やまなしを食べよう~山梨が誇る銘柄豚、富士桜ポーク~

FM FUJI毎週金曜にオンエアの『Awesome!』内コーナー「やまなしを食べよう」(11:00~)では食育活動、販売促進をされている加藤恵美子さんを「山梨を食べようナビゲーター」としてお迎えして、やまなしのおいしいくだもの、野菜、お肉など、今が旬! 山梨のおいしい! をあなたにお届けしています。今回は富士桜ポークをピックアップ。

甲州富士桜ポークは山梨県畜産試験場(現山梨県畜産酪農技術センター)が開発した、ランドレース種の系統豚「フジザクラ」の血を継ぐ雌に、同試験場が7年の歳月をかけて平成24年に完成した合成系統豚「フジザクラDB」の雄を交配して生産された豚です。甲州富士桜ポーク生産組合員が飼育マニュアルに基づき、統一飼料を与えて、山梨食肉流通センターで衛生的に処理、山梨県銘柄豚普及推進協議会が定める認定基準に合格した豚肉が甲州富士桜ポークと名乗ることができます。

山梨とアメリカのアイオワ州との交流がきっかけで生まれた富士桜ポークは、きめが細やかで柔らかい食感で肉食が良く、口の中でとろけるような脂があり、一度食べると忘れられない豚肉ですよ!開発までの時間や飼育など、多くの時間がかかっている、山梨が誇る銘柄豚なんです!
 
・含まれる栄養素は?
豚肉としての栄養ですが、良質なたんぱく質、ビタミン類、ミネラル類、脂質などをバランスよく含んでいます。またイノシン酸やグルタミン酸などの旨み成分も含んでいます。特に豚肉に含まれるビタミンB1は、牛肉の約10倍含まれており、食品の中でもトップクラスの含有量です。ビタミンB1は食事から摂取した糖質をエネルギーに変換するのを助ける栄養素で、疲労回復効果や美しい肌を作るのに役立つと言われています。ビタミンB1が不足すると脳が必要なエネルギーが必要量満たされないため、イライラや不安、集中力の低下などを招くと言われているんです。脳の神経伝達物質を正常値に保つ働きもあり、神経機能の維持にも関わっています。

・効率的に栄養をとるには?
ビタミンB1の吸収をよくするアリシンを含む食材がお勧めです。にんにく、玉ねぎ、長ねぎ、ニラなどに多く含まれています。これらの組み合わせは味だけはなく、栄養のうえでも相性バツグンなんです! ビタミンB1は水に溶け出す性質があるので、豚肉を煮込む場合は、できるだけ汁ごと頂くと、より栄養を摂ることができます。

・保存方法は?
購入したら冷蔵庫に保存すると思いますが、その時にパックのまま保存する方が多いと思います。パックのままだと空気が肉に触れやすく、酸化が進んで傷みやすくなります。少し手間かもしれませんが、冷蔵庫に入れる際は、パックから肉を取り出しドリップと言われる肉から出た余分な水分をふき取り、空気に触れないようにペーパータオルで包んでからラップでぴっちりと包み、ポリ袋に入れて空気を遮断して保存しましょう。できればチルド室やパーシャル室での保存がおすすめです!

山梨を食べようナビゲーターの加藤恵美子さんと

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Awesome!
放送局:FM FUJI
放送日時:毎週金曜 7時00分~11時48分
出演者:藤本えみり
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