【2022年12月】radikoで聴かれた楽曲ランキングTOP30!~流行りの最新人気曲はこれだ!~

2022年12月にradiko(ラジコ)で聴かれた楽曲ランキングTOP30をご紹介します。

ラジオのヒットチャート番組を中心に、radikoで最近よく流れる流行の楽曲、ヒット曲からコアなファンに人気の曲まで、他とはひと味違ったランキングをお楽しみください!

※ラジコへ楽曲情報の提供がある放送局(全60局)での各番組のオンエア楽曲を対象に集計。ラジコ上で聴かれた延べ聴取回数にてランキング化しています。

先月のランキングはこちら

radiko2022年12月の楽曲ランキング

1位 「Subtitle」/Official髭男dism 156.2万回

10月のランキングで8位、11月は3位だった「Subtitle」。10月12日に配信リリースされ、川口春奈さん主演ドラマ「silent」(フジテレビ系)のために書き下ろされた楽曲です。配信リリース後、各種ストリーミングサイトで首位を獲得しました。

■楢﨑誠(Official髭男dism)出演 FM FUJI『ロヂウラベース』

BASS/SAX担当の楢﨑誠さんがお届けする2時間の生放送。番組紹介欄に「ミュージシャンでありながら音楽の要素は3割以下!」と記載されています。”コミュ力モンスター”(コミュニケーション能力モンスター)との評価も高い楢﨑さんが、音楽の話はそこそこに、様々なことに挑戦しながらもゆる~く自由なトークを披露します。

Official髭男dismの情報と過去の放送回はこちら

ロヂウラベース
放送局:FM FUJI
放送日時:毎週月曜 21時00分~23時00分
出演者:楢﨑誠(Official髭男dism)
公式Twitter

番組ハッシュタグは「#ロヂベー」

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※放送情報は変更となる場合があります。

2位 「第ゼロ感」/10-FEET 130.9万回

11月のランキングで23位だった「第ゼロ感」は、12月は2位にランクアップ。映画『THE FIRST SLAM DUNK』のエンディング主題歌に採用された書き下ろしの新曲です。

10-FEETは12月14日に「第ゼロ感」も収録された約5年ぶりのオリジナル・フルアルバム「コリンズ」をリリースしました。

■10-FEET出演 α-STATION FM KYOTO『FLAG RADIO』

豪華9組のアーティストがほぼ月替りで、レギュラーDJを担当している『FLAG RADIO』(通称:フラレディ)。奇数月の毎週木曜は、スリーピースバンド・10-FEETが担当します。日本はもとより海外でも精力的にライブを続け、地元京都で主催するフェス「京都大作戦」では、毎年観客に熱い感動を届けている彼らが、人間味あふれるトークで魅了する1時間です。

10-FEETの情報と過去の放送回はこちら

FLAG RADIO
放送局:α-STATION FM KYOTO
放送日時:毎週木曜 21時00分~22時00分
出演者:10-FEET
番組ホームページ

twitterハッシュタグは「#フラレディ」

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3位 「クリスマス・イブ」/山下達郎 117万回

1988年にJR東海「X’MAS EXPRESS」CMソングに起用されたことも有名で、日本のクリスマス・シーズンの定番曲として、長く愛されている「クリスマス・イブ」。「クリスマス・イブ(30th Anniversary Edition)」は、オリコン2023年度の第1週目となる12月20日発表の「週間 シングルランキング」で、週間売上0.3万枚で17位にランクインし、1987年度から続いている同作の「週間シングルTOP100入り連続年数」記録は、前人未到の「37年連続」に更新されました。

■山下達郎出演 TOKYO FM『山下達郎の楽天カード サンデー・ソングブック』

1992年10月にスタートして以降、放送枠や番組名を変更しながら、2022年10月には放送30周年を迎えた人気番組。山下さんが所有する膨大なコレクションから珠玉の名曲が選曲され、普段なかなか耳にしない貴重な音源がオンエアされます。

山下達郎の楽天カード サンデー・ソングブック
放送局:TOKYO FM
放送日時:毎週日曜・木曜 14時00分~14時55分
出演者:山下達郎
番組ホームページ

twitterハッシュタグは「#sundaysongbook」

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4位 「Afraid?? feat.nothing,nowhere.」/(sic)boy 107.4万回

FM802の2022年12月の邦楽ヘビーローテーションとして選ばれたのは、11月23日に配信リリースされた「Afraid?? feat. nothing,nowhere.」。トラヴィス・バーカーやSum 41とのコラボ楽曲で知られるFueled by Ramen所属のアーティストであるnothing,nowhere.が客演として参加し、AG Clubやアイラヴマコーネンの楽曲を手がけるSaint Patrickがプロデュースを担当しています。

5位「stuck in denial(Clean)」/Mitch James 103,7万回

4位と同じく、FM802の2022年12月の洋楽ヘビーローテーションに選曲された「stuck in denial」は、11月4日に配信リリースされたアルバム「patience」の収録曲。Mitch Jamesは、シングル「Bright Blue Skies」を筆頭に、全世界で2億回以上のストリーミング再生、600万回以上のTikTok動画再生、300万回以上のビデオ再生回数を記録するなど、数々のバイラルヒットをリリースしています。

6位「Stardom」/King Gnu 96.9万回

11月のランキングで12位だった「Stardom」は、6位にランクアップ。2022 NHKサッカーテーマ曲であり、「第73回NHK紅白歌合戦」での披露されました。

■King Gnu出演 J-WAVE『SPARK』

「夢を形にする、夢が見つかるラジオ」がコンセプトに、平日の深夜に日替わりのアーティストがナビゲートする『SPARK』。新井和輝さんは、2022年4月より毎週火曜を担当しています。新井さんによる選曲&解説、また恋愛相談のコーナーもあります。

King Gnuの情報と過去の放送回はこちら

SPARK
放送局:J-WAVE
放送日時:毎週火曜 24時00分~25時00分
出演者:新井和輝(King Gnu)
番組ホームページ
公式Twitter

Twitterハッシュタグ「#sp813」

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7位「KICK BACK」/米津玄師 92.9万回

10月のランキングでは7位、11月は4位だった「KICK BACK」。テレビアニメ「チェンソーマン」のオープニング・テーマとして書き下ろされ、米津玄師さんが、King Gnuやmillennium paradeのメンバーとして活躍する常田大希さんと共同でアレンジし、2人のMVでの競演も注目を集めました。

8位「なぎさホテル」/桑田佳祐 85,3万回

先月(2022年11月)のランキングで1位だった「なぎさホテル」は、サザンオールスターズ・桑田佳祐さんのソロ活動35周年記念ベストアルバム『いつも何処かで』に収録された書き下ろしの新曲です。「なぎさホテル」は、神奈川県逗子市の海辺に実在し、1989年に閉館した洋式ホテルなぎさホテルから着想を得て作られたそうです。

■桑田佳祐出演 TOKYO FM『桑田佳祐のやさしい夜遊び』

日本を代表するアーティストである桑田さんが、毎週1つの「お題」を元に、自由きままにおしゃべりを繰り広げる番組。終盤には、自らギター片手に歌う、他では聴けないない超レアな生歌コーナーもあります。

桑田佳祐のやさしい夜遊び
放送局:TOKYO FM
放送日時:毎週土曜 23時00分~23時55分
出演者:桑田佳祐
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9位「grace」/藤井風 80.4万回

10月のランキングで1位、11月も8位だった「grace」。10月10日に配信リリースされ、NTTドコモが「何かに挑戦したい意志を持っていても、きっかけや手段がなく、一歩を踏み出せずにいる学生が、制限なく自らの可能性に挑戦できるように後押ししたい」という想いから立ち上げた「KAZE FILMS docomo future project」のために書き下ろされました。

10位「太陽が昇るまで」/さらさ 76.5万回

デビューから僅か1年で「FUJI ROCK FESTIVAL 2022」へ出演を果たし、Z世代を中心に大きな反響を呼んでいるシンガーソングライター・さらささん。「太陽が昇るまで」はJ-WAVE『SAISON CARD TOKIO HOT 100』で、3週連続1位を獲得しました。同曲は、12月14日リリースの1stアルバム「Inner Ocean」に収録されています。

11位以降はこちら

11位「SOUVENIR」/BUMP OF CHICKEN 75.5万回
BUMP OF CHICKENの情報と過去の放送回はこちら

12位「すてきなホリデイ」/竹内まりや 69.7万回

13位「SPECTRA」/INI 69.4万回

14位「Anti-Hero」/Taylor Swift 69万回

15位「アイラブユー」/back number 66.2万回

16位「白い恋人達」/桑田佳祐 65.7万回

17位「クリスマスソング」/back number 65.3万回

18位「First Love (2022 Mix)」/宇多田ヒカル 64.1万回

19位「妖」/福山雅治 64万回

20位「一斉ノ喝采」/LiSA 59.5万回

21位「JUMP」/幾田りら 57.4万回

22位「新時代」/Ado 56.5万回

23位「ミチヲユケ」/緑黄色社会 53.6万回
緑黄色社会の情報と過去の放送回はこちら

24位「恋人がサンタクロース」/松任谷由実 52万回

25位「現在を生きるのだ。」/Saucy Dog 50.9万回

26位「白雪」/Eve 50.7万回

27位「Upon You」/Bialystocks 50.4万回

28位「Soranji」/Mrs.GREEN APPLE 50.4万回

29位「ここにはないもの」/乃木坂46 49.4万回
乃木坂46の情報と過去の放送回はこちら

30位「ヒトツボシ」/KOH+ 47.1万回

ラジオに楽曲リクエストを送る方法

■番組HPや公式Twitterなどでリクエスト方法をチェック
まずはリクエストする方法をきちんと把握しましょう。近年は番組の公式サイトだけでなく、公式のTwitterアカウントを開設して、コーナー告知やメールの募集を行うケースも増えてきました。

ほとんどの番組では、放送中にパーソナリティがメールアドレスを読み上げたり、各コーナーへの募集を呼びかけたりしていますが、番組の公式サイトやTwitterアカウントで事前に調べておくと、コーナー名やスペルミスなどの失敗を確実に防げます。

■放送局or番組サイトのフォームから送信
ラジオ局及びラジオ番組の公式サイトの多くで、番組宛にお便りを送る「メールフォーム」などのバナーを設置しています。メールを送りたいときは、該当のバナーをクリックすると、名前や住所、ラジオネームなどが記載されたメールフォームが表示されます。注意点をよく読んで、必要な情報を入力しましょう。情報をすべて入力した後、「確認画面」をクリックして内容を確認し、送信すると完了です。

ラジオで好きな曲をリクエストする方法はこちら

楽曲リクエストができる番組はこちら

radikoで聴けるおすすめ音楽番組

FM NORTH WAVE『COLLEGE RADIO JAPAN』

音楽が大好きな学生団体CRJの札幌支部「CRJ-SAPPORO」の企画・制作で、19年以上続いている老舗番組。番組内で毎週発表される「College Chart Top 10」は、知名度やCDの売上に左右されないオリジナルチャートです。耳の早い学生たちによるトガった選曲で、これからブレイクするであろうアーティストをいち早くチェックしてみては?

COLLEGE RADIO JAPAN
放送局:FM NORTHWAVE
放送日時:毎週木曜 24時00分~25時00分
番組ホームページ
公式Twitter

twitterハッシュタグは「#CRJ札幌」

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bayfm78『BRAND NEW HOT SHOT』

出来立てホヤホヤ & 入手したての新譜を週替わりのローテーションで放送する番組。時には、アーティストからのメッセージを交えてお届けします。

BRAND NEW HOT SHOT
放送局:BAYFM78
放送日時:毎週月曜~木曜 22時54分~23時00分
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FM FUJI『Bein’BAD』

邦楽と洋楽の最新ヒット曲をFM FUJI「Weekly Music Ranking」を元にカウントダウン形式で紹介する番組。日々の生活の中で音楽が欠かせない山川 牧さんが、時に熱く、時にクールな語り口でお送りします。

Bein’BAD
放送局:FM FUJI
放送日時:毎週土曜 13時00分~16時00分
出演者:山川牧

番組ハッシュタグは「#ヤママキ」

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ZIP-FM『ATEAM ZIP HOT 100』

東海地区のヒットシーンを4時間に凝縮! ZIP-FMのオフィシャルチャートとして、毎週ZIP-FM全番組のエアープレイ、リクエストデータ、曲目問い合わせなどを集計して100曲を決定します。1993年10月の開局以来続いている番組です。

ATEAM ZIP HOT 100
放送局:ZIP-FM
放送日時:毎週日曜 13時00分~15時00分
出演者:鉄平
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KBCラジオ『KBCサタデーミュージックカウントダウン』

最新ヒット曲から懐かしい曲まで「1粒で2度おいしい」音楽番組。家族みんなで聴けるランキングをぜひチェックしてみてください!

KBCサタデーミュージックカウントダウン
放送局:KBCラジオ
放送日時:毎週土曜 13時00分~14時00分
出演者:こだマン、真璃子
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この記事を書いた人

radiko編集部

radiko編集部員が「ラジコを通じて、ラジオの良さをもっと知ってもらい、皆さんが面白い番組に出会うキッカケ」になるように、ラジオ各局の情報をまとめて発信中。radiko newsでは、新番組へのインタビュー、さまざまなテーマに沿ったまとめ記事など、独自の切り口でも番組をご紹介しています。ラジコ公式SNSの情報更新も行なっています。

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野島裕史も感激! 声優・小野大輔、生涯サイクリスト宣言「人と人がつながっていく乗り物だなと改めて感じました」

声優界随一のサイクリスト・野島裕史がパーソナリティをつとめ、自転車をテーマにお届けするTOKYO FMのラジオ番組「サイクリスト・ステーション ツアー・オブ・ジャパン」。4月14日(日)の放送は、前回に引き続き、声優の小野大輔(おの・だいすけ)さんを迎えて、お届けしました。


(左から)パーソナリティの野島裕史、小野大輔さん



◆あえて余白を…野島のこだわり

野島:先週に引き続きスペシャルゲストをお迎えしています!

小野:チネラー、チネリストの小野大輔です!

野島:チネラー(笑)。自転車大好き声優に加え、チネラー、チネリスト、(イタリアの自転車ブランド)cinelli(チネリ)のSUPERCORSA声優・小野くんです。

小野:SUPERCORSA声優! それ、いいですね(笑)。

野島:先週、小野くんも僕も(小野くんの新車SUPERCORSAについて)たっぷり語るも語り足りず、今週も引き続きお話を伺っていきたいと思います。

小野:自転車に関して「これほど語れるものなのか!」と先週も思いましたけど、前回お話できなかったところでいうとペダルですかね?

野島:そうですね。今回、ペダルはすごくリーズナブルで、カンパ(イタリアのブランドCampagnolo(カンパニョーロ))ではないんです。これには理由があって、(事前に)小野くんと擦り合わせてはいなかったんですけど、僕のなかで考えていた予算がオーバーしつつあったんですよね。

僕のこだわりとして、いくらこだわりの自転車とはいえ、無尽蔵に予算をかけたくないと思ったんですよ。それこそお金をかければ全部スペシャルビンテージにできる。それはぶっちゃけ簡単なんですけど、イヤだなと思って。

小野:そうですよね。

野島:丼勘定でしたけど、ペダルまでビンテージにこだわると……。しかも、ペダルのビンテージって安くはないので。探せば安いものもあるかもしれないですけど、僕が見つけたものは高かったので、(今回ペダルは)とりあえず的なものをつけました。でも、意外と合っていると思いますよ。

小野:めちゃくちゃ合っているんですよ。しかも、ペダルストラップとかボトルケージとかまだついていない部分、余白の部分があるんですけど、僕はペダルを含めて、あえて余白を作ってくれたんだなって思ったんです。選択肢を与えてくれたのかなと。

野島:そうなんです! ペダルも余白のひとつなんです! ビンディングペダルをつけてもいいと思いますし、ひと手間かかるけどクラシカルなビンディングを探してもいいし。やっぱり、余白を作っておいたほうがカスタムする楽しみがありますから。完全に作っちゃうと何も変えようがないじゃないですか。

小野:すごいな~、面白い。完成じゃなくて先があるっていう。最高じゃないですか!

◆小野大輔、待望の新車の乗り心地は?

小野:ちなみにボトルケージはどうしたらいいと思いますか?

野島:実は(小野くんの新車に合いそうなものが)あったんですけど、あいにくそれはペットボトル専用のもので……。オススメは後でLINEします。

小野:もうこの半年くらいおびただしい量のLINEをしていますよね(笑)。(ボトルケージ選びで)難しいなと思ったのが、フレームが美しいから邪魔をしないようなものがいいなと。

野島:大丈夫です。細くてクラシカルでピッタリなボトルケージがありますから。

小野:スタジオでも頼りになるけど、この人は自転車屋さんとしての信頼度もハンパない(笑)。

野島:それは嬉しいですね。でも、(小野くんの自転車づくりは)本当に自分の自転車を組むのと同じくらい楽しかったです。

小野:納車で『CorsaCorsa』さん(東京・目黒の祐天寺にある自転車ショップ)に行くときも、(2人の)スケジュールがなかなか合わないから「僕が(1人で)取りに行きましょうか?」って連絡したら、「絶対に一緒に行くよ!」って言っていましたよね(笑)。

野島:なんとかスケジュールを合わせて行ったね。しかも、その日は結構寒かったんだけど、僕が先にお店に着いても店に入らず。

小野:そう、外で待っていてくださったんですよね。

野島:なぜなら(小野くんと)一緒に見たいから! 一緒にその瞬間を共有したい!

小野:いい人なんだけど、ちょっとこだわりが……(笑)。

野島:そこはさすがに僕が先に見てはいけないなと思って。

小野:見た瞬間も僕よりも喜んでいるし(笑)。

野島:「ウォー!」って叫んじゃったもんね(笑)。

小野:でも、これは大切に乗らないといけないなと、自転車への愛が深まった、いい経験でした。

野島:(自転車は)“乗る工芸品”だからね。

小野:お~、すごい表現。でも、恐る恐る乗るようになっちゃうかなと思ったら、最近めっちゃ乗っています。

野島:絶対に乗ったほうがいいですよ! 一番聞きたかったことなんですけど、(SUPERCORSAは)クラシカルなバイクで(フレームが)クロモリ(鉄製)。人によってはカーボンのほうが乗りやすいとか、新しいバイクのほうが乗りやすいって方もいるんですけど、乗ってみてどうですか?

小野:これがむちゃくちゃ気持ちいい! 何がいいってレスポンスが速いんですよ。クロモリって(鉄製なので)重いはずですよね。前に乗っていたアルミ(フレーム)はいい意味でしなりがあって、カーボンほどではないにしろペダリングの力を吸収しているなと思っていたんです。でも、SUPERCORSAに乗ったら自分の力がダイレクトに伝わる感覚がして。

野島:なるほどね。それは硬さがちょうど体型に合ったのかもしれないですね。身長や手の長さなど全部測って作っていますし。

小野:そうか! (自分の体に)フィットしているというのもあるんですね。すごくダイレクト感が増していて、自分の意のままに乗れる感じがあって気持ちがいいです。そして、何よりもかっこいい!

◆野島のお気に入り自転車あるある

野島:気に入っている自転車あるあるなんですけど、(自転車に乗って)走っているときに街中にあるウインドウとかに映っている自分の姿を見て、自分ではなく自転車が“かっこいい!”って思うんですよね。

小野:さすが(笑)。

野島:僕のこだわりなんですけど、やっぱり自転車は人が乗って完成なんです。で、そのシルエットがどうなっているのかが僕は一番気になってしまって。自転車だけの写真もよく撮るんですけど、僕が実際に乗ってみるとどう見えるのかが大事。

小野:それはわかりますね。

野島:自転車と自分のフィット感、それが合わさってかっこいいなって思うんですけど、ぜひ小野くんも見てみてください(笑)。

小野:でも、そういう場所ってありますよね。それこそ笹塚と幡ヶ谷の間の81プロデュースの養成所のところとか。鏡ばりになっていてよく映る。

野島:あそこね! わかる(笑)。

◆小野大輔の不安…野島に聞く自転車盗難対策

小野:ちょっと不安もあるんですよ。あまりにもいい自転車なので盗まれないかなって。

野島:そこは一番注意したほうがいいです。

小野:ここはぜひお聞きしたいなと思ってました。とりあえずABUS(アブス)のチェーンロックは買ったんですけど、究極的にいうと(自転車の)全部のパーツが盗まれる対象になってしまうので、今は外ではほとんど止めず家のなかに連れて帰っています。

野島:それしかないんですよね……。コンビニとかに寄りたいときもありますけど、そういうときはできるだけお店に近いところ、電柱や車止めとかに地球ロック(地面に固定されて動かすことができないところでロックすること)しつつ、常にコンビニの店内から目を配るみたいな。

小野:なんかもっとスマートなやり方があるのかなと思ったら、やっぱりそれなんですね。涙ぐましい努力しかないと(笑)。

野島:(他に方法は)ないですね。カフェに入っても(自転車は)見えるところに置いて、窓際やテラス席に座る、それしかない。いろいろなロックがあるんですけど、盗まれない方法はないと言ってもいいぐらいですからね。

盗まれにくくするためにはロックを二重でかけたり、(盗むのが)面倒だなと思わせることで多少の抑止力にはなるものの、盗まれない方法は絶対にないと思っていいと思います。なので、目を離さないのが一番ですね。

小野:タメになりました。でも、(自転車のことを)話せば話すほど、子どもみたいな存在だなって。目を離さないとか、自転車を見てニヤニヤしたり。

野島:そうそう。だからこそ絶対に盗まれないように。家でも室内に入れて、スタジオも最近はほとんどのスタジオで中に入れさせてくれるので入れたほうがいいです。

小野:まだ仕事場には乗って行ったことがなくて、今回TOKYO FMに来たのが初めてなんですけど、ここの方に聞いたら最近は自転車で来る方が多いらしいですね。まぁ、TOKYO FM周辺、半蔵門は自転車に乗っていても楽しいですよね。

野島:走りやすいですし、皇居の周りは自然がいっぱいできれいだし、走っていてもすごく気持ちいいですね。それに(自転車の)イベントもあったりするんですよ。

小野:そうなんですね。それはぜひ参加したいですね。

野島:一緒に参加したいよね。そのときは僕も(倉庫から)SUPERCORSAを引っ張り出して。買ってから17年くらい経っているので、さすがにボロがきているのでリペアやリペイントをして。

小野:リペイント!?

野島:ずっと乗っていたので、もう色が剥げているんですよ。

小野:でも、それすら愛おしいですよね。もうすでに輪行でクイックリリースを何回かやっていて、すでに塗料が少し剥げてきた部分があって。

野島:そうやって育っていくんですよ。

小野:ちなみに何色にするんですか?

野島:小野くんの(新しい自転車の色)Azzurro Laser(アズーロレーザー)を見たら僕も同じ色にしたいなと。お揃いにしたい(笑)。

小野:それは激アツじゃないですか(笑)。

◆小野大輔、生涯サイクリスト宣言!

小野:今回、自転車ってただ乗るだけのものじゃなく、人と人とのコミュニケーション、つながっていく乗り物だなと改めて感じました。

野島:そうだね。僕も自転車に乗るようになって声優以外の友達が圧倒的に増えたしね。いろいろな世界の人と知り合えたという意味では、自転車は本当に世界を広げてくれたという感じがします。

小野:いい話!(野島は)もう声優じゃないですね。プロのサイクリストです(笑)。

野島:まだまだお話をしたいところなんですが、そろそろお別れの時間ということで、今後もいろいろ、この番組の企画も含め一緒に自転車に乗る機会がありましたらよろしくお願いします。

小野:こちらこそぜひ。それこそお兄ちゃん(野島)が「小野くん、これは一生ものの自転車になったね!」って言っていましたけど、僕もそう思いました。車とかもそうですけど、自転車も一生ものの宝物になるんだなと思いました。僕も一生サイクリストでいたいなと思います。

野島:いい言葉をいただきました! じゃあ、一生自転車に乗っていくということで。ちなみに僕はトライアスロンもやるんですけど……。

小野:それはちょっと待ってください! ツーリングからとかじゃないんですか(笑)。

野島:ゆくゆくはトライアスロンも一緒に。

小野:ポタリング(目的地もなく自由に自転車で巡ること)って言葉もありますよ(苦笑)。

野島:ごめんなさい、一足飛びになりました(笑)。ぜひポタリングから。

小野:よろしくお願いします。

野島:かしこまりました。今後ともお互いサイクリストとしてよろしくお願いします! 今回のゲストは小野大輔さんでした、ありがとうございました!

4月21日(日)の「サイクリスト・ステーション ツアー・オブ・ジャパン」は、1ヵ月後に開催が迫る「Mt.富士ヒルクライム」特集をお届け。70歳にして初参加となる声優の井上和彦さんをゲストにお迎えします。お楽しみに。

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▶▶この日の放送内容を「AuDee(オーディー)」でチェック!
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<番組概要>
番組名:サイクリスト・ステーション ツアー・オブ・ジャパン
放送エリア:TOKYO FMをはじめとする、JFN全国24局ネット
放送日時:TOKYO FMは毎週日曜 朝5:00~5:30(JFN各局の放送時間は番組Webサイトおよびアプリ「AuDee(オーディー)」でご確認ください)
パーソナリティ:野島裕史
番組Webサイト:http://www.jfn.jp/toj

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