがでしょうか?

金子:スケールが大きすぎて、最初はまったく頭が追い付きませんでした(笑)。それから資料を読んだり、モアイ像について勉強をしたりして、少しずつイメージが湧いてきたところです。ただ、上田さんの書く物語って、スケールは大きいけれど会話はとても日常的なんですよね。そのギャップが面白さの1つだと思っていて、演じている僕自身も毎回楽しんでいます。

――ヨーロッパ企画の舞台ならではとなっている、エチュード稽古はいかがでしょうか?

金子:とても面白いです! 緊張しないような空気感を劇団員の皆さんが作ってくれて、さらに僕が何をしても拾ってくれるんです。その安心感があるからこそ自由に挑戦できるし、その結果、僕自身が知らなかった表現も見つけることができました。その新たな発見が楽しすぎて、毎回キャラが変わっちゃうんですよね(笑)。

上田:毎回いろいろなパターンを見せてくれて、こちらこそアイディアが膨らんでいます。

金丸:すごく嫌なやつの時もあれば、めちゃめちゃ弱弱しい時もあったりしてね(笑)。

――金丸さんと金子さんは、ライバル冒険家役。2人で掛け合うことが多いそうですが、金丸さんは金子さんの毎回変わる芝居に応えるのは大変ではないですか?

金丸:まったく大変ではありません。それがヨーロッパ企画のエチュードの醍醐味ですからね。金子さんはエチュードの経験が少ないと言っていましたが、そうとは思えません。めちゃめちゃ面白い! エチュード慣れしているメンバーが毎回笑っているので、自分も負けてられないなと思わされます。

上田:毎回同じパターンだと、メンバーが笑わなくなるんだよね(笑)。

金丸:そうなんですよ! 誰も笑わないとやっぱりショックなので、笑いがほしくて頑張っています(笑)。

金子:僕としては、金丸さんが困れば困るほど面白くなるというのがわかってきたので(笑)。金丸さんをもっと困らせられるように頑張ります!

金丸:僕が困っていると楽しそうな表情をするなと思っていました(笑)。

――エチュードの様子を聞いているだけでも、2人の関係性が役にマッチしていると感じます。上田さんは、なぜ金子さんを金丸さんのライバル役にキャスティングしたのでしょうか?

上田:金丸さんを基準に物語を考えていくと、この主人公に強力なライバルが必要だと思いました。それまで金子さんとお会いしたことはなかったですが、以前に僕が脚本を書いたドラマ『魔法のリノベ』に出てくださっていたことを思い出し、そこで演じてもらった役が、僕の思い描いていたものを「凌駕した」と言っていいくらいのレベルで面白く仕上げてくれいたんです。それで今回、出演オファーをさせてもらいました。

金子:うわ、うれしすぎる……!

上田:ヨーロッパ企画のコメディには、だいたいシチュエーションに翻弄されるキャラクターが登場します。今回は金子くんの役がそうなるかと思っていたら、エチュードを膨らませた結果、そうならなくて。またまた僕の構想を凌駕する芝居を見せてくれて、お呼びして本当に良かった! ただそのせいで、金丸さんの役をもっと勇ましくさせるはずが、そうじゃない方向に(笑)。しかし、それが面白いバランスを生んでいて、物語としても当初のイメージ以上のものになっています。

――呉城久美さんもゲストとして出演しますが、キャスティングの理由は?

上田:呉城さんはヨーロッパ企画の別ユニット「イエティ」の劇に2回ほど出てくださっていますが、存在感がすごくて。僕の勝手なイメージなのですが、金丸さんは普段の延長の姿で舞台に立つ一方、呉城さんは普段の様子からは想像できない姿で舞台に立たれる印象があります。その対象的な2人がステージに揃い立つのが面白そうだと思いました。

――音楽を担当される王舟さんも、ヨーロッパ企画の舞台に参加するのは初めてですが、ドラマでは何度かご一緒されていますね。

上田:王舟さんは、音楽におけるファッションコードのようなものを自在に操ることができる方です。どれを聞いてもまったく違った印象を受ける音楽を作られていて、今回の舞台に求めているエキゾチックな世界観も表現してもらえるのではないかと思いました。「今作のCM用にデモをいただけませんか?」とお願いしてみたところ、なんとパターンの違う楽曲が7曲も送られてきて……! 王舟さんも僕のイメージを凌駕して、作品世界を広げてくださる方でしたね。

――“冒険”をテーマにしているということで、3人が今後やってみたいこと/行ってみたい場所などをうかがえますか?

金丸:僕はもう、地理的な冒険はお腹いっぱいです。向こう10~20年は旅行も行かなくていいくらい(笑)。挑戦という意味では、もう10年以上も関わっているヨーロッパ企画の皆さんに「こいつにまだこんな引き出しがあったとは!?」と驚いてほしいですね。せっかく入団させてもらえたので、ヨーロッパ企画の新たな可能性になれるように頑張ります!

上田:最初の人から抽象的な話が出ちゃったな~(笑)。

金子:ごめんなさい、僕も抽象的なことになっちゃいます(笑)。僕は、アウェイな現場を冒険したいですね。この仕事をしていると、よく「アウェイって面白いな」と思うんです。もちろん悲しいし切ない気持ちにもなるのですが、それが踏み台になって、良い芝居になったりするんですよね。いつか、言葉の通じない国でエチュードをやらされてみたい(笑)。自ら進んで挑戦するのではなく、“やらされる”というのが大事。そのアウェイ感を常に感じて、成長していきたいです。

上田:僕はもともと地理的な冒険はしないのですが、“読書の冒険”はよくします。自分ではない人の書いた言葉を辿って歩く作業って、かなり負荷がかかりますよね。ただ、自分の中にはない“その人の世界”に連れて行ってもらえているようで、大いなる旅に出ている気分になります。

――本作は過去最多の全14都市を回ります。公演を楽しみにしている全国の方々へ、メッセージをお願いします。

金子:歴史あるヨーロッパ企画の舞台に参加できること、劇団の皆さんと一緒に芝居ができることは、大変光栄なことだと思っています。こんな長い期間に上演される舞台に出演するのは初めてで、僕にとってターニングポイントとなる作品になるのではないでしょうか。思い残すことがないくらいの芝居をぶつけて、発散しようと思っています。そんな僕の全力を、来てくださる皆さんにぜひ楽しんでほしいです。

金丸:まったく守りに入っていない、オルタナティブで攻めの姿勢の新作公演をお届けできると思っています。脳をガツンと殴られたような感覚になりたい人、大笑いしてスカッとしたい人はぜひ観に来てください!

上田:日々脚本を書いていると「これはもうダメだ」という気持ちと「最高傑作だ!」という気持ちが交互に訪れます。「超面白いネタを思いついた!」と思ってメモしても、次の日には「なんだこれ」となることが多いのですが(笑)……今作は、その「もうダメだ」や「なんだこれ」の気持ちになっていないんですよね。観に来てくださる方には、おそらく傑作を見せられるのではないかと思っています。期待していてください。

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