テレ東・佐久間P、「NHK」にリモート出演 カメラ機材・マニュアルの「違い」に唸る

5月13日(水)深夜、テレビ東京のプロデューサー・佐久間宣行がパーソナリティを務めるラジオ番組「佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)」(ニッポン放送・毎週水曜27時~28時30分)が放送。10日、NHK総合で放送された特別番組「あたらしいテレビ 徹底トーク2020」に出演したときのことを語った。

テレビ東京プロデューサー・佐久間宣行

「あたらしいテレビ 徹底トーク2020」では、新型コロナウイルスの影響で、リモート収録によるテレビ番組や映像メディアが増えていることを受け、番組作りの現状、今後について、メディアに関わる出演者たちが討論。パネリストには、佐久間、フワちゃん、ヒャダイン、日本テレビの土屋敏男、脚本家の野木亜紀子、メディアプロデューサーの疋田万理が出演した。

テレビ東京プロデューサー・佐久間宣行

NHKからのオファーに、「この時期に“こうした方がいい”っていうはっきりした答えなんかない」という理由から、初めは出演を悩んだという佐久間。しかし、NHK側から「その悩みをそのまましゃべってもらった方がいいです」という言葉を受け、快諾。この番組もリモートでの収録が行われたが、NHKから送られてきたリモート用のカメラ機材やマニュアルのスペックに驚いたと語った。

テレビ東京プロデューサー・佐久間宣行

「NHKのスタッフさんに『どこで収録しますか? 自宅、それともテレビ東京の会議室ですか?』と聞かれて、収録の日は編集所に行かなきゃいけないから『テレ東の会議室で』ということで、『じゃあ、前日に機材を送ります』って言われて。それで前日にバイク便で機材が送られてきたんです」

テレビ東京プロデューサー・佐久間宣行

「開けてみたら、やっぱりさすがにNHK。カメラ、照明機材、それぞれのバッテリー、全部最新型のやつ! さらに、リモートで音声が録れなかったとき用の、バックアップのボイスレコーダーも付いていました。さらに、ものすごく分厚くて、全てのセッティングが写真付きで書いてあるマニュアルも送られてきた。僕らはこんなの作ったことない(笑)。我々もタレントに送るマニュアルはあるけど、3~4ページです。

『うわっ、すごいな!』と思ったんですが、ぶ厚いマニュアルって読む気がしないじゃないですか?(笑)。それと、もうひとつ、僕はADからやってきていますから。だから、そのマニュアルを『はいはい。まあ、こんなものですよね』と思って……」

テレビ東京プロデューサー・佐久間宣行

「当日、NHKとの予定時刻ギリギリまで仕事が終わらず。慌てて、機材をセッティングしようとしたら『あれ? 僕の知ってる機材と違うな?』と思って。まず、なんかコンパクトだし、折りたたまれていて、まず開き方がわからない……。悔しいから、まずはマニュアルを見ないで始めたんだけど、カメラ音声のセッティングメニューが出てこない。照明をつけてもバッテリーがつかない……。それで素直にマニュアルを見ようと思ったんだけど、マニュアルがない。そういえばさっき、うちのADに『これ、NHKのマニュアル見てみろよ? うちのよりぜんぜん分厚いぞ。これを勉強しろ。NHK、このぐらいすごいんだぞ』って自慢して渡していたんですよ(笑)。

時間がないから『これは恥を忍んでADに電話するしかない!』と思って電話したら、『読ませていただいて勉強になったので。佐久間さんのデスクの上に置いてあります』って。もう即ダッシュ! マニュアルを持って戻ってきて。で、マニュアルを見たら、まあ分かりやすい。簡単にセッティングできました」

NHKから届いた最新機材、万が一の為のバックアップ用ボイスレコーダー、丁寧で分かりやすいマニュアルを見て「さすが」と感心した佐久間。収録も大いに盛り上がっていたそうで、「みんな真剣だし、討論番組の割には相手の意見を否定しない」と、有意義な時間だったと振り返った。

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ヤバイTシャツ屋さん、自粛期間中に新曲が続々「小出しにしていきたいのに……」

5月13日(水)深夜放送のラジオ番組『ミューコミプラス』(ニッポン放送・毎週月-木24時~)に、ロックバンド・ヤバイTシャツ屋さんのこやまたくやが出演し、新型コロナウイルスによる自粛期間中における、ミュージシャンならではの悩みを明かした。

3月に新曲『うなぎのぼり』をリリースし、現在は5月5日(火)から6月23日(火)にかけて、これまでに発表した47曲の楽曲を競わせる「楽曲トーナメント」の企画を公式Twitterで開催しているヤバイTシャツ屋さん。ボーカル・ギターのこやまたくやは、新型コロナウイルスによる自粛期間、ある悩みに直面しているという。

吉田尚記アナウンサー:この自粛期間中、こやまくんは曲を作ったりしてるんですか?

こやま:曲はすごい作ってますよ、本当に。もうこれ怖いんですよね。新しい曲が出来すぎて。披露する場がないじゃないですか。でも、次ライブする時に新曲ばっかりになってもお客さん困るじゃないですか

吉田:あはははは(笑)

こやま:だから新曲って小出しにしていきたいんですよ、やっぱり。お客さんのテンションをちょうどいいバランスにするために(笑)。でも、それが出来ないんで、どうしようかなって思ってますね

吉田:なるほど。ヤバTは、身の回りにあるものを曲のテーマにしていることが多いですけど、どんなテーマの曲を作ったんですか?

こやま:“珪藻土マット”とか、“ミニチュアダックスフンドに憧れてる”って曲とか、大学生時代のことを思い出して“原付”の曲を書いたりとか、“DVDボックス”について歌った曲とかもあります

吉田:すごい(笑)

この発言を受けて、番組アシスタントの三田美吹が「ミニチュアダックスフンドの曲が気になる」と言ったところ、こやまは「これはいい曲ですよ。僕も胴が長いので、ミニチュアダックスにシンパシーを感じるという曲です」と、新たに制作した楽曲についてユーモアを込めて説明した。

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