超有名落語家がトランぺッター!?レコード発売!

「20分放送を聴けば、朝知りたい情報が全て分かる」がコンセプトのラジオ日本『岩瀬惠子のスマートNEWS』に大物落語家が出演。興味深い昨今の活動について語った。

 

1年半を超えるコロナ禍は、噺家の世界にも大きな影響を与えた。「いやぁ~厳しかったよ。延期と中止(の繰り返し)だったもんね」。と真顔で答えたのは三遊亭小遊三師匠。ただ、「最近はね、ソーシャルディスタンスをしっかりして寄席をやってますよ」という。

 

同師匠は当番組4度目の出演。趣味の多彩さは毎度驚かされるばかりだ。今回は音楽。パーソナリティーの岩瀬惠子に「『トランペット奏者の~』ってご紹介したほうがいいかしら」と言われると、師匠は「いやいや音楽とか図工とか苦手だったんですけどね」。と照れる。音楽への馴れ初めは、中学時代、先輩がサックスで「ダニーボーイ」を演奏しているのを聴いたこと。先輩はサックスなのに僕はトランペット?「手が不器用なんで、いっぺんに幾つもの動作をしなければならない楽器は向かないと思ってね」とトランペットを‘選んだ理由を’語った。

 

三遊亭小遊三師匠は、今年8月浅草演芸ホールで(上席昼の部)、「トロンボーン奏者」の春風亭昇太師匠も参加し、10日間の『にゅうおいらんず』特別興行を行った。コロナ禍により、浅草演芸ホールも、客席のソーシャルディスタンスをとり、従来の半分の入場者。入場の際、体温チェックなどもあったが、大盛況に終わった。そのライブ盤が、11月3日リリースされる。岩瀬から「何故CDじゃなくレコード?」の突っ込みが入るのはある意味当然だ。「今、LPレコードが流行っているんですよ」。「どこにだったか、LPレコードを部屋に設置したホテルまで出来てるくらいですから」。

 

番組では、デュークエリントンの作曲、サックスのコールマン・ホーキンスとのコラボで有名な楽曲、今回は、ジャズ・ドラム高橋徹さんのリーダー・アルバム『Limbo Jazz』の一部を、トランペット・三遊亭小遊三師匠、トロンボーン・春風亭翔太師匠でお届けした。

 

話は尽きない。東京2020オリンピックでの日本勢の活躍、特に卓球勢の活躍については、ワントーン声を上げて語った。その他生涯2度目の聖火リレーに挑んだことも…。詳しくはradikoのタイムフリーで(放送日から1週間)。

岩瀬惠子のスマートNEWS
放送局:ラジオ日本
放送日時:毎週月曜~金曜 6時30分~8時45分
出演者:岩瀬惠子,ゲスト:三遊亭小遊三(落語家),アシスタント:斎藤一平
番組ホームページ

※放送情報は変更となる場合があります。