やまなしを食べよう~和、洋、中とアレンジ万能のキャベツ~

FM FUJI毎週金曜にオンエアの『Awesome!』内コーナー「やまなしを食べよう」(11:00~)では食育活動、販売促進をされている加藤恵美子さんを「山梨を食べようナビゲーター」としてお迎えして、やまなしのおいしいくだもの、野菜、お肉など、今が旬!山梨のおいしい!をあなたにお届けしています。今回はキャベツをピックアップ。

年中楽しめる色々なキャベツ

キャベツは主に収穫シーズンが3回あります。11月から3月に出回る冬キャベツは偏平な形が特徴です。4月から6月は丸い形の春キャベツ。そして7月から10月に出回る夏秋キャベツです。

夏秋キャベツは別名「高原キャベツ」とも呼ばれ、山梨県では八ヶ岳南麓や富士北麓地域で栽培されています。標高1000m近い地域で栽培される高原野菜なので、芯が短く実が詰まっています。寒暖の差があるところで育っているので、柔らかくて甘い、味の濃いキャベツです!

・含まれる栄養素は?
キャベツはとても栄養価の高い野菜で、ビタミンCがとても豊富に含まれています。さらにカルシウム、ビタミンK、そして胃の粘膜を修復したり、胃潰瘍や十二指腸潰瘍の予防に効果があると言われている、別名キャベジンと呼ばれるビタミンUが含まれています。
 
・効率的に栄養をとるには?
ビタミンC、ビタミンUは水溶性なので、煮込み料理の場合は汁ごと頂くか、生で食べると効果的に摂取できます。キャベツは生でも加熱しても、いろいろな場面で大活躍できる万能野菜ですよね!和、洋、中とアレンジがたくさんできるので、たっぷり食べてください。

・おいしいキャベツの見分け方は?
形はいびつな形をしていないものがいいです。持った時に重さを感じるキャベツを選んでください。軸が太すぎないもの。500円玉程度がいいといわれています。また、軸の切り口が新しいもの、葉の緑色が濃いもの、葉がみずみずしくツヤがあるものがいいですね。お店で捨ててしまう方が多いかもしれませんが、外葉がついているキャベツの方が鮮度が確認できます。ちなみにキャベツのビタミンCが多く含まれているのは外葉なので、上手に調理して食べたいですね!さらに芯の部分にも栄養ありますので、細かく刻むなどして、上手に食べましょう。

・保存方法は?
キャベツは涼しい気候が好きな野菜ですので、冷蔵庫での保存をお願いします。大事なポイントは芯をくり抜いて保存をすること!芯をくり抜き、水を含ませたキッチンペーパーを詰めたうえで、ビニール袋などにいれて冷蔵庫で保存をお願いします。キャベツは冷凍保存することができます。その後の調理に合わせて、サラダ用に千切り、炒め物用にざく切り、煮込み料理用に1/8にカットなどをしてから冷凍保存してください。

はなきん簡単クッキング~超ヘルシー餃子~

材料
・キャベツ 150g
・木綿豆腐 150g
・餃子の皮 20枚
・鶏ガラスープの素 小さじ1
・すりおろし生姜 小さじ1
・すりおろしにんにく 小さじ1
・ごま油 小さじ1 
・醤油 小さじ1/2
(好みで酢醤油&ラー油をかけて食べてください。)

作り方
・木綿豆腐を手で崩してフライパンに入れ、油を入れずに炒めてそぼろ状にし粗熱を取ります。
・キャベツはみじん切りにしてポリ袋へ。
・キャベツの入ったポリ袋に調味料を入れよく混ぜます。
・豆腐を炒めたフライパンをペーパーでふき取り油を入れ、皮を並べます。
・並べた皮の上に袋で作ったタネを入れ平らにし、その上に餃子の皮を重ねて大きな餃子を作ります。
・火をつけ皮に少し水をかけて両面焼けば出来上がりです!

豆腐の代わりにオートミール、もちろんひき肉でも大丈夫です。
山梨のキャベツは、たべるJAんやまなしほか、直売所などで購入できます。

山梨を食べようナビゲーターの加藤恵美子さんと
Awesome!
放送局:FM FUJI
放送日時:毎週金曜 7時00分~11時48分
出演者:藤本えみり
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番組ハッシュタグは「#はなきんえみり」

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