相葉雅紀『レコメン!リミックス』25年の歴史に幕「ラジオという場所がすごく好きでした」

相葉雅紀さんがパーソナリティを務める『相葉雅紀のレコメン!リミックス』(文化放送)が、9月25日(金)の放送で最終回。25年にわたる番組の思い出を振り返りながら、最後の放送を届けました。(文化放送『相葉雅紀のレコメン!リミックス』2026年9月25日放送分)

相葉雅紀の冠ラジオ番組、最終回!

文化放送をキー局に全国ネットで放送されている相葉雅紀さんのラジオ番組『相葉雅紀のレコメン!リミックス』。2001年10月に『嵐・相葉雅紀のLIPSアラシリミックス』としてスタートした番組が、9月25日(金)の放送で最終回を迎えました。

「いつものようにゲームをやりたいけど、リスナーの皆さんが番組宛にメールをくれているので、出来る限り紹介したい」という相葉さんのひと言で始まった最終回。リスナーから届いたメールを紹介しながら、番組の思い出を振り返りました。最初に紹介したメールは、声優・下野紘さんがゲスト出演した回についての内容。相葉さんが下野さんの出演番組を見ていたことをきっかけに、『レコメン!リミックス』が放送1000回を迎えた2020年12月4日放送分に、下野さんがゲスト出演しました。

相葉さんは「全然気付かなかったんだよね。(スタジオの)広いところで、席に座っても気付いてないの」、「パッと隣を見るまで気付かなかった。なんか知らないけど、人が多いなと思ったくらいで。あれ、(録音を)回しておけば良かったね」と当時の心境を振り返ると、番組の構成を務める放送作家・近澤浩和さん(チカさん)は「相葉さんもファンだし、下野さんも相葉さんに会えて嬉しいみたいな感じで。照れるような、相思相愛の出会いで…」と、2人が対面した際の様子を振り返りました。

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相葉さんがギリギリやってそうなことをリスナーが予想し、近澤さんと番組アシスタント・ねっちさんが答えを当てるコーナー「ギリやってそう選手権!」のコーナーでは、「お仕事の待ち時間にギリやっていそう」、「さっきまでみんなの輪の中で喋っていたのに、気付いたら離れて気配を消していそう」という予想が寄せられました。

近澤さんは「気配を消しそう」、ねっちさんは「消していない」と予想するも、相葉さんは「ちょっと分からない」と回答。「意識して会話の輪から離れようとか、輪の中にいようとかあまり考えないから、赴くままにパッと抜けちゃうときもあるかもしれない。『相葉マナブ』(テレビ朝日系)の打ち上げとか、めちゃくちゃ長いんですよ。とにかくお酒好きがいっぱいいるから、何も言わずに帰ったりはしてた(笑)」と、その理由を説明しました。

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リスナーからは、「"フィナンシェ"の演奏をもう一度聴かせてほしい」というリクエストも寄せられました。「フィナンシェ」とは、相葉さん、近澤さん、ねっちさんの3人で結成されたグループ名。『レコメン!リミックス』が放送20周年を迎えた2021年10月1日放送分では、嵐の楽曲「カイト」を演奏する特別企画が行われました。

相葉さんと近澤さんがソプラノリコーダー、ねっちさんがピアニカを担当したものの、あまりの練習不足から完奏には至らず、その回限りで解散。近澤さんが「相葉さんが25年間で一番怒っていた」と振り返ると、相葉さんも「さすがに公共の電波に乗せることじゃないよ。もう一度、ちゃんと確認してほしかった。我々は公共の電波をしっかり使って、番組をやっているんだよ。エンタメをしているんだよ。それなのに、何の練習もせずに来るというのはおかしいんじゃないか。今でも怒ってるよ。怒りがぶり返してきた」と、当時の怒りを改めて語りました。

その後、相葉さんが20歳のころに演奏した「エリーゼのために」の秘蔵音源もオンエア。冒頭で演奏に詰まり、最初から弾き直した相葉さんに、近澤さんは「今みたいな関係性じゃないから、僕はただただ固唾を飲みながら見守っていた。むしろ笑ってました」と当時を回想しました。一方、相葉さんは「エンタメとしては100点でしたよ。最高の出来でした」と自画自賛します。

しかし、近澤さんが「なので、僕もカイトはあまり練習し過ぎちゃいけないかなと思って…」と口にすると、相葉さんは「それとこれはまた、話が違うんだよなあ、チカさん(笑)。何でも一緒に考えちゃダメなのよ。一つ一つ、みんなそれぞれ違うんだから。そこを捉えてくれないとなあ」と苦言を呈し、近澤さんから「フィナンシェ」の解散が改めて宣言されたのでした。

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10月からは、相葉さんの後輩で5人組グループ・ACEes(エイシーズ)の冠ラジオ番組『レコメン!ROAD TO ACEes!!!!!』がスタート。相葉さんは「僕が25年続いたから、ACEesの皆さんには30年頑張っていただきたいなと思っています」とエールを送りました。

エンディングでは、「僕はすごく好きな場所でしたね。ラジオという場所が。一番パーソナルに近いというか、素に近く表現することができる場所の一つだった。すごく楽しく、時にわちゃわちゃしながら、チカさん、ねっちと、古くからはいろいろな方たちと一緒にやってきたこの番組ですけど、聴いてくださった皆さんには感謝しかありません。ラジオというものが好きなコンテンツでもあるので、機会とチャンスがあったら、またお世話になりたいなと思っております」と、リスナーへの感謝を伝えました。

最後にスタッフクレジットを読み上げた相葉さんは、「お相手は相葉雅紀でした。またいつか会いましょう、バイバイ」とひと言。番組開始から25年にわたる歴史に幕を下ろしました。

相葉雅紀のレコメン!リミックス
放送局:文化放送
放送日時:毎週金曜 24時00分~24時30分
出演者:相葉雅紀
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「バスの運転士」の一言が、10年前の記憶を呼び覚ました―ラジオが結んだ、不思議な再会

先日、ニッポン放送では『上柳昌彦 あさぼらけ スペシャル ~あけの語りびと~』をお送りしました。実は8人の方を取材させていただいたのですが、皆さんのお話が、どれもドラマがあって、ご紹介しきれませんでした。

※イメージ画像

そこで、ご紹介できなかった4人の方を、4週にわたって、『あけの語りびと』でお届けしています。今週は3人目の方です。不思議なご縁で繋がるラジオネーム「すみちゃん」の物語です。

7月28日に発生した「令和8年熊本地震」。その翌日は水曜日だったので、いつもの『あけの語りびと』は、急遽お休みして、熊本からメールを送ってくださったリスナーさんに電話をつなぎました。

実はその方、10年前にもお話を伺っていたんですが、いただいたメールでは、同じ方だと分からなかったんです。お話の中で、『10年前、バスの運転士だった…』と聞いた瞬間、「あっ、あの時の!」

私の脳裏に、10年前の記憶が、鮮明に蘇ってきたんです。不思議なものですね。「バスの運転士」という言葉が、10年の時を経て、私の記憶の引き出しを開いてくれたんです。

熊本市にお住まいのラジオネーム「すみちゃん」は、50歳です。ラジオを聞くようになったのは、中学三年生の冬。受験前にインフルエンザで寝込んだ時、枕元で聞いたラジオが、とても面白かった。それが、ラジオとの出会いでした。

当時、熊本ではニッポン放送が聞けなかったので、窓際にラジオを置いて、向きを傾けたりして、雑音の中、聞いていたそうです。

「そうそう、上柳さんの声を初めて聞いたのは私が高校二年の時でしたね。こちらのローカル番組が始まる前の、夜7時10分から20分だけ、熊本放送(RKKラジオ)で、『花の係長 ヨッ!お疲れさん』がネットされていたんです。東京のラジオ局は、めちゃくちゃ面白い!と思って聞いていましたよ」

高校へ通う電車の中でもポケットラジオで聞くほど、ラジオ好きになったすみちゃんは、大学を卒業すると教員免許を取り、中学校の「技術」の教師になりました。本棚を作る木材加工や、電子製品のはんだ付けなどを教えていたそうです。

しかし、教師の仕事は勤務時間が長く、生徒や保護者への対応など、さまざまなことが重なり、別の道を考えるようになります。

子どもの頃から乗り物が大好きだったすみちゃんは、36歳のとき、市内バスの運転士になりました。始発バスを担当する日は、朝5時過ぎには発車前の点検作業を始めます。

「朝早く起きるのは、やっぱりつらいんです。眠い目をこすってラジオをつけると、あれ?上柳さんの声が流れてきたんです。『あ、うえちゃんの番組が始まったんだ!』と、朝の楽しみが生まれましたね」

ところが、番組スタートから3週間後、2016年4月14日夜9時26分、熊本地震が発生しました。その夜、地震の様子をメールで知らせてくださったすみちゃんに、翌朝、スタジオから電話をつないだんですね。

あの電話から10年が経った今、バスの運転士さんをされていないと伺って、どうされたのか、ちょっと気になって、お話を伺うと、体調を崩されたとのこと…。検査を受けると腎臓の機能が低下していて、今は週に3回の透析を受けています。昼間の仕事は難しくなって、夜、ガソリンスタンドの事務をされています。そこでは、ラジオが聞けます。

オールナイトニッポンから「あさぼらけ」へ…「明け方、ラジオから、うえちゃんの声が流れてくると、ああ、そろそろ今日も仕事が終わりだなぁ、って思うんですよ。今は、ラジオから聞こえてくる、うえちゃんの声が、ホッとする一日の締めくくりになっています」

ラジオネーム「すみちゃん」、今朝もお仕事、お疲れ様です!

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