「芸能界へのスカウト」って実際どんな感じなの? 森崎ウィンが明かす

J-WAVEで放送中の番組『ANA WORLD AIR CURRENT』(ナビゲーター:葉加瀬太郎)。10月12日(土)のオンエアでは、俳優で歌手の森崎ウィンが登場。初めて明かすという、スカウトされたときの裏話などについて語った。

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■初めて話すスカウトの裏話

森崎は1990年にミャンマーで生まれ、小学4年生のときに来日。2008年からダンスボーカルユニット・PrizmaXのメインボーカルとして活動しながら、昨年はスティーヴン・スピルバーグ監督の映画『レディ・プレイヤー1』でメインキャストに抜擢され、ハリウッドデビューも果たした。現在、公開中の映画『蜜蜂と遠雷』にも出演している。

芸能界に入ったのは、14歳でスカウトされたことがきっかけだった。

葉加瀬:スカウトってよく言うけど、どういう雰囲気なの? そのモーメントを教えてほしい(笑)。
森崎:僕は恵比寿のスーパー「ピーコックストア」の前だったんですよ。
葉加瀬:(笑)。
森崎:当時、サッカー少年だったんでサッカーの試合帰りで、母親に「みんなでご飯行くから」とウソをついて、好きな女の子と待ち合わせしているところでした。

その女の子は恋人ではなく、森崎はアプローチ中だったのだとか。「こんなこと言うの初めてですよ(笑)」と照れながら、「いつもはその娘の家の非常階段で喋るだけだったんですけど、その日は外で会おうということになったんです」と、当時の淡い思い出を明かした。

スカウトをしてきたのは、ふたりの女性だった。道を訊かれるのかと思ったが、「芸能界に興味はありますか」と名刺を渡された。現在も所属する芸能事務所・スターダストプロモーションのもので、裏にはタレントの名前が書かれていたが、芸能界にうとい森崎にはピンとこなかったそうだ。

そのスカウトがきっかけで芸能界入った森崎は、高校2年生のときに初めてドラマ出演が決まり、その後はダンスボーカルユニット・PrizmaXのメンバーとして2013年にデビューした。

森崎:役者もちょいちょいやりながらグループもやって、「この後どうなっちゃうんだろうな」とか言いながら流れに身を任せてたら『レディ・プレイヤー1』のオーディションが2016年に来て、それが決まって。その現場を経てから「俺はこれで飯を食おう」と、本当に心から決めたんですね。
葉加瀬:「俳優になる!」ということだね?
森崎:そうですね。俳優と音楽もやりたいです。


■「森崎」は事務所が勝手に付けた?

ミャンマーには苗字がないそうだ。森崎によると、名前も好きなときに変えることができ、変更したことを新聞に掲載して知らせる、という面白い慣習も。

葉加瀬:「なんとかさん家のなんとか」っていうのがないんだ?
森崎:ないです。母親は「ウィン」が入ってますけど、父親はぜんぜん違う名前です(笑)。でも、家族によってはそういうのに憧れて、結婚して子どもが生まれると同時に、ひと文字だけ合わせたりすることもあります。

「ウィン」という名前は祖母がつけたもので、「明るい」という意味がある。芸能界でも「ウィン」という名前で活動しようとしたが、事務所から許可が下りず、「『森崎』を勝手に付けられました」と明かした。

葉加瀬:選択権はなかったの?
森崎:「名前を考えてきて」って言われて、母親が占いにまで行って考えた5つくらいの苗字の候補があったんですけど、ひとつも選ばれずに勝手に「森崎」が付いてきました。
葉加瀬:(笑)。でも、語呂はいいよね。「森崎ウィン」って。言いやすいし、文字の感じも飛び込んでくるし。
森崎:ありがたいです(笑)。

オンエアでは他にも、森崎がミャンマーの人や国について語る場面もあった。ぜひradikoでチェックしてほしい。

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【番組情報】
番組名:『ANA WORLD AIR CURRENT』
放送日時:土曜 19時-19時54分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/worldaircurrent/

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補欠選挙の結果を分析。「保守王国」と呼ばれる島根に変化が?

4月29日「長野智子アップデート」(文化放送)、午後4時台「ニュースアップデート」のコーナーでは政治ジャーナリストの角谷浩一さんに、4月28日に行われた補欠選挙の結果を解説してもらった。この記事では島根1区に関する部分をピックアップする。

長野智子「選挙区ごとに分析などいただければと思います。まずは唯一の与野党対決となった島根1区です」

角谷浩一「亀井(亜紀子)さんは一度現職もやられていたので返り咲きということになりますが、島根が『保守王国』といわれますよね。1区はずっと細田(博之)前衆議院議長が地盤を守っていて」

長野「小選挙区制度の導入以降、ずーっと。勝ち続けた」

角谷「2区は、もう亡くなりましたけど竹下亘さんがずっと議席を持っていた。つまり保守王国というより、細田さんと竹下さんがずっとやっていたと。ある意味で当たり前だった。それがお二人ともご存命でなくなって、時代が変わってきて、新しい人が。それも自民党の人が引き継ぐものだと思っていたら、こんなことに、と。細田さんがお亡くなりになったための選挙ということで、自民党も候補者を立てました」

長野「はい」

角谷「ただ細田さんは(旧)統一教会との関係が取り沙汰されたり、じつはセクハラ問題というのがあったり。それに安倍派を細田さんはずっと守っていた、ということも。いま問題になっていることを全部抱えていた、みたいな問題があった。お亡くなりになったので自民党は候補者を立てたけど、そんなに簡単ではなかった、ということ」

長野「きちんと説明されないまま、亡くなられてしまったわけですね」

角谷「今回負けたけど、次はもう有権者は自民党に帰ってくる、という声も地元にはあるんだと思います。今回も県会議員がほとんど動かなかった、という話もありました。一方で世論調査、事前のいろんな調査ではかなり引き離されていて、亀井さんが強かった。でも(岸田文雄)総理は2度入ったんですね。最後の土曜にも入られると。総理が最後に入るのは、逆転できそうなとき、というのが不文律でした。数字の差が既にあるのに、総理は入った」

長野「はい」

角谷「これは岸田さんの独特なやり方というかな。突然、政倫審に出ると言う、派閥を解散すると言う……。岸田さんは誰かと相談して揉んで決めるというよりは、直感的に決められるんですね。島根1区は自民党が唯一出していたところだから、小渕(優子)選対委員長はずっと張り付いていました。国会開会中でしたけど、ずっと」

長野「はい」

角谷「岸田さんは2度も入った。茂木(敏充)幹事長は入らなかったんですね」

長野「それはなぜですか?」

鈴木純子(文化放送アナウンサー)「岸田さんとの仲が微妙だという話も……」

角谷「ただ選挙に勝てば微妙どころか、戦うところで『茂木さん、よくやった』となりますよ。一生懸命、入らなかったというのは、幹事長自らが諦めていたんじゃないだろうか、とか。もっと言うと第一声。泉健太立憲民主党代表は、初日に島根で第一声、声を上げているんですね。ところが茂木さんは行かなかったと」

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