鈴村健一「駿河御前」朗読「繊細で緊張感のある仕事」と振り返る『川口技研プレゼンツ 司馬遼太郎短篇傑作選』

「駿河御前」の朗読に挑戦する鈴村健一さん

人気男性声優が、文豪 司馬遼太郎作品の朗読に挑む『川口技研プレゼンツ 司馬遼太郎短篇傑作選』。

毎週土曜日18:00より、女優・竹下景子さんのナビゲートでお送りしています。

ナビゲーターの竹下景子さん

現在放送中のSEASON8では、総勢8名が1人1作品ずつ、計8作品の朗読に挑戦しています。

今期6作品目となる「駿河御前」に挑むのは、鈴村健一さん。

2020年6月6日(土)から7月4日(土)まで全5週(回)にわたって放送されます。

 

駿河御前
時は戦国時代。貧農の家に生まれながら関白となり天下統一を成し遂げた豊臣秀吉。異例の立身出世の背景には縁者一族の人生を巻き込んだ幾多の智謀知略があった。

今作品の主人公は秀吉の異父妹であり徳川家康の継室となった朝日。動乱の時代に政争の具とされた女性の悲哀を鈴村健一さんの朗読でお届けします。

 

司馬作品「駿河御前」に挑戦した鈴村さんのインタビューをご紹介します。

1.ストーリーについて感じたことは?

大きな歴史の流れの中に日の当たらない物語があったのかもしれないと思うと切なくなりました。朝日姫は何を想っていたのか、本当の事はわからないというのが、胸に刺さります。

 

2.作品を読んでみて感じたことは?

僕自身、司馬遼太郎さんの世界を声で体験することが出来ました。文字でイマジネーションを湧かせてくれる文章達を音声にするのはとても繊細で緊張感のある仕事でした。

 

3.番組リスナーの方にメッセージをお願いします

歴史ある司馬遼太郎さんの作品を朗読できる機会をいただけて光栄です。音から広がる皆様の中だけにある司馬遼太郎さんの世界を楽しんでもらえたら嬉しいです。

 

 

鈴村健一さんによる、司馬遼太郎作品「駿河御前」の朗読をぜひお聴きください!

川口技研プレゼンツ 司馬遼太郎短篇傑作選
放送局:OBCラジオ大阪 他1局ネット
放送日時:毎週土曜 18時00分~18時30分
※放送局によって日時が異なる場合があります。
出演者:竹下景子、鈴村健一
番組ホームページ
公式Twitter

※該当回の聴取期間は終了しました。

江口のりこ×中条あやみ×笑福亭鶴瓶 大いに泣いて笑って元気になれる人生賛歌!『あまろっく』

ニッポン放送「ひろたみゆ紀のサンデー早起き有楽町」(日曜朝5時~)で、おススメの最新映画をご紹介しているコーナー『サンデー早起キネマ』。4月14日は、家族の絆と愛を描いた3本をご紹介しました。

その1本は、「人生に起こることは何でも楽しまな!」 関西出身の豪華キャストで贈る、笑って泣いてロックに生きるご実家ムービー『あまろっく』。

『あまろっく』  (c)2024 映画「あまろっく」 製作委員会

舞台は兵庫県尼崎市。ここには、船舶が通行できる日本一大きな尼崎閘門があって、“0メートル地帯”に海水が流れ込むのを防ぎ、水害から街を守っているのです。閘門は、英語でロックゲート、だから愛称は“尼ロック”!

この街で町工場を営む能天気な近松竜太郎の娘・優子は、「父のようにはなりたくない」と幼い頃から何でも頑張り、堅物だけれどエリート街道をまっしぐら! しかし、理不尽なリストラで失業し、39歳・独身にして尼崎に戻ってきます。昼間はゴロゴロ、夜は幼馴染がやっている駅前のおでん屋台でほろ酔いの日々。

そんなある日、65歳の父が突然「お父ちゃんは再婚します」と言いだし、なんと20歳の早希を連れてきます。役所で働く早希は、孤独な幼少期を過ごし、誰よりも“家族だんらん”を夢見ていたのです。ずっと年下の“継母”の登場に戸惑う優子は、共同生活を受け入れることができず、三人の日々は衝突と騒動の連続でした。

そしてある日、思いがけない悲劇が近松家を襲います。優子はこれまでの人生を振り返り、家族の“本当の姿”に気づいていくのです。

『あまろっく』  (c)2024 映画「あまろっく」 製作委員会

メガホンを取ったのは、小学生の時まで尼崎で育ったという中村和宏監督。数年前まで“尼ロック”の存在を知らなかったそうです。「日本一と言いながら知名度はほぼゼロで尼崎市民でも知らない人がほとんど。なんのアピールもせず、ただそこにいるだけで家族を守っている不器用な父親のようだと思った」といいます。そんな“尼ロック”の下で暮らすハチャメチャな面白い家族の物語を書きたかったとこの作品を作りました。

『あまろっく』  (c)2024 映画「あまろっく」 製作委員会

とても優秀なのに居場所がなくなる優子役は、江口のりこさん。愛想がなくて忖度もできないから、煙たがられて孤立してしまう……でも実は優しくて可愛い!という役が本当にピッタリでした。

若すぎる継母・早希には、中条あやみさん。家族になろうと一生懸命で「優子ちゃん、〇〇やで~」とグイグイと優子に切り込んでいく姿がキュート!中条さんのベタベタの関西弁も、魅力的。

そして、街の“尼ロック”のごとく、家族を見守る父・竜太郎役は、ニターっと笑う顔が憎めない笑福亭鶴瓶さん。最高です!「人生におこることは何でも楽しまな!」が口癖。

『あまろっく』  (c)2024 映画「あまろっく」 製作委員会

この作品を観ると、本当に、人生を楽しまなきゃっていう気持ちが沸々と湧いてきて、自然と胸を張り大きな歩幅でグングン歩いて行けそうな気になります。何があっても、そこから立ち上ってまた歩き出せるのが人間、支えてくれる家族や仲間がいれば尚更です。

大いに泣いて笑って元気になれる人生賛歌!この春あなたも元気をもらいに映画館に出かけませんか?

『あまろっく』  (c)2024 映画「あまろっく」 製作委員会

『あまろっく』
4月19日(金)新宿ピカデリー他 全国公開

江口のりこ 中条あやみ
松尾諭 中村ゆり 中林大樹 駿河太郎 紅壱子 久保田磨希 浜村淳
後野夏陽 朝田淳弥 高畑淳子 (特別出演) 佐川満男
笑福亭鶴瓶
監督・原案・企画:中村和宏
2024年 日本 /119 分 カラー シネスコ /5.1ch
配給:ハピネットファントム・スタジオ

(c)2024 映画「あまろっく」 製作委員会

Facebook

ページトップへ