WONK「月は不吉であり幸運であり奇跡の象徴、EPはそんなテーマです」

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毎週水曜日深夜のInterFM897は、エクスペリメンタルソウルバンドWONKの『WONK RADIO』!9月18日は、彼らの最新EP「Moon Dance」に因んで「月の曲特集」をお届け。「月」や「宇宙」にまつわるエピソードで30分間語り尽くします。

コンセプトは「ブルームーン」。不吉であり幸運であり奇跡でもある

荒田洸(以下、荒田):今週は月をテーマに、メンバー4人で月の話をやっていきたいと思います。というのもWONKの最新のEPのタイトルが「Moon Dance」といって、月がテーマのような立ち位置になるので、そういうコンセプトでやっていきたいと思います。

江﨑文武(以下、江崎):EPのコンセプトを決めたのはメンバーの荒田なんですけど、どうして月をコンセプトに?

荒田:なんとなく(笑)。月の中でもブルームーンをテーマにしているんですけど、ブルームーンの定義って知ってますか?比較的青く見える月だそうです(笑)。

井上幹(以下、井上):わかりやすい!僕らのジャケット写真の月も比較的青く見えるね。

荒田:海外ではブルームーンは不吉な出来事の予兆とも言われてるし、逆に幸運の象徴でもあったりとか。

江崎:イギリスとかだと青は至高の色って言われてたりするよね。王室の色がブルーだし。

荒田:今では同時にブルームーンには奇跡という意味で使われたりもするらしい。

江崎:最後にいい意味がきてよかったね。最初、荒田がブルームーンは不吉な予兆とかいうから、「このEP売れねえんだ」って思ったけど(笑)。

井上:アルバムのストーリーからすると関係してくる感じあるね。不吉なことであり幸運であり奇跡でもあるというか。

WONKメンバー、それぞれにとっての「月」

江崎:なんなら俺は、月について話せることいっぱいあって。というのも小学生の頃に、月の土地買ったんだよね。月の権利書持ってるから。月の土地の話って一時期流行ったよね。サッカー場の広さ分くらい月に土地持ってるの。3000円とかだったとおもうけど。なので、いけたらみんなでサッカーしましょう。

井上:月の土地を勝手に売る地球人ってなんかSF的傲(ごう)慢さを感じる。人間的だよね。

江崎:月の土地をルナエンバシー社ってところが売ってるんだけど、売ってる理由が「地球以外の惑星の土地のやりとりについて制限する法律がなかったから」っていう。

井上:穴をついてね。

江崎:そのあとルナエンバシー社は、火星の土地とかも売り始めて。

荒田:俺らも木星の土地とか売れるわけ?

江崎:その気になれば?俺らも売っとく?音楽で稼ぐの大変だから(笑)。

井上:なんなら、太陽系を座標化して、座標を売ろう。空間を。無数に売れますよ。

江崎:なるほどね(笑)、 いつか宇宙も法整備されるのかと。「スターウォーズ」っぽくなってきたよね。

井上:都市伝説だと、月は人工物って説あるよね。

荒田:あるね。あのでかさのものがあそこにあるのはおかしいっていうやつ。

江崎:他にもあるよね。人類は月には行ってないとか。冷戦の時に技術を競わなきゃいけなくて捏造したとかね。

井上:一番近い星じゃん月って。だから色々掻き立てられるよね。あれだけデカいものが夜になると見えるシチュエーションって。

江崎:長塚さん月見とかしたことありますか?

長塚健斗(以下、長塚):あるある。親戚が和菓子屋さんなんですよ。なので、ちっちゃい頃にお団子を丸める作業を職業体験みたいな感じでよくやらせてもらってて。よく漫画とかに出てくるじゃん、丸い団子を台の上に積み上げるやつ。あれを一回つくったっていうね。なかなかみんなやらなくない?で、そのあと積んだ団子を串に刺して焼いて食べた。

江崎:意外と古典的な感じですね。僕の質問の意図は、パーティーが好きな人って、季節の変化に敏感じゃないですか。なのでお月見もそういうノリでパーティーとかやったのかなって思って。

長塚:やればよかった(笑)。

江崎:ビジネスチャンスですねこれは。企画するしかないですね(笑)。

井上:確かにあらゆる行事がイベントになってるのに月見っていうのでは渋谷は騒がないよね(笑)。

江崎:親戚の人とタイアップして、渋谷で月見しながら団子食べるっていうのを流行らせれば音楽以外で食っていけますよ。

長塚:親戚の和菓子屋も儲かるしね。

江崎:なんなら団子食って生きていけるから(笑)。

荒田:幹さんは月についてなんかありますか?

井上:あんまりないけど、宇宙服好きだね。去年の冬着てたでっかすぎるモコモコの服とかは、アポロの宇宙飛行士が来てたような服がすごく好きで、寸胴体型みたいな。最新感はないけど未来感はあるみたいな。

江崎:今回のWONKのツアーも、「スタートレック」オマージュですもんね。

WONK RADIO
放送局:interfm
放送日時:毎週水曜 23時00分~23時30分
出演者:WONK
番組ホームページ

メール:wonk@interfm.jp
ハッシュタグ:#wonkradio

※該当回の聴取期間は終了しました。

ファーストリテイリング外国人管理職8割 グローバルな人材獲得

430日の「おはよう寺ちゃん」(文化放送)では、火曜コメンテーターで上武大学教授の田中秀臣氏番組パーソナリティーの寺島尚正アナウンサーが、ついて意見を交わした。 

専門的に勉強るほど不利な社会世論を打破するべき!日本は完全に遅れている!

ファーストリテイリングは2030年度をめどに、全世界の管理職に占める外国人の割合を8割に引き上げる。執行役員の外国人比率も4割にする。 

アジアなどの大学との連携で管理職候補となる人材の新卒、中途の採用を増やす。 

富士フイルムホールディングスや日立製作所などが役員や管理職層に外国人を登用し始めたが、ファーストリテイリングが定めた管理職の外国人比率の目標は、日本企業のなかで先行する 

(寺島アナ)グローバルな視点を持つ幹部人材の獲得競争が広がるようですが、田中さん、これはどうでしょう?」 

(田中氏)この流れはやむを得ないんじゃないですかね。僕も教育の現場にいて色んなことを見聞しますけど、日本の世論、特に高齢層は、海外で若い人たちが働くことに対しての否定的観点、あるいは専門的な教育に対する否定的な見方が非常に強いですよね。有能な海外人材も報酬がアップすると思って、大学院に行くわけですが、文系が典型的ですが日本の場合“大学院に行ったら生涯所得が下がるだけ”みたいな専門家に対する低評価が当たり前にみなす風土があるんです 

田中氏は、日本のこういった風土を問題視する。 

(田中氏)はっきり言って、それは大学の専門的分野に対して無知すぎますよね。日本だって人文系も理系も大学院に行けば、それ相応のスキルなり専門的知見を研究することができるわけです。それに対する無知が、日本の世論、特に高齢層に強いので、なかなかグローバル人材が育たない環境になってます。短期留学で海外に行く若い人は多いですが、海外に行って学位取らないと。そういった人たちをファーストリテイリングやグローバル人材に特化した会社は管理職に登用する。海外はその流れなのに日本企業は遅れてドメスティック化して、硬直化した人材登用になってるんです。日本の若い人、海外に長期で行って学位を取るのが当たり前な文化になってほしいと思います

ファーストリテイリングでは店舗の運営に関わらず、幅広い分野で幹部人材が必要となっていて、去年8月末時点の管理職は2144人のうち外国人比率は56%、現在19%である執行役員の外国人比率も2030年度を目途に4割にするという。

ファーストリテイリングは将来の管理職を育成するため世界各地で連携する大学の数を増やす。インド、ベトナムでは6つの大学と連携済み。IT専門人材やMBA、経営学修士号を取得した人材を中心に、累計で70人を採用した。

待遇も改善し中東を含めた人材を引き寄せる。去年10月には中国で給与を最大4割引き上げた。日本でも新卒の初任給を上げた。

柳井会長は「優秀なら10億円の年俸を出してもいい」と話す。高額報酬で、ITやクリエイティブ職、サプライチェーン供給網の管理などの高度人材を獲得するという。 

(田中氏)ファーストリテイリングだけではなくて、国際競争力を追求する多くの企業が必要としています。しかしIT専門人材MBA経営学修士号を取ることに対して日本社会は低評価をしているので、給料が上がるわけではなくて、勉強している期間の分、所得が下がっちゃう。勉強して専門的になればなるほど不利な社会を生み出している高齢層の世論を打破しないとダメです。日本は完全に遅れてます

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