Aile The Shotaが大事にする曲作りの方法とは?

Aile The Shotaが、最新EPの制作エピソードを語った。

Aile The Shotaが登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『STEP ONE』のワンコーナー「MUSIC+1」(ナビゲーター:サッシャ・ノイハウス萌菜)。11月21日(月)のオンエア内容をテキストで紹介する。

最新EPを11月23日にリリース!

11月23日(水)、Aile The Shotaは3rdEP『LOVEGO』(ラブゴ)をリリース。リリースに伴い、YouTubeでは本作のリードトラック『LOVE』のインストゥルメンタルリリックビデオが先行で公開された。
サッシャ:インストでAile The Shotaの声は入っていないんだけど、歌詞はテロップで出てくるんですよね。リリックビデオのカラオケ版って感じ。

Aile The Shota:面白いですよね。

サッシャ:それを観てから想像しつつ、実際に一足早くボーカル入りを聴かせていただきました。想像を超えました。

Aile The Shota:やった(笑)! 嬉しい。

『LOVE』のプロデュースはtofubeatsが手掛けており、Aile The Shotaは「大ファンだからこそtofuさんのビートを思い切り活かすメロディになったなと思います」とコメント。

Aile The Shota:プロデューサーのビートの味をキャッチしてオリジナルのフローを生み出しています。

サッシャ:コラボワークって感じですね。

Aile The Shota:すごく楽しかったです。

ノイハウス:コラボのときはいろいろ試されるのでしょうか?

Aile The Shota:この曲の場合は歌詞とメロディを同時に作っていくタイプだったので、歌詞をAメロに置くのかBメロに置くのかみたいに、パズルの感じで作っていきました。

サッシャ:言いたいことが先にあって、どこに置くかを決める?

Aile The Shota:この曲の場合はそうです。歌詞メモのなかからすごくたくさん引っ張ってできた曲なので、言いたいことが詰まっている曲でもあります。

サッシャ:へええ!

Aile The Shota:歌詞メモは恋愛かそうじゃないかでわけています(笑)。

サッシャ:(笑)。どっちのが多いの?

Aile The Shota:元々は恋愛じゃないほうが多かったんですけど、今は半々です(笑)。

サッシャ:リリックビデオには東京のスカイツリーとかいろんな映像が使われていますよね。あれも歌の世界観を意識しています?

Aile The Shota:今までの僕のバックグラウンドとか僕が大事にしているものを景色でも表しました。それまでに出してきた作品とかの世界観も活かしていて、衣装が置いてあるところもあったりして、こだわりが詰まっているリリックビデオなので、よく観てほしいなって思いますね。

頭のなかの楽曲イメージを言語化できるようになってきた

EPには4曲収録されており、それぞれの楽曲のプロデュースをAile The Shotaみずからがオファーしたという。

Aile The Shota:『無色透明』のTAAR君は前から一緒にやりたいねって話はしていました。曲が出来上がりはじめたときに「ここにハマるピースは誰だろう」と思って、TAAR君にオファーしました。『gomenne』のTOSHIKI HAYASHI(%C)さんもライブでお会いしたりしてお話しました。人としても繋がって曲をやるっていうのが僕の曲作りの大事な部分なので、それがやれてよかったですね。

サッシャ:いいですね。クリエイティブな部分でやりたい人と「こういうものを生みたいからやる」っていうのは重要だよね。

Aile The Shota:そのまんまやれたって感じが4曲とも出ていると思います。

ノイハウス:素晴らしい。

サッシャ:思い描いたものを出すってけっこう難しいと思うんですけど、いかがですか?

Aile The Shota:難しいです。僕はビートを作る人間ではないので、なんとなく抽象的に伝えてそれをおこしてもらうのですが、それがばっちりハマったなって感じがしています。

サッシャ:やっていくうちに伝え方も自分のなかで学んでいったんじゃない?

Aile The Shota:そうですね。最初の頃よりわかってきました。この音を出したかったらこの言葉で伝えるみたいなことがわかってきて、自分の作りたい作品をより忠実にというか、頭のなかのイメージを形にできるようにはなっています。

サッシャ:抽象的なものだから難しいですよね。

Aile The Shota:オファーする段階ではリリックの世界観が決まっていないものも多かったりするので、なんとなくこういう感じでって伝えますね。

楽曲のイメージを伝える際には色を使うことも多いそうだ。

Aile The Shota:『gomenne』はオレンジ系でトラップマナーで、優しくて……みたいな(笑)。

サッシャ:ミュージシャンってすごいですね。できたものが来るとそのとおりのものが来るの?

Aile The Shota:ドンピシャでした。

サッシャ:すごいねえ。僕がオレンジって言われた「オレンジって何だろう」って思っちゃう。

Aile The Shota:(笑)。みなさんに助けられていますね。

Aile The Shotaの最新情報は、公式サイトまたは、オフィシャルTwitterまで。

J-WAVE『STEP ONE』のワンコーナー「MUSIC+1」では、ゲストとして毎回話題のミュージシャンが登場する。放送は月曜~木曜の12時30分頃から。
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江口のりこ×中条あやみ×笑福亭鶴瓶 大いに泣いて笑って元気になれる人生賛歌!『あまろっく』

ニッポン放送「ひろたみゆ紀のサンデー早起き有楽町」(日曜朝5時~)で、おススメの最新映画をご紹介しているコーナー『サンデー早起キネマ』。4月14日は、家族の絆と愛を描いた3本をご紹介しました。

その1本は、「人生に起こることは何でも楽しまな!」 関西出身の豪華キャストで贈る、笑って泣いてロックに生きるご実家ムービー『あまろっく』。

『あまろっく』  (c)2024 映画「あまろっく」 製作委員会

舞台は兵庫県尼崎市。ここには、船舶が通行できる日本一大きな尼崎閘門があって、“0メートル地帯”に海水が流れ込むのを防ぎ、水害から街を守っているのです。閘門は、英語でロックゲート、だから愛称は“尼ロック”!

この街で町工場を営む能天気な近松竜太郎の娘・優子は、「父のようにはなりたくない」と幼い頃から何でも頑張り、堅物だけれどエリート街道をまっしぐら! しかし、理不尽なリストラで失業し、39歳・独身にして尼崎に戻ってきます。昼間はゴロゴロ、夜は幼馴染がやっている駅前のおでん屋台でほろ酔いの日々。

そんなある日、65歳の父が突然「お父ちゃんは再婚します」と言いだし、なんと20歳の早希を連れてきます。役所で働く早希は、孤独な幼少期を過ごし、誰よりも“家族だんらん”を夢見ていたのです。ずっと年下の“継母”の登場に戸惑う優子は、共同生活を受け入れることができず、三人の日々は衝突と騒動の連続でした。

そしてある日、思いがけない悲劇が近松家を襲います。優子はこれまでの人生を振り返り、家族の“本当の姿”に気づいていくのです。

『あまろっく』  (c)2024 映画「あまろっく」 製作委員会

メガホンを取ったのは、小学生の時まで尼崎で育ったという中村和宏監督。数年前まで“尼ロック”の存在を知らなかったそうです。「日本一と言いながら知名度はほぼゼロで尼崎市民でも知らない人がほとんど。なんのアピールもせず、ただそこにいるだけで家族を守っている不器用な父親のようだと思った」といいます。そんな“尼ロック”の下で暮らすハチャメチャな面白い家族の物語を書きたかったとこの作品を作りました。

『あまろっく』  (c)2024 映画「あまろっく」 製作委員会

とても優秀なのに居場所がなくなる優子役は、江口のりこさん。愛想がなくて忖度もできないから、煙たがられて孤立してしまう……でも実は優しくて可愛い!という役が本当にピッタリでした。

若すぎる継母・早希には、中条あやみさん。家族になろうと一生懸命で「優子ちゃん、〇〇やで~」とグイグイと優子に切り込んでいく姿がキュート!中条さんのベタベタの関西弁も、魅力的。

そして、街の“尼ロック”のごとく、家族を見守る父・竜太郎役は、ニターっと笑う顔が憎めない笑福亭鶴瓶さん。最高です!「人生におこることは何でも楽しまな!」が口癖。

『あまろっく』  (c)2024 映画「あまろっく」 製作委員会

この作品を観ると、本当に、人生を楽しまなきゃっていう気持ちが沸々と湧いてきて、自然と胸を張り大きな歩幅でグングン歩いて行けそうな気になります。何があっても、そこから立ち上ってまた歩き出せるのが人間、支えてくれる家族や仲間がいれば尚更です。

大いに泣いて笑って元気になれる人生賛歌!この春あなたも元気をもらいに映画館に出かけませんか?

『あまろっく』  (c)2024 映画「あまろっく」 製作委員会

『あまろっく』
4月19日(金)新宿ピカデリー他 全国公開

江口のりこ 中条あやみ
松尾諭 中村ゆり 中林大樹 駿河太郎 紅壱子 久保田磨希 浜村淳
後野夏陽 朝田淳弥 高畑淳子 (特別出演) 佐川満男
笑福亭鶴瓶
監督・原案・企画:中村和宏
2024年 日本 /119 分 カラー シネスコ /5.1ch
配給:ハピネットファントム・スタジオ

(c)2024 映画「あまろっく」 製作委員会

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