富田望生が「ひと息つきたいとき」のお供にする楽曲は?

俳優の富田望生が、出演する映画について語り、リスナーにシェアしたい洋楽ナンバーを選んだ。

富田が登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『~JK RADIO~TOKYO UNITED』(ナビゲーター:ジョン・カビラ)のワンコーナー「PLAY IT LOUD!」。ゲストが「いま、一番好きな曲」「繰り返し聴いている曲」をシェアするコーナーだ。ここでは4月12日(金)のオンエアをテキストで紹介する。

再生は2024年4月19日(金)28時ごろまで

本人役で出演する、ロードムービー

富田は4月13日(土)公開の映画『日日芸術』に、富田望生本人役として出演。

出演 富田望生・齋藤陽道×音楽 パスカルズ(兼出演)×監督・伊勢朋矢 映画『日日芸術』予告編【4月13日・新宿K's cinemaより順次全国ロードショー!】

富田:ふと訪れた喫茶店で、マスターからセロハンテープで作られたメガネを受け取った私が恐る恐るメガネをかけてみると、なんと目の前がアートだらけの世界に変身します。メガネに導かれるように、個性豊かなアーティストたちに出会っていくのですが、落ち葉を折って動物を作る男性や、鳥の絵ばかり描く髪の青い女性、毎日コンビニで自分の顔をコピーする男性など、唯一無二の表現と生きざまに、表現の深さやこれからについてたくさん考えさせられるような、本当に宝物のような時間になりました。ぜひご覧ください。

個性豊かなアーティストたちから刺激を受ける富田。どこまでがドラマで、どこまでがドキュメンタリーなのか。唯一無二のアートに出会うロードムービーは、新宿・K's cinemaより4月26日(金)まで公開される。

ハスキーボイスが心に染み渡る

富田がリスナーとシェアしたい曲は、シンディ・ローパー『True Colors』。1986年リリース。グラミー賞の最優秀女性ポップ・ボーカル・パフォーマンス賞の候補作品にもなった大ヒット曲だ。

Cyndi Lauper - True Colors (Official HD Video)

富田:シンディ・ローパーは、けっこう要所要所で出会うことがあるんですけど、最近よく行っている古着屋さんでかかっていて、改めて深く掘ってみたいなと思っていろんな楽曲を聴いている中で、『True Colors』に出会いました。シンディ・ローパーのハスキーな声が体にすごく染みわたるので、寝る前やひと息つきたいときのお供にさせていただいている曲ですね。優しくて愛のあるパワーを楽曲からいただいています。

富田の選曲に、カビラも「胸に迫る思いと優しい歌声を聴くと前を向けますよね」とコメントした。

『~JK RADIO~ TOKYO UNITED』のワンコーナー「PLAY IT LOUD!」では、さまざまな分野で活躍するゲストが「今、一番好きな曲」「繰り返し聴いている曲」を紹介する。放送は毎週金曜の7時45分頃から。
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氷川きよし、松田聖子『赤いスイートピー』が“自身の原点”!?「5歳のときに聴いて感動して、そこから歌が好きになったんです」

アーティストの坂本美雨がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「坂本美雨のディア・フレンズ」(毎週月曜~木曜11:00~11:30)。

6月9日(月)、10日(火)の放送ゲストは、歌手の氷川きよし/KIINA.さん️。
6月10日の放送では、現在全国ツアー「KIYOSHI HIKAWA+KIINA. Concert Tour 2025 ~KIINA’S LAND~」を開催中の氷川さんが、5月に配信リリースした松田聖子さんの名曲「赤いスイートピー」のカバー曲に込めた特別な思いなどについて語ってくれました。


坂本美雨、氷川きよし/KIINA.さん️



坂本: 5月28日に名曲のカバーをリリースされました。これもまたびっくりで、松田聖子さんの「赤いスイートピー」。なぜですか?

氷川:実は5歳のときに聴いて感動して。心のなかの泉が湧き出るような感覚で、「歌だー!」って、キラキラキラキラーッとなって。そこから歌が好きになったんです。そのとき初めて、母と親戚のおばちゃんと3人で、松田聖子さんのコンサートにも行ったんですけど、生で芸能人を見るのがちょっと怖かったんですよ。

坂本:怖い……?

氷川:当時、ブラウン管のなかにいる人は人間じゃなくて、アニメの世界の(の中にいるような)人だと思ってたから。いまでも衝撃的で覚えているんですけど、聖子さんが動いて踊っていて、「赤いスイートピー」を聴いたときに、もうキュンときて、泣いちゃったんです。

坂本:そんな大切な曲を、このタイミングでカバーしようって思われたのはなぜなんですか?

氷川:一旦リセットしたときに、“KIINA.”としての感覚と生きてきた証は、やっぱり原点の「赤いスイートピー」なのかなって。迷ったら原点に戻ったほうがいいと思ったとき、本当の人間としての原点はこの「赤いスイートピー」で、そこから花が咲いていろんな歌と出会って、演歌とも出会ってデビューして、いろんな方に応援してもらった。

だから、またここに戻らせてもらいたいなって思ったので。そして、亀田誠治さんという素晴らしいプロデューサーの方にお会いできて。亀田さんはすごい方なのに気さくだし、音楽のこともわかりやすく指導してくださるから安心してレコーディングができて、本当に5歳の頃の自分に戻ったような声で歌わせてもらいました。

坂本:この歌唱を聴いて、そぎ落とされたというか、ある意味淡々と聴こえるぐらい何の癖もなく歌ってらっしゃるなっていうのも「なぜなんだろう」と思ってたんですけど、お話を聞いてすごく腑に落ちました。

氷川:そうでしょう。(子どもの頃は)もっと声が高かったんですけどね、喉仏が出てきて低くなっちゃった。でも、それもやっぱり活かして、受け入れての自分だから、その状態での「赤いスイートピー」。

5歳のときに、親戚のおばちゃんに連れられて壱岐対馬に旅行に行ったんですよ。そのバスの移動中に、「マイクで歌ってごらん」って言われて、「歌いきらん、歌いきらん(歌えない、歌えない)」って言いながらも歌ったんですよ。そうしたら「えらいうまかねぇ!」「そげん歌うまかとね!」って言われて、そこからちょっと「自分、歌手になれるかも?」っていう勘違いが始まった。

坂本:いや、なれた!

氷川:そう、結果なれたんですけど、やっぱり肯定してもらえたことが自分のバネになってるから、親戚のおばちゃんのおかげです。

坂本:そうか。だから、もっとテクニック満載で歌うこともできたはずだけど、本当にシンプルに素朴に歌っていらっしゃる。感動しちゃった。本当に1曲1曲、必要な方とで会って、という感じですね。

氷川:みんなに支えられて、ありがたいですよね。



氷川きよし/KIINA.さん️



氷川さんのツアー「KIYOSHI HIKAWA+KIINA. Concert Tour 2025 ~KIINA’S LAND~」は11月まで全国12都市で27公演開催予定です。詳細は公式Webサイトまで。

<番組概要>
番組名:坂本美雨のディア・フレンズ
放送エリア:TOKYO FMをはじめとする、JFN全国38局ネット
放送日時:毎週月~木曜11:00~11:30
パーソナリティ:坂本美雨
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/dear/
番組公式X:@dearfriends80

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