「安田記念2023」radikoで春の競馬中継を聴こう
春の東京競馬場、5週連続GI開催を締めくくる「第73回農林水産省賞典 安田記念」（3歳以上・芝1600m）が、6月4日（日）に東京競馬場で開催されます。上半期最強マイラーの座を勝ち取るのはどの馬なのか？ radiko（ラジコ）で中継をお楽しみください。
「安田記念」とは？
1951年、東京競馬場・芝1600mを舞台に4歳（現3歳）以上の馬によるハンデキャップ競走「安田賞」が創設。競争名の「安田」は、競馬法の制定や東京優駿（日本ダービー）の創設などに尽力した、日本中央競馬会の初代理事長・安田伊左衛門氏に由来しており、1958年に安田氏の逝去に際して現在の「安田記念」に改称されました。
1984年、グレード制の導入に伴いGIへ格付けの上、優駿牝馬（オークス）前での開催、5歳（現4歳）以上の馬による定量戦へ変更。1996年からは開催時期を東京優駿（日本ダービー）の翌週へと移設し、競走条件も4歳（現3歳）以上に変更、中央競馬における"上半期のナンバー1マイラー決定戦"として位置付けられ、現在に至ります。
舞台となる東京競馬場は、2コーナー付近からのスタート。スタート直後は緩やかな下りでスピードに乗りやすい傾向が見られます。ゴール前の直線は525.9m、高低差2mのタフな坂を上り切ると、約300mの直線による最後の瞬発力勝負となります。平均的に速いペースで流れることが多く、最後の直線は切れ味も求められるため、マイラーとしての総合力が試されるコースです。
「安田記念」注目馬は？
これまでGI3勝をマークしているソダシ（牝5歳、栗東・須貝尚介厩舎）。約6か月ぶりの実戦となった前走のヴィクトリアマイルではアタマ差の2着に敗れたものの、改めてポテンシャルの高さを示しました。東京・芝1600mのレースは3戦2勝、2着1回と実績も十分。牡馬相手のGI初制覇、そして史上8頭目の4年連続JRA・GI制覇がかかる一戦です。
ジャックドール（牡5歳、栗東・藤岡健一厩舎）は、キャリア15戦目にして初のマイル参戦。前走の大阪杯では、2着とハナ差ながら自らペースを刻み、そのまま押し切りGI制覇を飾りました。東京コースでは2勝を挙げており、左回りでも抜群の実績を誇ります。マイルGI計4勝を記録した父・モーリスに続き、マイル戦線でも頂点を狙います。
安田記念には3年連続の出走となるシュネルマイスター（牡5歳、美浦・手塚貴久厩舎）。東京・芝のレースでは、一昨年のNHKマイルCでの優勝を含め、4戦2勝、2着1回、3着1回の好相性ぶりを誇ります。前走のマイラーズCでは、メンバー中最速の上がり3ハロン32秒9（推定）をマークしての差し切り勝ち。自慢の末脚を武器に、GI2勝目を目指します。
競馬の中継番組まとめ
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この記事を書いた人
radiko編集部
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