「あがり症」どうしたら改善できる? 接客業に転職したものの、人前で緊張してしまう…悩む相談者にアドバイス続々

フリーアナウンサーの住吉美紀がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの生ワイドラジオ番組「Blue Ocean」(毎週月曜~金曜 9:00~11:00)。毎週金曜日に放送しているコーナー「沢井製薬 presents Blue Ocean オトナのなんでも相談室」では、リスナーから届いたお悩みを、Blue Oceanリスナーのみんなで考えていきます。
4月19日(金)の放送は、「あがり症」に関する相談を紹介しました。


※写真はイメージです



<リスナーの相談>
接客業に転職しましたが慣れておらず、どうしてもあがってしまいます。どうしたらあがり症を改善できるでしょうか? 人と接するのは慣れているはずなのに、いざお客様を目の前にすると「完璧でいなきゃ」とプレッシャーを感じてしまいます。気休めになれる方法があれば教えてください。(長野県 20代後半 女性 専門職/クリエイティブ職)

この相談にパーソナリティの住吉は「接客業は販売や飲食などもあると思いますが、やはり慣れしかないのかなと思います」と語ります。続けて「『きちんと説明しないと……』とか『失礼のないようにしなきゃ』とか、いろいろ考えてしまいますし、それがまた緊張につながってしまうこともありますよね」と相談者の悩みに寄り添い、リスナーにアドバイスを呼びかけました。


パーソナリティの住吉美紀



――今回の相談に対して、番組にはリスナーからたくさんのアドバイスが届きました。この記事では、その一部のメッセージを紹介します。

◆ディズニーランドの接客を真似してみる
私は昔、飲食店で働いていました。人見知りであがり症の私に、お店のマネージャーがくれたアドバイスは「ディズニーランドのキャストになったつもりでいってみよう!」でした。私はディズニーランドには、あまり行ったことがなかったのですが、そのアドバイスを参考に、テンション高めでフットワーク軽く接客をしました。そうすると、気がつけば接客サービスがとても楽しくなっていました。最初は演じるくらいでいいです。そのうち、本当に楽しくなりますよ! 頑張ってください!(東京都 50代前半 女性 専門職/クリエイティブ職)

◆たくさんの経験が自信につながっていく
10年ほど、それなりのホテルで接客をおこなっておりました。そのときの教えてもらったことや、自身の経験を踏まえて3つのアドバイスをお話させていただきます。

1つ目
普段、相談者さんがお客さんとしてサービスをしてもらう側のときを思い出してください。そのときは、それほど店員さんの一挙手一投足を気にしているわけじゃないですよね? そんなもんです。気にしないでください!

2つ目
自分を最優秀助演賞の俳優だと思ってください。普段の自分ではなく、“接客を演技する”と考えることが少し減ります。主演であるお客さんを際立たせるように、自然体の演技をしてみるといいかと思います。

3つ目
自分の接客に誇りを持つことです。サービス業は自分の言動で相手を喜ばせることのできる素晴らしい仕事です。最初はスキルがなくて自信がないかもしれませんが、たくさんの経験をすれば、いずれは「百戦錬磨のこの私がサービスしてあげているのよ?」と心のなかで思いながら接客できるようになりますよ。余裕があって、カッコいい接客になるかと思います。どれか1つでも参考にしていただければ幸いです。(埼玉県 30代前半 男性 会社員)

◆トライアンドエラーを重ねていこう
飲食店で3年間アルバイトし、惣菜会社に2年間勤め、某百貨店で接客もしていました。接客業の最初はとても緊張しますし、完璧な接客を求めてしまうのも、すごくわかります。
個人的な見解ですが、接客は笑顔が常に大事。自分から進んでお客様に声をかけていく、そのトライアンドエラーの繰り返しかと思っています。

お客様も十人十色です。どんな接客が嬉しいか、はたまた気に触ってしまうか、感じ方はお客様人それぞれなので正解はありません。お客様がいい気持ちで時間を過ごせるか自分自身で考えて、どんどん行動して、積極的に話しかける。それが大切なのではないかと思います。(東京都 20代前半 女性 自営業)

◆上の人間に現状を正直に伝えてみる
私は学生時代、初めてのアルバイトが接客業でした。今は人材開発部門にいるので、同じような相談にもよく乗ります。そこで、これまでの経験から“あがってしまう自分”をどうコントロールするかをお伝えします。

①緊張したり、あがってしまったりする自分を「初めてだもん。あがっちゃうよね」と素直に受け入れる。

②先輩方に、「自分は初めての接客業で緊張してあがってしまう」という事実を伝える。

③上記②を伝えてドライに返された場合、「いつかはこの接客業で活躍(=頑張っていきたい)していきたいと思っている」といった、「なぜ接客業に転職したのか」を思い出す。

④余裕があれば、雑談の流れでもいいので、先輩に「どうすれば最初の一山を乗り越えられるか」を聞いてみる。

今は不安になっている時期だと思います。なぜ接客業に転職したのか、そのときの気持ちをよく思い出すと、メラメラとやる気スイッチが入り、乗り越えるぞという気持ちになるのではないでしょうか。(東京都 40代前半 女性 会社員)

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4月19日(金)放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2024年4月27日(土) AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。

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<番組概要>
番組名:Blue Ocean
放送日時:毎週月曜~金曜9:00~11:00
パーソナリティ:住吉美紀
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/bo/
Blue Ocean
放送局:TOKYO FM
放送日時:2024年4月19日 金曜日 9時00分~11時00分

※該当回の聴取期間は終了しました。

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【西武】源田壮亮選手インタビュー 1番打者でも初球から打とうと思わせた栗山巧選手の言葉とは?

4月19日放送のライオンズナイターでは、ベルーナドームの西武―楽天4回戦の試合前に、埼玉西武ライオンズの源田壮亮選手にインタビューした模様を放送した。努力が結果に結びつかない日々の心境について訊いた。

――先週の金曜日、ソフトバンク戦(4月12日、1回戦)は1番打者を今シーズン初めて2試合連続で務めました。1打席目の初球を積極的に打ちにいった姿は、源田選手の決意の表れに見えました。
源田「試合前にいろんな選手と話をしているなか、栗山(巧)さんの一言で『初球から打ってみようかな』と思えて打ちにいきました」

――栗山選手の一言とはどういった言葉だったのでしょうか?
源田「栗山さんも1番や2番をずっと打ってきて、『1番打者は難しいけど何もない状態からスタートできることを強みと思って、凡退してもあまり気にしなくてもいいんじゃないか。考えすぎてもいいことはないよね』という話をして、初球から思い切って打ってみようと思ったんですけど結果は最悪の凡退でした」

――源田選手の方から栗山選手に声をかけたのでしょうか?
源田「(西川)愛也と話している時に栗山さんから話しかけてくれました」

――先週の金曜日(4月12日)ライオンズナイターのインタビューで、源田選手は「何も考えずにどんどん振っていく1番打者がいても面白い」とおっしゃっていましたね。
源田「僕はどんどん振っていくタイプじゃないので難しいですね」

――それはほかの人に任せておいてということでしょうか?
源田「はい。本当に考えていない人がいたらいいなと思います(笑)」

――今日の西武先発は今井達也投手です。今シーズンの投球を見ていて感じることはありますか?
源田「すごく気持ちを前面に出して投げているなと思いますし、『俺がやるんだ』という気持ちが伝わってくるので本当に頼もしいなと思っています」

――守りがいがありますね。
源田「そうですね。周りを見て声をかけながら投げているので、年々すごくいい変化が見えてきて嬉しいです」

――努力が結果に結びつかない日々ですが、源田選手はどのような心境で戦っていますか?
源田「シーズン中のどこかで結果が出ない時はどのチームも絶対にありますし、それが今きているのかなと思います。それでも借金4(4月18日時点)なので、まだまだこれからだと思います」

※インタビュアー:文化放送・斉藤一美アナウンサー

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