“青汁”だけじゃない!代表取締役社長・佐伯澄が語る“キューサイが目指すビジョン”とは?

笹川友里がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「DIGITAL VORN Future Pix」(毎週土曜 20:00~20:30)。この番組では、デジタルシーンのフロントランナーをゲストに迎え、私たちを待ち受ける未来の社会について話を伺っていきます。4月13日(土)の放送は、前回に引き続き、キューサイ株式会社 代表取締役社長の佐伯澄(さえき・のぼる)さんをゲストに迎え、お届けしました。


(左から)笹川友里、佐伯澄さん



佐伯さんは、大学を卒業後、東京三菱銀行(現:三菱UFJ銀行)に入行し、その後、米国ケースウェスタンリザーブ大学院(MBA)留学。2005年に住友商事に入社、海外での事業投資や経営などに携わり、ニュージーランドにおけるジュースメーカーのCEOも歴任。退職後は、AmazonにてAmazon Freshの事業立ち上げなどに従事。そして、2022年1月に取締役としてキューサイに入社し、同年3月に代表取締役社長に就任しました。

◆キューサイに入社した理由

アメリカ留学を経て、海外での業務や外資系企業での仕事に従事してきた佐伯さん。そこで笹川が、「これまでの仕事の毛色とは異なるキューサイに、自身の力を注ぎ込もうと思った理由は何ですか?」と質問を投げます。

これに佐伯さんは、自身が会社を経営するうえで“お客さまが求めるものをどこまで突き詰められるか”に注目していると言い、「いろいろな会社を経営してきたなかで、キューサイもそれに取り組むと、もっと上の水準までいくだろう。そして、さらなる持続的な成長、キューサイが成し得る新しい世界があるのではないか、とすごく感じたんです」と言及。

その思いに至った理由として、これまで培ってきたエイジングの知見に加え、従業員たちのマインドセット(物事の見方や考え方)や熱量を肌で感じたことを挙げ、「全員が同じ目標に向かって一気呵成(いっきかせい)に突き進むことができれば、面白い化学反応が起きるんじゃないかと。それで、ぜひ挑戦してみたくなりました」と話します。

◆キューサイが求める“デジタル人材”とは?

続いては、佐伯さんが求める人材について伺うと、「“お客さまが求めるもの”を定義して、そのためにどうすればいいかを考え組み立てていく。あるいは、誰でも回せるような仕組みにしていき、最後にアウトプットまで明確にすることができる、というのが(求める人材の)原点としてあります」と説明。

とりわけDX(デジタルトランスフォーメーション)においては「お客さまのために考え、(仲間と)切磋琢磨していくとベストなものができあがっていく」という自身の経験則を語ったうえで、「自分のなかで組み立てて自走できる人、あるいは、周りを巻き込める人が僕のなかで一番欲しいDXの人材です。お客さまに対して“こんな提供価値があるべきだ”ということを伝えられて、最終的なゴールに向かって(導いて)いける人材じゃないと、特に“新しいDXの推進”という分野においては難しいと思うんです」と持論を展開します。

◆キューサイが目指すビジョン

長きにわたり展開している「青汁(ザ・ケール)」をはじめとする健康食品を手がけるキューサイは、2019年10月に企業ロゴを「Q’SAI(キューサイ)」に一新し、2022年には「ウェルエイジング(“年齢を重ねることを前向きにとらえ、こころ豊かに生きる”ことを示した造語)」を企業ミッションとして掲げ、前向きに年齢を重ねられる世界を目指しています。

そんなキューサイの“今後のビジョン”について伺うと、「我々はエイジングを包括的に支援する会社なので、特に『ウェルエイジング』を実現していくうえで、“キューサイといえばウェルエイジングだ”と(認知を広めたい)」と力を込めます。

そのための目指すべきところとして、エイジングに関する情報や誰かのリコメンドを通して“生活習慣を変えてみよう”と気付けるプラットフォームの提供などを挙げつつ、「商品を売るだけでなく、お客さまの“人生初(の挑戦)”みたいな部分や“お客さまの未来像”といったところにも寄り添って、支援していくことも目指していきたい」と声を大にします。

さらには、「キューサイがそばにいてくれたら、自分のためのリコメンデーション(ユーザーの興味・関心がありそうな情報を提示すること)を出してくれる。そして、商品も含めた提案を差し出してくれるだけでなく“人生初に挑戦するために何をすればいいのか”というところまで、コンシェルジュ的にご支援・ご提案していくような“信頼できる存在”が、キューサイの目指すべきところかなと思います」と語りました。

次回4月20日(土)の放送は、株式会社TOUCH TO GO・代表取締役社長 阿久津智紀(あくつ・ともき)さんをゲストに迎えてお届けします。「TOCH TO GO」誕生の経緯についてなど、貴重な話が聴けるかも!?

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4月13日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2024年4月21日(日) AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。

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<番組概要>
番組名:DIGITAL VORN Future Pix
放送日時:毎週土曜 20:00~20:30
パーソナリティ:笹川友里
DIGITAL VORN Future Pix
放送局:TOKYO FM
放送日時:2024年4月13日 土曜日 20時00分~20時30分

※該当回の聴取期間は終了しました。

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“花粉症”で1日あたりの経済損失は約2,340億円!? ユージ納得「さすがにパフォーマンスは低下していると思う」

モデル・タレントとして活躍するユージと、フリーアナウンサーの吉田明世がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「ONE MORNING」(毎週月曜~金曜 6:00~9:00)。この記事では、4月8日(月)~4月12日(金)の放送から、ニュースを象徴する1つの数字にスポットを当てるコーナー「SUZUKI TODAY’S KEY NUMBER」で取り上げたトピックを紹介します。


(左から)吉田明世、ユージ



◆花粉症による1日あたりの経済損失「およそ2,340億円」

パナソニックは、国税庁の最新の民間給与実態統計調査や総務省の労働力調査を元に、花粉症による1日あたりの経済損失はおよそ2,340億円という推計を発表しました。

全国20~60歳までの花粉症の社会人に対し、「花粉症の症状が、仕事のコンディションに影響していますか?」と聞いたところ、およそ8割が「影響がある」と回答。また、1日のうち、花粉症のせいで仕事のパフォーマンスが低下していると感じる時間は、平均でおよそ2.8時間でした。

このトピックに、ユージは「さすがに(花粉症の症状によって)パフォーマンスは低下していると思う」と納得の様子。「花粉症の症状がひどい人とかを見ていると、『頭がボーっとする』とか『涙が気になって集中できない』、『体調が良くない』という人などもいて、大変な状況だと思います。処方薬を服用している人でも、なかには『効き目が薄い』という方もいて、当然、仕事に影響しているだろうなと思う」とうなずいていました。

◆お花見予算、過去6年で「最高の2,831円」

「ウェザーニュース」がアプリのユーザーを対象に、今年のお花見予算に関するアンケート調査を実施。その調査結果によると、今年のお花見予算の全国平均は、過去6年間で最も高い2,831円でした。

ちなみに、都道府県別に見てみると、最も高い予算となったのは、山梨県の3,688円。次いで、2位は徳島県の3,684円、3位は岡山県の3,410円でした。この結果に、ユージは「岡山県はきびだんごパーティーかもしれないね(笑)。最高じゃん。(調査結果は)1人あたりでしょ? みんな結構、花見の予算があるんですね」と驚いていました。

◆上司に希望する育成方法 『多くを語らず、背中で示してくれる』は、「2.2%」

企業向けの教育研修事業などを展開する株式会社ジェイックは、フリーターや既卒、第二新卒向けの就職支援サービス「ジェイック 就職カレッジ」に登録する20代の求職者136人を対象にアンケート調査を実施。その調査結果によると、「正社員として就職した場合、上司にどんなふうに育成してもらいたいですか?」という質問で最多となったのは「自分の強みや個性を活かしてくれる」(52.2%)でした。

次に、「今後のキャリア(職歴・経験)希望を理解し、その目標達成を支援してくれる」(24.3%)、「仕事を細かく管理し、指示してくれる」(16.9%)と続きました。一方で、少なかったのは、「多くを語らず、背中(上司の仕事ぶり)で示してくれる」が2.2%、「叱咤激励激励してくれる」が1.5%でした。

若い頃、建築現場での仕事を経験したというユージは「職人さんや親方とかは、あまり多くを語らなかった。(例えば、釘打ちの仕方などでもわざわざ)細かい説明はなく、『お前、ちょっと見ておけ』と言ってやって見せて『わかったか!?』ってその場を離れていなくなっちゃう。まさに背中を見て『親方~!』みたいな感じだった」と回顧しつつ、「今も(業界によっては)そういう世界はまだあると思うけど、会社は変わってきたのかな」と推察。「背中も見せつつ、言葉もプラスして丁寧に育成できたら、尚且ついいよね」と話していました。

◆大学生の生活費「1日653円」

首都圏の私立大学に2023年度に入学した学生のうち、自宅外通学者の生活費は、月平均19,600円だったことが、東京私大教連(東京地区私立大学教職員組合連合)の調査でわかりました。仕送りから家賃を引いた額で、1日653円で暮らしている計算になるそうです。

この調査結果に、ユージは「(1日653円だと)1食分ぐらいにしかならない。ここ最近の物価の値上がりを考えたら、(1日の生活費)653円はちょっと厳しいのではないか」と案じていました。

◆「デビュー30周年」のGLAY、夏フェス初参戦

4月に入り、夏フェス情報が少しずつ更新されてきています。8月17日(土)、18日(日)に大阪会場・万博記念公園、東京会場・ZOZOマリンスタジアム&幕張メッセで開催される「SUMMER SONIC 2024」の第3弾出演アーティストとして、NCT DREAM、NOA、ATEEZ、JO1、INI、LEE YOUNGJI、Nulbarich、そしてGLAYの8組が発表されました。

ユージは「すごいね、ここにGLAYが入ったんだね。(夏フェス初出演とは)知りませんでした。デビューから30年という歴史のなかで、夏フェスへの参戦が1度もなかったんだね。これは楽しみ」と反応していました。

<番組概要>
番組名:ONE MORNING
放送日時:毎週月~金曜6:00~9:00
パーソナリティ:ユージ、吉田明世
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/one/

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