フレデリック・健司、「世間的に自分の声を認めてもらえた」と思えた曲は?

J-WAVEで放送中の番組『THE KINGS PLACE』(火曜担当ナビゲーター:フレデリック)。2月12日(火)のオンエアでは、フレデリックが自身の過去を振り返りました。


■思い出深いEP『飄々とエモーション』

2月20日(水)にリリースされるフレデリック最新アルバム『フレデリズム2』をより楽しむために、フレデリックが歩んできた歴史を振り返るコーナー「フレキシブる」。

この日は、2018年にリリースされた4曲入りEP『飄々とエモーション』。「いい作品だった」と振り返るメンバー。“ライブ映え”することが、その理由だそう。なかでも、健司は「キリンレモン」とタイアップした『シントウメイ』が印象的だったと言います。

健司:頭で歌う「キリン」を、「こんな歌い方するボーカルおる?」って思うような歌にしたかったから。
高橋:健司くんならではだよね。
健司:「キリンレモン」とのタイアップが決まりましたという発表の前に、Twitterとかで声だけ聴かせて、「このアーティストは誰でしょう」みたいな煽りがあったやんか。BiSHとかがやってるときは「この人なんじゃないか」っていろんな憶測が飛び交ってたけど、フレデリックのときは「これ健司じゃん!」みたいな。
赤頭:即バレ(笑)。
康司:俺、さすがやなと思った。すごいもん。
健司:そう思ってもらえるのは嬉しいけどな。
康司:「健司の声は健司の声」ってみんなに感じ取ってもらえてるってことやからな。
健司:世間的に自分の声を認めてもらえたのが嬉しいって思った瞬間やったから、これは思い出深いですね。

さらに、康司は『飄々とエモーション』全体について、こう話します。

康司:ミニアルバム『TOGENKYO』を出してさ、『TOGENKYO』ってめっちゃ幅広い作品になったやんか。その次に『飄々とエモーション』っていうEPを出して、『飄々とエモーション』『シンセンス』『NEON PICNIC』『シントウメイ』ていう、これだけ幅の広さがあるのに、ライブ定番曲になってるのって、その作品の力なんかなって思ったりしたんよな。


■フレデリックが出てみたいテレビ番組は?

続いて、リスナーからの「音楽番組以外で出てみたいテレビ番組はありますか?」という質問に答えました。

健司:えっと……『池袋ウエストゲートパーク』(TBS)じゃなくて……。
赤頭:あ、『フレンドパーク』?
康司:『東京フレンドパーク』(TBS)!
高橋:あー! みんなで出たい!
康司:めちゃくちゃおもしろいな!
健司:あれは、めちゃくちゃおもしろい!
赤頭:オンエアせんでもいいから出たい。

赤頭は『ちびまる子ちゃん』(フジテレビ)に本人役で出てみたいとも。そして康司は『ポンキッキーズ』(フジテレビ)に出たいと言います。

康司:Pちゃんやったっけ? 「P〜」って言うやつ。あれがめっちゃ好きやって、ちっちゃい頃にあれ見とって、「いずれはPちゃんの横にいるお兄さんになりたいな」って考えてた時期あったなあって、今パッと思い浮かんだ。
赤頭:“Kちゃん”みたいな?
康司:そうPちゃん&Kちゃんね。
赤頭:じゃあ康司も「K〜」しか言われへんやん。
康司:俺もマスコットキャラクターなんや(笑)。

かわいらしい一面が垣間見えるオンエアとなりました。

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【番組情報】
番組名:『THE KINGS PLACE』
放送日時:月・火・水・木曜 25時−26時
オフィシャルサイト: https://www.j-wave.co.jp/original/kingsplace/

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2019年のファッション流行は? ドン小西が語る

J-WAVEで放送中の番組『SEASONS』(ナビゲーター:マリエ)のワンコーナー「ESTEE LAUDER MAKE TOMORROW BEAUTIFUL」。2月9日(土)のオンエアでは、ファッションデザイナーの「ドン小西」こと小西良幸さんをお迎えして、おしゃれの最新トレンドについて訊きました。


■マリエのファッションは「自由に楽しんでいて好感」

小西さんは、ファッションデザイナーとして企業やイベントのユニフォームを手がけ、自らのブランドやプロジェクトを展開。メディアでは辛口ファッションチェックでもお馴染みです。この日は、パッチワークのジャケットで登場。100年の歴史がある、60種のヴィンテージ素材で作ったそうです。

まずは、マリエのファッションをチェック!

小西:あなたは自分のブランドを持っているから、制作とか、僕らに近いところに入り込んできているじゃない。カーキのバギーパンツとか、そういうの好きだよね。モデルやタレントのときはモード系というかフェミニン系で、タイプが変わってビックリしたけど、楽で自由でいいんじゃない。その胸元のチェーンの付け方も、一見、雑に見えるけど自由でいい。スウェットみたいなのを着たりして、気ままに楽しんでいるところに好感がもてるよ。
マリエ:今日、私デニムを裏返しに履いてるんですよ。
小西:それさ、あなたの作品で最近多いよね。
マリエ:うれしい! 見てくれてるんですね。
小西:いろいろ考えてるなと思うよ。今の時代、どこにでもあるものをどう味づけして自分のものにしていくかだから。やってて面白いでしょ。


■呉服屋で生まれ、ファッションの楽しみを知った

小西さんに、デザイナーをはじめた当時のことを訊きました。

小西:今はストリートのファッションが中心になって、「デニムをどう扱うか」とか「ミリタリー」とか、冬は「ダウンジャケット」とかテーマが決まってきてるじゃない。俺らのときは、何をやってもいいから、やりづらかった。色や素材をどうするかとか、ジャンルが広すぎて。文章でもテーマを決められると書きやすいでしょ。決めてやるのも苦しさがあると思うけど、雲を掴むような大変さがあったね。よくここまで生きてきたと思うよ。ちょっとおかしくなるくらいだった。

小西さんは三重県の呉服屋に生まれ、ファッションの魅力を小さな頃から見てきました。

小西:ぶすっとしたおばさんが鏡の前に立って、うちのおふくろが帯とか着物の反物をあてていくと、鬼みたいな顔をしたばあさんが、鏡を見てニコッとするんだよ。「衣装、柄、色、素材ってこんなに人を幸せにするんだ」と、昔から思ってたんだよ。少年時代は野球もやらなかったしさ、もちろん缶蹴りもやらない環境だったから、70歳近くになってるのに、いまだに野球のルールをあまり知らない(笑)。


■大物アーティストの衣装を担当

デザイナーになって数々の有名人や海外アーティストの衣装を手がけてきた小西さん。超大物ミュージシャンの衣装を手がけた経験も。

小西:今、考えると貴重だよね。でも、ガンガンやっているときはそれが当たり前になってしまうんだよ。スティングに「作ってやってるよ」みたいな。
マリエ:嘘でしょ? 上から(笑)。
小西:スティングが東京公演でやってたときに、家に衣装合わせに来てくれて。ライブは、当時の女房と一番前の席を取ってくれたんだよ。俺は次のコレクションの準備で、襟につける刺繍の柄が大事だと思って、スティングが招待してくれた席をすっぽかしちゃったんだよ。
マリエ:もったいない!
小西:当時はそんなもんだよ。そっちより刺繍の柄のほうが大事だったんだよ。「今日中に仕上げなきゃ」って。今思うと考えられないけど、一生懸命やっているときって、いいよね。


■2019年のファッショントレンドは?

気になる「2019年のファッショントレンド」について訊きました。

小西:去年や一昨年は、ボリューミーとかボリューム感が流行ったけど、そういうことより、今年はもう少しきちんとしているんじゃないかな。僕が大事だと思うのは、人間の温かさとか有機的な部分。今年はエスニックとかエキゾチックとか、トルコのカフタンとか、そういうところがきているよね。あと、70年代のヴィンテージ。当時のデニムとか、ヒッピー感覚とかがあったじゃない。日本人はヴィンテージが大好きなんだよ。
マリエ:モノを大切にする心があったりしますからね。
小西:リメイクしたり、そういうムードが出てきそう。スポーツ中心になっているから、スニーカー以外のフラットシューズとかをエキゾチックに履いてみたり、柄のオンパレード。「これだ」という決めごとはないよね。今年、僕がひとつ大事なワードだと思っているのは「エクストリーム」。「過激・極端」という言葉があるけど、これをテーマにしたらどうかと思う。思いきらないとダメ。センスの悪いヤツはバレちゃうし、センスのいいやつはクローズアップされる。今はバレないように適当にうまくやっているやつが多いよね。

最後に、美しく生きるヒントを訊きました。

小西:その人の個、生い立ち、環境を考えながら、ライフスタイルは手を抜かないで生きていくことが大事。その日会う人に「どういう格好で会ったらいいだろう」と考えるだけで楽しい。手を抜かないで一生懸命に生きること。

小西さんのファッションやライフスタイルに関するお話を、ぜひ参考にしてみてください。

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【番組情報】
番組名:『SEASONS』
放送日時:毎週土曜12時−15時
オフィシャルサイト: https://www.j-wave.co.jp/original/seasons/

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