霜降り明星・せいや、中田カウスに掛けられた言葉に歓喜「俺、“息子”ってことやから」
3月29日(金)深夜、お笑いコンビ・霜降り明星の粗品とせいやがパーソナリティを務めるラジオ番組「霜降り明星のオールナイトニッポン」(ニッポン放送・毎週金曜25時~)が放送。
上方漫才協会会長・中田カウスから掛けられた言葉を明かす霜降り明星・せいや(左)
二人が、上方漫才協会会長・中田カウスに挨拶した際のエピソードを披露した。
4月から活動拠点を東京に移す吉本興業の大阪所属のお笑い芸人が21組もいると聞き、驚いたというせいや。そのため、「大阪は手薄も手薄で、カウス師匠が漫才を守ってる感じやな」と語る。その流れから、中田カウスに挨拶した際のエピソードを明かす。
粗品:カウス師匠にな、この間、お会いして……。
せいや:久しぶりにNGKでね、師匠に二人で挨拶に行ったら、カウス師匠にすごいことを言われた。どの芸人にも言われたことがない(笑)
粗品:せいや、すごいんですよ。
せいや:これ、マジですよ。コンコンって、二人で挨拶して。「おはようございます!」って言ったら、カウス師匠が「(※モノマネで)おお~!出たな~。おぅ~」って……。
粗品:めっちゃ久しぶりやってんな。
せいや:俺の方を見て、ちょっと顔を近づけながら、「よう! 中田カウスのDNAを持つ男~」って(笑)
粗品:ハハハハハ(笑)!
せいや:「ええ~!?」って。俺、カウス師匠のDNAを持ってるねん。
粗品:おめでとう!ええな~(笑)
せいや:やった~(笑)!
粗品:めっちゃ、嫉妬するわ。
せいや:お前、好きやからな。カウス師匠。
粗品:俺、大好き。
せいや:一番、慕ってる師匠やろ? たぶん。
粗品:うん。いいな~。
せいや:悪い。俺、“息子”ってことやから。
粗品:“息子”やな。あれは嫉妬するな~。
せいや:あれはホンマに申し訳ない。気まずかったもん。
粗品:俺とやろ? 俺、取り返すかのようにボディタッチしたからな。カウス師匠に。肩を揉んだりしたからな。それで。
せいや:ハハハハ(笑)
敬愛する中田カウスからせいやが「DNAを持つ男」と言われたことに嫉妬したと語った粗品。そのため、中田カウスの機嫌を取ろうとして肩を揉んだりしたと明かした。
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「なるほど分かんなくなってきました」大竹が真面目な“正義”の話にギブアップ!?
5月10日(金)、お笑いタレント大竹まことがパーソナリティを務めるラジオ番組『大竹まことゴールデンラジオ』(文化放送・月曜~土曜13時~15時30分)が放送。講談社現代新書から発売中の『正義とは何か』を著した、一橋大学名誉教授の森村進がゲストに出演。本の内容について、正義とはなにかを伺った。
大竹「ちょっと私には難しい本でございました。僕たちがよく知っているのは、マイケル・サンデルさんの講義、『「正義」の話をしよう』とかですが、森村さんはサンデルさんの意見だけだとちょっと方向が見えづらいんじゃないかと、おっしゃっていますね」
森村「そうですね」
室井佑月(パートナー)「分かる! ちょっとムカッとくるって言うか、違うな、みたいなところがあったもん」
大竹「この本の目次を見ると、序章のあとにいろんな哲学者の章があります。プラトン、アリストテレス、ホッブズ、ロック。それからヒューム、スミス、カント、ロールズ。カントはほんのちょっとだけ聞いたことがある、ぐらいなんですが。いろんな人が正義について哲学的なことをおっしゃっていますが、森村さんは1つだけの意見だと色鉛筆の1本だけを見ることになるんじゃないかと」
森村「そうですね。いい比喩だと思います」
大竹「そうですか、ありがとうございます。お礼を言っておきます(笑) 色鉛筆は全部の色をまとめて俯瞰しないと見えてこない、こういうふうに先生はおっしゃっています」
森村「比較対照することで、それぞれの説の特徴がよく分かってくる、というのが私の考え方ですね」
大竹「マイケル・サンデルさんの考え方に、注文をつけてるのは一体どういった点に、ちょっと不透明なところがあるとおっしゃってるんですか?」
森村「サンデルの考え方は、いわゆる共同体主義という考え方で、それ自体に私はあまり賛成しないわけですけど、その点はむしろ二次的なもので。むしろ、ロールズ以降の最近半世紀ぐらいの正義論ばかりを中心に考えていて、それ以前のもっと古典的な正義論をあまり重視していないんじゃないか、というのが私の疑問ですね。この本にはあまり書いてなかったんですが、現代アメリカの問題ばかり取り上げて、ということも1つの不安でした」
大竹「なるほど…少し分かんなくなってきました」
室井「知らないもんね、私たちね」
大竹「お前、よくそんなに元気に話せるな。それで私たちの日常から、この正義っていう問題について、どういうふうに寄り添っていけばいいっていうか、アタックしていけばいいっていうか」
森村「今、私が言ったサンデルやロールズの考え方というのは、何よりもまず政治的正義というものが第一であって、社会全体がどういう目的を目指すべきか、社会全体はどういう構造をしているべきか、という非常にマクロレベルから考えるわけですよね。でも、われわれは毎日そんなことを考えてるかというと、めったにそういうことは考えてなくて、むしろ日常的な対人生活の中で、あの人に対してこんなことを言ったらいけないんじゃないかとか、まあこのぐらいのことは言ってもいいなとか、そういう自分の行動の正しさについて考えているはずだと思うんですよね。トップダウンの発想よりは、ボトムアップの発想の正義論のほうが適切ではないか、我々の日常的な考えに近いんじゃないか。そういう考え方のほうがむしろ伝統的な正義論のアプローチだったんじゃないか、そういうふうに考えて、現在では軽視されがちな伝統的な正義論のいろんな考え方をこの本でできるだけ分かりやすく紹介したわけです」
このあと、正義についてさらに深く掘り下げます。大竹は、自分でも難しいと言った正義の話にどこまでついていけるのか? トークの続きはradikoのタイムフリー機能でご確認ください。