「伝説のアイドル」河上幸恵が32年ぶりに復活! ラジオ関西で4月より放送中、『河上幸恵のモーニングコール』

4月からスタートしたラジオ関西の「河上幸恵のモーニングコール」で、32年ぶりに『復活』を果たした河上幸恵 ©ラジオ関西

 4月からスタートした新番組で、ラジオ関西2019年の春の番組改編発表時から、世間の注目を大いに集めたものがある。それは『河上幸恵のモーニングコール』(毎週火曜6:00−6:15)。パーソナリティを務める河上幸恵(かわかみ・ゆきえ)は、日本テレビ系『スター誕生!』で第36代チャンピオンに輝いて鮮烈なデビューを飾り、歌に、ドラマに、バラエティにと活躍していたが、これからというときに、わずか4年で芸能活動を引退。その後はメディアの世界からも遠ざかっていた、「伝説のアイドル」だ。それが、この2019年春、実に32年ぶりに、電撃的に登場。ラジオ関西、火曜日朝の新たな顔として、その美声を電波に乗せる。

「復活」に至った一番の要因は、「また歌いたいな」という、アイドル時代にも持っていた、大好きな歌への思いから。「両親もよく歌を聴いてくれていたし、全然歌わなくなっちゃったのは、両親、特に母に対してかわいそうなことをしてしまったかなと。自分も歌いたいし、母も(私が)歌えば、さらに元気になるかなと」。そこからトントン拍子に話が進み、気づけばラジオで15分の番組を担当することに。そして、「(アイドル時代に)離れてから、神戸のよさはすごくわかりました。本当に住みやすいところで、海と山がこんな近くにある街ってあまりない。おしゃれだし、食べ物も美味しいし(笑)」という地元・神戸への愛着も、神戸の放送局・ラジオ関西での出演につながったといえよう。

「ラジオが大好きで、よく聴いていたのですが、(聞き直してみて)本当に自分は下手だなと……(苦笑)。ひとりで(のお話は)難しいですよね。家でも、『話が急に変わってるよ』と言われたりしますし……。自分以上のものは出せないんだなというのは、改めてわかったというか。歌でも、なんでも、すべてにおいて」と、謙遜しながら、ここまでの放送を振り返る。それでも、最近まで、23年間で約300件にものぼる婚礼の司会を務めた実績もあり、丁寧で優しい語り口は、朝のひとときにぴったり。以前のアイドル時代を知るファンをはじめ、リスナーからの応援メッセージも続々と寄せられている。

「(ラジオ関西の)スタジオに向かうまでの間も(お便りが)1通でも来ていたらいいなと思っていました。ラジオで、ひとりでお話をしていると、(リスナーの方が)見えないので、どんな方が聞いてくださっているのかなというのはありましたが、覚えていてくれた方もいらっしゃったり、(メッセージを見て)自分の家族のように温かい気持ちで聴いてくれているんだなとわかると、安心してしゃべりやすくなりますよね。本当にありがたいです」

 リスナーからのメッセージや、周囲の支えを力に、冠番組に臨む、河上幸恵。「私も約30年ぶりに、こうやって出させていただいて、15分の番組をやらせていただいているのですが、まだまだ話が下手で、聴いてくださっている方には申し訳ないなという思いもあります(苦笑)。でも、こんな私でも頑張っているよということも伝えられたらな」と再び謙遜しつつ、「これから私も少しずつ慣れて、ちょっとでも成長していけるように、朝一番の番組ですし、とにかく楽しくやっていきたいです」と抱負を述べる。

「私は一生懸命にやってしまう(やり過ぎる)と疲れてしまうところもあるので、私もそうですが、リスナーの方にも、ゆるーく、穏やかに、心地よい時間を過ごしてほしい。取得したCQアドバイザーのことや、子育ての経験などをこれからもお話できたらなと思いますし、なにより、本当に温かく見守って聴いていただけるのはありがたいこと。これからもよろしくお願いします!」。アイドル時代と変わらない、明るく愛らしい笑顔で話す河上幸恵の、朗らかでピュアな空気感は、ラジオを通しても伝わってくるもの。毎週火曜日の早朝は、『河上幸恵のモーニングコール』で、さわやかな朝を迎えたい。

河上幸恵のモーニングコール
放送局:CRKラジオ関西
放送日時:毎週火曜 6時00分~6時15分
出演者:河上幸恵

※放送情報は変更となる場合があります。

春名アナウンサー、ラジオの世界へ飛び込むきっかけとなった爆笑問題と“共演” 「本当に夢が叶った」

入社2年目の春名優輝アナウンサーが、「爆笑問題の日曜サンデー」に出演。ラジオの世界へ飛び込むきっかけとなった爆笑問題と“共演”を果たした。 ©ラジオ関西

 4月7日(日)の『爆笑問題の日曜サンデー』(日曜13:00−15:00)では、ラジオ関西での放送スタートを記念して、「サンデーマナブくん」のコーナー内で、「兵庫県をマナブ」という特集が放送された。そこで、『谷五郎の笑って暮らそう』パーソナリティの谷五郎、田名部真理とともに出演したのが、入社2年目、23歳の春名優輝アナウンサーだ。

「太田さん! ほんま何してんねん! ラジ関で流れるというのに、(前週に負傷のため欠席していたため)太田さんがおれへんのちゃうかと思って、むちゃくちゃ心配したわ! そない若くないねんから、ほんまに気ぃつけや! これがほんまの関西弁や!」

 TBSラジオのスタジオから、中継先のラジオ関西スタジオに向けて話を初めて振られた直後に、春名アナウンサーが突然、矢継ぎ早にまくしたてた。若手が大御所に対していきなりかみついた形になり、一瞬ドキッとさせられたが、それでも、爆笑問題の太田光と田中裕二、そしてアシスタントの江藤愛アナウンサーとは、その呼びかけを皮切りにトークが弾む。

 実は、春名アナウンサーがラジオを好きになった、そして、ラジオの世界に飛び込んだきっかけは、まさに爆笑問題のラジオ『JUNK 爆笑問題カーボーイ』。地元、兵庫県姫路市にいた中学時代から、podcastを通じて番組を聴いていたということで、「そういうきっかけになった人としゃべるのは、特別な感じでした」。自己紹介の途中には、太田光に対して、もの申したいと乗り出す場面も。「僕の好きなお笑いのスタンスも、『カーボーイ』からしか知らなくて、太田さんのモノマネが大好きだったんです。だから、大学生の新歓コンパで、(太田光がモノマネをしていた)月の家圓鏡(8代目橘家圓蔵)師匠の『メガネクリンビュー(CM)』のモノマネ、『よいしょっと! あれっ、眼鏡曇っちゃった!』を、自分の眼鏡に息を吹きかけながらやったんですが、あれより『すべった』ことはなかったんですよ!」とラジオにまつわるエピソードを話すと、爆笑問題のふたりも大爆笑。まさに、心を掴んだ。その爆笑問題との共演に、「本当に夢が叶った。早すぎる夢の実現ですよ」と春名アナウンサーはいう。

 その後も、谷五郎、田名部真理を交えて、兵庫県やラジオ関西に関する話題を、楽しく、面白く、爆笑問題や、番組を通じて全国のリスナーに伝えていった、春名アナウンサー。「一夜経って、やっと事の重大さがわかってきました」と率直な感想も述べつつ、「ラジオ関西の一番楽しい雰囲気を、谷さん、田名部さんのおふたりとお伝えして、『関西のノリってこんな感じ』、『みんなこういう空気感でやっているよ』というのを、たぶんわかってもらえたと思います。兵庫県のことも、こんな素晴らしいところがあるということと、神戸だけではなく、(県内の)北から南、西から東まで各地のことを言えたので、限られた時間のなかでは、まずまず伝えられたかな」と振り返り、入社2年目の1週目にやってきた大役を果たしたことで「最高のスタートが切れたと思います」と安堵の表情を浮かべる。

 春名アナウンサーは、津田明日香アナウンサーとともに、2018年入社。この1年は、取材活動や、「マンスリーAミュージック」のパーソナリティ、そして、ニュース読みなども経験。「1年間(取材で)いろいろ行政を回ったり、本を読んだり、主に兵庫県のことを勉強してきたつもりでしたが、勉強がまだまだ足りないのは課題」と回顧する。特に、「喫緊の課題」は、アナウンサーとしての本分、「しゃべり(アナウンス)」。「基礎の滑舌や発声のところで、読んでいるだけ、しゃべりっぱなしの部分が多いので、聞いてくれている人を強くイメージして(伝えることを)やっていきたい」。

 元々は制作志望だったが、入社試験でアナウンサーとして見出されて、アナウンス、そして、ラジオの世界に飛び込んだ春名アナウンサー。この1年での厳しい鍛錬を経て、4月からはニュース読み、取材活動だけでなく、『MUSIC LIFE GARDEN』(日曜16:00−17:00)のパーソナリティも担当。初のフリートークにも挑戦するなど活動の幅を広げている。だがしかし、新人の枠がとれた今、春名アナウンサーはさらに気を引き締める。「(入社から)1年経って何もできないと、それこそ終わりだと思っているので。入社の経緯とか、たまに話のネタにすることはありますが、自分から強く発信することもないし、それはたぶんプラスに働くのは1年目だけ。これからはそういうことは関係なく、努力をしていけたらなと思います」。

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