Nulbarich・JQは声フェチ! 「ビンビンくる」ボーカリスト4選

J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:あっこゴリラ)。「SONAR'S ROOM」のコーナーでは、月曜から木曜まで日替わりのアーティストが、今の自分たちの音楽に影響を与えたカルチャーについて語ります。4月15日(月)のオンエアでは、月曜担当のNulbarichのJQが登場。好きなボーカリストについて語りました。


■「声フェチ」JQが選ぶボーカリスト

DJやトラックメーカーなど、いわゆるプロデューサー、裏方からキャリアをはじめたJQは、「自分の声が大嫌いで、ボーカルをやろうとも思っていなかった」と語ります。一方で自ら「声フェチ」を自認。この日は「ビンビンくる」というボーカリストを紹介しました。

【radikoで聴く】Amp Fiddler『If I Don't』

JQ:この人はプロデューサーでもあって、声が渋いですね。僕はマルチプレイヤーというか、プロデューサー兼ボーカルとか、「自分で全部やっちゃいます」みたいな人が好きで、Pharrell Williamsとかもそうなんですけど。Amp FiddlerはあのJ DillaにMPCを教えたと言われているプロデューサーです。声を真似するとアホくさくなりますけど、ナチュラルにこういう声が出る人って、人種もあると思いますけどすごく魅力的なアーティストですね。

【radikoで聴く】Erykah Badu『Honey』

続いて「僕の彼女。嘘です、女神です」と紹介したのがErykah Badu。

JQ:Erykah Baduを嫌いな人はいないんじゃないかな。神の領域ですね。生き方だったり、アーティスト性、音楽、全てに磨きがかかって。ライブに行ったんですけど、自分の股間部分にクマのぬいぐるみをぶら下げてライブしていましたね。自分のまわりをレーザーがグルグル周っているんですけど、そのレーザーをずっと掴みながら歌ってました。「この人は何を考えながらライブしているんだ」と。天才は天才ですね。あと『Honey』はPVが面白くて、レコードショップでレコードをディグっているビデオなんです。De La Soulの3人が写っているレコ―ドジャケットのメンバーのひとりがErykah Baduになっているなど遊び心のあるPVなんで、そっちもチェックしてみてください。

【radikoで聴く】Far East Movement ft.Ryan Tedder『Rocketeer』

JQ:この伸びやかな声ですよ。この人の声を聴くと「こういう声になりたかったな」と思います。縦ノリのビートに合う、ちょっとロックを感じられるボーカリストはエモいですよね。大好きなひとりですね。Ryan TedderはONEREPUBLICのときも素敵なんですけど、僕の勝手なイメージで、フィーチャリングですごい力を発揮しまくる気がしますね。

【radikoで聴く】Jay-Z & Alicia Keys『Empire State of Mind』

さらに「アングラ好きもオーバーグラウンド好きも、全員ひっくるめて手をあげさせる系の代表」として挙げたのがこちら。

JQ:この曲がかかるとみんなが手を上げて、Alicia Keysに合わせて歌っていたのを思い出しますね。このへんからこういう系の曲がめちゃめちゃリリースされたなと。ヒップホップと歌モノの正解系をみんなみつけたぞと。こぞってこういう曲を作っていた気がします。ラッパーの曲のなかにサビでシンガーが入ってくるときに、お互いのよさが完全に化学反応を起こしている感じなのかな。僕は好きですね。

JQは今週も最後に「あっこゴリラの好きなボーカリストは?」と質問。あっこゴリラはMiles Davisの元妻で、Eric Claptonとも交際していたBetty Davisを挙げました。

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【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時−24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/

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「伝説のアイドル」河上幸恵が32年ぶりに復活! ラジオ関西で4月より放送中、『河上幸恵のモーニングコール』

4月からスタートしたラジオ関西の「河上幸恵のモーニングコール」で、32年ぶりに『復活』を果たした河上幸恵 ©ラジオ関西

 4月からスタートした新番組で、ラジオ関西2019年の春の番組改編発表時から、世間の注目を大いに集めたものがある。それは『河上幸恵のモーニングコール』(毎週火曜6:00−6:15)。パーソナリティを務める河上幸恵(かわかみ・ゆきえ)は、日本テレビ系『スター誕生!』で第36代チャンピオンに輝いて鮮烈なデビューを飾り、歌に、ドラマに、バラエティにと活躍していたが、これからというときに、わずか4年で芸能活動を引退。その後はメディアの世界からも遠ざかっていた、「伝説のアイドル」だ。それが、この2019年春、実に32年ぶりに、電撃的に登場。ラジオ関西、火曜日朝の新たな顔として、その美声を電波に乗せる。

「復活」に至った一番の要因は、「また歌いたいな」という、アイドル時代にも持っていた、大好きな歌への思いから。「両親もよく歌を聴いてくれていたし、全然歌わなくなっちゃったのは、両親、特に母に対してかわいそうなことをしてしまったかなと。自分も歌いたいし、母も(私が)歌えば、さらに元気になるかなと」。そこからトントン拍子に話が進み、気づけばラジオで15分の番組を担当することに。そして、「(アイドル時代に)離れてから、神戸のよさはすごくわかりました。本当に住みやすいところで、海と山がこんな近くにある街ってあまりない。おしゃれだし、食べ物も美味しいし(笑)」という地元・神戸への愛着も、神戸の放送局・ラジオ関西での出演につながったといえよう。

「ラジオが大好きで、よく聴いていたのですが、(聞き直してみて)本当に自分は下手だなと……(苦笑)。ひとりで(のお話は)難しいですよね。家でも、『話が急に変わってるよ』と言われたりしますし……。自分以上のものは出せないんだなというのは、改めてわかったというか。歌でも、なんでも、すべてにおいて」と、謙遜しながら、ここまでの放送を振り返る。それでも、最近まで、23年間で約300件にものぼる婚礼の司会を務めた実績もあり、丁寧で優しい語り口は、朝のひとときにぴったり。以前のアイドル時代を知るファンをはじめ、リスナーからの応援メッセージも続々と寄せられている。

「(ラジオ関西の)スタジオに向かうまでの間も(お便りが)1通でも来ていたらいいなと思っていました。ラジオで、ひとりでお話をしていると、(リスナーの方が)見えないので、どんな方が聞いてくださっているのかなというのはありましたが、覚えていてくれた方もいらっしゃったり、(メッセージを見て)自分の家族のように温かい気持ちで聴いてくれているんだなとわかると、安心してしゃべりやすくなりますよね。本当にありがたいです」

 リスナーからのメッセージや、周囲の支えを力に、冠番組に臨む、河上幸恵。「私も約30年ぶりに、こうやって出させていただいて、15分の番組をやらせていただいているのですが、まだまだ話が下手で、聴いてくださっている方には申し訳ないなという思いもあります(苦笑)。でも、こんな私でも頑張っているよということも伝えられたらな」と再び謙遜しつつ、「これから私も少しずつ慣れて、ちょっとでも成長していけるように、朝一番の番組ですし、とにかく楽しくやっていきたいです」と抱負を述べる。

「私は一生懸命にやってしまう(やり過ぎる)と疲れてしまうところもあるので、私もそうですが、リスナーの方にも、ゆるーく、穏やかに、心地よい時間を過ごしてほしい。取得したCQアドバイザーのことや、子育ての経験などをこれからもお話できたらなと思いますし、なにより、本当に温かく見守って聴いていただけるのはありがたいこと。これからもよろしくお願いします!」。アイドル時代と変わらない、明るく愛らしい笑顔で話す河上幸恵の、朗らかでピュアな空気感は、ラジオを通しても伝わってくるもの。毎週火曜日の早朝は、『河上幸恵のモーニングコール』で、さわやかな朝を迎えたい。

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