Nulbarich・JQ「ケタ違いなスケール感がヤバイ」 おすすめミュージックビデオ4選

J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:あっこゴリラ)。「SONAR'S ROOM」のコーナーでは、月曜から木曜まで日替わりのアーティストが、今の自分たちの音楽に影響を与えたカルチャーについて語ります。6月10日(月)のオンエアでは、月曜担当のNulbarich・JQが登場。「好きなミュージックビデオ(MV)」を語りました。

【『SONAR MUSIC』の「SONAR'S ROOM」(22:30-45頃オンエア)】


■JQオススメのMV

NulbarichがMVを作る際は、「イメージが共有できている人だと『好きにして』と投げるときもあります。一緒に考えるときもあります」と語るJQ。音楽と切っても切れない関係のMV。音楽をより想像させてくれて、視覚的にも楽しめるMVを紹介しました。

Gym Class Heroes ft. Patrick Stump『Cupid's Chokehold』

JQ:このMVは、黒人の小さな男の子が天使の格好をしてハートの弓を打って、オジサンのお尻に間違って刺さっちゃう面白いMVです。なんといってもボーカルのTravie McCoyというめちゃめちゃ長身のイケメンがいて、この人がファニーに演じる感じ、表情や空気感が、表現力が乏しい僕からすると「こういう表現が自分もできたらいいのにな」と憧れを感じます。カッコいい音楽にファニーなMVはすごく大好きな作品のひとつです。

【Gym Class Heroes ft. Patrick Stump『Cupid's Chokehold』のMVはコチラ】

Chet Faker『Gold』

JQ:このMVはめちゃめちゃシンプルで、暗い中、光量の高くないライトで女の子がローラースケートをしているMVです。絶妙な雰囲気のありがちなMVなんですけど、飽きないし意外とストーリー性があって、細かい表情や動きを捉えていて絵持ちしますね。だいたいこういう作品をリファレンスとかで真似してみると、絵持ちせずにミスることがありがちな作風だと思います。僕はこのMVに引き込まれていったので、音楽も相まってすごくしっかり世界観のあるMVかなと思います。蓋を開けてみればグラミーを獲った日本国籍のヒロ・ムライさんが監督をされています。こういうのがリンクすると「俺、めっちゃセンスあるな」という感じになりますよね(笑)。素晴らしい方なんで、その魅力に気づけただけで僕は感動でした。

【Chet Faker『Gold』のMVはコチラ】

椎名林檎『鶏と蛇と豚』

JQ:最近公開されたMVですけど、なんだろうな、このケタ違いな世界観……。ちょっと圧倒されちゃったというか。敢えて色々なことを言わないほうが……。観ていない方はぜひ観てください。スケール感がすごくヤバイです。すごくヤバイという言葉がヤバイ。ヤバイしか言ってないすね(笑)。ぜひ観てください。

【椎名林檎『鶏と蛇と豚』のMVはコチラ】

最後に挙げたのは、Nulbarichの作品『Almost There』。木村太一監督の撮った斬新なMVの舞台裏を明かしました。

Nulbarich『Almost There』

JQ:デビュー当初から何本も撮ってくれている木村太一くんという監督がいるんですけど、このMVをお願いしたときに、最初NYで撮るってなって、「今回は本人はいなくて大丈夫です」という感じだったんです。でも僕はただNYに行きたくて「どうにか出れないか」と言ってでたMVです。その話はどうでもいいのですが、太一くんの感じって言葉では説明できないんですけど天才肌です。撮る方法も最初予定していたものと行ってみたら違うから、最初はスローモーションカメラでひとりひとりの表情をとらえていこうという案があったんです。だけど、行ってみたら「なんかちげーからやめた」という感じで、色々覆してくるんです。何よりも木村太一くんは曲をすごく聴いてくれていて、すごく細かいところで色々な裏切りをさらっとやってくれるんですよね。音に対してすごく愛を感じたのと、MVの色味とかもすごく大好きなビデオになっているので、ぜひ観てみてください。

【Nulbarich『Almost There』のMVはコチラ】

最後にJQはMVについて、「視覚的な要素で音楽を捉えるのは主流になっている。個人的には映像ありきになってしまうのは悲しいことではあるんですけど、無くてはならない物なので、アーティストとしていい付き合い方をしていきたい」と語りました。

次回11日(火)の「SONAR'S ROOM」(22:30-45頃)は、DYGLが登場します。どうぞお聴き逃しなく!

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【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時−24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/

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aiko、「ベジータ」というキーワードで切ない恋の曲を作った!?【特集】

J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:あっこゴリラ)。注目の新譜・いま注目すべき名盤・話題の来日アーティストなど、様々な旬のトピックを週替わりで4日間かけて掘り下げていくコーナー「FEATURE TOPICS」。6月10日(月)から13日(木)は、4枚組のシングルコレクション『aikoの詩。』をリリースしたaikoを特集。

【『SONAR MUSIC』の「FEATURE TOPICS」(23:00頃オンエア)】


■大ボリュームの4枚組!

『aikoの詩。』は1998年にリリースされた1stシングル『あした』から、2018年リリースの38thシングル『ストロー』まで、両A面シングルを含む表題曲を網羅した全42曲を収録した3枚と、カップリング曲を1枚に収めた4枚組で構成。これまでのシングルが時系列ではなく、aikoさん自身が決めた曲順で収録されています。

【関連記事】aiko、スタッフと「別れ話をしてるみたいな感じでした(笑)」 シングルコレクション制作の苦労

■あっこゴリラが語るaikoの偉大さ

aikoさんは1998年にデビュー。20年以上、J-POPシーンの第一線で活躍しています。あっこゴリラはまさに世代とあって、aikoさんへの思いはかなり強いよう。まずはその偉大さを熱く語りました。

あっこゴリラ:曲がすごい、歌詞がすごい、歌がうますぎるとかいろいろあるんですが、ホントに偉大だなって思うポイントがあって。社会には、「女の子市場」があるじゃないですか。目が大きくて、痩せてて、鼻が高いのがいい、「それがかわいいの定義!」みたいな。アイドルじゃなくても、若い女の子が必ず晒されてしまうモノサシってどうしてもあって。だけど、そういう表面的なもので女の子を消費しないで、ダメダメになっちゃう瞬間とかもちゃんとリアルに描いてくれてるんですよね。aikoさんと同じ1998年にデビューした宇多田ヒカルさんや、1999年にデビューした椎名林檎さんもそうですよね。

女の子のリアルな心情を歌うaikoさんに背中を押され、勇気をもらってきたというあっこゴリラ。同じように、aikoを愛聴してきた女性は多いでしょう。それを証明するかのように、aikoさんの1998年にリリースされた1stシングル『あした』から最新シングル『ストロー』の38枚のうち、34曲がオリコンTOP 10入りしています。


■ライブの即興ソングがすごい!

aikoさんと言えば、パワフルなライブでも有名。あっこゴリラが、ライブの魅力についても語りました。

あっこゴリラ:ライブでお客さんからキーワードをもらって、そのワードを用いて即興で曲を作ったんです。それで本当にびっくりしたのが、お客さんが「ベジータ」って言ったんですよ。そしたらaikoさんが「飼ってる犬の名前がベジータだった」みたいなくだりから、すごく切ないラブソングに展開させたんです(笑)。すげー! って(笑)。

次回11日(火)のオンエアではディスク2に収録された名曲を中心に特集します。オンエアは23時頃から。ぜひ続けてチェックしてください!

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