FM802、GORILLA HALL OSAKA、イープラスによるスペシャルプログラムがスタート!

2024年春、大阪における新たなライブハウスカルチャーを推進すべく、FM802・GORILLA HALL OSAKA・イープラスによる新プロジェクトがスタート!

ライブハウスはカルチャー発祥の地、そして音楽が好きな人にとってそこが最高の遊び場であるように…音響環境や演出照明などホールはもちろん、バックヤードのホスピタリティ、ライブ以外の要素も含めてどこよりも心地よい居場所を求めて誕生したライブハウス『GORILLA HALL OSAKA』のイベントをFM802とイープラスがタッグを組んでピックアップしていきます!

かつて関西のライブハウスシーンになくてはならない存在であったベイサイドジェニーのように、大阪のカルチャー発信拠点基地を目指すライブハウス、GORILLA HALL OSAKAの最新情報や、出演アーティストのトピックスについて紹介していくFM802でのレギュラー番組『MUSIC Play-STANDARD』(月ー金 23:48ー23:58)が4月1日(月)からスタートする他、年間を通したライブイベント計画もスタートさせます(初回のイベントは8月開催を予定!!)。

音楽好きな802リスナーにとって、ライブハウスが最高の遊び場になるように!そんな思いを込めて、まずは毎週週替わりでラジオからも様々な”アソビ”をスタート!

4月1日(月)~5日(金)の放送ではGORILLA HALL OSAKA の名付け親である、HEY-SMITHの猪狩秀平から毎日コメントが到着!
DJはFM802 飯室大吾が担当します。お楽しみに!

【番組概要】
FM802『MUSIC Play-STANDARD』
◎放送日時=毎週月曜日~金曜日23:48~24:00(初回4月1日(月))
◎DJ=週替わり
◎番組HP=こちら
◎番組X=@fm802_MPS
◎番組Instagram=@fm802_mps

MUSIC Play-STANDARD
放送局:FM802
放送日時:毎週月曜~金曜 23時48分~24時00分
出演者:DJ=週替わり
番組ホームページ

※放送情報は変更となる場合があります。

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村上春樹「自分のカヌーは自分で漕げ」学生時代にカート・ヴォネガットの小説で出会った言葉

作家・村上春樹さんがディスクジョッキーをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「村上RADIO」(毎月最終日曜 19:00~19:55)。4月28日(日)の放送は「村上RADIO~村上の世間話4~」をオンエア。好評の「村上の世間話」シリーズ第4弾は、クスッと笑える“世間話”を、村上DJが選曲したグッドミュージックとともにお届けしました。
この記事では「今日の言葉」について語ったパートを紹介します。



◆The Sandpipers「Chotto Matte Kudasai」
サンドパイパーズが歌います。「ちょっと待ってください」というのが曲のオリジナル・タイトルなんです。マジで。

◆TSF「Salade de Fruits」
TSFというフランスのボーカル・グループが「フルーツ・サラダの歌」を歌います。

トマト・サラダも好きだけど、フルーツ・サラダもいいですよね。マンゴー入りのサラダが僕の好物です。



◆<クロージング曲>
Barney Wilen「As Time Goes By」

今日のクロージング音楽、フランス人のベテランテナーサックス奏者バルネ・ウィランが「As Time Goes By」を演奏します。いいですねえ。決めの歌詞、「月の光とラブソングが、時代遅れになることはない」。本当にそのとおりです。

ちなみに今日おかけした音楽は、すべて僕が最近中古屋さんのバーゲンで買い込んできたCDです。値段は100円か200円か、高くて300円。そんなものです。バーゲン・コーナー、こまめに探すとけっこう素敵なものに巡り会えますよ。

さて、今日の言葉は、
「Paddle Your Own Canoe(自分のカヌーは自分で漕げ)」です。

これはボーイスカウトのモットーにもなっていますが、もともとは英国の古い格言です。でも僕がこの言葉を初めて知ったのは、学生時代にカート・ヴォネガットの小説『スラップスティック』を読んだときです。その中でこの言葉はとても印象的に使われていて、今でもよく覚えています。『スラップスティック』、愉快な小説ですよね。先日久しぶりに読み返して、あらためて感心しました。

「自分のカヌーは自分で漕げ」。要するに自分のことは人に頼らずに、自分でしっかりやれということですよね。

でも「自分のことは自分でやれ」と言うと、身も蓋もないというか、ごく当たり前の「ご教訓」になってしまいます。でも「自分のカヌーは自分で漕げ」って言われると、そのシチュエーションが目の前に浮かんできますよね。実際にカヌーに乗って、パドルを手にして、1人で急流を乗り切っているような、そんな具体的な気持ちになります。「がんばらなくちゃ」、みたいな。

言葉の力って、表現の力って、結局そういうことなんですよね。生きた具体的な共通イメージを、送り手と受け手の間に起ち上げること。僕はいつもそのことを頭に置いて文章を書いています。それって大事なことです。

「自分のカヌーは自分で漕げ」

漕いでください。



番組では他にも、ほとんど夢を見ないという村上さんが鮮明に覚えているという“夢の話”から、近所をジョギングしているときにある動物に遭遇したときのエピソード、学生時代の夏休みに一人旅をしたときの思い出などについて語る場面もありました。

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4月28日(日)放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 5月6日(月・祝)AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。

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<番組概要>
番組名:村上RADIO~村上の世間話4~
放送日時:4月28日(日)19:00~19:55
パーソナリティ:村上春樹
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/murakamiradio/

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