プロ野球開幕! セ・パ注目の球団、見どころ、期待したい選手は? スポーツジャーナリストが解説

モデル・タレントとして活躍するユージと、フリーアナウンサーの吉田明世がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「ONE MORNING」(毎週月曜~金曜6:00~9:00)。3月29日(金)放送のコーナー「リポビタンD TREND NET」のテーマは「プロ野球」。スポーツジャーナリストの生島淳さんに解説していただきました。


パーソナリティのユージ、吉田明世



◆プロ野球3月29日(金)開幕!

日本のプロ野球公式戦、いよいよ本日開幕を迎えます。去年は、コロナ禍を経て声出し応援が解禁されて両リーグ合計で2,500万人を超える動員数を達成。これまでにも増して盛り上がりを見せているプロ野球。今年はどんなドラマが生まれるのか、今から注目です!

◆まずは去年の公式戦成績をプレイバック!

ユージ:まずは去年の公式戦の成績を簡単に振り返ってみます。セ・リーグは阪神タイガース、パ・リーグはオリックス・バファローズが、それぞれぶっちぎりのリーグ優勝。

そしてお互いクライマックスシリーズも順調に勝ち残り、日本シリーズでは、阪神が38年ぶりの日本一に輝きましたね。

生島:阪神・岡田彰布監督の言葉「アレ(A.R.E. )」が流行語でしたからね。岡田監督の打つ手、打つ手がすべて当たった印象でした。メンバーを固定して戦いきったこと、先発ローテーションで村上頌樹(むらかみ・しょうき)選手、大竹耕太郎選手といった新戦力の台頭を促したことが大きかったなと思います。

一方、オリックスは中嶋聡監督の「ナカジマジック」だなと僕はこの3年間感じています。メジャーリーグに吉田正尚選手が移籍して、この穴がどうなるのかなと思っていたのですが、臨機応変に打線を穴埋めしています。今年は山本由伸選手と山﨑福也(やまさき・さちや)選手2人もいなくなった先発の穴をどうするのか? とも思いますが、山下舜平大(やました・しゅんぺいた)選手など新しいエースが誕生するだろうという期待もありますので、両監督の采配が光ったなというような印象です。

ユージ:まだまだ阪神とオリックスの時代が続くのかどうか? ということですが、今年のプロ野球は先週、およそ1ヶ月にわたるオープン戦を終えました。短い間ではありましたが、各チームのコンディションが見えてきました。

現時点における、生島さんの注目球団・両リーグそれぞれ3球団ずつピックアップしていただきたいと思います。まずは、セ・リーグからお願いします!

◆セ・リーグ注目の3球団は?

生島:巨人は阿部慎之助新監督が誕生しましたね。阿部監督が今日から阪神との3連戦、どんな打順を組むのか。駒は豊富なので、ローテーションをしながら使っていくと思います。阿部監督の采配について4月の人事を楽しみにしたいと思います。

そして中日は、オープン戦首位でした。中日はオープン戦から勝ちにこだわっている印象がすごくあります。中日は背水の陣ということで、立浪和義監督の去就も含めて今年は注目だなと思います。

それと、阪神がオープン戦最下位でしたね。オープン戦なのであまり心配はないのでしょうが、岡田監督がこの状況からプラスαをどう出していくのか。去年の青柳晃洋選手と西勇輝選手の調子がいまひとつだったので、この看板となる2人の復調がポイントになるかなと思います。

ユージ:セ・リーグは巨人、中日、阪神をピックアップしていただきました。続いてパ・リーグはどうでしょうか?

◆パ・リーグ注目の3球団は?

生島:まずはソフトバンク。オープン戦の打順を見ると、3番・柳田悠岐選手、4番・山川穂高選手、5番・近藤健介選手。5番に近藤選手はビックリです。お金をかけていますが、こちらも小久保裕紀新監督なので、どういう人事をしていくのか見ていきたいと思います。

次はロッテ。ロッテといえば佐々木朗希選手ですよね。すぐにでもアメリカに行きたいんだろうなと思うので、今年見られる方は生で見たほうがいいのではないかと思います。ひょっとして来年もと考えると、1シーズン、ローテーションを彼が守れるかどうかというところが気になるところです。

そして、オリックス。開幕から最大8人のローテーションを組むとも伝えられており、競争を促しながら、先発陣を再建していくのかな? と思います。

ユージ:ソフトバンク、ロッテ、オリックス、どこが優勝してもおかしくない状況。パ・リーグも面白くなりそうですね!

◆今シーズン、とくに活躍を期待したい選手は?

生島:セ・リーグは、ヤクルトの村上宗隆選手が昨季は不振で彼次第というところだったので、今年復活できるかどうか。あとはソフトバンクの山川穂高選手。いろいろありましたが、今年に期待するところは大きいと思います。

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3月29日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2024年4月6日(土) AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。

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<番組概要>
番組名:ONE MORNING
放送日時:毎週月曜~金曜6:00~9:00
パーソナリティ:ユージ、吉田明世
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/one/
ONE MORNING
放送局:TOKYO FM
放送日時:2024年3月29日 金曜日 6時00分~9時00分

※該当回の聴取期間は終了しました。

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ニッポンと世界の今が分かる朝のニュース番組『飯田浩司のOK! Cozy up!』の討論イベント第2弾『ニッポン放送開局70周年記念 飯田浩司のOK!Cozy up! 激論!横浜ベイサミット!in 神奈川県民ホール』が28日、神奈川県民ホールで開催された。青山繁晴、飯田泰之、片岡剛士、小泉悠、須田慎一郎、中川コージ、馬渕磨理子、峯村健司、宮崎哲弥ら最強の論客陣とともに、政治経済から外交、安全保障まで幅広いテーマで徹底討論。激動の国際情勢の中で、日本はどこへ向かうべきなのか、激論を繰り広げた。

飯田浩司のOK!Cozy up!激論!横浜ベイサミット!in 神奈川県民ホール

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セッション1は自民党参議院議員の青山繁晴、ジャーナリストの須田慎一郎、評論家の宮崎哲弥が登壇。「東シナ海周辺の外交防衛問題」、「衆議院補欠選挙の結果が与える影響」、そして「自民党という政党が今後どうあるべきか」などをテーマに激論を繰り広げた。中でも、会場が盛り上がったのは、政府が少子化対策として進めている「子ども子育て支援金」制度に関する話題。青山繁晴が、この制度の問題点を指摘すると、会場からは大きな拍手が上がり、昨今、支持率が下がっている自民党・岸田政権について、実際に不満を持っている方が多くいるというのが、感じられる一幕となった。

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続く、セッション2では明治大学教授の飯田泰之、PwCコンサルティング合同会社チーフエコノミストの片岡剛士、東京大学先端科学技術研究センター准教授の小泉悠、IIMインド管理大学公共政策センターフェローの中川コージ、経済アナリストの馬渕磨理子、キヤノングローバル戦略研究所主任研究員の峯村健司が登壇。経済・安全保障・外交防衛の論客が並ぶ中、多くのテーマが取り上げられた。

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まずは、今秋に予定されている「アメリカ大統領選挙」をめぐる動きから。バイデン大統領再選か、トランプ大統領返り咲きか…外交防衛、経済面など、多角的に議論が交わされた。ポイントになったのはアメリカと中国をめぐる関係値で、それに絡んでくる、ロシアやインドといった、環太平洋の外側にある国々がどうとらえているか、という点。今回のイベントでは、ロシアに詳しい小泉悠、中国・インドに詳しい中川コージ、中国・台湾に詳しい峯村健司などがそろったことで、「1つのテーマに対して、日本の周辺にある国がどのように考えているのか」ということが立体的に理解できる討論になった。

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このほか、日本の経済についても特に深い議論が繰り広げられた。経済学者・飯田泰之、元日銀の政策委員会審議委員の片岡剛士、経済アナリストの馬渕磨理子が、お互いの得意分野で解説をすることで、普段の放送ではたどり着けない部分まで、議論が進んだ。「二酸化炭素排出量の問題」「電力供給の安定供給」「雇用問題」などが密接に関係してくる部分などは特に聞きごたえのある内容となった。

また、「円安は悪なのか」という話については、経済の専門家ならではの解説が続き、1ドル158円台に突入した今の日本経済について、今後がどうなっていくのかという話では、時折会場からも大きな拍手が上がっていた。

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そのほか、外交防衛・安全保障の問題、日本の政局の問題などにも議論は波及していき、気づけば、予定時間から大幅に伸びて3時間半、最後は大きな拍手で終演を迎えた。

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