この時期入社の新入社員?!米づくりを手伝うあの子たちに菊地真衣アナが会いに行く!「スクーピーレポート」

スクーピーカーに乗って移動します ©茨城放送

茨城県内各地から生中継を行う「スクーピーレポート」。新型コロナウイスル感染拡大防止の観点からしばらくの間休止していましたが、原則水曜日と金曜日のみ生中継が再開されました。この日の中継担当は菊地真衣アナウンサー。水曜日の『IBS MUSIC STATE』パーソナリティーのマシコタツロウさんと掛け合いながらの放送となりました。

菊地アナはおいしいお米作りを手伝うあの子たちに会いに来たということですが…。

お米作りを手伝う新入社員

菊地アナ「茨城町の若宮(わかみや)というところに来ています。実はここに、かわいくて優秀な新入社員たちが入ってきたそうなんです。さっそく人事の斎藤さんに呼んでみてもらいましょう!お願いします!」

斉藤さん「みんなー!おいでー!」

“人事”の斉藤さんの呼びかけを待ってましたと言わんばかりの勢いで集まってきたのは何十羽ものアイガモでした。
 

どんどん近づいてくるアイガモたちの声にスタジオで中継を聴いていたマシコさんは「なんだ?!」と困惑の様子。

菊地アナ「今まさに新入社員たちが目の前に集まってきました!今いる場所は目の前に田んぼが広がっているんですが、稲が大体50㎝くらいの高さまで成長しているでしょうか、その稲の間から白い羽のアイガモちゃんたちがぞくぞくと人事の斉藤さんのもとへとやってきています!」

マシコさん「なんかすごいことになってるね?!一羽だけマイク乗りがいい声してる子がいるね。しっかり届いてるよ。」

アイガモたちの新人研修

菊地アナ「この子達、今年の5月に入社したばかりの新入社員ということで彼らがお仕事をしている茨城町にある田んぼにお邪魔しています。“人事”担当でありこの農場の代表をされている斉藤さんに詳しくお話を伺います!」

斉藤さん「よろしくお願いいたします。」

菊地アナ「このアイガモたちはいつろごこの場所に来たんですか?」

斉藤さん「5月ごろにきまして、当時は生後1日とか2日でとても小さかったんですよ。」

菊地アナ「そうなんですね!ここにきてしばらく研修を受けるんでしょうか?」

斉藤さん「大体2週間くらい研修を受けます。家の中で体をつくる研修ですね。これから田んぼに出るための訓練をします。」

菊地アナ「“カラダを作る”というと?」

斉藤さん「“よく食べ、よく寝る”これにつきます。」

菊地アナ「アイガモちゃんたちのお家ということですが、田んぼの後ろのほうに、野菜を育てている場所でよく見られるビニールハウスの形をした場所があるんですが、ここがおうちなんですね。」

斉藤さん「中にはコタツがあったり、もみ殻が敷き詰めてあったりして、居心地はいいと思います。」

菊地アナ「側面がフェンスの網のようになっていて、風通しもよさそうですね。福利厚生が整っていますね!」

デビューからの仕事ぶりは?

菊地アナ「研修を終えて、田んぼデビューしたのはいつごろですか?」

斉藤さん「6月15日に田んぼデビューしました!ちょうど一か月たちました。」

菊地アナ「板についてきた感じはありますか?」

斉藤さん「そうですね。頑張って仕事をしてくれています。」

菊地アナ「一日のスケジュールはどうなっていますか?」

斉藤さん「朝の8時に出勤してもらいます。宿舎(カモたちの家)からは大体6mくらいですかね。徒歩で出勤です(笑)。」

菊地アナ「周りに柵のようなものがあるので、迷子にならずに職場に向かえますね!」

菊地アナ「退社は何時ですか?」

斉藤さん「17時15分です。」

菊地アナ「素晴らしい!ホワイト企業ですね!お仕事の内容ですが、主にどんなことをしているんですか?」

斉藤さん「田んぼの中を泳ぎ回って、水を濁らせてくれます。こうすることによって太陽の光が土に届かなくなるので、余計な草が生えにくくなります。それと、稲につく虫を食べてくれます。」

菊地アナ「農薬を使う農家さんもいらっしゃいますが、こちらでは農薬を使うことは?」

斉藤さん「アイガモたちのおかげで農薬を使わずにお米作りをすることができます。」

菊地アナ「よく見ると、稲と稲の間隔が広いですね?」

斉藤さん「お米の植えてある間隔を広めに取っているので、アイガモたちがゆったり泳げるようになってます 。」

菊地アナ「一生懸命お仕事をしてくれるアイガモちゃんたちへの報酬は…?」

斉藤さん「米の穂が出る8月ぐらいにはアイガモたちの仕事が終わるんですが、その後はバカンスが待ってます。」

菊地アナ「バカンス?!」

斉藤さん「アイガモたちの家の向かいにプールがあるので、ご飯を食べて日中はプールで過ごすんです。」

バカンスを過ごしたアイガモは…

菊地アナ「バカンスを楽しんだアイガモたちはご隠居ってことですかね?」

斉藤さん「うちではお弁当もやっていまして…鴨飯おこわの具になっていきます。最後は食べちゃいます。そこに命の循環があるわけです。」

斉藤さん「できあがるお米も、総量としては少なくなりますが、一粒一粒が一般的なものより大きくなります。一粒が通常のお米は1.80㎜~1.85㎜ですが、ここでは1.95㎜のものが収穫できますね。」

菊地アナ「では最後に、目の前で絶賛お仕事中のアイガモちゃんたちに激励の言葉をお願いします!」

斉藤さん「あと1か月ちょっとですが、一生懸命頑張っていきましょう!」

スクーピーレポートは毎週水曜日と金曜日に茨城県各地から生中継でお届けしています。予告なしに中継が変更になることがありますのでご了承ください。

IBS MUSIC STATE
放送局:LuckyFM茨城放送
放送日時:毎週水曜 13時00分~15時55分
出演者:マシコタツロウ、菊地真衣
番組ホームページ

※該当回の聴取期間は終了しました。

江口のりこ×中条あやみ×笑福亭鶴瓶 大いに泣いて笑って元気になれる人生賛歌!『あまろっく』

ニッポン放送「ひろたみゆ紀のサンデー早起き有楽町」(日曜朝5時~)で、おススメの最新映画をご紹介しているコーナー『サンデー早起キネマ』。4月14日は、家族の絆と愛を描いた3本をご紹介しました。

その1本は、「人生に起こることは何でも楽しまな!」 関西出身の豪華キャストで贈る、笑って泣いてロックに生きるご実家ムービー『あまろっく』。

『あまろっく』  (c)2024 映画「あまろっく」 製作委員会

舞台は兵庫県尼崎市。ここには、船舶が通行できる日本一大きな尼崎閘門があって、“0メートル地帯”に海水が流れ込むのを防ぎ、水害から街を守っているのです。閘門は、英語でロックゲート、だから愛称は“尼ロック”!

この街で町工場を営む能天気な近松竜太郎の娘・優子は、「父のようにはなりたくない」と幼い頃から何でも頑張り、堅物だけれどエリート街道をまっしぐら! しかし、理不尽なリストラで失業し、39歳・独身にして尼崎に戻ってきます。昼間はゴロゴロ、夜は幼馴染がやっている駅前のおでん屋台でほろ酔いの日々。

そんなある日、65歳の父が突然「お父ちゃんは再婚します」と言いだし、なんと20歳の早希を連れてきます。役所で働く早希は、孤独な幼少期を過ごし、誰よりも“家族だんらん”を夢見ていたのです。ずっと年下の“継母”の登場に戸惑う優子は、共同生活を受け入れることができず、三人の日々は衝突と騒動の連続でした。

そしてある日、思いがけない悲劇が近松家を襲います。優子はこれまでの人生を振り返り、家族の“本当の姿”に気づいていくのです。

『あまろっく』  (c)2024 映画「あまろっく」 製作委員会

メガホンを取ったのは、小学生の時まで尼崎で育ったという中村和宏監督。数年前まで“尼ロック”の存在を知らなかったそうです。「日本一と言いながら知名度はほぼゼロで尼崎市民でも知らない人がほとんど。なんのアピールもせず、ただそこにいるだけで家族を守っている不器用な父親のようだと思った」といいます。そんな“尼ロック”の下で暮らすハチャメチャな面白い家族の物語を書きたかったとこの作品を作りました。

『あまろっく』  (c)2024 映画「あまろっく」 製作委員会

とても優秀なのに居場所がなくなる優子役は、江口のりこさん。愛想がなくて忖度もできないから、煙たがられて孤立してしまう……でも実は優しくて可愛い!という役が本当にピッタリでした。

若すぎる継母・早希には、中条あやみさん。家族になろうと一生懸命で「優子ちゃん、〇〇やで~」とグイグイと優子に切り込んでいく姿がキュート!中条さんのベタベタの関西弁も、魅力的。

そして、街の“尼ロック”のごとく、家族を見守る父・竜太郎役は、ニターっと笑う顔が憎めない笑福亭鶴瓶さん。最高です!「人生におこることは何でも楽しまな!」が口癖。

『あまろっく』  (c)2024 映画「あまろっく」 製作委員会

この作品を観ると、本当に、人生を楽しまなきゃっていう気持ちが沸々と湧いてきて、自然と胸を張り大きな歩幅でグングン歩いて行けそうな気になります。何があっても、そこから立ち上ってまた歩き出せるのが人間、支えてくれる家族や仲間がいれば尚更です。

大いに泣いて笑って元気になれる人生賛歌!この春あなたも元気をもらいに映画館に出かけませんか?

『あまろっく』  (c)2024 映画「あまろっく」 製作委員会

『あまろっく』
4月19日(金)新宿ピカデリー他 全国公開

江口のりこ 中条あやみ
松尾諭 中村ゆり 中林大樹 駿河太郎 紅壱子 久保田磨希 浜村淳
後野夏陽 朝田淳弥 高畑淳子 (特別出演) 佐川満男
笑福亭鶴瓶
監督・原案・企画:中村和宏
2024年 日本 /119 分 カラー シネスコ /5.1ch
配給:ハピネットファントム・スタジオ

(c)2024 映画「あまろっく」 製作委員会

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