テレ東・佐久間P、番組配信イベントの裏話を語る!「振替は絶対やります。ただ、たぶん匂わせた日じゃないです(笑)」

テレビ東京のプロデューサー・佐久間宣行さんがパーソナリティを務める、ニッポン放送『佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)』。

1月13日(水)の放送では、緊急事態宣言の発令を受けて中止となった『佐久間宣行のオ ールナイトニッポン0(ZERO)リスナー大感謝祭 2021~fanfare~』の代替として、急遽開催された生配信イベント『佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)リスナー小感謝祭2021~Believe~』の裏話を語りました。(ニッポン放送『佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)』1月13日(水)放送分)

「俺じゃなかった(笑)」 最近よくある"佐久間"違い

1月11日(月・祝)に生配信イベント『佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)リスナー小感謝祭2021~Believe~』を行った佐久間さん。オープニングでは、放送当日のTwitterトレンドに「金の佐久間」が入っていた事について触れました。

佐久間:これはね、皆さん分かる通り、Snow Manの佐久間大介さんだったんですけど(笑)。よくあるんですけどね。しょっちゅう"佐久間"ってのが上がってくんのよ。大抵は佐久間大介さんだと思ってるから、それを見て俺だと思う事はほぼ無い。『オールナイトニッポン』直後に(トレンドに)ちょっと載るのは分かるけど。でもなんか、月曜のイベントがちょっと評判が良かったから、一瞬「金の佐久間、まさか!?」って思ったんだけど、やっぱり違いました(笑)。(Snow Manの)YouTubeチャンネルの登録者数が100万人を突破して、金の盾をもらって、「金の佐久間」って事になったらしいね。

続けて佐久間さんは、別の"佐久間"違いについても語りました。

佐久間:『アイドルマスター シンデレラガールズ』(バンダイナムコエンターテインメント)っていうゲームあるじゃん。その中に"佐久間まゆ"っていうキャラクターがいて、めちゃくちゃ人気なんだって。で、それを操る人は"佐久間P"ってなるんだって。で、佐久間Pだとそれがダントツで来るのよ。俺なんか全然レベルにならないくらい。でも、佐久間Pは大体そのアイドルの話してるわけ。

その中で急に、後輩から「佐久間さん、なんかネットで叩かれてますよ」って言うから、「えっ、あんな大成功のイベントやったのに?」と思って見たら、軟式テニスの動画をやってる人の中に佐久間Pってのがいるらしくて、その人の動画の方向性ですげえ揉めてた(笑)。軟式テニスのYouTuberの中で(笑)。4人目の佐久間で揉めてた。どれも俺じゃなかった(笑)。

元番組D・石井氏から届いたメッセージ

イベント終了後、番組の元ディレクターでイベント責任者を務めた石井玄さんから佐久間さん宛に届いたLINEのメッセージ内容を明かしました。

佐久間:ちょっとね、なんかね、酔っ払ってる感じが度を超えたんだろうね。「(石井)佐久間さん! 佐久間さんは俺にとってのルフィです!」って(笑)。もう謎の。「ピンチに助けてくれて、俺にとってのルフィみたいなもんです!」っていうLINEが来て、無視しました(笑)。ちょっといい温度の返事はできるけど、その温度には返せないから(笑)。石井がもうね……。ルフィじゃねえし(笑)。

振替公演はいつ?「一旦忘れてほしい」

本来、1月11日(月・祝)に東京国際フォーラムで開催予定だった『佐久間宣行のオールナイトニッポン0 (ZERO)リスナー小感謝祭2021~Believe~』の振替公演を予定している事が、生配信イベント中に発表されていました。佐久間さんは「(イベントを)しなきゃいけないんだけど、したくない気持ちもある」と、その心境を明かしました。

佐久間:振替の日程が決まってないんですよ。イベントを観た人は分かると思うんですよね。イベントの時に1ヶ所、開催日の匂わせ的な演出があったと思うんですよね。こっから先は言いたくねえなあ……。その日はたぶん違います。

スタッフ:はははは(笑)。

佐久間:その日はたぶん違うんですよ。匂わせだから説明するよ。ネタバレもしたくないし、その演出を後で観る人もいるから。我々、やる気を出して「この演出で伝えたらいいぞ」と。「ONE PIECEにもちょっと関わってるし」みたいなので、その日にできるかなっていう匂わせを暗号みたいなものでしたんですよ。なんか違ったみたいなんだよね(笑)。一旦忘れてほしい。

佐久間さん曰く、祝日に設定した振替イベントの公演日が祝日ではなかったため、後日改めて発表するとの事です。

佐久間:延期、やるのは決定、振替はもう絶対やります。ただ、たぶん匂わせた日じゃないです。なぜなら、祝日だと勘違いしていたから(笑)。言いたくねえ、こんな事(笑)。何で俺こんなカッコ悪い発表しなきゃいけないの(笑)。

「旅行行った気分になろう」が〜まるちょばの猛練習!

配信イベントのアーカイブチケット購入を悩んでいるリスナーから「が〜まるちょばをやったのか」というメッセージが届きました。佐久間さんは先週(1月6日)の放送で提案された、がーまるちょばのパフォーマンスに乗り気でなかったようですが……。

佐久間:7日の夜くらいに、石井から何の説明もなくが〜まるちょばの動画だけ送られてきたのよ(笑)。最初は無視してたの。「一応送っただけでしょ」って言ったの。その半日後にもう1回返答がないのを見て、がーまるちょばの動画が送られてきたんですよ(笑)。「ええっ、が〜まるちょばやるのか!?」って思って。

結局、が〜まるちょばのトランクを使ったパントマイムをイベント開催までの数日間で猛練習する事にした佐久間さん。リモート会議の終わりや家族が不在の間、玄関前に姿見を置いて練習をしていたそうです。

佐久間:なんとかが〜まるちょばに見えるようにして練習を始めた時に「ガチャッ」と扉が開いて、同じマンションに住んでるお義母さんが来て。が〜まるの練習姿を完全に見られるっていう(笑)。お義母さんは意味分からないし、あとコロナだから、今ご年配の方に会わないようにしてるの。同じマンションでも2、3週間会ってなかったわけ。久しぶりに会ったら、俺がが〜まるちょばをやってるから。玄関でカバンを持ってるから、もう気が触れた人だなと……(笑)。

で、「違うんです」と。「これはちょっとイベントの出し物というか。まだやるか決まってないんですけど」みたいな。その時点で諦めてないから。俺はやらない事を……ははは(笑)。ただ旅行に行きたい人(笑)。「ああ、コロナで旅行行きたいな〜」って言って、旅行行きたいなっていうのを鏡に映して見てる人だから(笑)。旅行のマイムをしてる人だから。「旅行行った気分になろう」みたいな(笑)。

また家族との会話中、無意識に「が〜まるちょばされいなければ…」と、口にしてしまった事も明かしました。

佐久間:俺、家族でさ、前日に飯を食べてる時に、俺全然まったく無意識にだよ? 「が〜まるちょばさえいなければ…」って言ったんだって……はははは(笑)。正確に言うと奥さんが「えっ? "ちょば"さえいなければ? 何かあったの?」っていう。「(佐久間)えっ、俺なんか言った?」、「いやなんか、"ちょばさえいなければ"みたいな事言ったよ」って言って(笑)。

俺、「が〜まるちょばさえいなけば」っていう、「が〜まるちょばさえいなければ、やんなくて済んだ」なんていう、が〜まるちょばの消滅を…祈ってるみたいな感じになってたのよ(笑)。結局、が〜まるちょばは何も悪くないのよ(笑)。若手のパントマイマーというか、「が〜まるちょばいなければ天下取れるのに」って……(笑)。

佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)
放送局:ニッポン放送
放送日時:毎週水曜 27時00分~28時30分
出演者:佐久間宣行(テレビ東京・プロデューサー)
番組ホームページ
公式X

Twitterハッシュタグは「#佐久間宣行ANN0」

※放送情報は変更となる場合があります。

ラジコをスマートフォンで聴く

ラジコをパソコンで聴く

ラジコプレミアムに登録して
全国のラジオを時間制限なし
で聴く!

自動車修理工場の女性社長が「自動販売機のハンバーガー」を開発

トラックなどのドライバーさんのなかには、昭和の頃は、よく幹線道路沿いにあった自動販売機のハンバーガーで、お腹を満たした経験がある方もいらっしゃることでしょう。じつは最近、令和版の「自動販売機のハンバーガー」がじわりじわりと増えているんです。今回は、この自動販売機のハンバーガーを手掛けている自動車修理工場の方のお話です。

ハンバーガー自販機と小林さん

それぞれの朝は、それぞれの物語を連れてやってきます。

東京・新宿から中央道の高速バス、または新幹線と飯田線の特急「伊那路」を乗り継いで、およそ4時間の長野県飯田市に「ガレージいじりや」という自動車修理工場があります。敷地内には、トヨタ・パプリカ、マツダ・シャンテをはじめ、昭和の車がズラリ。しかも、工場の前にある懐かしい自動販売機コーナーが目を引きます。

お店の代表・小林由季さんは、埼玉県出身の41歳。小さい頃、ちょうどミニ四駆が大人気だったこともあって、クルマに興味を持ちました。19歳でオートマチック車限定の運転免許を取ると、街を颯爽と駆け抜けていった、白い「マツダ・RX7」に心躍ります。

『カッコいい!あのクルマに乗りたい!!』

そう思った小林さんは、知り合いの自動車関係者に相談すると、軽くあしらわれました。「RX7? アンタ、あのクルマ、マニュアルだし、ロータリーエンジンって知ってるの? 乗りたいなら、自分で自動車が整備出来ないと、まず無理だよ」

愛車のマツダ・シャンテと小林さん

マニュアルもロータリーエンジンも、全くチンプンカンプンだった小林さんですが、乗りたい思いが高まって、マニュアルで免許を取り直し、自動車整備士を目指します。男社会の自動車修理工場で、厳しい試練を乗り越えて、見事、整備士資格を取得。縁あって信州に移り住むと、趣味で借りたガレージで、ノーマルタイヤからスタッドレスタイヤへの履き替えを請け負ったことをきっかけに、2010年、自ら自動車修理工場を立ち上げました。

やがて、工場のスタッフが昭和43年製・スバル360の修復を成し遂げたことから、小林さんも古い車に興味を持ち、旧車が続々持ち込まれて、車雑誌にも注目されます。あれよあれよと、旧車好きならまず知らない人はいない工場に成長。小林さんは雑誌連載企画で、旧車でレトロな自動販売機巡りをすることになりました。

ところが、ここで小林さんは大変なことが起きていたことに気付くんです。

『大きな道路沿いにたくさんあったハンバーガーやうどん・そばの自動販売機コーナーがどんどん無くなっている……』

24時間営業のコンビニエンスストアが増えた一方で、自動販売機は経年劣化、オーナーさんの高齢化も進んで、自動販売機コーナーは次々と姿を消していたんです。そんな折、小林さんはお祖父さまを亡くしたことで、小さい頃、自動販売機のハンバーガーをなかなか買ってもらえなかった記憶がよみがえりました。

『あの思い出の、自動販売機のハンバーガーを残したい。ならば、ハンバーガーを作っている食品メーカーを助けよう!』

自動販売機コーナー

そうひらめいた小林さんは、さっそく自動販売機用のハンバーガーを仕入れます。自動車工場の前に冷蔵機能付きの自動販売機と電子レンジを設置して販売を始めると、ちょうどコロナ禍と重なったことで、テイクアウトのニーズをつかんで大繁盛。各地のレトロ自動販売機で売れたハンバーガーのおよそ4倍を1台で売り上げました。

小林さんはもうイケイケドンドン、自動販売機を増やして各地で大人気となりますが、あまりの売れ行きにハンバーガーメーカーのほうが悲鳴を上げてしまいます。安定した納品が出来ないので、もう勘弁してくれませんか、と言われてしまったのです。代わる製造業者も無く、困り果てた小林さん、思い切りました。

『ハンバーガーを作ってくれる会社が無いなら、自分の会社で作ってしまおう!』

もちろん、小林さんは自動車整備士ではありますが、食品の知識は全くゼロ。体当たりで、様々な食品製造に関する許可や食品衛生を、片っ端から学んでいきます。食品部門の「いじりやフードサービス」も立ち上げ、ハンバーガーを作ってみましたが、パンはパサつき、肉の脂は溶け出し、レタスなどの生野菜は安全性の面で使えません。しかも、自動車修理工場と食品工場の二刀流で、睡眠時間3時間の日々が続きました。

ふんわりバンズのチーズバーガー

それでも試行錯誤を繰り返し、味やソースにもこだわったチーズバーガーに辿り着いて、安定した製造、出荷も出来るようになりました。今は、全国で39台の自動販売機が元気に稼働中。自動車修理工場生まれの自動販売機とハンバーガーは、各地域で話題になっています。

「気合と根性でやってきました」と笑う小林さんですが、やりたいことはいっぱいです。

「レストランもやってみたいですし、クルマのテーマパークがあっても面白いですよね。ハンバーガー片手にみんなに巡ってもらって。夢は大きく持てば、きっと叶います!」

「RX7に乗りたい」から始まった小林さんの夢、今はまだ、その途中です。

Facebook

ページトップへ