サンド伊達「これぞライブなんだなと……気を付けなくちゃいけない」 キスマイのライブ初参戦で、自分たちのライブの反省点に気付かされる
2月17日(土)、お笑いコンビ・サンドウィッチマンの伊達みきおと富澤たけしがパーソナリティを務めるラジオ番組「サンドウィッチマン ザ・ラジオショーサタデー」(ニッポン放送・毎週土曜13時~15時)が放送。自身らがMCを務める番組「10万円でできるかな」(テレビ朝日系)で共演している、人気アイドルグループ“Kis-My-Ft2”のライブに初参戦したことを報告した。
サンドウィッチマン・伊達みきお
伊達:(我々)今週は、ほぼ東京に居ませんでしたから。
富澤:この8日間で5日間、東北に居ますね。
伊達:さすが、東北の芸人ですね。着替えをしに東京に帰るみたいな。
富澤:そんな感じですね、今はね。
伊達:そんな中、(地方ロケから)東京に戻ってきて行ったのが、Kis-My-Ft2のライブ、代々木第一体育館。
富澤:あ~初めてね。「行く行く」って言ってて、やっと行けましたけど。
伊達:やっと行けたね。キスマイのライブね。
富澤:なかなかね、お互いのツアーが重なってたり、コロナがあったりで行けなくて。
伊達:いや~楽しかった。エンターテイナーですね。
富澤:カッコいいですね。
伊達:カッコよかったですね。ちゃんと横尾くんもカッコよかったですよ。
富澤:(笑)
(前列)サンドウィッチマン・伊達みきお、富澤たけし (後列左)ニッポン放送・東島衣里アナウンサー
キスマイのライブを見た2人は、普段バラエティー番組では見せない一面を垣間見て、「あ~やっぱりアイドルなんだな」「スターなんだな」と、彼等のスター性を再認識したという。
そんな中、キスマイのライブを見た富澤は、あることに気付いたようで……
富澤:無駄がないじゃない。
伊達:うん、そうだね。2時間ちょっとで終わったもんね。
富澤:ああいうことよ。
伊達:俺等はもうダラダラとさ……(単独ライブを)3時間半とか。
富澤:2時間の感じしなかったもんね。
伊達:2時間の感じしなかった。そして凄い曲数ね。
富澤:もう次々に歌うし。
伊達:20曲以上歌ったんじゃない。で、MCが入って。宮田くんが回ししてて。なんか充実したライブでしたね。これぞライブなんだなと思って。気を付けなくちゃいけない。
富澤:「もうちょっと見たい」くらいで終わってるもんね。
伊達:そうそうそう!
サンドウィッチマン・富澤たけし、伊達みきお
サンドウィッチマンの単独ライブ公演と言えば、ゆうに3時間超えは当たり前。公演時間のあまりの長さに、開演時には満面の笑みだった客席も、終演間際には疲労困憊の表情に切り替わっているという。そのような事態も鑑みて伊達は、今回のKis-My-Ft2のライブから改善点を学んだと反省の弁を述べるのであった。
この経験が糧となり、今年のサンド単独ライブに活かされれば良いのだが、果たして……
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「なるほど分かんなくなってきました」大竹が真面目な“正義”の話にギブアップ!?
5月10日(金)、お笑いタレント大竹まことがパーソナリティを務めるラジオ番組『大竹まことゴールデンラジオ』(文化放送・月曜~土曜13時~15時30分)が放送。講談社現代新書から発売中の『正義とは何か』を著した、一橋大学名誉教授の森村進がゲストに出演。本の内容について、正義とはなにかを伺った。
大竹「ちょっと私には難しい本でございました。僕たちがよく知っているのは、マイケル・サンデルさんの講義、『「正義」の話をしよう』とかですが、森村さんはサンデルさんの意見だけだとちょっと方向が見えづらいんじゃないかと、おっしゃっていますね」
森村「そうですね」
室井佑月(パートナー)「分かる! ちょっとムカッとくるって言うか、違うな、みたいなところがあったもん」
大竹「この本の目次を見ると、序章のあとにいろんな哲学者の章があります。プラトン、アリストテレス、ホッブズ、ロック。それからヒューム、スミス、カント、ロールズ。カントはほんのちょっとだけ聞いたことがある、ぐらいなんですが。いろんな人が正義について哲学的なことをおっしゃっていますが、森村さんは1つだけの意見だと色鉛筆の1本だけを見ることになるんじゃないかと」
森村「そうですね。いい比喩だと思います」
大竹「そうですか、ありがとうございます。お礼を言っておきます(笑) 色鉛筆は全部の色をまとめて俯瞰しないと見えてこない、こういうふうに先生はおっしゃっています」
森村「比較対照することで、それぞれの説の特徴がよく分かってくる、というのが私の考え方ですね」
大竹「マイケル・サンデルさんの考え方に、注文をつけてるのは一体どういった点に、ちょっと不透明なところがあるとおっしゃってるんですか?」
森村「サンデルの考え方は、いわゆる共同体主義という考え方で、それ自体に私はあまり賛成しないわけですけど、その点はむしろ二次的なもので。むしろ、ロールズ以降の最近半世紀ぐらいの正義論ばかりを中心に考えていて、それ以前のもっと古典的な正義論をあまり重視していないんじゃないか、というのが私の疑問ですね。この本にはあまり書いてなかったんですが、現代アメリカの問題ばかり取り上げて、ということも1つの不安でした」
大竹「なるほど…少し分かんなくなってきました」
室井「知らないもんね、私たちね」
大竹「お前、よくそんなに元気に話せるな。それで私たちの日常から、この正義っていう問題について、どういうふうに寄り添っていけばいいっていうか、アタックしていけばいいっていうか」
森村「今、私が言ったサンデルやロールズの考え方というのは、何よりもまず政治的正義というものが第一であって、社会全体がどういう目的を目指すべきか、社会全体はどういう構造をしているべきか、という非常にマクロレベルから考えるわけですよね。でも、われわれは毎日そんなことを考えてるかというと、めったにそういうことは考えてなくて、むしろ日常的な対人生活の中で、あの人に対してこんなことを言ったらいけないんじゃないかとか、まあこのぐらいのことは言ってもいいなとか、そういう自分の行動の正しさについて考えているはずだと思うんですよね。トップダウンの発想よりは、ボトムアップの発想の正義論のほうが適切ではないか、我々の日常的な考えに近いんじゃないか。そういう考え方のほうがむしろ伝統的な正義論のアプローチだったんじゃないか、そういうふうに考えて、現在では軽視されがちな伝統的な正義論のいろんな考え方をこの本でできるだけ分かりやすく紹介したわけです」
このあと、正義についてさらに深く掘り下げます。大竹は、自分でも難しいと言った正義の話にどこまでついていけるのか? トークの続きはradikoのタイムフリー機能でご確認ください。