デビュー20周年! 木村カエラ、ブレずに頑張ってきたのは「ずっと自分を信じていたこと」

きゃりーぱみゅぱみゅがパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「CHINTAI presents きゃりーぱみゅぱみゅ Chapter #0 ~Touch Your Heart~」(毎週日曜12:30~12:55)。この番組では、きゃりーが自身の趣味や興味のあることについて語ったり、いま輝いているゲストをお迎えしたりしながら、さまざまなエピソードを1冊の本に見立て、紐解いていきます。4月14日(日)、4月21日(日)の放送では、木村カエラさんをゲストに迎えてお届けしました。


(左から)木村カエラさん、きゃりーぱみゅぱみゅ



★「木村カエラのナンバーワン」をテーマにトーク

これまで音楽フェスなどで一緒になったことはあるものの、お互いにあいさつを交わす程度で、面と向かってじっくりと話すのは今回が初めてという2人。

きゃりーは、カエラさんとのトークを前に「私から見たカエラさんは、自分が高校生のときからカリスマ的存在でしたし、“自分の好きなように生きてもいいんだ”って個性を大切にすることをカエラさんから学んだ部分もたくさんあるので、どんな話が伺えるのかとても楽しみです」と胸を躍らせます。

今年でデビュー20周年の節目を迎えるカエラさんと、今回は「木村カエラのナンバーワン」というテーマでトークを展開しました。

2004年6月に「Level 42」でメジャーデビュー以降、この20年間で“うれしかったこと、ナンバーワン”を伺うと、カエラさんは、2007年2月に発売したサードアルバム『Scratch』が、オリコン週間アルバムランキングで初めて1位を獲得したことを挙げ、その勢いのままに「その年に初めての日本武道館(公演)をやったの。そのときは、やっぱりすごくうれしかった」と振り返ります。

というのも、「幼いときから歌手になりたくて、(その夢に向かって)頑張ってきた」というカエラさんにとって、オリコン1位獲得や憧れだった日本武道館でのワンマンライブは、まさに“夢が叶った”と感じた瞬間だったといいます。

アルバムのキャンペーンで地方を回っていたときに、スタッフからアルバムが2週連続1位になったことを聞かされたときには「初めてだったから、ビックリしすぎて無言になっちゃった(笑)。(1位になった)そのことを理解して喜びに変わるまで、時間がかかるほどのうれしさがあったので、すごく覚えている」と話します。

続いて、“がんばったこと、ナンバーワン”について、カエラさんは「これはひとつだけですね」と前置きしたうえで、「ずっと自分を信じていたこと」とキッパリ。

カエラさんにとって、ライブやレコーディングなど仕事で頑張るのは「当たり前」であって、忙しくて大変だったり、体がヘトヘトになったりすることはあっても「結果的に、後で“すごく楽しかったな”と思えるようなことばかりだった」としみじみと語ります。

そんな自身の活動においては「自分のことを『行け! 行け!』って(背中を)押しながら頑張り続けてきたことって、要は自分のことを信じ続けてきたことなのかなって。(ときには、気持ちが)揺らぐじゃん? それでも“ずっと自分でいなきゃ!”って信じていたのは、一番頑張ったことだなと思う」と自身を労うと、きゃりーは「素敵! 自分を信じる……あまり考えたことがなかったです」と感心の声を上げていました。


木村カエラさん



★Chapter#0 Library★

ゲストが背中を押された作品を紹介してもらうコーナーで、カエラさんがセレクトしたのは、漫画家でエッセイストの「さくらももこさんの作品」です。

小さい頃からさくらももこさんの本を読んだり、アニメを観たりしていたというカエラさんは、「さくらももこさんの力の抜けた感じというか、おそらくすごく真面目だし、ものすごくいろいろなことをちゃんと考えている人なんですけど、出てくるのは『ま、いっか』みたいなものなんですよね。その精神というか、生き方みたいなものがすごく好きで、そこにいつも背中を押してもらっています」と自身が感じる、さくらさんの作品の魅力について語りました。



また、フリートークでは、デビュー20周年を迎えるカエラさんに向けて、きゃりーから「長く続ける秘訣とか、これだけは譲れないというものはありますか?」との質問が。これにカエラさんは「ないよ~(笑)!」と即答!

さらにきゃりーは、「私から見たカエラさんは、変わらないものもたくさんあるけど、進化しているイメージがすごくあって、そのバランスが最高だなという印象がすごくある」と打ち明けると、カエラさんは「同じ自分をあまり見たくないんですよ」と答えます。

音楽に関しても、常に似通ったジャンル、テイストの曲ばかりを出すよりも「いつも違うものを出していきたい」とカエラさん。とはいえ、「新しいことに挑戦するときってめちゃくちゃ怖いんですよね。リスクもあるし、“失敗したらどうしよう”みたいな。でも、それをやってみたときに、そこにある楽しさや、“次にこんなこともできるじゃん!”みたいに思えることがたくさんあって。なので、(挑戦することが)すごく好きなんですよね。その感覚に出会いたいから、ずっと新しいことを模索している気がする」と語ります。

きゃりーが「新しいことに挑戦するのはすごく勇気がいることなので、いろいろと考えてやっていきたい」と語ると、カエラさんからは「考えたらできないからね。(むしろ)考えないんだよ。考えちゃったら絶対できないから、私はいつも“やる!”って思いながらやっている。直感や思い付きで降りてくるのって、めちゃめちゃ大好きで、あの瞬間の勢いのままでいったほうがいいんだよね。(直感や思い付きは)絶対、大切にしたほうがいい」とアドバイス。ときにはそれで失敗することもあるとしつつも、「やりすぎぐらいが面白い。やったもん勝ちだからね」と笑顔をのぞかせていました。

2週に渡るカエラさんとのトークを振り返り、きゃりーは「考えることはやめようと思いました。私も前回、変えたいこととして『直感を大切にしたい!』と表明したんですけど、やっぱり『でもなぁ……』とか『リスクがなぁ……』って弱々しく考えちゃっていたので、今回カエラさんとお話して、“直感で生きよう!”と思いました」と話していました。

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4月21日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2024年4月29日(月・祝) AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。

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<番組概要>
番組名:CHINTAI presents きゃりーぱみゅぱみゅ Chapter #0 ~Touch Your Heart~
放送日時:毎週日曜 12:30~12:55
パーソナリティ:きゃりーぱみゅぱみゅ
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/heart/
CHINTAI presents きゃりーぱみゅぱみゅ Chapter #0 ~Touch Your Heart~
放送局:TOKYO FM
放送日時:2024年4月21日 日曜日 12時30分~12時55分

※該当回の聴取期間は終了しました。

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【西武】源田壮亮選手インタビュー 1番打者でも初球から打とうと思わせた栗山巧選手の言葉とは?

4月19日放送のライオンズナイターでは、ベルーナドームの西武―楽天4回戦の試合前に、埼玉西武ライオンズの源田壮亮選手にインタビューした模様を放送した。努力が結果に結びつかない日々の心境について訊いた。

――先週の金曜日、ソフトバンク戦(4月12日、1回戦)は1番打者を今シーズン初めて2試合連続で務めました。1打席目の初球を積極的に打ちにいった姿は、源田選手の決意の表れに見えました。
源田「試合前にいろんな選手と話をしているなか、栗山(巧)さんの一言で『初球から打ってみようかな』と思えて打ちにいきました」

――栗山選手の一言とはどういった言葉だったのでしょうか?
源田「栗山さんも1番や2番をずっと打ってきて、『1番打者は難しいけど何もない状態からスタートできることを強みと思って、凡退してもあまり気にしなくてもいいんじゃないか。考えすぎてもいいことはないよね』という話をして、初球から思い切って打ってみようと思ったんですけど結果は最悪の凡退でした」

――源田選手の方から栗山選手に声をかけたのでしょうか?
源田「(西川)愛也と話している時に栗山さんから話しかけてくれました」

――先週の金曜日(4月12日)ライオンズナイターのインタビューで、源田選手は「何も考えずにどんどん振っていく1番打者がいても面白い」とおっしゃっていましたね。
源田「僕はどんどん振っていくタイプじゃないので難しいですね」

――それはほかの人に任せておいてということでしょうか?
源田「はい。本当に考えていない人がいたらいいなと思います(笑)」

――今日の西武先発は今井達也投手です。今シーズンの投球を見ていて感じることはありますか?
源田「すごく気持ちを前面に出して投げているなと思いますし、『俺がやるんだ』という気持ちが伝わってくるので本当に頼もしいなと思っています」

――守りがいがありますね。
源田「そうですね。周りを見て声をかけながら投げているので、年々すごくいい変化が見えてきて嬉しいです」

――努力が結果に結びつかない日々ですが、源田選手はどのような心境で戦っていますか?
源田「シーズン中のどこかで結果が出ない時はどのチームも絶対にありますし、それが今きているのかなと思います。それでも借金4(4月18日時点)なので、まだまだこれからだと思います」

※インタビュアー:文化放送・斉藤一美アナウンサー

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