あのちゃんがラジオで語る自身の素の姿を名エピソードとともに解説!

2022年にTVアニメ『チェンソーマン』のエンディングテーマにもなった『ちゅ、多様性。』が大ヒットし、バラエティやドラマ、テレビCMなどに引っ張りだこの「あのちゃん(歌手名義:ano)」。

そんなあのちゃんの素顔が見えてくるニッポン放送『あののオールナイトニッポン0(ZERO)』の魅力をご紹介します。

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個性豊かな"あのちゃん"ことアーティスト・あの

あのちゃんは2013年に「ゆるめるモ!」というアイドルグループに加入し、芸能活動をスタート。2019年に同グループを離れ、「ano」名義でアーティスト活動を開始しました。

2022年にはTVアニメ『チェンソーマン』のエンディングテーマ「ちゅ、多様性。」がヒットし、TikTok上半期トレンド大賞2023のミュージック部門にノミネート。さらに、2023年の年末に行われる第74回NHK紅白歌合戦への出場が決定し、その人気は絶大です。
 

あのちゃんがパーソナリティを担当している『あののオールナイトニッポン0(ZERO)』は、2022年に1月、5月、12月の3回にわたって放送。ラジオファンの間でも大きな反響を巻き起こし、満を持して2023年4月からレギュラー放送がスタートしました。

現在メインMCを務めるラジオ番組

3回もの単発放送を経て、2023年4月からレギュラー放送がスタートした『あののオールナイトニッポン0(ZERO)』。
同番組はニッポン放送で毎週火曜日深夜3時から放送されており、radikoで聴けるほか2023年10月からはライブ配信サービス「17LIVE」で放送と同時に動画生配信もスタートしました。

番組の魅力は何と言ってもあのちゃんのトーク。バラエティ番組などでもあのちゃんがかもし出す独特の“あのワールド”がブース内でも展開され、放送終了まで興味深く様々なエピソードに耳を傾けることができます。
また不定期であのちゃんがギターを片手に弾き語りをすることも。アーティスト・anoの一面も垣間見えるのも魅力のひとつです。
 

あののオールナイトニッポン0(ZERO)
放送局:ニッポン放送
放送日時:毎週火曜 27時00分~28時30分

Xハッシュタグは「#あのANN0」

※放送情報は変更となる場合があります。

番組コーナー

・「あのアニ!」
リスナーからあのちゃんに言って欲しい、アニメっぽいセリフを募集しているコーナー。例えば「人間を拒絶する森の番人・あのちゃん『やめろぉー!オデに、オデに近づくなぁー!!あっちいけー!!そんなものはくれてやるっ!!2度と来るなーー!!』」というような内容で、募集したセリフは番組中にジングルとして流れます。

・「生きるのクソヘタ」
財布は無くしたり、服がしわしわだったり生きるのがクソヘタなあのちゃん。
「生きるのクソヘタ」はリスナーが感じた生きるのクソヘタエピソードを紹介するコーナーです。

あのちゃんがラジオで語る自身の日常

『あののオールナイトニッポン0(ZERO)』には、これまでにたくさんのゲストが登場してきました。そのゲストとのトークの中で、あのちゃんの素顔が明るみになることも。

「営業妨害になるかもしれないけど…」南海キャンディーズ・山里亮太が見出したあのちゃんの才能(2023年6月29日放送)

2023年6月29日の放送では、自称・あのちゃんの育ての親である南海キャンディーズ・山里亮太さんがゲストで登場。あのちゃんと山里さんの初対面は2016年で、当時のテレビ東京系番組『ほぼほぼ』でした。山里さんはその時の出会いを「衝撃でした」と振り返りますが、あのちゃんは「覚えていない」とキョトンとしています。山里さんは「寝てるからだよ!怒ったでしょ?寝てたところを。ほかに怒ってくれた人いた?いないでしょ?」とツッコミながら、当時のあのちゃんの様子を詳細に振り返りました。

あのちゃんは山里さんが絶え間なく説教してくることに「ずっと怖かった」とし、「僕にだけ特に(当たりが)強かった。ほかのアイドルがいても何も言わないのに、ほかにも突拍子もないキャラの人がいたのに……僕のことが好きなのか?」と質問します。山里さんは「あながち間違いじゃない」と認め、「これちょっとこの子に振ったら確実にオチるな、という人を見つけると芸人は番組として好きになる」と説明。そして「これ言うとあのちゃんの営業妨害になるかもしれないけど」と前置きしつつ、「ちゃんとしているところはちゃんとしている、実は。大人の人がパッとカンペを出すわけじゃないですか『あれ言って』『これ言って』ってね。あのカンペを感じさせずに、自分の言葉で言える人ってすごい能力が必要なの」と、あのちゃんの才能を絶賛しました。

しかし、結局は山里さんがあのちゃんの才能を自分のために利用していることが明らかになると、あのちゃんは「最悪!だからちゃんと嫌いなの!」と猛抗議していました。

大親友・本田翼から見たあのちゃん「ちゃんと送ってくるタイプ」(2023年8月29日放送)

2023年8月29日の放送では、俳優の本田翼さんがゲストで登場。
あのちゃんと本田さんは、ドラマ『ゆうべはお楽しみでしたね』の撮影現場で出会い、その後のドラマの打ち上げで脱出ゲームに参加し、親交を深めていったそうです。本田さんによれば、普段のあのちゃんは「あのぴーはね、全然しゃべっていない。最近も。でもちゃんと乗り気なのよ。誘ったら『いつ暇か送る』って言うじゃん。脱出ゲーム行ってご飯行った後も『楽しかった。また遊ぼ』ってちゃんと送ってくるタイプなんです」と、あのちゃんの真面目でマメな一面を紹介しています。

あのちゃんは「誘い待ち人間」のようで、常に本田さんからの誘いを受けていることもわかります。ただし、逆に本田さんからの誘いには応じないこともあり、「この間、カラオケ行きました。初めていきました。で、歌ってもらいました『ちゅ、多様性。』」と本田さんが振り返る中で、「あ、そうだ。『うわ最悪』って思った。入れられた瞬間。『うわーヤなヤツだ』って」と、カラオケのエピソードを明かしました。

ベッキーとの共演NGの真相は?(2023年10月17日放送)

2023年10月17日の放送では、共演NGという噂が立ったベッキーさんがゲストで登場。

あのちゃんがベッキーさんとの共演NGの噂が浮上した経緯は、あのちゃんがベッキーさんのSNSをフォローしたことから始まりました。しかし、あのちゃんは「しょうもない」という理由でベッキーさんをミュートにしました。後日、ベッキーさんと番組で共演した際、ベッキーさんはあのちゃんを「笑いにできる人」と感じ、冗談でSNSに「共演NGなのに隣の席だった」と投稿しました。しかし、これが「ベッキーひどい!」とあのちゃんのファンから怒られ、思いがけない炎上が発生しました。

ベッキーさんはこの予想外の反応に「私もネガティブだから動揺しちゃって」と落ち込みました。そんな中、あのちゃんは共演NGの噂を否定しながらも、「気にしないでください」とベッキーさんをフォローしていました。

あのちゃん「怒っているよ!」星野源に怒ったワケ(2023年7月4日放送)

『あののオールナイトニッポン0(ZERO)』の直前に放送されている『星野源のオールナイトニッポン』。2023年7月4日の放送では、オープニング中に星野源さんが乱入する一幕が。思わぬ対談が実現しました。

この日『あののオールナイトニッポン0(ZERO)』の前で放送されていた『星野源のオールナイトニッポン』にて星野は、以前に「あのちゃん、俺(と同じ)じゃん」と発言したことに対し、「あのちゃんが怒っているのでは」「嫌われたくないな」と心配な様子。

これに対し、あのは番組冒頭から、「怒ってるよ!」ときっぱり星野にアンサー。「名前出しやがって、ってブチギレてるよ」と笑いながら抗議しました。あのちゃんは、“星野の音楽は大好き”と公言つつも、発言に対しては「ダメじゃん。『あのちゃん、俺じゃん』って言っちゃ。一緒の人間じゃないんだから。」と、星野さんのファンだからこそ、同じ土俵に上げられたことに納得がいかなかったと怒りの理由を語りました。

そして、「大好きだけど、かかってこいよ!」とラジオ越しに星野さんにケンカを売ったあのちゃん。すると、星野さんがサプライズでブースに登場し、「あー!なんで来るの?本物来ちゃった!そんな予定ではない!」とあのちゃんはパニックに。

星野さんが「写真撮って帰ろうとしたら『かかってこい』って言われたから」と説明すると、「帰れよ!」と嬉しそうなあのちゃん。「嬉しいは嬉しいですよ。弾き語りもしてますけど、あれはご法度。何であんなこと言ったんですか!」と、星野さんに直接思いの丈をぶつけていました。

過去の放送回はradikoで振り返ろう

『あののオールナイトニッポン0(ZERO)』を聴くならお手持ちのスマートフォンやPCからラジオ番組が楽しめるradikoがおすすめ。radikoのタイムフリー機能を使えば過去7日以内に配信された番組を、再生し始めてから24時間以内であれば、合計3時間まで無料で聴くことができます。
またリアルタイムはもちろん、通勤・通学、家事の合間、ドライブ中などお好きなタイミングで『あののオールナイトニッポン0(ZERO)』で聴けます。

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この記事を書いた人

radiko編集部

radiko編集部員が「ラジコを通じて、ラジオの良さをもっと知ってもらい、皆さんが面白い番組に出会うキッカケ」になるように、ラジオ各局の情報をまとめて発信中。radiko newsでは、新番組へのインタビュー、さまざまなテーマに沿ったまとめ記事など、独自の切り口でも番組をご紹介しています。ラジコ公式SNSの情報更新も行なっています。

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仕事を離れて見えるものがある。「キャリアブレイク」がもたらすメリット

ニュースキャスターの長野智子がパーソナリティを務めるラジオ番組「長野智子アップデート」(文化放送・月曜日~金曜日15時30分~17時)、9月19日(木)にハフポスト日本版編集長・泉谷由梨子が出演。ハフポストでも特集された、働くことから一時的に距離を置き、その時間を有意義に使う「キャリアブレイク」という概念について解説した。

泉谷由梨子「もともと欧米では学生時代に1年お休みしたり、大学卒業して働くまで1年旅に出たり、という考え方はあったんです。日本はそもそも転職もあまり一般的ではなかったので、一時的に働かない期間がある人は履歴書に空白期間があると見なされる。『後ろ暗い何かがある』と企業側は見ていた」

鈴木敏夫(文化放送解説委員)「日本だと『無職』とされるわけですね」

泉谷「無職には違いないんです。でもそれをもっと前向きにとらえ直そうよ、という文化の広がり。それをキャリアブレイクと名付けて普及活動もしているキャリアブレイク研究所というのもあり、そちらの方もいろんな文化の普及に努めている、という感じです」

キャリアブレイクの実現には企業側の理解も重要になってくる。泉谷によれば企業側の意識にも変化があるという。

泉谷「パーパス経営、人的資本経営など、ビジネス界隈では流行っている言葉です。要するに企業がやりたいことがありますよね。『大儲けしたい』とか。これを従業員に無理やりさせるのでは生産性が上がらない。特に若い世代は『自分がやりたいことに邁進(まいしん)したい』という意識が強い。従業員が生き生き働ける環境をどうつくるか、ということに企業はいま腐心しています」

長野智子「人口減少でそもそも人材確保が大変だから……」

泉谷「増えてきているときと減ってきているときでは採用や人材に対する意識が変わってきている。キャリアブレイクは仕事に対してなんとなくモヤモヤ抱えているものを、一時的に距離を置いて自分で考えてみることで、本当に仕事で何を実現したいのか、自分を見つめる期間にもなります。単純に『大変だから休む』ということもいいと思うんですけど、人生を再建するための時間として使う方が増えているということです」

鈴木「(キャリアブレイクは未経験だが)話を聴いていると、したくなりますね。周囲で『違う仕事をしてみた』という方もいらっしゃいました」

長野「私はフジテレビを辞めてフリーだったから、5年間ぐらいキャリアブレイクでアメリカに行った。自分のやりたい方向には行けたかな」

泉谷「新聞社出身の私も4ヶ月ぐらいキャリアブレイクがありました。シンガポールに住むことになったのでこのまま専業主婦になろうかと思ったこともあるんです。でもそうしたら『私、働くの好きかもしれない』と気が付いて。離れてみたら『私がいままでやっていた仕事、好きかも』と。するとよりがんばる力が湧いてくる、というか。そういう経験を私もしました」

長野「私は働くことは好きでしたけど『報道をやりたい』という思いが強かった。完全なお笑いアナウンサーでしたから(笑)、『日本の方に忘れていただく』という目的も少しあったんですよ。日本のテレビからいなくなってみる、みたいな」

泉谷「周りから長野さんはうまくやっている、と見られていたと思います。大人気のアナウンサー、と。本人の中にうっすら『違うんだよな』という思いがモヤモヤと溜まっているなら1回リセットすることの効能があるのでは、と」

長野「どうしても日常に流されるんですよね。なぜかというと、目の前の仕事を失ったら何もなくなるんじゃないか、という怖さとかで踏み切れない、という」

泉谷「1回休んでみるというのは勇気が要ることですし、キャリアブレイク研究所の方も『皆さんにオススメできるまでにはまだ至っていない』とおっしゃっています」

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