元サッカー日本代表・福西崇史、コパ・アメリカの厳しさを語る「南米チームは本気」

J-WAVEで放送中の『〜JK RADIO〜TOKYO UNITED』のワンコーナー「WORDS FROM THE FIELD」(ナビゲーター:GAKU-MC)。2月15日(金)のオンエアでは、元サッカー日本代表で、2019年シーズンから東京都1部リーグ・南葛SCの監督に就任した福西崇史さんを迎え、今シーズンのJリーグ注目チームや、日本代表が参加する「コパ・アメリカ2019」についての話題で盛り上がりました。


■Jリーグで気になるチームは…

2月22日(金)に、いよいよ開幕する2019年シーズンのJリーグ。福西さんは、今シーズンで特に気になるチームとして、大型補強を果たしたヴィッセル神戸をあげました。

福西:神戸はアンドレス・イニエスタもいるし、今シーズンは元スペイン代表のダビド・ビジャも加入して。
GAKU-MC:そのうえ、セレッソ大阪から山口蛍も加入ましたよね。
福西:鹿島アントラーズから西大伍も入ったし、元ドイツ代表のルーカス・ポドルスキもいるからね。

川崎フロンターレ、鹿島アントラーズ、浦和レッドダイヤモンズ(浦和レッズ)など、強豪と言われるチームが、どれだけ引き離すかも見どころだと付け加えました。また、名古屋グランパスエイトも注目するチームのひとつだと福西さん。

福西:風間八宏監督のサッカーがチームに浸透しつつ、補強をしてきたから、かみ合えばやるんじゃないのって。
GAKU-MC:風間監督って、チームにフィットするにはちょっと時間がかかるんだけど、フィットしはじめたらすごく勢いづく印象がありますよね。
福西:しかも、これまで風間監督は若い選手をどんどん使っていたから、その選手も馴染んでくるでしょう。先日の「AFC アジアカップ UAE 2019」の決勝・日本対カタールでは、日本のスタメン11人が全て海外チームに所属する選手だったけど、やっぱりJリーグで活躍する日本代表選手も増えてほしいから、若い選手に頑張ってほしいですよね。


■「チームはもちろん選手もかなりいい経験になる」

サッカー日本代表は、6月からブラジルで開催される、南米サッカー連盟主催の大陸選手権大会「コパ・アメリカ2019」への参加が決定しています。

GAKU-MC:福西さんも「コパ・アメリカ」に出場していますよね。
福西:1999年にパラグアイで開催された「コパ・アメリカ」に出場しました。
GAKU-MC:どんな大会でした?
福西:南米のチームは本気なんですよ。親善試合みたいに軽い感じじゃなくて、もうマジ。
GAKU-MC:そこに日本代表は招待チームとして行くわけですよね。
福西:ふわふわした感じで臨んだら、マジでやられるかもしれない。
GAKU-MC:(笑)。
福西:南米チームのサポーターもすごいんですよ。そんな大会に日本代表が参加できるってすごいことなので、チームはもちろん選手もかなりいい経験になります。僕がこの大会を経験したときに「ああ、これが南米だ」と感じて、「こんなことをしていられない」と思いました。

大型補強などが話題となり、例年にも増して注目度が高いJリーグ。「コパ・アメリカ」での日本代表の活躍も楽しみです。今年もサッカーに注目してみてください。

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【番組情報】
番組名:『〜JK RADIO〜TOKYO UNITED』
放送日時:毎週金曜 6時−11時30分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/tokyounited/

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「早く帰りたい」のはサボりたいからじゃない! 若い世代と上司世代がわかりあうためには

長時間の残業をし、仕事漬けの毎日を送る――働き方改革が叫ばれる今、そうしたライフスタイルは時代遅れと言えます。若者世代は、どんな働き方を望んでいるのでしょうか? J-WAVEで放送中の番組『STEP ONE』のワンコーナー「AMERICAN EXPRESS PICK ONE」でトークしました。

同コーナーは、300万ユーザーが使用するソーシャル経済メディア『NewsPicks』とコラボレーションし話題の記事を取り上げています。この日に取り上げたのは、「イマドキの若者世代が嫌な働き方、3位地道にコツコツ派、2位頭脳派、1位は?」(@DIME)という記事。今時の若者世代が嫌う働き方をテーマに、プロピッカーで、ハピキラFACTORY代表取締役社長の正能茉優さんにお話を訊きました。

オンエアは2月18日(月)。この週は、ナビゲーターのサッシャがお休みということで、山中タイキが代演。アシスタントの寺岡歩美と共にお届けしました。


■「早く帰りたい」=「手を抜きたい」ではない

ジャパンネット銀行の調査によると、若者世代が嫌いな働き方1位はダントツで「体育会系派」(61%)。調査結果では、「楽をしたい手抜きワーカー」という表現があります。山中が「なぜこの記事を『NewsPicks』でピックしたのですか?」と問うと……。

正能:上の世代と、私たち若者世代の間で、働き方の解釈に差があるのではないかな、と思って。私たちの世代にとって「早く帰りたい」というのは、手を抜きたいのではなく「効率的に働きたい」という気持ちがあるから。それが「手抜きワーカー」という言葉になってしまうということは、働き方の実態は同じだとしても、解釈が異なり、乖離が生まれているのかなあと。そう思ってピックしました。
山中:上の世代に、「短い時間で終わるじゃないですか」ということは言っても伝わらないのですか?
正能:入り口が違うからこそ、言いづらいというのもあるでしょう。「早く帰りたい」と言った時点で「サボりたいんでしょ。楽したいんでしょ」と思われてしまうと、そこに対して何かを言うのは難しいので、解釈のズレを近づけていけないかと考えています。
 

『STEP ONE』

 

 


■仕事に打ち込むか、生活のバランスを保つか…ベストな働き方は人それぞれ

若者世代は仕事、友だち、家族など人生を構成する全ての要素をバランスよく楽しみたいという世代。5時に帰ると「仕事をサボっている」と思われることもありますが、逆に「家族を大切にすることをサボってない?」「自分の好きなことをサボってない?」と思う……「人生をサボりたくないという思いが強いのでは」と正能さんは話します。

寺岡:「人生をサボりたくない」って、いい表現ですね。
正能:若い世代は、大学時代や若いときに東日本大震災を経験して、「いつか自分の好きなことをしよう」とか「いつか家族を大事にしよう」という「いつか」が本当に来るかわからないことを体感している世代なので、デイリーに自分の大切にしていることを大事にしていこうという考えなのだと思います。
山中:どこからが仕事で、どこからが趣味の領域か境目がなくなってきてるから、正直なところ「オン・オフ」という言葉も当てはまらないなというのは感じますよね。
正能:働き方というより、生き方の一部として仕事があると思えば、早く帰りたい、そのぶん他のことを大事にしたいという人がいてもいいと思うし、好きなことを仕事にしているからずっと働きたいという人がいてもいい。個人の選択というのを大前提として、自分で判断ができないくらい働いてしまう状況に陥ったときに、そういう人を救うセーフティネット的な制度は必要だと思います。


■上司世代と若者世代がわかりあうために重要な「言葉選び」

なお、上司世代との理解を深めるために何が必要か聞くと、正能さんは「わかりあうための第一歩として、お互いを傷つけない言葉選びをすること」を挙げました。

正能:「手抜き」と呼ばずに「効率よく働きたい」と言うと、実態に対して意識のすり合わせができると思います。

上司世代と若い世代、双方のコミュニケーションが重要です。相手が何を大事にし、どんなふうに働きたいか。フラットに話し合い、ベストな環境を作り出すために、「言葉選び」を意識してみては。

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番組名:『STEP ONE』
放送日時:月・火・水・木曜 9時−13時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/stepone/

 

 

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