リトグリ、エビ中、キタニタツヤ、ナナニジ、KID PHENOMENONが選んだ「超私的、今年の1曲」は?

新型コロナによる行動制限が解除され、ライブ、フェスなど音楽エンタメ活況だった2023年。私たちの心を揺さぶる音楽体験がたくさんありました。interfmでは、12月11日(月)からの1週間、音楽キャンペーン「Thank You For The Music 2023」を各番組で展開! interfmのレギュラーDJと豪華アーティストたちが選んだ「超私的な今年の1曲」を集めて、音楽への感謝の気持ちとともに、リスナーにお届けしていきます。

 

interfmのDJ&豪華アーティストたちが選んだ「超私的、今年の1曲」

ピーター・バラカン、Guy Perryman、DJ OSSHY、伊織もえ、花譜・・・

個性豊かなinterfmのDJたちが、超私的に選んだ今年の1曲を各担当番組でオンエア!

さらに、Little Glee Monster、私立恵比寿中学、キタニタツヤ、22/7、KID PHENOMENONが選んだ「超私的、今年の1曲」を日替わりでオンエアしていきます。

DJ、アーティストが選んだ「超私的、今年の1曲」は、Spotifyにプレイリストとして随時更新していく予定です。

 

アーティストコメント オンエアスケジュール:

■『MUSIClock with THE FIRST TIMES』(月-木 7:00-8:50)

12月11日(月) Little Glee Monster (メンバー:かれん、miyou)コメントOA

12月12日(火) 私立恵比寿中学(メンバー:桜木心菜)コメントOA

12月13日(水) キタニタツヤ コメントOA

12月14日(木) 22/7(メンバー:天城サリー) コメントOA

■『sensor -NightOut in TOKYO』(金 19:00-21:55)

12月15日(金) KID PHENOMENON(メンバー:遠藤翼空・山本光汰) コメントOA

 

アーティストサイン入り SONYワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセットを5名にプレゼント

リスナーに感謝を込めて、Little Glee Monster、私立恵比寿中学、キタニタツヤ、22/7、KID PHENOMENON、

それぞれのサイン入りSONYワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット(WF-1000XM5)が当たるフォロー&リポストキャンペーンをinterfmの公式Xで12月11日(月)から実施いたします。

 

生ワイド番組で2023年を振り返る音楽特集!

『レコレール』(月~木 13:30-15:55)では、<テイラー、マイリー、オリヴィア、シザ―!ガールズパワー光る、2023年アメリカ音楽シーンの真のベストミュージックとは?審査員目線で考察する、グラミー賞候補アーティストたちの魅力と今年のトレンド>を4日間にわたって特集! 『The Dave Fromm Show』(金16:00-18:55)では、Dave Frommが、2023年究極の私的セレクションをお届け。『sensor -NightOut in TOKYO』(金 19:00-21:55)では、<超sensor的ダンスミュージック2023>、『RADIO DISCO』(土 15:00-17:40)では<2023 RADIO DISCO決定版>、キャンペーン最終日となる『Lazy Sunday』(日 11:00-15:00)では、<リスナーの2023年超私的今年の1曲>をオンエアしていきます。  どうぞお楽しみに!

MUSIClock with THE FIRST TIMES
放送局:interfm
放送日時:毎週月曜~木曜 7時00分~8時50分
公式Twitter

※放送情報は変更となる場合があります。

sensor -NightOut in TOKYO-
放送局:interfm
放送日時:毎週金曜 19時00分~21時55分

※該当回の聴取期間は終了しました。

村上春樹「自分のカヌーは自分で漕げ」学生時代にカート・ヴォネガットの小説で出会った言葉

作家・村上春樹さんがディスクジョッキーをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「村上RADIO」(毎月最終日曜 19:00~19:55)。4月28日(日)の放送は「村上RADIO~村上の世間話4~」をオンエア。好評の「村上の世間話」シリーズ第4弾は、クスッと笑える“世間話”を、村上DJが選曲したグッドミュージックとともにお届けしました。
この記事では「今日の言葉」について語ったパートを紹介します。



◆The Sandpipers「Chotto Matte Kudasai」
サンドパイパーズが歌います。「ちょっと待ってください」というのが曲のオリジナル・タイトルなんです。マジで。

◆TSF「Salade de Fruits」
TSFというフランスのボーカル・グループが「フルーツ・サラダの歌」を歌います。

トマト・サラダも好きだけど、フルーツ・サラダもいいですよね。マンゴー入りのサラダが僕の好物です。



◆<クロージング曲>
Barney Wilen「As Time Goes By」

今日のクロージング音楽、フランス人のベテランテナーサックス奏者バルネ・ウィランが「As Time Goes By」を演奏します。いいですねえ。決めの歌詞、「月の光とラブソングが、時代遅れになることはない」。本当にそのとおりです。

ちなみに今日おかけした音楽は、すべて僕が最近中古屋さんのバーゲンで買い込んできたCDです。値段は100円か200円か、高くて300円。そんなものです。バーゲン・コーナー、こまめに探すとけっこう素敵なものに巡り会えますよ。

さて、今日の言葉は、
「Paddle Your Own Canoe(自分のカヌーは自分で漕げ)」です。

これはボーイスカウトのモットーにもなっていますが、もともとは英国の古い格言です。でも僕がこの言葉を初めて知ったのは、学生時代にカート・ヴォネガットの小説『スラップスティック』を読んだときです。その中でこの言葉はとても印象的に使われていて、今でもよく覚えています。『スラップスティック』、愉快な小説ですよね。先日久しぶりに読み返して、あらためて感心しました。

「自分のカヌーは自分で漕げ」。要するに自分のことは人に頼らずに、自分でしっかりやれということですよね。

でも「自分のことは自分でやれ」と言うと、身も蓋もないというか、ごく当たり前の「ご教訓」になってしまいます。でも「自分のカヌーは自分で漕げ」って言われると、そのシチュエーションが目の前に浮かんできますよね。実際にカヌーに乗って、パドルを手にして、1人で急流を乗り切っているような、そんな具体的な気持ちになります。「がんばらなくちゃ」、みたいな。

言葉の力って、表現の力って、結局そういうことなんですよね。生きた具体的な共通イメージを、送り手と受け手の間に起ち上げること。僕はいつもそのことを頭に置いて文章を書いています。それって大事なことです。

「自分のカヌーは自分で漕げ」

漕いでください。



番組では他にも、ほとんど夢を見ないという村上さんが鮮明に覚えているという“夢の話”から、近所をジョギングしているときにある動物に遭遇したときのエピソード、学生時代の夏休みに一人旅をしたときの思い出などについて語る場面もありました。

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4月28日(日)放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 5月6日(月・祝)AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。

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<番組概要>
番組名:村上RADIO~村上の世間話4~
放送日時:4月28日(日)19:00~19:55
パーソナリティ:村上春樹
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/murakamiradio/

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