兵庫県のラジオ局のおすすめ番組! STU48の番組や怪談番組、ご長寿アニソン番組など

「兵庫県」といえば、神戸や姫路、淡路、明石、豊岡とたくさんのエリアがあり、各地域に根差したラジオ番組が多いのも特徴。

パーソナリティは地元でおなじみの人が多く、番組発のイベントを開催するとパーソナリティのファンだけでたくさんのリスナーが集まる番組もあります。

今回は、兵庫県の放送局・ラジオ関西/Kiss FM KOBEで放送されている番組の中から、とっておきをご紹介。あくまでも一部ですので、他の楽しい番組もラジコで見つけてみてくださいね!

ラジオ関西

兵庫県にまつわる生ワイド番組や音楽番組はもちろん、アイドルを応援する番組から、子どものための番組、ご長寿アニソン番組、怪談にまつわる番組まで、人に教えたくなる企画の番組が多いラジオ局。本社はハーバーランドにあり「海の見える放送局」として愛されています。

『谷五郎のこころにきくラジオ』毎週月曜日 10時〜14時55分


なんともいえない、ほがらかな語りで人気の谷五郎さん。

ゲストコーナー「ゴローがきくぅ!」のコーナーでは、前のめりであれやこれやと話を聞き出すほか、五郎さんが世の中の気になるニュースをルンバのリズムにのせて歌う「ゴローのなんじゃこりゃ」などさまざまなコーナーをお届け。(五郎さんはバンドも組んでいます)

午後のワイド番組としては珍しく、プロレスについて語るコーナー「ココラジ・プロレス1本勝負!」もあります。元町にあるプロレスカフェ・バー「リングソウル プロレスカフェバー」のオーナーで、プロレスラーの藤永幸司さんと過去のプロレスの名勝負を振り返ったり、アシスタントのケーちゃんはプロレスに疎いため、初心者にも分かるように教えてくれたりします。

ちなみに藤永さんは非常にパワフルで、カフェでマットを敷いてプロレスを行うのですが、試合をした後も朝までお店に立ったり、自ら営業して試合のポスターを貼ってまわったりとマメな一面も。

そのほか、五郎さんはJA(当時は農協と呼んでいました)の職員として勤務していたこともあり、『谷五郎のこんにちわ ふぁ~みん』(毎週金曜日 12時40分〜13時)も担当。現地に赴き、農家の皆さんと楽しくおしゃべりするのですが、五郎さんは農家の皆さんが困っていることなども手にとるように分かるため、会話も弾みます。

また、土曜日の朝には『谷五郎の笑って暮らそう』(毎週土曜日 8時〜10時)も担当。アシスタントの田名部真理さんのコーナー「LOVEして(恋して)AKB」では、赤穂・上郡・備前の魅力をお伝えしています。(A=赤穂、K=上郡、B=備前)

余談ですが、今年に入ってとある週に7本の映画をDVDで鑑賞した五郎さん。最もハマったのは長澤まさみさんが出ていた「モテキ」(大根仁 監督)だったそうで、五郎さんのセンスの若さが垣間見られます。いつかその感想もじっくりとお訊きしたいところです。

『JAM×JAM』毎週日曜日 22時〜24時


ジャニーズアーティストの楽曲だけを放送する番組です。パーソナリティーを務めている松本美香さんは、芸人であり、ジャニーズファン。

ライブのレポートや、ジャニーズのメンバーが出演しているドラマの感想など、リスナーからのアツいメッセージと共に盛り上がります。

人気企画「月初め恒例リクエスト大会」では、まるでファンクラブ会報のお便りコーナーのようなコンセプトでお届け。また、雑誌「MYOJO」からのとっておきの情報もお届けしているほか、番組内では、『関西ジャニーズJr. とれたて関ジュース』(22時15分〜22時30分)や『ジャニーズWEST もぎたて関ジュース』(22時30分〜23時)も放送されます。4月にはファンミーティングと『関西ジャニーズJr.とれたて関ジュース~春の3時間生放送スペシャル~』も行われて大盛り上がり。7月19日(木)に第2回目の3時間生放送スペシャルも決定しています。詳しくはサイトをチェックしてみてくださいね!

また、『JAM×JAM』の公式Twitter(フォロワー数は4万人超え! )では、出演者するメンバーをお知らせしているほか、番組サイトには、放送した曲のリストも掲載していますよ!

『中村佑介の一期一絵』毎週金曜日 23時〜23時20分


パーソナリティを務める中村さんは、ASIAN KUNG-FU GENERATIONや、さだまさしさんのオールタイム・ベストなどをはじめ、多数のCDジャケットや書籍のカバーを手がけている大人気イラストレーター。

番組内でイラストレーターを目指す人にアドバイスしているのですが、とても楽しくて的確です。そのほか、中村さんのまわりに起きた、ユニークな出来事に関するトークも聞きどころ。

中村さんは講演会も行っており、イラストレーターとして食べていく方法や、技術論などを惜しみなく語っているのですが、もともとおしゃべりが大好きなこともあり、ある講演会で終了時間を決めずに行ったところ、7時間しゃべり続け終わった時には夜の10時をまわっていたのだとか。

その他にも面白い話がたくさん飛び出します。あっという間に終わってしまうので、いつかラジオで7時間スペシャルをやってほしいです……。

イラストレーターを目指す人にパワーを送っている番組なので、該当する方は要チェックですよ!

『王様ラジオキッズ』毎週日曜日 13時〜16時


日曜の昼下がり、子ども向けに放送している3時間のワイド番組。“み〜たん”こと木村三恵さんが、お姉さん役に徹しているところがポイントです。

「王様! しりとりお絵かきでございまーす!」のコーナーでは、メールで送ってくれた作品の一部を番組サイトで紹介。子どもが考えたクイズにリスナーが答える企画、おすすめのおやつを紹介するコーナーなど、とにかく子どもが主役の番組で、振り切った企画が並びます。お絵描きの作品の中には、子どもならではのシュールな作品も。

なお、毎週日曜日の12時~13時は『子育て応援プログラム にょっきにょきラジオ!』を放送。こちらは、パパ・ママ向けの情報が盛りだくさんです。中でも「子育ていろはカルタ」はおすすめ。

 

そのほか、以前にも「名盤から珍盤まで、レコードがかかる番組」でもご紹介した『青春ラジメニア』(毎週土曜日 19時〜22時)や、かるく1000以上の珍スポットを訪れた金原みわさんがユニークな人をゲストに迎える『金原みわの珍人類白書』(毎週火曜日 23時30分〜24時)、昨年収録中に機材トラブルが発生したことがある『怪談ラヂオ~怖い水曜日』(毎週水曜日 23時30分~24時)など、バラエティに富んでいます。ちなみに『怪談ラヂオ』は本当に怖いので要注意!

Kiss FM KOBE

Kiss FMの自社制作番組では、リスナーを「キスナー」、DJ(ナビゲーター、パーソナリティー)を「サウンドクルー」と呼んでいます。ちなみに「SingTuyo」(香取慎吾さんと草彅剛さんのユニット)が4月30日に配信した「KISS is my life.」の発売に関連して『Kiss Music Presenter』にメッセージを寄せた際、「『Kiss FM KOBE』って、可愛い名前!」と感心していました。

『Kiss Music Presenter』月曜日〜木曜日 15時〜19時


夕方の賑やかな音楽リクエスト番組。月曜日・火曜日のサウンドクルーは、ロックバンド・アカシアオルケスタのヴォーカルで、喋り方がキュートな藤原岬さんです。

「岬のおめでとー! のコーナー!」では、お祝いしてほしいことをメッセージで寄せてもらい、岬さんが「おめでとー!」とお祝いするというシンプルな内容なのですが、このコーナーだけの公開収録も行われているほど大人気なコーナーなのです。大きなことから小さなことまで、なんでもお祝いするのがポイント。たくさんの人に好かれていて、イベント開催時はサインと握手責めで1時間はかかることもあるのだとか。

ちなみに、岬さんの特徴はなめこのお味噌汁と白ごはんが大好きなところと方向音痴なところ。某テーマパークで、真後ろにお手洗いがあるのに気づかず、50分ほど戻ってこなかったこともあるほどだそうです。

水曜日・木曜日のサウンドクルーは、関西の番組ではおなじみ、常にハイテンションな自称“商店街DJ”ターザン山下さん(本名:山下悟さん)。「悟の喝っ!のコーナー」では、喝を入れてほしい方に喝を入れています。こちらもシンプルですが大人気。水曜日は毎週1組2名様に、「本家かつめし亭」のA5ランクのお肉を使用した「かつめし」のペアお食事券のプレゼントも!

ターザンさんは、神戸の下町と言われる新開地にほぼ毎日出没。安くておいしいお店と「一貫楼」(神戸の有名中華店)について、1聞くと1000はかえってくるといわれています。また、カップラーメンとカレーと缶チューハイが好きなのだとか。収集癖があり、過去に初代iMacとラジオチューナー機を集めすぎて困っていたことも……。

毎日エンディングで「今日のお初さ~ん!!」と題して、その日に初めてメッセージを送った人の名前を紹介。「ラジオに参加してみたいけど、勇気がない」というあなたも、気軽に参加してみてくださいね!

『Interviews On!』毎週土曜日 19時30分〜21時


神出鬼没! 年間100組アーティストのインタビュー敢行する川田一輝さんが、さまざまな方法でアーティストにアプローチする番組。

ある回では、スタジオで生アコースティックライブ、ある回はライブの終演直後を直撃、またある回は観覧車に乗ってデートさながらのシュチュエーションでインタビューを実施していました。

ラジコプレミアムで聴いている人も多く、特に山陰出身のOfficial髭男dismが出演した際は、島根・鳥取だけでなく、全国からメッセージが届いていました。川田さんはKiss FM KOBE『アットイーズ』(月曜日〜木曜日 11時30分〜14時55分)の月曜日・火曜日も担当しています。

ちなみに、川田さんは自称“日本一の釣り好きラジオDJ・アナウンサー”で、1年間で捕まえて食べる生き物は50種類以上なのだとか。魚の種類や知識、釣り情報、釣った魚のおいしい料理方法などにも詳しく、アシスタントを務めているOBCラジオ大阪『あみるのままで』(毎週土曜日 12時30分〜14時30分)では「一輝のSAKANA道!」のコーナーも担当。魚への愛が炸裂しています。「おさかなInstagram」は、魚釣りや魚の写真など魚だらけ。

『神戸マツダ presents 庄司悟ドライブSHOW‼︎』毎週金曜日 14時45分〜14時55分


庄司悟さんが全国の街の魅力を発見すべく、Kiss FM KOBEのサウンドクルーと、お気に入りのマツダのクルマに乗ってドライブ。

「ターザン山下さんのガイドによる下町巡り」や「川田一輝さんと釣り対決」など、サウンドクルーの特徴が現れたテーマが多いことが特徴です。喋るのが好きな人同士なので、ワチャワチャと楽しい15分。

また、2018年4月の放送では、2017年7月に九州北部を襲った記録的な集中豪雨で大きな被害を受けた福岡県朝倉市(スタッフの地元)を訪れ、被害の状況や復興状況を伝えました。

この番組はYouTubeでも映像が配信されていますので、ぜひラジオとあわせてご覧ください。

『STU48の瀬戸内の胸の内』毎週土曜日 12時〜13時


瀬戸内7県(兵庫・岡山・広島・山口・徳島・香川・愛媛)を本拠地とするSTU48が神戸から発信している番組(通称:せとむね)。

週替わりでメンバーが出演しており、共演はサウンドクルーの珠久美穂子さんです。トークの多い番組で、ラジコではその週の放送の内容が、箇条書きになっているところにも注目。グループが誕生して間がないこともあり、初々しくほっこりした話題が多いのが特徴。例えば、ある週のトピックスは「佐野さんのお父さんの面白LINE話」 「石田さんは枕がなくても寝られるが熟睡すると半目…」「石田さんのホラー話がめっちゃ怖い 」といった具合でした。

そのほか、シャンソン歌手・風かおるさんと、ジャズドラマー・難波方成さんの実の親子による音楽トーク番組『ミュージックパフェ~ダメ親子のふたりごと~』(毎週日曜日 21時30分〜22時)や、神戸のとっておきの情報と洒落た音楽をお届けする『TOOTH TOOTH SOLEIL』(毎週土曜日 11時〜12時)、兵庫県内の高校の放送部がその学校の特徴を見つけてCMを作っていく『大阪芸短 presents ハイスクールノオト』(毎週土曜日 8時〜8時15分)など、地元で活躍する人が登場する番組が揃っています。

この記事を書いた人

やきそばかおる

小学5年生以来のラジオっ子。ライター・構成作家・コラムニスト。

「BRUTUS」「ケトル」などのラジオ特集の構成・インタビュー・執筆を担当するほか、radiko.jp、シナプス「 I LOVE RADIO」(ビデオリサーチ社)/ J-WAVEコラム「やきそばかおるのEar!Ear!Ear!」/otoCoto「ラジオのかくし味」/水道橋博士のメルマ旬報など連載や、番組出演を通じて、ラジオ番組の楽しさを発信。

ラジコプレミアムを駆使しながら、全国のユニークな番組を紹介するツイキャス番組「ラジオ情報センター」(水曜21時〜22時)も放送。全てを合わせると、年間でのべ800本のラジオ番組を紹介している。

Twitter:@yakisoba_kaoru

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リスナーが豪華パフォーマンスに歓喜! フィナーレは12,000人で「さようなら!」 『ナインティナインのオールナイトニッポン歌謡祭』 10月24日(土)横浜アリーナ

ナインティナイン(岡村隆史・矢部浩之)がパーソナリティを務めるラジオ番組、ニッポン放送『ナインティナインのオールナイトニッポン』(木曜 25時~27時)の番組イベント「ナインティナインのオールナイトニッポン歌謡祭」が10月24日(土)に横浜アリーナで開催された。ゲストに藤井フミヤ、清水ミチコ、DA PUMP、原口あきまさ、秋山竜次(ロバート)、ビビる大木、高須克弥が登場し、「ナイナイ歌謡祭」ならではの豪華ステージに超満員12,000人のリスナーが熱狂した。

ナインティナインのオールナイトニッポン歌謡祭

オープニングでは、白いタキシード姿の矢部浩之が登場し、サザンオールスターズの「いとしのエリー」を熱唱。しかし、歌の途中で突然音楽が途切れ、スクリーンに岡村隆史の姿が映し出される。岡村は「私は映画やドラマの撮影中、後頭部の薄毛部分に黒い粉をかけられることがあります」と告白。その姿をあざ笑われたと言い、“コナ人間”として『ナインティナインのオールナイトニッポン』のスタッフやリスナー、そして矢部への復讐を宣言し、「粉まみれにしていきます」と不穏な言葉を残す。

すると、ステージ上に“コナ人間”に扮した岡村が出現! 不気味な動きで矢部を追いかけ回し、「こわ! リハより力入ってるやん!」と矢部を絶叫させる。助けを求めてステージ中央の電話ボックスに逃げ込んだ矢部だったが、岡村の「コーナー…ニーン、ゲーン!」という掛け声とともに大量の黒い粉が降り注ぎ、粉まみれに。ところが、矢部が「バカにしたことなんて一度もない」と訴えると、岡村はあっさり謝罪。「優しいなコナ人間!」とツッコミを入れた矢部は、粉まみれのまま「いとしのエリー」を再び歌い始め、イベントは早くも波乱の幕開けとなった。

ナインティナインのオールナイトニッポン歌謡祭

その後のトークでは、岡村が「今回はお粉の方でいろいろやらせてもらいました」と切り出し、粉の量について試行錯誤を重ねたことを明かす。矢部が「鼻から口からどんどん入ってくる」と苦笑する一方で、岡村は「僕は今日は(頭に)粉を全然ふっていないんですよ」と話し、リスナーの笑いを誘った。

粉まみれの矢部は「今日は前のめりで楽しんでほしいと思います!」と呼びかけ、配信で視聴する全国のリスナーにも触れながら「会場の皆さんのノリで、見え方も変わってくると思いますんで、おおいに盛り上げてください!」と熱くアピール。岡村も「最後まで盛り上がっていきましょう!」と声を上げ、歌謡祭の幕を開けた。

ナインティナインのオールナイトニッポン歌謡祭

トップバッターを飾ったのはDA PUMP。「Feelin’ Good -It’s PARADISE-」で華々しくステージをスタートさせると、続く「ごきげんだぜっ! ~Nothing But Something~」でもキレのあるアクロバティックなダンスを披露。圧巻のパフォーマンスでリスナーを魅了し、会場のボルテージを一気に引き上げた。

MCではISSAが「盛り上がっていますか!?」と元気いっぱいにリスナーに呼びかける。「ナイナイのオープニングがすごかったから、出づらい出づらい(笑)」と笑いを誘いつつ、「トップバッターを盛り上げていきたいと思います!」と宣言。大ヒット曲「U.S.A.」では岡村が登場、DA PUMPとダンスでコラボレーションし、息の合ったパフォーマンスで、横浜アリーナを熱狂の渦に巻き込んだ。

ナインティナインのオールナイトニッポン歌謡祭

パフォーマンス後のトークから加わった矢部は、「U.S.A.はやっぱり爆発力がある」と興奮気味に振り返り、普段はおとなしいスタッフまで舞台裏で口ずさんでいたことを明かす。他の音楽番組などでも共演し、ナイナイとの縁が深いDA PUMPは、来年デビュー30周年を迎える。そんなDA PUMPから「岡村さん、ライブに出てくださいよ!」とオファーが飛び出す一幕も。岡村も「せっかくダンス覚えたから」と前向きな姿勢を見せると、「矢部さんはコーラスで参加して(笑)」と矢部にもオファーが飛び火。スケールアップした共演を期待させる、にぎやかなステージとなった。

ナインティナインのオールナイトニッポン歌謡祭

続いて登場したのは、9年連続出演となるロバートの秋山竜次。「ごきげんよう、りゅうくん。」を歌うために、おむつにベビーニット帽という赤ちゃん姿で現れると、会場から悲鳴が上がる。さらに、会場のリスナーに「あやしてください」と無茶な要求を繰り出し、横浜アリーナはなんともシュールな空間に。秋山自身も「これを横浜アリーナでやっていいか迷った」と葛藤を明かし、笑いを誘った。

ナインティナインのオールナイトニッポン歌謡祭

続いては雰囲気を一変させ、公共施設の管轄に対する疑問を歌った「TOKAKUKA」を披露。「都!」「区!」「国!」「県!」「市!」という謎のコール&レスポンスを繰り広げ、満員のリスナーを巻き込んで会場を盛り上げた。

そして、毎年恒例の秋山が即興でメロディに歌詞をつける「カリスマボイストレーナー企画」では、今年も無茶ぶりが炸裂。「現在大ヒット中のドラマ『VIVANT』のメインテーマの歌詞を忘れてしまいました」というFAXがステージに届くと、秋山は大汗を流しながら必死に対応。「(芸歴)29年積み上げたものをここで壊したくない!」と思わず悲鳴を上げた。

追い打ちをかけるように「『踊る大捜査線』のテーマ『Rhythm And Police』にも歌詞があると聞きました」というFAXが届くと、秋山はついに限界を迎え「誰か俺を殺してくれー!」と絶叫。最後は「9回もこの感じで横浜アリーナに立った人間いないでしょ」と自虐的に振り返り、今年も秋山ワールド全開のステージとなった。

ナインティナインのオールナイトニッポン歌謡祭

唯一の「ナイナイ歌謡祭」皆勤賞のゲスト・高須クリニックの高須克弥院長とは、今年も対決企画を実施。今回はナイナイがもっとも苦手とする分野「パソコン」で、岡村と矢部がタイピングで対決をすることに。お題は「イエス!高須クリニック」で、先に岡村が打ち終わったのだが、イエスの“エ”が小文字となっていたことで、早さよりも正確性で矢部の勝利となった。

ナインティナインのオールナイトニッポン歌謡祭

続いては、モノマネ芸人の原口あきまさが登場。郷ひろみの「2億4千万の瞳-エキゾチック・ジャパン-」に乗せて、石橋貴明や木梨憲武、加藤浩次、東野幸治、さまぁ~ずの三村マサカズらのモノマネを次々と披露。目まぐるしく変わる声色や表情でリスナーを楽しませた。

さらに、「バラエティで急にスイッチが入るIKKO」「強引にまとめにいくヒロミのコメンテーター」「ほいけんたのモノマネを見る明石家さんま」といった細かすぎるショートネタを連発。F1マシンが目の前を走り抜ける音を芸能人のモノマネで再現するという斬新なネタまで飛び出し、会場を笑いに包んだ。最後にはF1マシン音声の松山千春から「季節の中で」をワンフレーズ歌い上げ、多彩なレパートリーを見せつけた。

ナインティナインのオールナイトニッポン歌謡祭

その後のトークでは、矢部のモノマネでも知られる原口が本人を前に「満を持して矢部さんのプライベートモノマネを持ってきた」と宣言。独身時代、矢部に温泉旅行へ連れて行ってもらった際、湯船にくるぶしまでしか浸かっていないのに「気持ちええな~」と言っていたというエピソードを披露し、「絶対温泉好きじゃないでしょ!」とツッコミ。さらに、周囲に話を聞いてほしいときの癖や、髪型の変化に気づいてほしいときの様子まで再現し、文字通り矢部のプライベートを次々と暴露した。

ナインティナインのオールナイトニッポン歌謡祭

ナイナイのスペシャルライブステージでは、まずは岡村がトロッコに乗って登場。SMAPの「SHAKE」を歌いながら会場を周回し、リスナーの歓声に応えた。センターステージに降り立つと、キレのあるダンスも披露し、横浜アリーナを大いに盛り上げた。

ナインティナインのオールナイトニッポン歌謡祭

さらに、次の曲の準備として頭に黒い粉を振りかけると、今度はギターを手に、スピッツの「チェリー」をサプライズで弾き語り。昨年の歌謡祭では同曲の替え歌を披露したのだが、内容も歌声も散々な出来であった。そんな経緯もあり、今年はリベンジを決意。「本当に初心者で聴き苦しいと思うけど、頑張ったので聴いてほしい」と呼びかけ、緊張した面持ちでギター演奏をスタート。最後まで弾き終えると、会場からは温かな拍手が沸き起こった。

岡村は「人前でギターを弾くのは初めてです。下手くそですけど、頑張って弾きました」と照れくさそうに語り、「今も手が震えて、緊張が伝わっているかも(笑)。聴いてくれてありがとうございました!」と感謝。さらに、使用したギターは武田真治からもらったものだと明かし、「続けたらちゃんと聴いてもらえるものになるかも。また機会があったら聴いてほしい」と、今後の上達にも意欲を見せた。

ナインティナインのオールナイトニッポン歌謡祭

そんな岡村から「のどちんこ飛ばさないように」と注意を受けて登場した矢部は、松浦亜弥の「Yeah!めっちゃホリディ」を披露。黄色いアイドル風の衣装に身を包み、トロッコに乗って会場を周回しながら、あややならぬ“やべべ”として「やべべだよ!」と笑顔を振りまき、リスナーを沸かせた。同曲は2003年、当時の番組ディレクターとのノリで番組内で一度だけ歌ったものの、その後も長年イジられ続けてきたという思い出の一曲。懐かしの“やべべ”復活に、会場は大いに盛り上がった。

ナインティナインのオールナイトニッポン歌謡祭

続いて、ロングコートに着替えた矢部が自身のデビュー曲「スタンドバイミー」を披露すると、途中から岡村も加わり、初のデュエットが実現。背後のスクリーンには『オールナイトニッポン』での2人の思い出の写真が次々と映し出され、会場は一転して感動的な雰囲気に包まれた。

ナインティナインのオールナイトニッポン歌謡祭

さらに、2人が黒の革ジャンを羽織ると、これまで「ナイナイ歌謡祭」のオープニングを飾ってきた反町隆史の「POISON~言いたい事も言えないこんな世の中は~」を熱唱。まさかのタイミングでのこの曲の披露に、会場のボルテージは再び最高潮に。

ナインティナインのオールナイトニッポン歌謡祭

ここで、ビビる大木がプロレスラー・ジャンボ鶴田に扮してサプライズ出演。今年5月のラジオ出演時には、音声だけにもかかわらず、ジャンボ鶴田の入場シーンを4回も再現した大木。たったそれだけをきっかけで今回のサプライズ出演へとつながった。そんな大木は、大好きなジョン万次郎について熱弁するために登場。しかし、話し始めた途端に矢部から「メインステージの転換が完了したようです! すみやかにご退場お願いします!」と告げられ、ほとんど語れないまま退場するというシュールな展開で、会場の笑いを誘った。

ナインティナインのオールナイトニッポン歌謡祭

続いて登場したのは、“モノマネの女王”こと清水ミチコ。自身が木曜パーソナリティを務めるニッポン放送『高田文夫のラジオビバリー昼ズ』(月曜~金曜 11時30分~13時)のリスナーも駆けつけるなか、童謡「さっちゃん」に乗せて藤井聡太、番組作家の室井さん、デヴィ夫人らのモノマネを次々と披露。さらに、童謡モノマネシリーズ「おはなしゆびさん」では5人の政治家になりきり、会場を笑いに包んだ。

そのほか、「コンビニの入店音がすべて坂本龍一の影響を受けていたら」という独創的なネタや、ベートーヴェンの「エリーゼのために」に乗せて様々なお菓子の美味しさを語るネタなど、音楽とモノマネを融合させたステージを展開。多彩なレパートリーでリスナーを楽しませた。

ナインティナインのオールナイトニッポン歌謡祭

パフォーマンス後のナインティナインとのトークでは、矢部が以前、原口あきまさのライブで清水のネタを見たことを明かし、「客席で見せてもらったのですが、めちゃめちゃ面白かった! ずっと笑ってました!」と大絶賛。

さらに、話題は1992年にスタートしたテレビ東京系バラエティ番組『浅草橋ヤング洋品店』での共演エピソードへ。ナイナイにとって全国ネット初のレギュラー番組だったものの、岡村は「なかなかなじめなかった」と当時の苦労を回顧。矢部が「ミチコさんが一番話しやすかった」と感謝を伝える一方、清水は「黒歴史もある」とポツリ。番組内でナインティナインと清水がデュエットするという、番組の演出家・テリー伊藤の思いつきから生まれた企画を振り返り、「大人になると嫌なこともやらなきゃいけない」と苦笑して、会場を笑わせた。

ナインティナインのオールナイトニッポン歌謡祭

豪華ゲストの大トリを飾ったのは、ナイナイにとって“青春のアイドル”である藤井フミヤ。「TRUE LOVE」「Another Orion」と伝説的な名曲を立て続けに披露し、その圧倒的な歌声でリスナーを魅了した。

MCでは、会場を見渡しながら「この会場を埋めるのはアーティストでも難しい。いいな~ナイナイ」と羨ましそうにコメント。自身もかつて『オールナイトニッポン』のパーソナリティを務めていたことにも触れ、「今だったらアウトなことをやっていた(笑)」と当時を懐かしんだ。

ナインティナインのオールナイトニッポン歌謡祭

さらに、「懐かしい歌をやります」と呼びかけると、チェッカーズ時代のヒット曲「ジュリアに傷心」「NANA」を熱唱。ハイキックを繰り出すなど、エネルギッシュなパフォーマンスで会場を沸かせ、ナインティナインの2人も「最高です!」と大興奮だった。

その後のトークでは、31年前に藤井が『ナインティナインのオールナイトニッポン』にゲスト出演した際の思い出話に。出演時に岡村が藤井に番組のロゴデザインをお願いしたところ、快く引き受けてくれたといい、そのデザインが今回のイベントTシャツにも使用されていると明かした。かつてはハガキ職人へのプレゼント用ステッカーにもこのデザインが使われていたそうで、藤井も「久しぶりに見たわ(笑)」と笑顔を見せた。

ナインティナインのオールナイトニッポン歌謡祭

さらに、当時、岡村が藤井に「服ください」とおねだりし、革パンをプレゼントしてもらったというエピソードも披露。岡村は家でその革パンを履いていたと振り返り、長年にわたる交流を感じさせる温かなトークを繰り広げた。

エンディングでは、出演者が再びステージに集結。岡村の「しばらく歌っていなかったけど、『ナインティナインのオールナイトニッポン』伝説の歌で締めましょう!」という掛け声で、GLAYの「HOWEVER」を熱唱した。

ナインティナインのオールナイトニッポン歌謡祭

10月29日の放送をもって『ナインティナインのオールナイトニッポン』を卒業することを発表している矢部は、「これが歌いおさめになるかもと思っています」と感慨深げにコメント。しかし、「これだけの人たちに来ていただいて、これで終われない」と、さらに全員でチェッカーズの「涙のリクエスト」を披露。出演者とリスナーによる大合唱が横浜アリーナに響き渡り、会場の盛り上がりは最高潮に。2人は「カラオケボックスもない時代」「あの時はラジオにリクエストしていたからね」と懐かしい時代を振り返りながら、「最高の歌謡祭になったのではないでしょうか」と充実感をにじませた。

出演者がステージを後にすると、最後はナインティナインの2人だけでトーク。矢部は豪華出演者たちのパフォーマンスを振り返り、「ジャンルは違えど、頑張らなきゃいけない気持ちになりました」と刺激を受けた様子。

さらに、12月からスタートする自身の新番組についても言及。「まだ未定のことが多くて、タイトルも決まっていないのですが」としつつ、「最後の日に発表できることがいくつかあると思います。よかったら聴いてください」と呼びかけた。そして岡村も「『ナインティナインのオールナイトニッポン』もリスタートということで、そちらもまた聴いてくれたらと思います」「どちらの番組も聴いてください」と、今後への思いを語った。

ナインティナインのオールナイトニッポン歌謡祭

最後は「帰るまでが歌謡祭です」「今年も盛り上げてくれて、本当にありがとうございました」とリスナーに感謝を伝え、おなじみの「わーわーいうております!」「お時間です!」に続く12,000人の「さようなら!」の掛け声でフィナーレを迎えた。

そして、スクリーンには1994年の番組開始当初からの思い出の写真が次々と映し出され、若かりし頃のナインティナインの姿も。長年にわたりリスナーとともに歩んできた番組の歴史を感じさせる演出とともに、歌謡祭は幕を閉じた。

本イベントの見逃し配信は11月1日(日)23時59分まで。詳しくはイベント公式HPにて。

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