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毎週日曜日20:00から放送している『歌謡ワイド～今夜は演歌をキカナイト～』。パーソナリティ築島雪枝が、「週刊演歌ニュース」やその土地にまつわる演歌を紹介しながら全国を旅する「演歌旅物語」、旬な演歌を紹介する「とれたて演歌生情報」など演歌たっぷりの番組です。

山川豊さんが電話出演！「とれたて演歌生情報」

このコーナーでは旬の演歌をお届けします。この日は山川豊さんの電話インタビューをお送りしました。

築島さん「山川豊さんこんばんは！6年前になるんですが、2014年のちょうど今頃に茨城放送の『第2回演歌まつり』にスペシャルゲストとして出演していただいたことがありましたよね。」

山川さん「はい、その説は本当にありがとうございました。」

築島さん「こちらこそありがとうございます。」

山川さん「今はね、（コロナウイスル感染拡大の影響で）生の歌をお届けできないのが残念でね。」

築島さん「本当ですね。いろいろご苦労もあるかと思います。」

山川さん「歌を歌うものとして、みなさんの前に立てないというのが心苦しいですね。」

実は10年前に完成していた「拳」

築島さん「活動の制限もあるところかと思いますが、6月24日待望のシングルが発売になりましたね！」

山川さん「『拳』という曲でしてね、1番2番3番はそれぞれ「しょっぱいよなあ」、「あったかいなあ」、「やるっきゃないなあ」という歌詞で締めくくってるんです。」

築島さん「この『拳』というタイトルをきいたときに山川さんの力強さを歌ったものかと思ったんですよ。」

山川さん「ああ、ボクシングやってるからね（笑）。みんな言うんですよ。『ボクシングのために作った曲なんですか？』って。いやいやそうじゃないんだよってね。生きているといいことも悪いこともあるわけですよ。そんな時拳を強く握って這い上がっていこうっていう男気を歌った歌なんです。」

築島さん「イントロから全編に渡って優しいメロディーと山川さんの優しい歌声で、聴いていると肩の力がふっと抜ける、そういう印象を受けました。それと、この楽曲は随分前に完成していたと伺いました。」

山川さん「はい、10年前にできていました。」

築島さん「その時に出さずに今になったというのには何か理由がおありだったんですか？」

山川さん「やっぱり50代と60代じゃ全然気持ちが違うんですよ。50代のころはまだちょっとふわふわしているというか。年を経て60代になったいま出そうかなと。」

築島さん「山川さんであってもそれなりの10年のまた経験を積まれて、今だからこそ歌える曲になったということなんですね。改めてどんな想いで歌われたかお聞かせいただけますか？」

山川さん「こんな時期で大変なことも多いですが、みんなで耐えてコツコツ頑張っていきたいなと思います。本当に耐えるしかないと思ってね。また皆さんに生の歌を届けられるまで、この『拳』を聴いて、覚えてもらえると嬉しいです。」

※該当回の聴取期間は終了しました。